ブログは、毎日記事が流れていきます。でも、このブログの機能として固定記事の設定ができる場合があります。たとえばFC2ブログではどうでしょうか?例示します。これは、プロフィールの記事の中に、「紹介文」と「リンク記事」を埋め込んでいます。HTMLで制御記号が入っていますので、ホームページビルダーでまず作成して、それから字詰め行詰めを考えて流し込みます。
次に、Wordpress.com のブログの場合です。ヘッダーの部分に 「紹介」という固定記事があります。この中に階層構造で「ビデオ歴」だとか「PC歴」だとかいう自己紹介文を入れていくのです。例示します。
いずれにしても、2例とも、ブログ本来の機能である、「常に最新記事を載せていく」ことと、HPの基本である「常設記事」の2つを合体させたものである・・・ということがおわかりになりますでしょうか。
なぜこんな折衷が必要か?と言いますと、常設記事は、会社内でPCに非常に詳しい担当者が制作・レイアウトするべきものです。位置を固定するんですから、囲み記事が1mm程度ずれても半角ずれても体裁が悪いので、絶対に許されません。このような厳密なHPの体裁やレイアウトを徹底的に追求した画面構成をこだわる部分は、PC担当者の技術を措いて他に為すすべはあり得ません。一方、各担当・各部署の事務連絡や宣伝の記事は、レイアウト上の規則があるわけでもないので、それよりも、更新回数を増やした方が顧客対策が進む場合が多いのですから、各カテゴリー別にどんどんブログ記事を自発的に投稿していけばいいのです。
そういう訳で、いったん、PC担当者が全体のレイアウトと固定記事の枠を決めてしまえば、あとは、PC担当者は、何もしなくて、よほどの異常事態が起こらない限り、まあ半ば開店休業状態でいいのです。