私の所属する某ボランティア団体の事務局は、昨年の12月まで、ガラケー1台で運営していました。それで、電話料金は、最初の無料通話1000円分(25分)を超えると1分40円かかり、Eメールについては1通500文字として12円単位で経費がかかっていて、会員60数名に連絡しておりました。実は、この経費支出は、11月の役員会では見直しがなされて、昨今のスマホ全盛の世の中でLINEや格安電話があるのに、料金的にも機能的にも不便だということで、ガラケーからスマホにMNPで乗り換えていこうということになりました。で、そうすると着信は090で無料で受けて発信の方は、格安IP電話で1分12円、メールはプロバイダーの無料Eメールでメールマガジン的に全会員向けに回数を多くして情報共有をより密にしていくことができます。
でも、そういう予定ではあるのですが、急に何もかも変えていくのは無理があります。当然、そういった変更なり改革は緒についたばかりですから、徐々に進めていかないといけません。今回も、500文字程度のキャリアメールを一斉に事務局から全会員に配信したのですが、だいたい800円ぐらいはかかったのではないかな?と思われます。
1回のメールだけならば、全然大した金額でもないのですが、これが年間で20回~30回も配信するとなると、合計で16000円~24000円ぐらいかかってしまいますから、「たかがメールぐらいのことで・・・」といっても、ガラケーでは実際、事務局員にかかる手間も面倒で半端じゃないし、負担金も永年かかってきますから、安くはないのです。
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そこで、よくよく考えてみれば、何故、年間でたったの5回程度しか事務局から全会員にメール配信をできない、或いはしないのか?ということも問い直さないといけないわけです。それは、言うまでもなく、わざわざ今現在の高度情報化社会に、未だにキャリアメールでメール配信するような古い習慣から脱却できないでいるが故に、必然的に配信回数が少なくなる傾向にあるのではないかということです。
もとより、自明の理ですが、スマホからメールマガジンを全会員向けに配信すれば無料で何回でも配信できます。年間で5通といわず、20通でも30通でも簡単に無料で送ることができるのです。年間にたったの5通しかメールを出さないということは、2~3ヶ月に1回しかメールが事務局から全会員に届かないということであり、それで、団体の運営に全く支障がなければいいのですが、そうもいきますまい・・・というのが現実というか世の中の流れではないでしょうか。
というのは、定例の役員会は毎月1回開催されていますが、議事録のうち必要な事項は、毎月全会員にこまめに配信してもいいのではないか?と私は思うのです。そういう趣旨を、今後は役員会で新たに提案して、もう1台のスマホを購入して、ガラケーは解約して合計2台のスマホでLINEやVIBERなどのSNSも活用しながら、会員相互の連絡をより密にしていこうと、私は個人的にはそういった意見や感想を持っております。