趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

格安スマホ・タブレット

2015-05-09 21:55:53 | サーバー

 某格安タブレットは、一昨年に購入しましたが、電源系統が今年の1月に故障して、4月の末日に分解・修理して何とか使えるように手を尽くしましたが、結局つぶれました。1年4ヶ月でお払い箱でした。これで、13000円ですから、ちょっと残念です。初めから、あまり期待はしていませんでしたが、やはり、逆の意味で期待を裏切りませんでした。

 でも格安品がいつもこういったいわゆる粗悪品というわけでもなくて、6年前に購入した3800円の格安デジカメは1年程度ではなくて3年はもちましたし、VGA画質の6000円のビデオカメラも3年はもちましたから、ある程度の品質は確保できているようです。自分が60歳の定年退職まで、ずいぶん多く職場で仕事上の写真や動画を撮影して、それをDVDに編集して、会社の30周年記念DVDを作ったり、ホームページに掲載したりして、会社には貢献したと自負しております。

 ハイビジョンビデオカメラは職場では備品として購入しておりましたが、2010年当時の会社ではwindowsXPしか稼動しておらず、ハイビジョン動画は処理しづらい解像度でしたから、DVD画質に変換して編集作業をするのが普通でした。ですから、どうせ画質を落とすのであるならば、初めからVGA画質の格安ビデオカメラを自分で購入して職場に持ち込んで使った方が手っ取り早いと考えたのです。

 これは、まあ、云ってみれば自分は報道関係の職種ではなかったのですが、職場では、視聴覚担当として自分の出来る範囲で民生品で安い機材を使ってDVDを編集して会社に貢献していた・・・というようなわけです。変な話、ハイビジョンビデオカメラは、機械そのものは優秀でしたが撮った映像をそのまま視聴するだけに終わってしまい、本格的に編集するとなると、結局は格安ビデオカメラでないとろくに編集できなかったということなのです。

 まあ、そういうわけで、自分はそれなりに仕事の成功をおさめたので、これに気をよくして格安の機材をどんどん購入して活用しているようなわけです。現在は、FREETELという新興中小企業のスマホメーカーのPriori2という格安スマホを購入して活用しています。これは1月のはじめに購入しましたから、まだ3ヶ月目ですが何の問題も無く調子よく動いています。

 そりゃあ、現役時代のように安定した収入があればいいのですが、現在はリタイヤしていますから、1万円の安いPriori2と、これまた格安のワイヤレスゲート製の税込み月額480円で250MB/sの低速SIMを選択しています。自慢じゃないですが、自分はこれで十分だと思って気に入っています。

 けれども、これを某量販店の店頭で触っていたお客さんが、「タッチパネルの感度が悪い」とか、「画面がアクリル製でヌルヌル感が無い」だとか、「IP電話の音声が聞き取りにくいんじゃないか?」とか、そういった類のことをあからさまに店員に言う人がいましたから、店員からは、「値段が安いので、それなりの性能ですので、お気に召さなければもう少し上位機種を選んでください。」と言われていました。

 私はその光景を見て、心の中で「本当にそうだな・・・」と確信しました。それは皆さんが普通のauやdocomo、softbank等のガラケーやスマホのクリアで大きな音声に慣れているとか高価なゴリラガラスのヌルヌルなタッチパネルしか経験しておられないから、ただ単にこんな極端に貧しい通信環境にびっくりしている・・・というような自然な反応だと思われますから、つまりは思ったまま好き勝手に皆さんは気兼無く云っておられるだけであって、店員も別段、そのことを云われても、特にこの機種で利潤を上げようとは思っていないので、そういうお客さんには、それなりの対応をしたのだと思われます。

 ということは、日本では、優秀なガラケーやiphoneが非常に普及しているということの一つの結果であり、証左に他ならないのではないかと思われます。それは、それで現在の日本の通信環境の大方の現状ですから、良いも悪いもないわけであって、甘んじてその反応を受け取らざるを得ないのであります。でも、日本以外の国では、そういう感覚とはかけ離れていて、格安のスマホと格安SIMの組み合わせがごく普通の庶民の通信環境というか生活実態であるということのようです。ですから、大体、私の生活感覚に近いのではないかと思われます。つまり、多少音声が不明瞭でも何とか聞こえておればいいし、タッチパネルの感度が少しぐらい悪くても慣れて実用の範囲ならば可とする・・・という感覚です。(笑)

 そういうことは、いろんな統計で明らかになっておりますから、これは世界的な規模で考えてみると、もっとも一般的、普遍的なスマホの現状であります。というわけで、わたしはインターナショナル的には多数派なんだという自覚が芽生えました。万歳!!と云いたいところでございます。 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする