標題についての選択の問題ですが・・・・。 標題が「プロバイダー」となっていますが、実は、この問題はプロバイダーだけではなくて、プロバイダーとインターネット回線業者と携帯電話会社がごっちゃになっていて分かりにくいのです。この点については、雑駁な表現で申し訳ないのですが、昨今の安売り合戦は、現実そういう形で進んでおり、同業者間だけで価格比較してもほとんど意味がありませんので予めご了承ください。
①某プロバイダー会社はメルアドもホームページもブログも何も付属しないけれども、とにかく月額525円の格安が売りだとか、②某電力会社やケーブルネット会社は、某携帯電話会社のスマホとセットだと月額1480円割り引くとか、③某インターネット回線業業社は1年~2年で1155円、3年目で1354円、4年目~8年目で毎年105円ずつ割り引くとかで、各社間の安売り競争が最近熾烈な戦いを繰り広げている状況ですが、ちょっと待ってくださいよと私は言いたいのです。
①の某社は、別途メール契約が毎月280円かかりますし、別途ホームページは用意されていないので他社を探せば最低で50MBで月額180円程度、ブログは携帯電話対応・宣伝無し・アクセス解析付で480円かかりますから、合計で940円の別途出費となります。したがって、これらが必要な人にとってはいくら安いといっても合計すれば1465円で業界で一番高いプロバイダーになりそうです。そこで、ひと工夫して、安くなった分だけの金額で、たとえば月額200円未満のコロリボなどの格安サーバーを借りた場合は、ブログやホームページ、メルアドなどが用意されているので、これで何とか遜色なく一通りの仕事ができそうです。でも、一方ではこれらが標準装備されている便利なプロバイダーがいくつでもあるのに、わざわざ格安プロバイダーと格安サーバーを組み合わせるメリットなどはサーバー容量が大きいこと以外には殆どないので、ここはその利点を生かして独自ドメイン(comとかjpとかco.jp)を別途複数購入して複数のHPを開設するのが得策だと思います。そうすれば個人用サイト、会社用サイト、ボランティア組織用サイトなどと複数のWEBサイトが開設できます。ただし、プロバイダー料金を安上がりにしたいという所期の目的は達成できなくなりますが・・・。
②は、BS・CSテレビやスマホを使うなら断然お得で「買い」ですが、そうでない人には不必要なものをセットにした割高な抱き合わせ商品だと思います。この選択は、人によりけりであり、相変わらずガラケーで良しとする熟年者の場合は微妙です。③は、違約金が3万円以上もかかる場合がありますので、携帯電話会社やケーブルテレビ・ネット会社が、そこまで乗り換え促進キャンペーンで解約料を払ってくれるとは限りませんから、転勤族などでリスクが高い人が契約に踏み切るのは得策ではありません。私のようにリタイヤして、もう、引越しはしないつもりの人なら8年後まで縛りがあっても支障はないでしょうが・・・。
以上のように、プロバイダーは本来は通信の品質や付加価値で勝負するものであるにもかかわらず、表面上・額面上の価格だけが安い安いといって競い合っているに過ぎません。こういうまやかしに消費者が惑わされて乗せられてしまうと、その人に合った正しい選択の判断ができなくて、元も子もなくなってしまいます。私の場合は、昨年の10月ごろに某電話会社と某ケーブルテレビ・ネット会社の社員が、私の入居しているマンション1階のエントランスに出張して1週間ほど販売促進のキャンペーンを開催していました。極めつけは、社員が自宅まで来られて某通信会社の契約を破棄してください、解約料金も支払いますから・・・とかなり強引に乗り換えを迫ってきましたが、断りました。スマホもBS・CSも利用しないのでメリットがあまり無いし、大きな生きがいである知的財産のplalaのブログを失うということが、私の余生にどういう悪い結果を齎すのかを説明して引き取ってもらいました。
私は、ぷららに加入していますが、これは月額800円でNTT系列のプロバイダーです。このブログのブローチが気に入っているからこそ契約を続けているのです。3年あまり契約していますが、お蔭様で現在累計で54285人のビジターが計上されています。ここまで育て上げたブログを辞めてしまうのは、知的財産の放棄ですから忍びないのです。ほかに某有名無料ブログでも投稿していますが、それは回線が混雑した時(午後8時から11時)は繋がらない場合がよくあり、しばらく待たないと投稿できないとか、フリーズしてせっかく入力した原稿が全部消えてなくなった・・・ということもありますから、気が散って投稿する気分というかやる気が失せてしてしまうことがあるのです。あくまでも、無料のそれは、それなりの品質なのでサブで使うのならいいのですが、メインではとても使う気になれないのです。
また、プロバイダー付属のメルアドがあるからこそ、旅館やホテルの予約もきちんと間違いなくできるのです。無料メルアドや無料サーバー付属のメルアド、あるいは有料サーバーのメルアドを使っても予約ができないことは無いのですが、先方さんの迷惑メールフォルダーに入れられてしまって発見が遅れて最悪、予約が間に合わないとか、いろんなトラブルが予想されるので避けてくださいというお願いもあるので、やはりプロバイダーのメルアドは必要なのです。
もちろん大きな会社組織では、ホームページにしても、独自ドメインを取得して運営すれば万全であり、商売では信用が第一でSEO対策が欠かせませんから先に述べたように、「大日本◎△株式会社.co.jp」などと登録すればいいでしょう。ところが個人的なWEBサイトや町の個人商店では、co.jpやed.jpなどの費用のかかる属性は必要がないですし、plalaなどのプロバイダー付属のおまけのサーバーのサブフォルダで十分です。ただし、放置しておくとアクセス数は極端に少ないままです。たとえば、http//www9.plala.or.jp/pxf017172010/ というのは私のplala付属のHPですが、何年間も更新を怠っているせいで、現在わずかアクセスカウンターが182です。それも、ほとんどが自分が見た回数です。
つまり、同じplalaというプロバイダーの自分の開設しているブログとホームページでも、アクセス数に大きな隔たりがあるのです。ブログのURLは、http'//pub.ne.jp/nbk3fzh/というサブフォルダ で、2013.03.29現在でアクセスカウンターが54285、かたやホームページがhttp//www9.plala.or.jp/pxf017172010/ で、同日時のアクセスカウンターが182という大きな差が出ているのは、その原因は毎日更新しているのか、ずっと更新せずに何年間も放置しているのか・・・そういうことだけが原因しているとしか考えられません。ネット上の有料サーバーの宣伝では、「一般的にいうと、プロバイダー付属のHPではアクセス数が思ったほど増えません。なぜならば、同じプロバイダーの同一サーバーでは、検索エンジンがサブディレクトリも同一URLと判断するので、最大2アドレスまでしか検索候補に表示しないルールがあるからです。」などとまことしやかな説明文が載せられています。まあ、これは一種の都市伝説程度の有料サーバーを売らんかなのためにする意図的な風評でしょう。もしそれが真実ならば、私のこのブログもplalaのブログ用サーバーのサブフォルダですが、非常に多くのブローチブログのユーザーがひしめいているにも拘らず、どうして毎日100人程度のアクセスがあるのでしょうか?納得のいく説明がつきません。
まあ、そういうわけで、どんどんアクセスを増やして注文が入るようにしたかったら、まず自分の生業に励みWEB制作は自前で努力して優れた記事を更新して投稿すればいいのです。そういった正攻法の地道な努力が第一義的であり、もし金銭的に余裕ができたらばWEB制作会社に依頼して、サーバーを借りて独自ドメインを取得して会社の公式WEBサイトを開設すればいいのです。それまでは、個人経営の会社の場合は、費用対効果の問題は無視できませんから、費用の一切かからないプロバイダー付属のHPを活用すれば、それでも十分です。