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2012年元旦ウィーンフィルのニューイヤーコンサート

2012-08-28 23:40:35 | 音楽

私は、毎年、墺太利の維納フィルハーモニー管弦楽団の親年演奏会を日本放送教会の教育テレビジョンで見ています。録画しているのですが、今晩はYoutubeで見ました。指揮者はロシアの有名な方ですが、名前を忘れました。すばらしい音楽的なリズムと響きが伝わってきます。映像はカクカクですが、そんなことは一向に構いません。やはり、会場の維納楽友協会の大ホール一杯の聴衆と一体となった音楽づくりを目の当たりにして、その音楽的感動が伝わってくるのです。

昔は、14インチのテレビで、モノラルの硬く壊れたような音でこの新年演奏会の様子を見ていて、ビデオテープの3倍速で録画したものですから、後から見てみると、画質も音質も非常にひどいものでしたが、なぜか、何回も見て感激していました。1980年代はロリン・マゼールという指揮者が何回も出演していましたし、1987年はたった1度だけカラヤンが振りました。その時は、キャサリン・バトルというソプラノ歌手が「春の声」をオケをバックに歌いましたが、本当に楽しそうに共演していたのが印象に残っています。小澤征爾は2003年ぐらいかな?指揮棒無しで全身をダイナミックにねじりながら鋭い音の切れ味を醸し出していました。

最近は、地上デジタル放送で画質も緻密だし音質も抜群に良くて、クリアでダイナミックレンジが広く深みのある申し分のない音響が作り出されています。非常に贅沢だな・・・と思いますが、昔は上記のように、音質は最低レベルで、硬くぼやけたダイナミックレンジも何もあったものではない割れがねのようなひどい音質だったのです。それでも、私はそれを鑑賞して、殊のほか感動したのであります。いわば、音質・画質の足りない部分を想像力で補って見聞きしていたのです。

音楽というのは、聞いて感動して涙を流して何ぼのものです。だから、別に音質・画質がどうあろうと、それは無関係なのです。、

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