五郎島金時デニッシュ＠German Bakery

金沢のサツマイモと言えば五郎島金時．
金沢市の五郎島・粟ヶ崎地区や内灘砂丘は，通気性や保水性に富んだ砂丘の土壌．
ここで生産されているサツマイモは五郎島金時と呼ばれ，加賀伝統野菜の一つに入っている．
粉質系のサツマイモで型崩れしにくく，お菓子の材料としても便利．
とてもホクホクして甘～いスイートポテト．

金沢特産のこのサツマイモを餡にしたパンが「五郎島金時デニッシュ」．



40周年記念式典の帰りに，バス待ちの時間を利用して，駅中をブラブラ散歩していた時に見つけました．
黒い礼服を着たまま，Rintoの中を歩くのは，ちょっと浮いた姿．
まあ，あまりそういうことは気にしない，気にしない．

さて，五郎島金時デニッシュの外側はカリカリの飴でコーティングされている．
この飴は，日本の伝統的な芋菓子の大学芋を連想させるなつかしい味．



この大学芋の飴にくるまれているのは柔らかなパン．
デニッシュ生地でバターの濃厚な風味が漂う．

その中に，五郎島金時の芋餡がたっぷり．
サツマイモをそのまますり潰してペースト状にしたような味．
素材の味が生かされていて，まるでまるかじりでサツマイモを食べているような感覚．
天然の芋の甘さが印象的な餡．



バタ－風味のデニッシュ生地とサツマイモの甘さのコラボは抜群の相性．



この五郎島金時デニッシュはあまりメジャーではないけれど，グルメシティー金沢の新しい味だと思いマス．