goo blog サービス終了のお知らせ 

ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

居庸関長城@万里の長城

2011年09月17日 20時11分09秒 | いってQ
現存する長城は明朝が造営したもの.
朱元璋は元王朝のモンゴル族を追いやり,南京を首都とした明朝を興し即位した.
その後の明の皇帝らは,自らの権力強化するために,各地の王を排除していった.

これに身の危険を覚えた燕王朱棣は,北平(北京)で挙兵し南京を攻め落とし,永楽帝となった.
その後,南京から燕王として統治していた北平に遷都し,町の名を北京と改めた.

しかし,明王朝建国後も北方騎馬民族の脅威と向き合わざるえなかった.
そこで,馬が乗り越えられない堅固な長城を修築した.

その万里の長城で,北京から近くて最もポピュラーなのが八達嶺長城.
当初の予定では,そこを訪れることになっていた.
しかし,八達嶺へ向かう高速道路で交通事故.
高速道路が大渋滞.
バスが全然動かない.

そこで,八達嶺の途中にある関所の居庸関へ目的地を変更.



居庸関は,北京の北の防衛線の総司令部とも言うべき関所.
関所のアーチ型のトンネルの壁面には,6種類の文字(サンスクリット文字,チベット文字,パスパ文字,ウイグル文字,西夏文字,漢字)によって記された陀羅尼経文などが残っている.

この関所の両側に険しい山々が連なっている.
その山の尾根に万里の長城が築かれている.







長城の階段の傾斜は半端じゃないッス.
日ごろの運動不足や強い陽射しで,ちょっと登っただけでも心臓バクバク,汗ダクダク.

頂上まで登れば「燕京(北京)八景」を体感できたはず.
でも,3分の2ほど登ったところで体力の限界.
ギブアップ.
それでも,なかなかの眺めデス.



ちなみに,北京の北に燕山が連なっている.
このことから,北京のことを別名・燕京と呼ぶ.

北京市内の超市(スーパーマーケット)へ行くと「燕京啤酒」が並んでいる.
北京の地ビールだ.







「燕京八景」は拝めなかったが,「燕京啤酒」は毎晩楽しんだ.
だって,ビール1缶2元(26円:1元=13円)するか,しないかなんだもの.

燕京はいいところだ.














定陵@明十三陵

2011年09月17日 20時09分15秒 | いってQ
北京に到着した翌日は,文化小研修でさっそくバス旅行.
まずは,北京中心部から50Km,バスで1時間ほどの郊外にある明十三陵へ行く.

ここは,明代皇帝の陵墓群.
明朝16皇帝のうち,13人の皇帝の陵墓があることから,こう呼ばれている.
中国にある皇帝陵墓群としては最大規模.
古代エジプトの王墓群になぞらえて,中国の「王家の谷」とも呼ばれている.

300年近くにわたって中国を支配した明朝の巨大権力の象徴.
着工から明朝滅亡までの造営期間は延べ200年にわたり,陵墓エリアだけでも約40Km2に及ぶ世界遺産.

今日は,一般公開されている陵墓のひとつである定陵を訪れた.



定陵は明の14代神宗万暦帝とふたりの皇后の合葬墓.
地下宮殿が凄い.
当時の建築技術の粋を集めた巨大な地下空間.
400年以上も前に作られた建築物とは思えないスケールの大きさと堅牢な構造.
お墓というより,核シェルターみたい.
昔の中国の底力は計り知れない.







万暦帝は,豊臣秀吉の朝鮮出兵の際,李氏朝鮮に援軍を送った.
外征や陵墓の建設で国家財政は破綻したらしい.

にもかかわらず,皇帝と皇后の棺のほか3000点以上の副葬品が出土した.
当時の皇帝のパワーって凄い.
ちなみに,秘宝は博物館に展示されてマス.





王家の谷と呼ばれるだけのことはある.
この陵墓の中にいると,インディー・ジョーンズっぽい気分になりマス.
























Battle at Highway Toll Gate

2011年09月17日 19時27分57秒 | いってQ
北京のドライバーは凄まじい.
街中のすべての道路が,F1グランプリの1周目の第一コーナーに飛び込むようなスリルに満ちている.

広大な大陸の首都北京の道路は,やたらと広く,交通量も多い.
道が広いにもかかわわらず,車間距離は狭い.
前の車にびったり密着しながら,一般道路でも高速道路並みに飛ばす.
おまけに,頻繁に車線変更を繰り返す.
バスやタクシーに乗ると,ハラハラ,ドキドキ.
手に汗握る.



前の車が少しでももたつくと,容赦なくクラクションを鳴らす.
車のスピードとクラクションのやかましさには,驚きを通り越して,唖然とするのみ.

なかでも,高速道路の料金所を通過した後のバトルは強烈.



料金所のブースは7~8車線分ある.
料金を払い終えた7~8台の車が,3~4車線の高速道の本線を目指して突進する.
ほぼ横一列に並んだまま,猛スピードで我先にと発進する.

当然,本線入り口で大渋滞.
車の頭をちょっとでも先に突っ込んだ方が,前に進む優先権がある様子.
順番とか,秩序とか,譲りあいとか,そんな概念はここでは通用しない?
混沌としたカオスがあるのみ.

もっと凄いことが北京にはある.
片側3~4車線の高速道を,6~7台の車が平気な顔して並んで走っているのだ.
それも,かなりのスピードで・・・.

郊外の一般道に降りても,片側2車線の道を3~4台が並んで通行している.
渋滞すると,勝手に反対車線に出て,渋滞車両の列を追い抜く.

当然,前から車が来る.
そのたびに,けたたましいクラクションの鳴らしあい.
ぶつかりそうになるが,ギリギリでなんとか避ける.
まるでチキン・レース.
心臓に悪い.

そうゆう状況が,次から次と,あちらこちらで頻発.
バスに乗るだけでも,疲れてしまいマス.







北京到着

2011年09月16日 23時30分58秒 | いってQ
SMAPの北京公演に合わせて中国にやって来ました.

と言う訳ではありません.

1年生の1ケ月にわたる中国研修の引率・監督で,富山空港から大連経由で北京入り.
やっと宿舎の中国地質大学国際会議中心に到着.







中国のすさまじさについて,いろいろ話は聞いていた.
実際に来てみると,本当に北京は何だかすさまじい.

着いたばかりだけど,おおおぉぉぉぉぉっ中国どぁぁぁぁぁぁっ!と思わずうなることが沢山あった.

画像もupして,いろいろ書き残したいけれど・・・・.
LANがnarrow.

写真をupしようとしたら,何じゃコレ?
途中で止まる.
(これも中国?)

あ~,もう夜遅いし,移動日で疲れたので,とりあえず寝ます.

では,明天見(ミンティエンジェン:また明日).

Glasgow Cathedral

2011年07月31日 19時59分50秒 | いってQ
今日から学会が始まる.
と言っても,午後からRegistration.
午前中はフリーなので,Glasgowの観光名所のひとつである大聖堂Glasgow Cathedralへ行った.

この大聖堂は市街地の東側にある.
徒歩で行くと,途中,Strathclyde Glasgow大学のキャンパスを突きぬける.



Glasgowの街並みが歴史の重みを感じさせるのと対象的に,この大学のキャンパスはとても近代的で美しい.



歴史ある街の近代的な大学.
日本で言えば,京都大や金沢大みたいなものかも?
うちのボスが「こんな大学に娘を留学させたい.」と言っていた.

ため息が出る程美しいキャンパスを歩いていると,前方から京都大学のM先生がやってきた.
先生の手には,しっかりと「地球の歩き方」が握られている.
M先生は早起きして,すでに大聖堂を見てきたらしい.
みんな考えていることは同じようだ. 

スコットランドの教会は,宗教改革の際にほとんど破壊された.
しかし,この大聖堂だけは,例外的に破壊を免れた貴重な建築物であるらしい.



12世紀に建てられ,増改築を重ねて,今の姿になったのは15世紀に入ってから.
大聖堂に近づくだけで,敬虔な気持ちになりマス.
建物からオーラが出ています.



ちょうど,日曜の午前中だったので,教会ではMorning serviceが行われていた.
労働,日々の糧,実りに対する感謝と祈り.
さすがカトリックの国.



大聖堂の中に入るが,礼拝堂には入らず.
教会の後ろの隅にあったベンチに座り,じっとしていた.
そこで,ミサの様子を音で感じる.

神父さまの声が,朗々と教会中に響きわたる.
きれいな英語.
聴いているだけで,信頼感や安心感が湧いてくる.

オルガンの荘厳な音.
全世界を揺るがすような音の洪水.
地にひれ伏して,天の父の偉大さを感じさせるような音.
地響きのような音は、心も震わすようだ.

そして、天使のように柔らかな合唱の声.
やさしさとやすらぎを与えてくれる.




すべてのヨーロッパ古典音楽のルーツが,この響きに凝縮されている.

Bach, Haydn, Mozart, Beethoven・・・・.
彼らの残した音楽が、どうして人の心を振るわせるのか?
この教会のオルガンと合唱を聴けば、瞬時に納得する。

宗教という枠を超えた普遍的な感動体験デシタ.