裏日記「B面」

工房しはんが日々、ふと感じたり、しみじみとふけったり、ぴんとひらめいたり、つくづくと考えたりしてること。

布団の中の思索

2010年02月22日 23時56分38秒 | サイエンス・ガクジュツ的な
体内で消化したものを下から全部出し、その後、未消化のものを口から全部戻して、エンプティになったのがゆうべのこと。
それでも胃痛にのたうち回って、朝まで過ごした。
なにこれ?
食あたり?
ノロウィルス、ってこんな感じだっけ?
O-157?
4126?
胃潰瘍・・・ノンストレスなのに?
コレラ・・・赤痢・・・サルモネラ・・・サキシトキシン・・・テトロドトキシン・・・モホロビチッチ不連続層・・・
もがくように寝返り打ちつつ考えてみるのだけれど、このからだ中の節々のだるさと頭の疼痛は、風邪っぽ。
わー、熱も出てきた。
胃もずっとシクシク痛い。
なんだよ~、これ。
それにしても、こうまで消化器官がぐずつくと、宇宙の崩壊なんかをイメージしたりして。
確固と構築されてた秩序が溶解してくような。
いや、むしろ、ビッグバンかな。
へその辺りで炸裂が起こり、無限の拡散がはじまってるわけで。
自分の中で何事かが創造されようとしてるのか?
人間の肉体は、小宇宙なんであるよ。
人間は、「自己」ひとりきりでは生きてない。
数えきれないほどの生命体で構成され、共同作業によって生かされてる一個体なんである。
そもそも、ひとを構成する最小単位である細胞の一個一個がすでにして独立した一生命体。
それをまた構成するミトコンドリア、ゴルジ体、リボゾーム、細胞核・・・とかいったっけ?全員が、協力してぼく(師範の自己)を守り、育て、機能させてくれる構成員なのだ。
体内で障害が起きれば白血球が出動して修復し、呼吸を荒くすればヘモグロビンが酸素を大急ぎで運んでエネルギー供給。
リンパ液はダッシュで体内を駆け巡り、免疫を高めてくれる。
体内のみんなが「細菌をやっつける」という統一した意志で一方向に動いてくれてる。
そんな体内で起きてる事態がリアルに体感できるね、お布団の中で苦しんでると。
ありがとう・・・ぼくの中のみんなのやさしさ・・・
とかいって、やっぱこれ、熱のせいでしょうか?
さて、明日はお茶の稽古なんだけど、そういったわけで参加しようかどうか迷ってます。
3月には卒業だしな、いきたいな・・・
だけど、ひとつの器から回し飲むこの奇妙な文化は、細菌をまき散らすことになりはしまいか?
ま、それしきのことで病気が伝染る虚弱な仲間たちとも思えないが。
今一緒にお茶をやってるメンバーは、ほぼさんとマミマミ。
ほぼさんは、何人かのお子さんを持つおかーさん(オレと同年代)で、明るく小柄でかわいらしい天然さん。
今その場で、両手の平を顔の前にかざしてみたまえ。
その左の手の平を自分の顔に向け、右の手の平を向こうに向ける。
で、左手は口元に、右手はあちらに向かって打ち振りつつ、「ほーほほほ」とか「ヤダーもう」とか言ってみ。
それが、ほぼさんだ。
またマミマミは、髪結いを職とする妙齢の美女なのだが、「立ち仕事で腰をこわしてしまって」などと言いつつ、フィットネスクラブでダンベルを持ちながらスクワットをしすぎ、ひざを痛めてしまうという満身創痍の体育会系。
うん、ふたりとも伝染るまい。
・・・つわけにもいかんか。
どうしょっか、明日考えよう。
今までずっと寝てて、もう寝飽きたんで、お布団の中の思索をダラダラと書き連ねてみた。
うなされてるときは、もっと深くまで思考を突き詰めることができてるんだけどな。
文字に起こすとまだ浅いな。
つづきは、再びお布団で考えるとします。
では、お大事に、オレ。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園