行雲流水

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烏鷺滝が悟りについて語る

2011年09月30日 | 禅の心
○これから述べる、「悟り」を「幸福」と置き換えて考えたらわかりやすいかもしれない。

○悟ったからといって威張っている人は、本当には悟っていないのだ。
(自分は幸せだといって安住している人は本当には幸せではない。勝ち組だと思って威張っている人は本当は負けているのだ。)

○悟りに向かって努力しても無駄なのだ。無心でいれば、悟りの方からやって来る。
(幸せを追いかけるよりも、純粋な気持ちでいれば、幸せの方からやってくるものだ。)

○自分の生活以外には悟りはない。(自分のやるべきことを、純粋な気持ちでやるのが、幸福なのである。)