行雲流水

仏教をテーマとした記事を掲載しています。

鈴木格禅師の言葉

2014年11月28日 | 道元・正法眼蔵・曹洞宗
お前たちは悪魔というと、すぐ怖いもの、恐ろしいものと思うだろうが、

どっこいそんなものは魔でも何でもない。

俺の正気を奪うもの、俺をウハウハ喜ばせるものこそ本当の魔じゃ。

心しなさい。

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仙涯禅師が年寄りについて語る

2014年11月25日 | 禅の心
しわがよる ほくろができる 腰まがる

頭ははげる ひげ白くなる

手がふるう 足はよろめく 歯はぬける

耳は聞こえず 目はうすくなる

身にそうは 頭巾 えりまき 杖 眼鏡
         
湯たんぽ 温石 しびん 孫の手

聞きたがる 死にたくなくなる さみしがる

心はまがる 欲ふかくなる

くどくなる 気短かになる ぐちになる

でしゃばりたがる 世話やきたがる

またしても同じ話に子をほめる
         
達者自慢に 人はいやがる

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因幡の源左の言葉

2014年11月21日 | 親鸞・歎異抄・浄土真宗
ただのただでも、ただならず
聞かねば、ただは貰われぬ
聞けば聞くほど、ただのただ
はいの返事も、あなたから

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浅原才市の言葉

2014年11月18日 | 親鸞・歎異抄・浄土真宗
如来さんはどこにをる 如来さんはここにをる 
   
才市が心に満ち満ちて なむあみだぶつを申しているよ

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盤珪禅師の言葉

2014年11月14日 | 禅の心
みな賢き人でいながら、不合点(ふがってん)ゆえに、仏心を餓鬼に仕かえ、修羅に仕かえ、種々様々なものに仕かえて、餓鬼となり、あるいは修羅となり、畜生となりまする。

もし畜生などになったならば、もはや道理を聞くも、耳に入らず、たとい耳に入れども、人でいた時さえ、聞いて持たなんだほどに、畜生になったならば、道理を聞くもなお耳にたもつ智慧がなければ、地獄より地獄にうつり、畜生より畜生にうつり、餓鬼より餓鬼にうつり、生々世々、暗きより暗きに入り、輪廻きわまりのう、無量の苦しみを受けて、万劫千生があいだ、我が作りました罪業を、我れがまた叩きまするに、ひまがござらぬわいの。

一念ひょっと取りはずしましたれば、誰でもこうしたことでござる。ただ仏心を余の物に仕かえぬということを、よくよく合点したがよう御座る

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