昔、三人のお坊さんが、無言の行をすることになりました。寺の外で子供たちがわいわい騒いでいるので、一番若いお坊さんが「うるさいのお、落ち着いて修行ができんじゃないか」とぶつりと言いました。それを聞いた中年のお坊さんが「若いもんは忍耐力がないのう」とぶつりと言いました。そして長老のお坊さんが「やっぱりわしみたいに年をとったもんじゃないと気合いが入らんわいのう。若いもんはだめじゃのう」とぶつぶつ言いました。
みんな、人のことはよくわかるけど、自分のことはよくわからないのです。人間の目は外に向かってついているので、自分の外のことはよくわかるのですが、わからないのは自分自身なのです。
みんな、人のことはよくわかるけど、自分のことはよくわからないのです。人間の目は外に向かってついているので、自分の外のことはよくわかるのですが、わからないのは自分自身なのです。