行雲流水

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老害と言う人の危うさ

2024年08月16日 | 仏の心
「老害」「愚民」「劣化(人間に対して)」という言葉をよく使う人は賢くないです。
自分のことだと思わず、高いところから人を見下す言葉だからです。
「愚民」と見下してと言う人は自分の愚かさに気がついていないし、廻りが愚かに見えて仕方ないのでしょう。
「劣化」は民衆に対して使いますが、高みからそう思っているだけです。
そして、「老害」は近い将来の自分のことだと気がついていないのです。
60歳くらいあっと言う間にやってきます。
若いときと同じ状態で70代80代を過ごせるわけがないのです。
体は弱り、寝たきりになり、最期を迎えます。
認知症にならずとも、認知機能は衰えておかしなことを言うようになります。
これは「老害」と平気で言っている人の近い将来の姿なのです。
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