行雲流水

仏教をテーマとした記事を掲載しています。

裁かない

2020年04月28日 | 仏の心
他人を監視しない。他人を縛らない。他人を裁かない。益々息苦しい世の中にしないために。




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生死

2020年04月24日 | 仏の心
「骸骨の上をよそおうて花見かな(上島鬼貫)」生は死に異ならず。死ぬ一歩手前まで行ってみると、生と死は一つのものだということに気づくのです。

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2020年04月21日 | 仏の心
悲観的すぎるのも楽観的すぎるのもよくないというのが般若心経《空》の教えです。

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欲望は炎のごとく

2020年04月17日 | 仏の心
生長富貴叢中的、嗜欲如猛火、権勢似烈焔、
若不帯些清冷気味、其火焔不至焚人、必將自爍矣


富貴の叢中(そうちゅう)に生長するは、
嗜欲(しよく)、猛火のごとく、権勢は烈焔(れつえん)に似たり、
もし些(さ)の清冷の気味を帯びざれば、
その火焔、人を焚(た)くに至らざるも、必ずまさにみずからや爍かんとす


金持ちの家でわがままに自分勝手に育った者は、欲望の激しさは火のよう、権勢への執着は炎のようだ。
いくらか頭を冷やして、さっぱりした気風を身につけないことには、
欲望の火が、人を焼くことがなくとも、自分自身を焼き付くさないとは限らない。

金持ちの家にうまれついた子供には、何の罪もなく、羨望の目でみることはないと思います。
しかし、きちんと躾けないと、自分勝手にわがままになり、何でも手に入れなければ気がすまなくなります。
欲望は燃えさかる炎のようなものなので、自分自身を滅ぼしてしまうことになります。

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釈尊をカリスマにするな

2020年04月14日 | 仏の心
唐の時代の雲門禅師は「生まれてすぐに天上天下唯我独尊などという化け物の赤ん坊などすぐに叩き殺して犬にでも食わせてやったものを」と言ったそうです。一休さんも「釈迦という いたずら者が 世に出でて 多くの者を 迷わするかな」と詠んでいます。  
釈尊をカリスマにしてありがたがっているのは仏法ではありません。仏法は心の中のキラリと輝くものを見つけることなのですから。

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