烏鷺滝禅話集（94）

○毎日の生活が楽しく生き生きとしたものになる修行でないとね。

○仏法ついていろいろな感じ方があっていいと思うよ。

○仏法は知識ではない。心で見るもの。

○若い人は「境地」というのが好きじゃね。ワシは恥ずかしゅうてよう言わんよ。

○自分は仏法の専門家だというにおいを出しておるのを魔禅とか禅天魔というんじゃ。

烏鷺滝禅話集（93）

○不動明王や毘沙門天は平和を乱すヤツに対して怒っておられるのじゃよ。

○かつては少しくらいワルの方が有望じゃあ言われた時代もあったが、ワシはワルは所詮悪じゃあ思うよ。

○自分が悪いという自覚があれば、良くなるように努力するんじゃよ。

○感謝の心は押し付けられるものではない。自分の中から出てくるものじゃよ。

○日本人は修行が大好きじゃね。修行しとる自分に酔っとるだけじゃあいけないよ。

烏鷺滝禅話集（92）

○「悪いことをするな。良いことをせよ」これが過去七仏の教えじゃ。

○裏表なく生きようや。他人ごとではない、自分のこと。

○坐禅をする、念仏を唱えることは自分を見つめ、自分をつくることであって、卑屈になることではないよ。

○傲慢なのはよくないが、卑屈であったり謙虚すぎるのもよくないよ。悪いヤツにいいように扱われるだけじゃ。

○被害者が、自分に落ち度があるのではと自分を責めるのはいけないねえ。

烏鷺滝禅話集（91）

○危険な原発を安全だと言い、特に何もしてこない近隣諸国を危険だという。大衆が一番危険なんじゃ。

○仏教は勇ましいものではない。平和で優しいものなんじゃ。

○現代日本人はバランス感覚が悪うなったの。極端を好む人が増えた。

○世間の人々の悪い心が悪い政治家を育て、破滅へと導いていくんじゃ。

○世の中来るべきところまで来たのかの。

烏鷺滝禅話集（90）

○自分を客観的に見つめることが禅の心。

○誰の前でも態度を変えないことじゃね。

○権力者の前で小さくなって、弱い者には強く出るのはみっともないよ。

○日本人の自我が大きゅうなりすぎて日本は滅ぶかもしれんよ。他国に侵略されて滅ぶのではのうて日本人同士憎しみ合うて滅ぶかもしれん。

○政治家も悪いが、悪い政治家を選んで許しておる大衆が悪い。