行雲流水

仏教をテーマとした記事を掲載しています。

烏鷺滝禅話集(68)

2019年04月30日 | 仏の心
○仏教は現実主義なんじゃが、それでも夢や希望はあってもいいと思うんじゃ。

○自信がないから、他人を叩いて自尊心を保とうとするんじゃ。

○能力のない人が管理職になるとパワハラするか病気になる。自分の背丈にあった生き方をせんとの。

○宗教は、「感謝しなさい」ではなく、「感謝しないではいられない」心なんじゃよ。

○にわか国文学者、にわか歴史学者、見ておって滑稽じゃのう。

烏鷺滝禅話集(67)

2019年04月26日 | 仏の心
○仏と人間は、氷と水の関係なんじゃあ、白隠さんが言いんさった。

○ワシは、戦前の有名な禅師であろうと老師であろうと、戦争に協力した人はダメじゃあ思うとる。

○禅の「動じない心」というまやかしを戦争に利用した禅師はたくさんおるんじゃよ。

○人柄は、その人が忙しい時に表れるよ。忙しい時に他人にきつく当たる人はたいしたことはないよ。

○人には多かれ少なかれ功名心がある。慈悲は自分の功名心を少し忘れるところに芽生えるんじゃ。

烏鷺滝禅話集(66)

2019年04月23日 | 仏の心
○ワシはひねくれもんじゃけぇ、仏像には興味がないんじゃ。

○仏さんは、本当は仏像では表せんよ。

○「念」は今を生きる心なんじゃよ。

○「こだわるな」ということにもこだわらない。「とらわれるな」ということにもとらわれない。

○答えは一つとは限らないんじゃよ。

烏鷺滝禅話集(65)

2019年04月19日 | 仏の心
○憲法九条を守りたい、原発をやめたいちゅうのんは、何も特別な思想じゃあありゃせんのんよ。「戦争が怖い」「放射能が怖い」ちゅう自然な感情じゃあ思うんじゃがのう。

○やっぱり死ぬのは怖いもんじゃね。

○「周囲は変わらないが、自分は変えればいい」というようなことをよく聞くんじゃが、間違いではないが、気をつけんと権力者には好都合じゃよ。

○誰からも好かれる人などおりゃあせんのんよ。嫌われることを恐れないことじゃ。

○坐禅して、何にもならん。が、何にもなる。わかるかの?

烏鷺滝禅話集(64)

2019年04月16日 | 仏の心
○威張らないで生きようや。

○優しい心で生きることが大事。

○謙遜のしすぎは、高慢なんと変わりゃあせんよ。

○自分を無理に愛せとは言わんが、自分を虐待しんさんな。

○「坊さんは、政治に口を出すな。」言うた禅師様がおったが、人間の悩みは心の問題ばかりでのうて、政治的なものを解決せんならんこともあるんよね。