行雲流水

仏教をテーマとした記事を掲載しています。

烏鷺滝禅話集(77)

2019年05月31日 | 仏の心
○情報をうまく使うことが大事なんじゃが、多くの人は情報に使われとるのう。

○読書をしてちいと偉うなったような気がして、他人が馬鹿に見える愚かさよのう。

○自分以外は馬鹿に見えるのは未熟なんじゃよのう。

○坊主のくせに西暦ばかり使うんかって?人の勝手じゃわい。

○群れるのんが好きな人は、大きなものを見落としてしまうんよね。自分という大きなものをね。

烏鷺滝禅話集(76)

2019年05月28日 | 仏の心
○常に変化し続けることを諸行無常という。その中で変わらないものは何かな。

○死んだあとも残るものは何かな。

○ガンバルという言葉は便利じゃね。しかし頑張れない人にかける言葉じゃないよ。

○頑張ることは「我を張る」こと。頑張って他人に迷惑をかけることもあるんじゃね。

○他人を支配することにこの上もない喜びを感じておる人間には気をつけんとの。人生めちゃめちゃにされるけの。坊主にもおるで。

烏鷺滝禅話集(75)

2019年05月24日 | 仏の心
○新約聖書の言葉も味があるんじゃよ。

○自分だけが悲劇のヒロインと考えるのは自我のなせる業なんじゃ。

○被害者意識が強くて加害者意識が弱いのが人間じゃ。

○学校で勝つことばかり教えるから、躓いたときに打撃が大きい。負け方を教えんとの。

○スキーではまず上手に転ぶ練習をせんとの。負ける練習をせんとの。

烏鷺滝禅話集(74)

2019年05月21日 | 仏の心
○元号じゃろうが西暦じゃろうが、人間のはからいに過ぎん。熱狂するほどのもんじゃないというのは冷たいかのう。

○「平成最後の・・・・」とかいうんは何かに洗脳されとることに気が付かんとの。

○差別主義者は自分が差別しとることに気が付かんもんなんじゃね。

○人間には、人の不幸をみて元気になるようなイヤなやつが少なからずいるもんじゃ。

○キリスト教から学ぶことはなんぼでもあるよ。

烏鷺滝禅話集(73)

2019年05月17日 | 仏の心
〇ひとりの人を評価するとして、いい人だという意見もあれば、悪いやつだという意見もある。絶対善とか絶対悪というものはないんじゃね。

〇仏法は虚無主義ではないよ。無常という言葉を「はかなさ」としかとらえない人の多いことよ。

〇坊さんは保守的じゃあいうて決めつける人の多いこと。

〇決めつけると物事の本質がわからんようになるよ。

〇自分の想像しとることの半分くらいはまちがっとると思うとったほうがええよ。