行雲流水

仏教をテーマとした記事を掲載しています。

世間は火事になった家のようなもの

2020年05月22日 | 日蓮 日蓮宗
火事になった家から早く飛び出さないと焼け死んでしまいます。世間の価値観に翻弄されて生きていると世間とともに運命をともにすることになります。世間を疑いながら生きていくことをいつしか身につけてしまったようです。

藤井日達師の言葉

2015年09月29日 | 日蓮 日蓮宗
驕慢の衆生を礼拝すべし  謙下の功徳を積まんがために
悪口の衆生を礼拝すべし  世間の機嫌を守らんがために
打擲の衆生を礼拝すべし 忍辱の修行を成ぜんがために
悪人を礼拝すべし  善人となさんがために
孤児を礼拝すべし  戦争の犠牲になるがゆえに
暗黒と阿修羅の娑婆国土と人間を浄化せよ

【言葉を味わう】
平和を願い、平和を愛し、不殺生戒を貫き通した、本物の僧が3人いました。
高尾山薬王院の山本秀順師、京都南禅寺の柴山全慶老師、そして、藤井日達師です。藤井日達師は、法華経の「常不軽菩薩」そのものでした。

日蓮聖人の言葉

2014年10月21日 | 日蓮 日蓮宗

腹あしき者をば天は守らせ給はぬ

短気な人は、天から見放されるということです。仏の道を歩むことは、怒らず、貪らず、愚痴を言わずということを実践することだと思います。怒りの炎はすべてを焼き尽くしてしまう恐ろしいものなのです。