行雲流水

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藤井日達師の言葉

2011年09月09日 | 禅の心

驕慢の衆生を礼拝すべし  謙下の功徳を積まんがために
悪口の衆生を礼拝すべし  世間の機嫌を守らんがために
打擲の衆生を礼拝すべし 忍辱の修行を成ぜんがために
悪人を礼拝すべし  善人となさんがために
孤児を礼拝すべし  戦争の犠牲になるがゆえに
暗黒と阿修羅の娑婆国土と人間を浄化せよ

【言葉を味わう】
平和を願い、平和を愛し、不殺生戒を貫き通した、本物の僧が3人いました。
高尾山薬王院の山本秀順師、京都南禅寺の柴山全慶老師、そして、藤井日達師です。藤井日達師は、法華経の「常不軽菩薩」そのものでした。