行雲流水

仏教をテーマとした記事を掲載しています。

洗面

2010年03月19日 | 禅の心
心と体は、1つのものであって、2つに分けることのできないものです。

だからこそ、清浄な心を保つためには、身体を清浄に保っておかなければなりません。

若い人たちが、登山活動で数日山で過ごすときに、風呂やシャワーがなくて嫌な思いをします。

指導する側は、「ないものはないのだから、我慢しろと」いいますが、

若い人たちが、体をきれいにしたいという思いは自然なものであり、大切な事であります。

私たちの体は、仏さまからの預かりものです。

その仏さまからの預かりものを常にきれいに保っておく必要があります。

体を隅々まで洗い、歯を丁寧に磨き、顔をきれいに洗う。

顔は、仏さまの姿が表れるところなので特に大切です。

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