平成二十二年九月(秋)場所(於・國技館)は千秋楽。追記した。
日本相撲協会「本場所情報」
銀河大角力協会
※http://shiverle.web.fc2.com/へ移転予定。
小脳梗塞発症で休場していた、もと小結岩木山が引退、「関ノ戸」を襲名。お疲れさまでした。
各段の優勝決定状況などと、その他。
・序ノ口
13日目に優勝決定。
◎7勝
巨東(西30)
・序二段
同部屋の決定戦で土佐光(西45)を寄り切った善富士(西77)が優勝。土佐光は遠くまで吹っ飛んでいった。
◎7勝
善富士(西77)
・三段目
決定戦。十枚目経験者の妙義龍(西94)が出て行くが、千代桜(東51)の引き落としに屈す。“殊勲”の千代桜が優勝だが、妙義龍も幕下には復帰できる。
◎7勝
千代桜(東51)
・幕下
優勝は13日目に決定。
勢(西14)が碧山(西9)を寄り切って6勝。碧山は5勝だが、関取を狙える位置に上がる。
深尾(東2)を寄り切って、舛ノ山(東3)5勝目。空き家が多いので、どっちも関取へ。
◎7勝
安(西13)
・十枚目(十両)
優勝は14日目に決定。
琉鵬(東14)を押し倒し、剣武(西下3)勝ち越し。自ら間口を広げて、剣武も関取か?
出直し組の大道(西下筆頭)を突き落とし、宝富士は9勝目。
十文字(東7)は富士東(西下2)を寄り切って4勝で残留。富士東は負け越し、絶好のチャンスを逸した。
境澤を叩き込み、出直し組の若荒雄勝ち越し。
徳真鵬4勝目、翔天狼(東5)は9勝止まり。幕内は?
栃乃若勝ち越し、出直し組の豊響は結局負け越し。
寶智山を寄り切り、出直し組の隠岐の海は10勝目。
佐田の富士を押し出し、若天狼は7勝目。今場所も入幕まで1勝足りず。
出直し組の雅山、新十枚目の城ノ龍を引き落として12勝目。さすがに新十枚目には負けられないだろう。
出直し組の豊ノ島は星風を一気に寄り倒して14勝目。星は前回優勝と同じく、スミ1で終了。
出直し組の豪栄道、新十枚目の仲の国をあっさり叩き込んで12勝。
◎14勝1敗
豊ノ島(西筆頭)
各段の決定戦・表彰式。表彰は審判長の貴乃花部長。
・幕内
優勝は14日目に決定。
春日王を寄り倒し、栃乃洋千秋楽に勝ち越し。
豊桜が突いて出るが、土俵際でかわして光龍6勝目で残留を決めた。豊桜も6勝9敗だが、下位の8勝で上がったことを考えると好成績。
寄り切って武州山6勝目、土佐ノ海は2勝13敗だが、幕内に記念の足跡を残した。
低く当たって木村山を押し出し、琴春日は9勝に伸ばした。
力強く攻めて黒海を寄り切り、新入幕蒼国来勝ち越し。
なかなか立てない両者。やっと立ったら北太樹が突っ掛け。相撲は北太樹を突き出して、玉鷲は10勝。でも注目されていない。
猛虎浪を攻め切れず、新入幕旭南海は4勝11敗。勝った猛虎浪も5勝止まり。
白馬をどっと押し出し、臥牙丸の10勝はさらに影が薄い。
岩木山の引退会見。泪に無念の跡が見える。中立→境川部屋は関取を多数輩出しているが、最初の関取が岩木山だった。謹慎者が陥落してくる中での引退も、残念である。
出る垣添を引っ繰り返して寄り倒し、高見盛は4勝で有終の美。
琴奨菊に密着して寄り切り、豪風は敢闘賞に花を添えた12勝。
今日も吊ります栃ノ心。霜鳳を寄り切って9勝目。三役復帰へ?
まっすぐ旭天鵬を寄り切り、豊真将勝つときは良い相撲で7勝目。
土俵際、土佐豊が投げるところを若の里が掬い投げでくるっと逆転の5勝目。初日が10日遅かったら…。
時天空も粘るが、瀬川寄り切り。4枚目で6勝は上出来。
嘉風を叩き込んで、鶴竜9勝で関脇復帰。嘉風も敢闘賞だが、11勝で終了。
安美錦を慌てずに押し出し、稀勢の里は7勝でも三役は明け渡し。
飛び込んで来る朝赤龍を受け止めて、力強く栃煌山が叩き込む。栃煌山は11勝を挙げ、来場所が非常に大事になって来た。
今年は秋場所に首相交代はなく、続投の菅総理が見つめる中での三役揃い踏み。
人気者の魁皇を相手に、阿覧どろんと変わって寄り切り。阿覧は7勝目で小結陥落に留めたか。魁皇は8勝で、まだ取らねばならない。
把瑠都を寄り切って、琴欧洲10勝目。永世大関の魁皇を除いて、東大関は輪番制。来場所は琴欧洲が座る。
結び。「大相撲九月場所、最後の一番」と放送される。踏み込んだ日馬富士を受け止めて、白鵬は抱えて前に出る。それだけで日馬富士は土俵を割り、白鵬は4場所連続の15戦全勝。
◎全勝
白鵬(横綱)
先場所は優勝旗のみだった表彰式も、今場所は賜盃などなど復活。放駒理事長初の表彰式でもある。
菅総理の平凡なコメントの後、優勝インタヴュー。白鵬は相撲も強くなっているが、コメントも場所ごとに充実している。横綱がこんな立派な受け答えでは、他の力士はとても追いつけないだろう。
努力をしたものにだけ、運が訪れるという。これは名言であるが、似たような言葉(?)として、「夢+努力=現実」という「夢の方程式」を思い出した。難しいことを言っているわけではなく、当たり前のことである。しかし、それを横綱が理解しているというのは面白い。
白鵬が連勝を続ける中で、双葉山だけでなく、太刀山や初代梅ケ谷のほか、谷風まで登場してきた。白鵬は、もう歴史上の人物になりつつあるのではないか?
今場所も当然ながら殊勲賞はなく、尾車部屋の2人が敢闘賞・栃煌山が技能賞。さすがに敢闘賞だけ3人という選択肢はなかったか。
各段優勝の再掲と三賞受賞者など。
・幕内最高優勝
白鵬(横綱、4場所連続16回目)
・殊勲賞
該当者なし(4場所連続44回目)
・敢闘賞
嘉風(西前11、20年11月以来2回目)
豪風(西前12、20年1月以来2回目)
・技能賞
栃煌山(関脇、20年3月以来2回目)
・雷電賞(関脇以下の最優秀力士を勝手に表彰)
豪風(西前12、20年1月以来2回目)
・十枚目(十両)優勝
豊ノ島(西筆頭、17年9月以来2回目、各段は14年3月の序ノ口・5月の序二段以来3回目))
・幕下優勝
安(西13、初、各段も初)
・三段目優勝
立野改メ千代桜(東51、初、各段は先場所の序二段以来2回目)
・序二段優勝
善富士(西77、初、各段も初)
・序ノ口優勝
巨東(西30、初、各段も初)
幕内から十枚目へ陥落しそうなのは、将司・垣添・旭南海・土佐ノ海・豊桜の5人。十枚目から幕内へ上がりそうなのは、豪栄道・豊ノ島・雅山の3人。大敗が多いので、翔天狼と隠岐の海も候補か?
十枚目から幕下へ陥落しそうなのは、徳真鵬・磋牙司・松谷(出場停止)・仲の国・山本山・琉鵬・岩木山(引退)の7人。幕下から十枚目へ上がりそうなのは、大道・深尾・舛ノ山・剣武・清瀬海・千代白鵬・安で埋まりそう。
日本相撲協会「本場所情報」
銀河大角力協会
※http://shiverle.web.fc2.com/へ移転予定。
小脳梗塞発症で休場していた、もと小結岩木山が引退、「関ノ戸」を襲名。お疲れさまでした。
各段の優勝決定状況などと、その他。
・序ノ口
13日目に優勝決定。
◎7勝
巨東(西30)
・序二段
同部屋の決定戦で土佐光(西45)を寄り切った善富士(西77)が優勝。土佐光は遠くまで吹っ飛んでいった。
◎7勝
善富士(西77)
・三段目
決定戦。十枚目経験者の妙義龍(西94)が出て行くが、千代桜(東51)の引き落としに屈す。“殊勲”の千代桜が優勝だが、妙義龍も幕下には復帰できる。
◎7勝
千代桜(東51)
・幕下
優勝は13日目に決定。
勢(西14)が碧山(西9)を寄り切って6勝。碧山は5勝だが、関取を狙える位置に上がる。
深尾(東2)を寄り切って、舛ノ山(東3)5勝目。空き家が多いので、どっちも関取へ。
◎7勝
安(西13)
・十枚目(十両)
優勝は14日目に決定。
琉鵬(東14)を押し倒し、剣武(西下3)勝ち越し。自ら間口を広げて、剣武も関取か?
出直し組の大道(西下筆頭)を突き落とし、宝富士は9勝目。
十文字(東7)は富士東(西下2)を寄り切って4勝で残留。富士東は負け越し、絶好のチャンスを逸した。
境澤を叩き込み、出直し組の若荒雄勝ち越し。
徳真鵬4勝目、翔天狼(東5)は9勝止まり。幕内は?
栃乃若勝ち越し、出直し組の豊響は結局負け越し。
寶智山を寄り切り、出直し組の隠岐の海は10勝目。
佐田の富士を押し出し、若天狼は7勝目。今場所も入幕まで1勝足りず。
出直し組の雅山、新十枚目の城ノ龍を引き落として12勝目。さすがに新十枚目には負けられないだろう。
出直し組の豊ノ島は星風を一気に寄り倒して14勝目。星は前回優勝と同じく、スミ1で終了。
出直し組の豪栄道、新十枚目の仲の国をあっさり叩き込んで12勝。
◎14勝1敗
豊ノ島(西筆頭)
各段の決定戦・表彰式。表彰は審判長の貴乃花部長。
・幕内
優勝は14日目に決定。
春日王を寄り倒し、栃乃洋千秋楽に勝ち越し。
豊桜が突いて出るが、土俵際でかわして光龍6勝目で残留を決めた。豊桜も6勝9敗だが、下位の8勝で上がったことを考えると好成績。
寄り切って武州山6勝目、土佐ノ海は2勝13敗だが、幕内に記念の足跡を残した。
低く当たって木村山を押し出し、琴春日は9勝に伸ばした。
力強く攻めて黒海を寄り切り、新入幕蒼国来勝ち越し。
なかなか立てない両者。やっと立ったら北太樹が突っ掛け。相撲は北太樹を突き出して、玉鷲は10勝。でも注目されていない。
猛虎浪を攻め切れず、新入幕旭南海は4勝11敗。勝った猛虎浪も5勝止まり。
白馬をどっと押し出し、臥牙丸の10勝はさらに影が薄い。
岩木山の引退会見。泪に無念の跡が見える。中立→境川部屋は関取を多数輩出しているが、最初の関取が岩木山だった。謹慎者が陥落してくる中での引退も、残念である。
出る垣添を引っ繰り返して寄り倒し、高見盛は4勝で有終の美。
琴奨菊に密着して寄り切り、豪風は敢闘賞に花を添えた12勝。
今日も吊ります栃ノ心。霜鳳を寄り切って9勝目。三役復帰へ?
まっすぐ旭天鵬を寄り切り、豊真将勝つときは良い相撲で7勝目。
土俵際、土佐豊が投げるところを若の里が掬い投げでくるっと逆転の5勝目。初日が10日遅かったら…。
時天空も粘るが、瀬川寄り切り。4枚目で6勝は上出来。
嘉風を叩き込んで、鶴竜9勝で関脇復帰。嘉風も敢闘賞だが、11勝で終了。
安美錦を慌てずに押し出し、稀勢の里は7勝でも三役は明け渡し。
飛び込んで来る朝赤龍を受け止めて、力強く栃煌山が叩き込む。栃煌山は11勝を挙げ、来場所が非常に大事になって来た。
今年は秋場所に首相交代はなく、続投の菅総理が見つめる中での三役揃い踏み。
人気者の魁皇を相手に、阿覧どろんと変わって寄り切り。阿覧は7勝目で小結陥落に留めたか。魁皇は8勝で、まだ取らねばならない。
把瑠都を寄り切って、琴欧洲10勝目。永世大関の魁皇を除いて、東大関は輪番制。来場所は琴欧洲が座る。
結び。「大相撲九月場所、最後の一番」と放送される。踏み込んだ日馬富士を受け止めて、白鵬は抱えて前に出る。それだけで日馬富士は土俵を割り、白鵬は4場所連続の15戦全勝。
◎全勝
白鵬(横綱)
先場所は優勝旗のみだった表彰式も、今場所は賜盃などなど復活。放駒理事長初の表彰式でもある。
菅総理の平凡なコメントの後、優勝インタヴュー。白鵬は相撲も強くなっているが、コメントも場所ごとに充実している。横綱がこんな立派な受け答えでは、他の力士はとても追いつけないだろう。
努力をしたものにだけ、運が訪れるという。これは名言であるが、似たような言葉(?)として、「夢+努力=現実」という「夢の方程式」を思い出した。難しいことを言っているわけではなく、当たり前のことである。しかし、それを横綱が理解しているというのは面白い。
白鵬が連勝を続ける中で、双葉山だけでなく、太刀山や初代梅ケ谷のほか、谷風まで登場してきた。白鵬は、もう歴史上の人物になりつつあるのではないか?
今場所も当然ながら殊勲賞はなく、尾車部屋の2人が敢闘賞・栃煌山が技能賞。さすがに敢闘賞だけ3人という選択肢はなかったか。
各段優勝の再掲と三賞受賞者など。
・幕内最高優勝
白鵬(横綱、4場所連続16回目)
・殊勲賞
該当者なし(4場所連続44回目)
・敢闘賞
嘉風(西前11、20年11月以来2回目)
豪風(西前12、20年1月以来2回目)
・技能賞
栃煌山(関脇、20年3月以来2回目)
・雷電賞(関脇以下の最優秀力士を勝手に表彰)
豪風(西前12、20年1月以来2回目)
・十枚目(十両)優勝
豊ノ島(西筆頭、17年9月以来2回目、各段は14年3月の序ノ口・5月の序二段以来3回目))
・幕下優勝
安(西13、初、各段も初)
・三段目優勝
立野改メ千代桜(東51、初、各段は先場所の序二段以来2回目)
・序二段優勝
善富士(西77、初、各段も初)
・序ノ口優勝
巨東(西30、初、各段も初)
幕内から十枚目へ陥落しそうなのは、将司・垣添・旭南海・土佐ノ海・豊桜の5人。十枚目から幕内へ上がりそうなのは、豪栄道・豊ノ島・雅山の3人。大敗が多いので、翔天狼と隠岐の海も候補か?
十枚目から幕下へ陥落しそうなのは、徳真鵬・磋牙司・松谷(出場停止)・仲の国・山本山・琉鵬・岩木山(引退)の7人。幕下から十枚目へ上がりそうなのは、大道・深尾・舛ノ山・剣武・清瀬海・千代白鵬・安で埋まりそう。
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