銀河後悔日誌、つぶやき

2017年10月22日より新発足しました。よろしくおねがいします。

岩見沢場所大相撲

2006-08-09 22:24:43 | 大相撲観測日誌
 福島県郡山市から始まり、北海道富良野市・伊達市を経て、今日は岩見沢市で大相撲夏巡業が行なわれた。題して「合併記念大相撲岩見沢場所」である。

 既に昨日から力士たちは岩見沢に乗り込み、今日の開幕を迎えた(昨日の記事参照)。

 朝病院に行った父は、向かいの風呂屋に力士たちがたくさん来ていると言う。

 昨日打ち合わせたとおり、友人Kと観覧することにした。
 会場近くのT書店に11時に待ち合わせ。自宅を10:35に出、55分頃到着すると、ちょうどKも自転車でやって来て合流。そのまま会場へ向かう。例の神社の前の温度計は、この時間で30℃を超えている…(結局、最高気温は昨日とほぼ同じ33.8℃)。

 会場は岩見沢スポーツセンター。当日券を買えた。2階イス席ということで、残り少なくなっている。場所を選べるので、東の一番うしろ真ん中にした。

 隣の東山公園に“仕度部屋”と書かれたテントが張ってある。そこへは立ち入れないので、テントを出ている力士たちを見る。
 高見盛が歩いて来て、子どもたちが囲む。把瑠都が歩いているが、なぜかみんな流している(笑)。荷物を運搬するトラックが停まっていて、諸注意や次の会場の宿舎割りが書いてある。一応写真に撮っておく。

 公園内に入る。玉春日は食事中。海鵬が髪を結っている。Kは「○○がいる」と声にはするが、遠巻きに見ているだけで、「早く写真を撮れ!」と指図するばかり。見ているところが違うので、ひじょうに気付きにくい。
 戻ると、玉春日の食事は終わっていた。写真を頼んでいた方がいるので、続けて撮らせてもらう。握手もしてもらった(笑)。

 「風呂行」と書かれたバスがやって来た。前述の風呂屋とピストン輸送をしているらしい。何台目かのバスからは、大関陣がいっせいに降りてきた。5人がぞろぞろ降りて来る姿は壮観である。朝青龍がいないが、後から来た黒い車に乗っていた。さすが横綱である。

 少し経って、仕度部屋の裏に仮設された土俵の横。大関3人(栃東・千代大海・魁皇)が付け人に団扇を扇がせ、招待者らと歓談している。大海は足をガバッと開き、間に食べ物を置いて食べている。普通の人は、ちょっと真似できない。

 後の方では、朝青龍と白鵬が並んで座っている。横では皇牙が髪を結っている。朝青龍を写真に撮ろうとしたご婦人に、付け人は「今パンツ姿だから」と断っていた。そう言えばそうだ(笑)。


 ひと通り見たので、スポーツセンターに入場。お土産が売っているが、扇子に茶碗にお皿に座布団。持って帰るのも大変だし…。ジュースだけ買った。暑いから売れるだろう。
 入口に板番附があり、勧進元欄に「岩見沢場所」と書いてある。

 館内に入り、座席を探す。東の一番後ろの真ん中ということで、ちょうど東方力士が正面に見える。行司は左に見えることになる。
 12時ごろ入場したが、幕下の残り4番頃だった。続いて「初切[しょっきり]」。面白いが、声が良く聞こえないので…? 「相撲甚句」、どこから見ても良く分かる北桜登場(笑)。「櫓太鼓打分」もあった。
 Kは早くも2本目のジュースを買いに行った。自動販売機は全部売り切れ、臨時売店でしか売ってない。「オレのあとに高見盛も同じところに買いに来た」というが、自販機か臨時売店しか買えるところがないわけで、当たり前だねえ…。

 座席からは良く見えないので、十両土俵入りは1階桝席のうしろで見る。
 琴光喜の「髪結実演」があり、十両取組。審判は東西2名のみ(正面から見るところの左右に1人ずつ)。田子ノ浦さんと、座席からは粂川さんか桐山さん(なぜこの2人かは、写真を見てみよう)に見える。場内放送で桐山さんと分かった。館内は暑いので、2人ともうちわで扇ぎながら審判を務めている。と言うより、ちゃんと見てますか(笑)。
 本場所と違い、打っ棄りや吊り出しが多い。絶対本場所じゃやらないだろう…という力士もいる?

 十両残り3番のところで、横綱の綱締実演。再開し、片山の四股に湧いた。

 幕内土俵入り・横綱土俵入り、また1階桝席うしろで見、写真を撮る。さっさと座席に引き揚げるが、2階イス席には鏡山審判がお客と歓談。横に陣幕審判がいる。2人は幕内の担当で、出番待ち?
 実行委員長と岩見沢市長の挨拶があった。

 取組は全部で19番と言うことで、4人が休場。そう言えば白露山と朝赤龍が見えない。若の里もいない。あと1人は誰だ? 家に帰って番附を読むと、武雄山を忘れていた。
 相変わらず吊り出しや打っ棄りが多い。北勝力と黒海は四つに組んでいる。本場所じゃ絶対にやってはいけないだろう。

 これより三役。座席から見ると、真横から見ている感じである。新鮮な感じ(笑)。
 1番目の勝者には矢が贈られる。これは分かるとして、2番目の勝者にも何か贈っているようだ。やはり「弦」なのか? それはともかく、千代大海の紹介は「北海道千歳市生まれ…」が頭に付いた。ご当地としての配慮だろうが、声援は相手の魁皇が多い。さすが千代大海クオリティ(笑)。

 弓取式を見るため、1階桝席うしろに移動。「岩見沢場所、最後の一番であります」との放送。白鵬が朝青龍を破る。さすが“華相撲”?
 弓取りは皇牙ではなく、今巡業が本格デビューの男女ノ里。行司から弓を受ける場面が見られたのは良かった。


 滞りなく岩見沢場所は終わり、観客は三々五々帰って行く。
 さて、お土産を買おうか否か。幾分値下げしているが、まだ踏ん切りが付かない。1枚1000円の座布団が、1枚800円・2枚1500円・3枚2000円になっている。Kが店じまい真際に値切り、2枚1300円で買ったので、分けた。1枚650円になった。


 以上、簡単だが「岩見沢場所日記」を終わる。次の目標は本場所観戦であるが、さて?


 ちなみに、次の巡業地は青森市で、8月11日である(明日は移動日=道中)。一旦東京に戻り、19・20日と台湾で興行予定。

にほんブログ村 その他スポーツブログへ


最新の画像もっと見る

コメントを投稿