平成二十六年夏場所番附

　平成二十六年五月（夏）場所の番付が発表された。例によって、“希望番附”との対比である。例年通り、黄金週間にかかる場合は前倒しされている。

　　日本相撲協会「本場所情報」

　　銀河大角力協会


　毎度おなじみ、○は「新昇進」・△は「再昇進」・×は「上位からの陥落」・（　）は外れを示す。参考までに、幕下上位も記載した。

・横綱１　＝白鵬　／　日馬富士
・横綱２　＝○鶴竜　／　－－－－－
・大関　　＝稀勢の里　／　琴奨菊
・関脇　　＝豪栄道　／　栃煌山
・小結　　＝○嘉風　／○千代鳳
・前頭１　＝碧山　／　豪風
・前頭２　＝千代大龍　／　宝富士（遠藤）
・前頭３　＝安美錦（×豊ノ島）　／　旭天鵬（×松鳳山）
・前頭４　＝遠藤（安美錦）　／×豊ノ島（宝富士）
・前頭５　＝×松鳳山（旭天鵬）　／　勢
・前頭６　＝魁聖　／　玉鷲
・前頭７　＝△豊真将　／　德勝龍（髙安）
・前頭８　＝妙義龍（德勝龍）　／　髙安（隠岐の海）
・前頭９　＝照ノ富士（妙義龍）　／　隠岐の海（照ノ富士）
・前頭１０＝大砂嵐　／　栃乃若
・前頭１１＝豊響（千代丸）　／　千代丸（豊響）
・前頭１２＝貴ノ岩　／　常幸龍
・前頭１３＝舛ノ山（北太樹）　／　北太樹（舛ノ山）
・前頭１４＝臥牙丸　／△時天空
・前頭１５＝△旭秀鵬　／△蒼国来（東龍）
・前頭１６＝○荒鷲（△千代の国）　／△千代の国（△蒼国来）
・前頭１７＝○佐田の海　／　－－－－－
―――――――――――――――――――――――――――――
・十両１　＝×東龍（荒鷲）　／　大道
・十両２　＝双大竜　／×鏡桜（旭日松）
・十両３　＝旭日松（×鏡桜）　／　若の里（玉飛鳥）
・十両４　＝朝赤龍（若の里）　／　玉飛鳥（朝赤龍）
・十両５　＝×佐田の富士（千代皇）　／×里山（×佐田の富士）
・十両６　＝千代皇（×里山）　／×天鎧鵬
・十両７　＝誉富士　／　明瀬山
・十両８　＝×富士東　／　翔天狼
・十両９　＝阿夢露（德真鵬）　／　德真鵬（○逸ノ城）
・十両１０＝△土佐豊　／○逸ノ城（阿夢露）
・十両１１＝肥後ノ城（△魁）　／　若荒雄
・十両１２＝△魁（肥後ノ城）　／　青狼（琴勇輝）
・十両１３＝琴勇輝（青狼）　／　芳東
・十両１４＝大喜鵬　／△隆の山
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・幕下１　＝×北磻磨　／　若乃島
・幕下２　＝大栄翔　／　石浦
・幕下３　＝×栃飛龍　／　旭大星
・幕下４　＝希善龍　／　宝龍山
・幕下５　＝岩﨑　／　肥後嵐
・幕下６　＝大和富士　／　栃ノ心
・幕下７　＝琴宏梅　／×磋牙司
・幕下８　＝琴恵光　／　川端
・幕下９　＝大雷童　／　達
・幕下１０＝千代翔馬　／　琴弥山
・幕下１１＝豪頂山　／　出羽疾風
藤本
・幕下１２＝武蔵海　／　靏林
・幕下１３＝丹蔵　／　千昇
・幕下１４＝希帆ノ海　／　舛ノ湖
・幕下１５＝貴斗志　／　大岩戸


　鶴竜が横綱に昇進し、初の外国出身力士のみで3横綱。一方で大関は日本人のみ2人となり、明暗を分けた？

　小結に嘉風と千代鳳が新昇進。東西ともに新小結という新鮮さである。

　新入幕は荒鷲と2代目佐田の海。ともに昇進枠の広さに助けられたが、峰崎部屋初の幕内力士は意外な形で誕生した。佐田の海はもと小結佐田の海の実子で、親子幕内となった。

　“希望番附”との対比。東西ともに当たりは24人・東西違いは6人。前者を2点・後者を1点とすると54点か。


　初日は5月11日。久しぶりに雲龍型の土俵入りが復活する。



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