令和三年三月場所(於國技館)は十一日目。
休場中の横綱鶴竜が引退した。
平成13年11月、井筒部屋から初土俵。井筒部屋でよく使われる「鶴」の字と、師匠逆鉾の弟寺尾が1場所だけ名乗った「源氏山力三郎」から、下の名をもらった期待の星だった。
16年9月新幕下はいきなり上位。17年11月新十枚目は5勝止まり。幕下に落ちたが1場所で復帰。18年11月新入幕、以降幕内に定着。21年5月新小結。9勝で翌7月新関脇。一時平幕に落ちるが、22年9月再小結から三役を維持。23年5月小結で12勝、7月から関脇に定着して10勝。9月は初の大関挑戦も9勝止まり。11月から再挑戦は10勝・10勝で24年3月13勝の優勝同点で5月に大関昇進して、史上初の6大関。
大関昇進後は11勝が最高でほぼ8~9勝だったが、26年1月14勝の優勝同点。3月は同じ14勝だが初優勝。旭富士以来連覇が横綱昇進の条件と化していたが、前場所の14勝が評価され、「2場所連続優勝、または準ずる成績」として26年5月横綱へ上った。
昇進後は休場を挟みながら、5回優勝を重ねた。最後の優勝は令和元年7月。この時優勝を分かち合った師匠逆鉾は、翌9月場所中に急死。11月から陸奥部屋に移籍。皆勤したのは2年3月のみ。
休場を続ける中、12月日本国籍を取得。後顧の憂いなく完全燃焼を目指したが、今場所直前に怪我のためまたも休場。残念ながら土俵復帰はかなわず、3月24日引退することになった。
当面は横綱特権で鶴竜親方となる。お疲れさまでした。
日本相撲協会「本場所情報」
銀河大角力協会
(質問等は掲示板へ)
「年寄名跡異動の記録」 ※全面改訂しました。
ツイッター(@momijibasi)
・幕下
徳之武藏(三8)を押し倒し、阿炎6連勝。
田邊を寄り切り、時栄6連勝。
狼雅を叩き込み、栃丸勝ち越し。
平戸海5勝目、荒篤山は4勝2敗。
芝を寄り切り、大翔鵬5勝目。
王鵬五分、将豊竜は残念負け越し。
☆6勝
時栄(東15)・阿炎(西56)
・十枚目(十両)
錦木5勝目、矢後負け越し。
常幸龍白星先行、白鷹山4敗。
美ノ海を押し出し、貴健斗白星先行。
佐田の海をうっちゃりで破り、炎鵬勝ち越し。
復帰した宇良を突き出し、千代丸勝ち越し。
大翔丸を押し出し、旭大星白星先行。大翔丸負け越し。
若元春を引き落とし、石浦勝ち越し。
☆3敗
石浦(東2)・千代丸(西3)・炎鵬(東4)
☆4敗
東龍(西7)・白鷹山(西9)・貴源治(東10)・一山本(西14)
・幕内(まくのうち)
千代翔馬を寄り切り、英乃海7勝目。
豊山を押し倒し、碧山7勝目。
大奄美を投げる千代の国だが、先に足が出た。大奄美白星先行、千代の国は4敗目。
出る琴恵光に土俵際突き落として逆転、翔猿勝ち越し。
竜電5勝目、琴ノ若負け越し。
翠富士が崩れて輝4勝目。
出る隠岐の海をすくい投げ、豊昇龍豪快に7勝目。隠岐の海負け越し。
玉鷲を押し出し、若隆景7勝目。
宝富士2勝目、志摩ノ海負け越し。
阿武咲を突き落とし、大栄翔白星先行。
御嶽海を押し出し、北勝富士7勝目。御嶽海あっさり黒星先行。
隆の勝をさっと寄り切り、照ノ富士勝ち越し。
髙安を突き落とし、正代白星先行。勝てば初優勝はまず間違いない髙安だったが、小臼歯の2敗目。
霧馬山を突き出し、貴景勝7勝目。
妙義龍を寄り切り、朝乃山勝ち越して11日目にして安泰。
☆1敗
なし
☆2敗
髙安(東小結)
☆3敗
朝乃山(西大関)・照ノ富士(東関脇)・翔猿(西前8)
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休場中の横綱鶴竜が引退した。
平成13年11月、井筒部屋から初土俵。井筒部屋でよく使われる「鶴」の字と、師匠逆鉾の弟寺尾が1場所だけ名乗った「源氏山力三郎」から、下の名をもらった期待の星だった。
16年9月新幕下はいきなり上位。17年11月新十枚目は5勝止まり。幕下に落ちたが1場所で復帰。18年11月新入幕、以降幕内に定着。21年5月新小結。9勝で翌7月新関脇。一時平幕に落ちるが、22年9月再小結から三役を維持。23年5月小結で12勝、7月から関脇に定着して10勝。9月は初の大関挑戦も9勝止まり。11月から再挑戦は10勝・10勝で24年3月13勝の優勝同点で5月に大関昇進して、史上初の6大関。
大関昇進後は11勝が最高でほぼ8~9勝だったが、26年1月14勝の優勝同点。3月は同じ14勝だが初優勝。旭富士以来連覇が横綱昇進の条件と化していたが、前場所の14勝が評価され、「2場所連続優勝、または準ずる成績」として26年5月横綱へ上った。
昇進後は休場を挟みながら、5回優勝を重ねた。最後の優勝は令和元年7月。この時優勝を分かち合った師匠逆鉾は、翌9月場所中に急死。11月から陸奥部屋に移籍。皆勤したのは2年3月のみ。
休場を続ける中、12月日本国籍を取得。後顧の憂いなく完全燃焼を目指したが、今場所直前に怪我のためまたも休場。残念ながら土俵復帰はかなわず、3月24日引退することになった。
当面は横綱特権で鶴竜親方となる。お疲れさまでした。
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・幕下
徳之武藏(三8)を押し倒し、阿炎6連勝。
田邊を寄り切り、時栄6連勝。
狼雅を叩き込み、栃丸勝ち越し。
平戸海5勝目、荒篤山は4勝2敗。
芝を寄り切り、大翔鵬5勝目。
王鵬五分、将豊竜は残念負け越し。
☆6勝
時栄(東15)・阿炎(西56)
・十枚目(十両)
錦木5勝目、矢後負け越し。
常幸龍白星先行、白鷹山4敗。
美ノ海を押し出し、貴健斗白星先行。
佐田の海をうっちゃりで破り、炎鵬勝ち越し。
復帰した宇良を突き出し、千代丸勝ち越し。
大翔丸を押し出し、旭大星白星先行。大翔丸負け越し。
若元春を引き落とし、石浦勝ち越し。
☆3敗
石浦(東2)・千代丸(西3)・炎鵬(東4)
☆4敗
東龍(西7)・白鷹山(西9)・貴源治(東10)・一山本(西14)
・幕内(まくのうち)
千代翔馬を寄り切り、英乃海7勝目。
豊山を押し倒し、碧山7勝目。
大奄美を投げる千代の国だが、先に足が出た。大奄美白星先行、千代の国は4敗目。
出る琴恵光に土俵際突き落として逆転、翔猿勝ち越し。
竜電5勝目、琴ノ若負け越し。
翠富士が崩れて輝4勝目。
出る隠岐の海をすくい投げ、豊昇龍豪快に7勝目。隠岐の海負け越し。
玉鷲を押し出し、若隆景7勝目。
宝富士2勝目、志摩ノ海負け越し。
阿武咲を突き落とし、大栄翔白星先行。
御嶽海を押し出し、北勝富士7勝目。御嶽海あっさり黒星先行。
隆の勝をさっと寄り切り、照ノ富士勝ち越し。
髙安を突き落とし、正代白星先行。勝てば初優勝はまず間違いない髙安だったが、小臼歯の2敗目。
霧馬山を突き出し、貴景勝7勝目。
妙義龍を寄り切り、朝乃山勝ち越して11日目にして安泰。
☆1敗
なし
☆2敗
髙安(東小結)
☆3敗
朝乃山(西大関)・照ノ富士(東関脇)・翔猿(西前8)
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