近くにいくつかのホームセンターがあり、そこには必ず”園芸コーナー”があります。立ち寄った際には漏れなく詳細に見て回り、私の「花写真鑑」に無い花(以下”新種”と略す)を探しますが、ほとんどの場合それはありません。
玄関先を飾る花が無いというので、それならばと少し遠いが、県下では有数の規模の花の専門店「花広場」に来て、隅から隅まで2~3回見て回りました。 その結果”新種”を12種類見つけましたが、二種は花の時期が過ぎていたので敬遠しました。
よって”新種を”10種とありきたりの花2種を合わせて12種類、合計21株と久々の”爆買い”をしてきました。 当分は食べるものを減らされる恐れもあるやも知れません。
「アサギリソウ(朝霧草)」 ”新種” 登録No1137
カラーリーフとして良く見かけますが、私には”新種”なので買いました。
「ベロニカ」 ”新種” 登録No1138
花の色、姿は伊吹山で見た「ルリトラノオ」と殆ど変わりませんが、”「瑠璃虎の尾」は、日本固有種で今は絶滅危惧種に指定されている”の言葉を信じ、別のものと決めて購入しました。(・・・・かなり無理矢理??)
諸説の中には、「ベロニカ」=「ルリトラノオ}としています。私の過去の”分類”上でも同じ種としていましたが、、最近は園芸品種が多く作られるようになって、多種多様性が一層深まったこともあり、この際別の種としたものです。
「パンジーゼラニウム」 ”新種” 登録No1139
この花の栽培はは簡単には行かず、”写真のモデル”で短い一生を終えるかもしれないので、一番高い所に飾って”ご機嫌をとって”います。
「クリソセファラム」 ”新種” 登録No1140
きらきら光って、目の覚めるような美しい花です。
「コウスイソウ(香水草)」 ”新種” 登録No10141
ハーブの一種だそうですが、摂取量の効率が悪いとかで、現在は観賞用が主だそうです。
「メカルドニア」 ”新種” 登録No1142
「ミナヅキ(水無月)」 ”新種” 登録No1143
「アジサイ」の仲間ですが、こんなのもあったんですねー!。 本品これ一株で¥1280と、今回購入品の中で最も高いものですが、来年咲いてもらわないと、合わないのですが、果たしてどうでしょうか???。
「クフィアキューフォリック」 ”新種” 登録No1144
小さくてかわいい花です、寄せ植えの”裾”に持ってこいです。
「ビデンス」 ”新種” 登録No1145
寒い冬に咲く品種「ウインターコスモス」と同じとしている所も多くありますが、本品は春咲きであり、葉も花も小さいことから、ここでは”別の種”としました。このようなことは、今後は増えてくると思います。
「ニューギニアインパチンェス」 ”新種” 登録No1138
昔からある「インパチェンス」とはどこが違うのか定かではありませんが、表示されたものを信じて書いています。 花の解説にもある通り、ニューギニアで発見されたものに手を加えて作り出したものとのことで、ここでは別の種としています。
後は”新種”ではありませんが、”賑やかし”にと買ったものです。
これも園芸品種・・・見え見えなれど・・・・・・!。
通常よりも花も葉も小型で、赤は「パッションガール」、黄色は「レモンジェム」という名前がつけられており、明らかに園芸品種と思われるので、「マリーゴールド」から独立させる(”新種”にする)のも如何なものかと思い留まった次第です。
当初から予感はあったものの、ここはあくまでも”花を売る場所”、つまりは園芸品種の一大宝庫、確かに”新種”は多いが、売れるように作った花ばかりが並ぶ。 折角だから”新種”としたものの、後ろ髪を引かれる思いもあります。
そんなことを言って居ては、登録件数を増やすと言う目的が進まないので、やむを得ないとの一面もあり、 悩むところです。
人間が商売の為に遺伝子等を駆使して作り出した人造花と言うような感触を持っていました。
古来の魚が外来種にとって変わると言うニュースを思い出しています。
多分曲解していると思いますが・・・
前に私もそのあたり疑問点があって、本を買い読みました。一部は2014.06.01付けのブログでも書きましたが、「園芸品種」とは植物学上は別の分類(品種とは)になっているようです。
私の理解では、金儲けと一部は新種を作り出す達成感のために作られた植物であって、当然のことながら、自然界で異品種間で行われる「交雑」とは別にされています。
かなり昔、青いバラが出来たと、大きな話題となり、私も浜松まで見に行きましたが、こんな画期的な作品はいいですが、少しだけ変えて、長ったらしい、尤もらしい名前を付けて、私のような”新物食い”を騙す商品は困りものです。 注意している積りでも、何時の間にか
嵌まり込んでいます。 それが、この「花広場」に来て、一層高まっていることに気付いたのでした。
「花を愛する君は」と女性歌手が歌っています。「心優しい
人」と続きますが、「12種類、合計21株と久々の”爆買
い”」となると、奥様はどう思われたのでしょうか。「そんな
花ばかり買ってどうするの」と小言を言われませんでした
か。我家の家内も、私が小鳥を買ったりすると、文句を言
います。世話をするのは家内だからです。
そりゃもう、私が単独で買ったら、当分飯を食わせてもらえませんが、この日は幸いかみさんの方から行こうと言いだしたもので、ならば”新種”の多い「広場にしたのです。 最初は私が買った分は私の懐から払う積りだったのですが、その前に散財していて、無いものは払えないと、支払いは財布にあった2千円で済んだのでした。 いや、本当に財布が空であるとは知らなかったのです。本当です。