木燃人の波止場

花やお寺や観光地の写真を紹介しつつ、皆さんとの交流を計りたく思ってます、気軽に見て戴き、コメントを戴ければ嬉しいです。

古い写真から"新種"-9 (No 2235)

2020-04-19 08:00:00 | ホームページ

 外出禁止状態ばかりではないが、取材と言う名の外出を控え、病院とスーパーと墓参以外には、一切外に出ず、毎日のようにパソコン前に坐って居るが、そこで古い写真の整理を思いつき、未だに取り組んでいる。

 当時、数冊持っている植物図鑑などを調べたが、名前が確定できず、放置していた写真が多々あり、その名前を調べているが、その一端で、下の写真をあるサイトに投稿し、名前を尋ねた。 

 

 最初「エゴノキ」と思われるとの返答がきた。 私が知っている「エゴノキ」は、2010年に岐阜県の高山市で撮った、下の写真と、昨年、名大の自然観察園を訪ねた時の写真のものなどのイメージしかなかった。

 

 2010.06.05 高山市内のホテル玄関先で撮ったもの。

 

 2019.05.15 名古屋大学、自然観察園。

 

 その後、更に調査をしてくれたようで、葉の状態などから「アメリカ・エゴノキ」の方が、より近いかもしれないとの回答があった。 調べて見ると、花の形状はより似ているので、これを「花写真鑑」に新しく加えることにした。

 「アメリカ・エゴノキ」は別名として「ハレーシア(英名?)」もあるようだし、「アメリカ・アサガラ」や、「大輪エゴノキ」「西洋エゴノキ」の名前もあるようなので、別途調べてから登録とする。

 また私の「花写真鑑」では「エゴノキ」の別名として「チシャノキ」があるとしているが、「チシャノキ」は別物とする意見もあるが、ざっと調べた所では、明確な相違は確認できないために、修正できないでいる。

 花は、その種の系統や、育成環境によって、顔つきや態度、姿勢などが変化する。その変化を「どの範囲を同じ種類とする」のか「どこからを違う種類とする」かが、見る人により異なることから、花の名前や別名が変ってくる。

 これを称するのか否かは分からないが、友がメールで「花の名前は難しい」と言ったが、いみじくも今私もそのことで、悩み続けており、本稿もまさに、それが根本的要因ではないかと思うほどである。

                           以上 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿