股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

常識の非常識シリーズ 3

2008-03-03 10:33:59 | 股関節の基礎
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よろしくお願いいたします。



『脚に体重をかけると軟骨が減る。』

半分うそです。

股関節周りの筋肉が縮んで大腿骨が骨盤側に強く押し付けられている状態が長く続くと“軟骨軟化症”という病気になります。
軟骨軟化症の時は、筋肉の衝撃吸収力も低下しているので、脚を地面に着いた衝撃が軟骨や骨に強くかかってしまいます。
その結果軟骨や骨がいたんでしまいます。
軟骨は長期間続く圧迫に弱いのです。
軟骨軟化症がある時は、筋肉が病気でもあるので痛みを出します。
つまり、股関節痛が強い時に脚に体重をかけると軟骨がすり減りやすいことがあります。

しかし、股関節周りの筋肉をほぐすと、筋肉の病気が改善されます。
筋肉がゆるむので、股関節内の軟骨の圧迫がなくなります。
このような時は、脚に体重をかけても筋肉の衝撃吸収力がしっかり働きますので軟骨や骨にはほとんど負荷がかかりません。
軟骨は瞬間的な圧迫には強いのです。
もちろん軟骨軟化症も改善されますので、軟骨は楽チンになるのです。


常識に惑わされてはダメダメダメ!


変形性股関節症を怖がらないでね