最近こんなことがあったんですよ~。
な~にぃ~。
やっちまったな~。
去年の6月から銀サロに通ってくれている方の話なんですよ。
私と佐藤先生が担当していましたが、機能の改善に限界を感じつつありました。
●手術状況は
左足→2年前に人工関節
右足→10年前に回転骨切り術・・・でした。
●機能的な問題は
1、右股関節が伸びにくい
2、右足に体重をかけても痛くないのですが、体重をかけたあと床から右足を離すときに股関節の奥に痛みを感じる。・・・でした。
ですから、“患側荷重法”が出来ずに、改善の為のプログラムが進みませんでした。
この問題点の為、右側も人工関節の可能性があるかもしれないという状況でした。
しかし、私が見ても主治医の先生が見てもレントゲンの状態では軟骨がしっかりしていて『人工関節の手術は必要ないと思いますけど・・・』というレベルでした。
今年の1月だったと思いますが、私が施術中に『股関節に弱い炎症があるかもしれないので、ステロイドの注射も一つの選択肢かもしれません。』と話をしました。
次回来られた時、その方は「ペインクリニックの予約をしてきました。」と言って、2月から4回の注射をしました。
行動が早い方ですね!
注射の内容は、ステロイド+麻酔薬+ヒヤルロンサンを股関節の関節包の中に打ったようです。
私は、麻酔薬とヒヤルロンサンは一時的なものでほとんど効果はないと考えています。
ステロイドの効果に期待しました。
●注射の経過
1回目の注射・・・注射後痛みが無くなったが3時間で痛みは戻った。
股関節は伸びやすくなったと感じる。
2回目の注射・・・注射後の変化なし。
3回目の注射・・・効いたように感じた、右足を床から離すときの痛みが軽くなってきた。
4回目の注射・・・効いたように感じた、右足を床から離すときの痛みはほとんどなくなった。
1回目の注射では、麻酔薬の効果で3時間は痛くなかった。
しかし、この3時間が効果では無い。
効果は、麻酔が切れた後どう変化しているかなんです。
これがステロイドの効果と考えられます。
2回目の注射は、関節包の中にうまく注射できなかったように感じます。
4回の注射でほぼ目的を達成できたように思いました。
注射は終了としたようです。
5月16日に経過をみると、“患側荷重法”がかなりできるようになり、股関節が伸ばせるようになっていました。
この注射のおかげです。
良くなる軌道に乗ってきました!
現在、ロフストランド杖を使っているのですが、杖にかかる腕の力は軽くなっていました。
“患側荷重法”にて、右足に筋力が付いてくると、T字杖に代えられ、杖が取れるようになると考えています。
痛みの原因は、主に筋肉。
それでコントロール出来ないときは、主に関節包内の炎症を疑う。
若干ですが、骨膜の痛みも疑う。
筋肉・関節包・骨膜には、痛みを感じる神経があるからです。
軟骨と骨には神経がありません。
私はステロイド使用を勧めたいわけではありません。
しかし、副作用の出ないステロイドの使用量は、ペインクリニック科の先生は熟知しています。
痛みを真剣に取ろうとして下さる先生が増えてくれることを願います。
整形外科より、ペインクリニック科の方が効果は出るように感じています。
マ・マ・マコもがんばる!
変形性股関節症を怖がらないでね
この病気は個人差が大きいから、焦らない!怖がらない!比較しない!
な~にぃ~。
やっちまったな~。
去年の6月から銀サロに通ってくれている方の話なんですよ。
私と佐藤先生が担当していましたが、機能の改善に限界を感じつつありました。
●手術状況は
左足→2年前に人工関節
右足→10年前に回転骨切り術・・・でした。
●機能的な問題は
1、右股関節が伸びにくい
2、右足に体重をかけても痛くないのですが、体重をかけたあと床から右足を離すときに股関節の奥に痛みを感じる。・・・でした。
ですから、“患側荷重法”が出来ずに、改善の為のプログラムが進みませんでした。
この問題点の為、右側も人工関節の可能性があるかもしれないという状況でした。
しかし、私が見ても主治医の先生が見てもレントゲンの状態では軟骨がしっかりしていて『人工関節の手術は必要ないと思いますけど・・・』というレベルでした。
今年の1月だったと思いますが、私が施術中に『股関節に弱い炎症があるかもしれないので、ステロイドの注射も一つの選択肢かもしれません。』と話をしました。
次回来られた時、その方は「ペインクリニックの予約をしてきました。」と言って、2月から4回の注射をしました。
行動が早い方ですね!
注射の内容は、ステロイド+麻酔薬+ヒヤルロンサンを股関節の関節包の中に打ったようです。
私は、麻酔薬とヒヤルロンサンは一時的なものでほとんど効果はないと考えています。
ステロイドの効果に期待しました。
●注射の経過
1回目の注射・・・注射後痛みが無くなったが3時間で痛みは戻った。
股関節は伸びやすくなったと感じる。
2回目の注射・・・注射後の変化なし。
3回目の注射・・・効いたように感じた、右足を床から離すときの痛みが軽くなってきた。
4回目の注射・・・効いたように感じた、右足を床から離すときの痛みはほとんどなくなった。
1回目の注射では、麻酔薬の効果で3時間は痛くなかった。
しかし、この3時間が効果では無い。
効果は、麻酔が切れた後どう変化しているかなんです。
これがステロイドの効果と考えられます。
2回目の注射は、関節包の中にうまく注射できなかったように感じます。
4回の注射でほぼ目的を達成できたように思いました。
注射は終了としたようです。
5月16日に経過をみると、“患側荷重法”がかなりできるようになり、股関節が伸ばせるようになっていました。
この注射のおかげです。
良くなる軌道に乗ってきました!
現在、ロフストランド杖を使っているのですが、杖にかかる腕の力は軽くなっていました。
“患側荷重法”にて、右足に筋力が付いてくると、T字杖に代えられ、杖が取れるようになると考えています。
痛みの原因は、主に筋肉。
それでコントロール出来ないときは、主に関節包内の炎症を疑う。
若干ですが、骨膜の痛みも疑う。
筋肉・関節包・骨膜には、痛みを感じる神経があるからです。
軟骨と骨には神経がありません。
私はステロイド使用を勧めたいわけではありません。
しかし、副作用の出ないステロイドの使用量は、ペインクリニック科の先生は熟知しています。
痛みを真剣に取ろうとして下さる先生が増えてくれることを願います。
整形外科より、ペインクリニック科の方が効果は出るように感じています。
マ・マ・マコもがんばる!
変形性股関節症を怖がらないでね
この病気は個人差が大きいから、焦らない!怖がらない!比較しない!