股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

タンデム・ゲイト

2010-11-13 13:07:53 | 歩行のこと
●11月18日の夜に高松に飛びます。
羽田午後7時過ぎの飛行機です。
高松空港から高松駅に向かいます。
高松駅前から四国・岡山の皆さんにメールをいたします。
高松空港から高松駅までは、どうやっていくのだろうか?
まだ調べていません!




床にガムテープが真っ直ぐに貼られています。

そのテープを踏みながら、右脚・左脚・右脚・・・と歩くこと。
わかりやすく言えば、“一直線歩行”のことをタンデム・ゲイト(Tandem Gait)と呼びます。



一本の綱の上を歩く“綱渡り”の歩き方を想像するとわかりやすいかもしれません。



このような歩き方は、非常に高度なバランスを要求されます。



その為、小脳に障害があった時などに、バランス反応を検査する目的で、患者さんにタンデムゲイトを行ってもらうことがあります。


この歩き方は、非常に高度なバランスを必要とするのですから、できればこの歩き方を避けた方が楽に歩けます。



もしも直せるなら、床に貼られたガムテープを踏まない位、やや股関節を開いて歩けると、歩行が安定します。





・・・そう言うのは簡単です。


しかし、その様にしか歩けない方もいます。

股関節の外転の関節可動域が狭い方。
けいたい角(頚体角)が小さすぎる方。


原因の検討の為には、関節可動域を測ったり、レントゲン写真を確認する必要があります。


股関節が外転しない原因は何か?
骨と骨が当たるのか?
内転筋が短縮しているのか?
外転すると外転筋が痛くて外転できないのか?

レントゲンだけではわからないこともあります。


根本的な原因は見つけて改善したいですね。


けいたい角の問題であれば、手術の検討も必要かもしれません。
この手術は、主に股関節にメスを入れる手術ではないので、股関節にとってはリスクの小さな手術となります。


けいたい角については、次回詳しく説明してみます。



皆さんは、ガムテープを踏まないで歩いていますか?







・・・セコム、してますか?(長嶋茂雄)






変形性股関節症を怖がらないでね





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5 コメント

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うれしい出会い!! (ぐうすか)
2010-11-14 08:14:30
すごい出会いです!ちょっと興味のある本(動物の本)をインターネットの本屋さんで探していてなぜか、先生の本『股関節痛は怖くない!』にたどり着いたのです。
私は11年前に一生痛みのない生活を信じてRAOで手術をしました。10年経った昨年頃から徐々に調子が悪くなり、日によっては眠れないほどの痛みを感じるまでになってしまいました。「手術をしてよかった」との思いから「手術をしてよかったのか?」の思いに変わりつつあります。「骨が痛いのではなく、筋肉やちょっとした骨の位置のずれが原因じゃないのか?」…そう思い始めて少しストレッチをしてみると、痛みが改善することもあったりして、徐々にその思いは強くなっています。そんなとき、先生の本に偶然にも出会いました。さっそく本を注文し(もちろんまだ届いていません)、先生のブログの「自骨手術のこと」などを読みました。「自分と同じことを経験されている方、同じように感じてみえる方のなんと多いことか!」…びっくりするやらうれしいやら。
そして昨日は寝る前に先生の書かれた雑誌の記事の「深圧」をやってみました。効果があるかどうかはまだこれからだけど、何となくいい感じです。
とにかく、元気が出た記念にコメント(まったく記事とは関係なくてすみません)させていただきました。これからも、先生の本、ブログ…楽しみにしています。
返信する
高松空港から高松駅へ (しげさん)
2010-11-14 10:20:19
松本先生

 おはようございます。

 高松空港から、高松駅は
 直行のバスが出ています。

 フライト時間に合わせていますので、
 そんなにばたばたしなくても、
 いいのではないかと思います。

 高松で、お会いすることを
 楽しみにしています。

 ブログに最近の股関節メンテナンス
 状況をアップしました。
返信する
ぐうすかさん。こんにちわ。 (しげさん)
2010-11-14 17:32:58

 対面の高松に住んでいるしげさんであります。
 深圧、やってみて損はないと思います。
 私も、去年の今頃は、整形外科をはしごしていました。
 どこにいっても、手術しなさい。
 最後は、手術する気持ちが固まったら来なさい。でした。
 
 今年の2月に松本先生にお世話になり、
 深圧を施術していただきました。
 名古屋にも何度か通いました。

 とにかく、筋肉をほぐすこと。
 今年は、去年のように、足を引きずっていませんし、
 寒さ対策も今のところは、特にしていません。

 自分のブログで、いろいろトライしたこと
 アップしています。
 最近は、以前よりよくなったのかブログの
 発行も少なくなりました。

 お暇があれば、お越しくださいませ。

 明日の夜、最新号を発表します。
返信する
ぐうすかさんへ (MARK)
2010-11-16 12:38:52
ぐうすかさん初めまして。

自骨の手術の後も、筋肉が病気にあると極端な場合ですが、私のブログの11月1日の記事の様な経過をたどることだってあり得るのです。

人工関節の場合も同様です。

筋肉をほぐして股関節への衝撃を吸収できる環境を作れれば、自骨の場合、骨の“自然治癒力”が働きやすくなります。

半年後、1年後の状態が楽しみです。

たまたまですが、次回の記事は自骨手術後の骨を長持ちさせる方法について書こうとしているところでした。
お楽しみに。

また、コメントしてください。

コメントありがとうございました。
返信する
しげさんへ (MARK)
2010-11-16 22:16:44
高松空港でバスを探してみます。

前回は陸路で高松まで行ったので、高松空港は初めてなのです。


ありがとうございました。


では、高松で!
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