股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

筋肉の状態を考えること。

2015-12-19 19:47:04 | 筋肉の話
●福岡店のスタッフを募集したところ、柔道整復師、理学療法士、作業療法士等多くの先生方から応募を頂きました。
ご応募いただいた先生方には感謝しています。
ありがとうございました。

その中から書類選考、銀座での最終選考を経まして、私達は作業療法士の中村先生を採用させて頂きました。
中村先生は沖縄県の出身です。
来年1月から、銀座店の1302号室に寝泊まりしながら2~3ヶ月間の深圧研修を行います。

そして、いよいよ来年の4月4日(月)に福岡店がグランドオープンします。
福岡店の予約は2月から開始予定です。

松本深圧院 福岡
http://www.ms-hakata.com/

開業日の1日前。
つまり、来年4月3日(日曜日)博多駅筑紫口徒歩3分にあります東洋ホテル会議室にて無料講演会を開催予定です。
人前でしゃべることが苦手な私が、汗かきながらしゃべる予定です。
また、当日は松本深圧院のすべてのスタッフが福岡に集合します。
興味のある方はぜひご参加ください。
定員に限りがございますので、全ての方を受けられないこともあるかもしれませんが、ご検討よろしくお願いいたします。

私は来年1月~2月に九州施術に伺います。
九州の皆さんには、いつもの“お知らせメール”内に福岡店のことと無料講演会の詳細も書く予定です。
(このお知らせメールは年内に送信予定です。)

鹿児島に通い始めて16年、福岡に通い始めて6年。
やっと九州に店ができます。
松本深圧院福岡店、皆さんぜひ応援よろしくお願い致します!








かつて、大学病院に勤務していたころは、筋肉の状態について深く考えていなかったと思います。
変形性股関節症に関してはとにかく「骨は…」「骨は…」「骨は…」。
筋肉に関しては「筋トレは…」「筋トレは…」「筋トレは…」。

今はその頃を振り返り反省しています。

 
そんな私が言うのですから信憑性は高いと思うのです。

皆さんにとって『筋肉の状況を考えること』は非常に重要です。


筋肉がいつも正常で、関節が正常であるならば、「筋トレは…」「筋トレは…」で良いのです。




『筋肉の状態』について考えてみましょう。

筋肉の状態は3段階に分けて考えます。


1、正常
2、疲労(正常の範囲内になります)
3、病気



これは、筋肉に限ったことではありません。


皆さんの身体を例にとって考えていただければわかりやすいと思うのです。



非常に元気な時は筋トレなどで身体を動かしたくなるでしょう。

身体が疲れている時は、身体を休めようとするのが一般的ではないでしょうか?

そして、身体が病気の時には身体を鍛えようせず、病気を治療しようとするのが一般的だと思うのです。




皆さんが病院へ行くと、筋肉の状態を確認することなく全ての方に「筋トレをしなさい。」という医師はまだまだ多いです。
昔からそうです。
最近は、筋肉の病気に関する理解も深まりつつあるので、少しは変わってきてもいいのではないかと感じます。


先日、ある女性を施術している時、ご主人がじっと施術を見ていることがありました。
そのご主人は、施術が終わると私のところに来て「私は整形外科医です。最近は筋肉をほぐすことの重要性を感じています。」と言ってくださいました。
かなり有名な病院のかなりベテランの先生でした。

そういう先生がいて、わざわざ見学にも来てくれたことがうれしくてお礼を言いました。


患者さんを診ると全ての方に「筋トレしなさい。」という先生と、筋肉の状態をしっかりと診たうえで「筋トレしなさい。」という先生がいたら、皆さんはどの先生を信頼しますか?
整形外科医は手術をするのが仕事、という考えは間違っています。
骨以外に骨の周りの軟部組織を診ることも整形外科医の仕事です。
整形外科医は軟部組織を診れないから仕方ない、というのでは患者さんに失礼です。


股関節痛の原因は、股関節内の炎症か筋肉の病気です。
炎症があるときの筋トレは絶対禁止です。
筋肉の病気があるときに、その病気の筋肉をトレーニングすることは絶対禁止です。


皆さん、股関節痛を筋トレで改善させようとしないでください。
それを繰り返すことは、必ず股関節を悪化させます。
どんどん筋トレをして悪化していく状態を『進行性』と呼んでいるのではないかと思うくらいです。


それでは、皆さんは筋肉とうまく付き合うためにはどうしたらいいのか?


次回、今年最後の記事に書いてみます。



つづく






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変形性股関節症を怖がらないでね





  ■宝塚市周辺の方は綾部先生にご相談ください!

     ■渋谷区周辺の方は芦沢先生にご相談ください!






6都市構想 松本深圧院グループ


■福岡 新しいスタッフ(作業療法士)が決まりました。
         博多店店舗準備できました!
         九州の皆様、サポーターとしてご協力お願いいたします!


■大阪 松本深圧院大阪 院長山中崇泰 TEL/FAX06-6319-9686
松本深圧院大阪のホームページです!
        2013年4月大阪店を開院しました。
        山中院長の人気急上昇です。
        新しいスタッフを募集中です。


■名古屋 松本深圧院名古屋 院長早川大介 TEL/FAX052-908-2690 
名古屋・早川先生のホームページ


■東京  松本深圧院ルサロン銀座 院長田山陽平 TEL/FAX03-3562-2777
ル・サロン銀座のホームページです!
        新しいスタッフを育成中です。
        次の段階に備えて、もう一部屋借り増ししました。1302号室です。
        また、新しく理学療法士か作業療法士の募集も始めます。


■仙台 
        理学療法士の先生を育成中です。
        素晴らしい先生なのでそろそろ最終的な指導を始めます。
        その先生の動向に合わせて仙台店の店舗を準備します。


■札幌 随分患者さんが増えています。
        理学療法士、作業療法士募集中です!
        福岡、仙台の見通しがつけば、本格的にスタッフを探し始めます。
        


※深圧に興味のあるプロの方(医師も含みます)は、まずは遊びに来てください。
また、どんどん見学に来てください。
スタッフ一同、お待ちしています





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6 コメント

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祝 福岡博多店 (すずらん)
2015-12-23 23:37:11
松本先生へ

いよいよ福岡博多店、オープンですね。まことにおめでとうございます。

着々と6都市構想を実現なさっていかれる先生に頭が下がります。先生の「股関節痛は怖くない」ブログに出会わなかったら、先生の霧島出張施術、福岡出張施術を受ける機会がなかったら、現在の私はありません。松本先生は私の足の恩人です。

「股関節症を克服する!」と念じ、筋肉ほぐしをはじめ痛みのある足の改善に良いと思われることを毎日続け、今では普通の人っぽく暮らしています。

心より感謝申し上げます。




返信する
すずらんさんへ (MARK)
2015-12-24 23:00:13
懐かしいです。

ミセスジンジャーさんとして霧島でお会いして、筋トレをやめるように話すことが何回かありましたね。

それから二日市温泉での施術も懐かしいです。

博多にやっと店ができる頃には良くなってしまいました。
良かったですね。

さて、次は何をやりますか?
私はゴルフに熱中します。
二階堂ふみさんにも熱中したいのですが、ゴルフの方が熱くなります。

時々福岡店に喝を入れに来て下さいね。

私も感謝しています。
ありがとうございました。
松本
返信する
鍼接骨院について (猫柳)
2015-12-25 17:59:45
いつも貴重な記事をありがとうございます。12月初めまで、自分一人で毎日、ストレッチやノルディックポールを使ってウォーキングをしながらテニスボールでほぐしてセルフケアしていました。1月から5月にかけてひどかった痛みが引いていて、炎症後期だと思っていました。痛みがなくなっていたのです。ただ、心配してくださる方がいて、その方が通われているという鍼灸接骨院にご紹介いただきまして現在通院中です。最初に伺った際に、股関節がずれているといわれました。そして運動や歩行練習などを一切やめて通院だけにするように言われました。

「3週間で杖なしで歩けるようにする」と仰ったのでおとといまでの3週間、通いましたが、股関節の痛みが復活しています。3日ほど前に「股関節の位置を戻します」ということで問題の左側の股関節を引っ張る治療をされて以来、まっすぐ歩けなくなり、びっこをひいて歩いていますし、痛みも股関節だけでなく大腿部や膝、足首まで広がりました。

私自身は筋肉の炎症が原因と思っていましたが、その先生はそれ以前に股関節がずれていることからきている痛みだというのです。でも私自身は腑に落ちません。

今日は足を引っ張る処置なしで鍼のみでした。鍼を打つ前の電気と鍼で、筋肉をほぐしているそうです。松本先生はこのような股関節の治療はどう思われますか?通院前よりも悪化して痛みが復活している場合、いったん通院をやめたほうがいいのでしょうか。

銀座に伺えれば話が早いのですが、現在はまだ足が不自由なため地方から銀座まで伺えません。お手数ですが、お手すきの際に返信いただけましたら幸いです。
返信する
猫柳さんへ (MARK)
2016-01-05 13:36:44
松本です。

当初の猫柳さんの考え方は正しかったと思います。

従って股関節痛も改善したのだと思います。

股関節の位置がずれるように感じる先生もいると思うのですが、それは骨や軟骨の修復の結果であり、その位置が現在の猫柳さんの正しい股関節の状態だと思います。

引っ張ったりすると、股関節周囲の筋肉がストレッチされるので一見効果的なこともあるのですが、炎症が起きていた股関節関節包も同時に伸張され、痛みが再発したものだと考えられます。

炎症は筋肉に起きるのではなく、もっと深いところにあり股関節の骨や軟骨を包んでいる袋(関節包)内に起きるので、しばらくは関節包に強い刺激は行わない方が良いと思います。

足を引っ張ることは時期によっては痛みを起こす時があるのです。

私はその院への通院はやめた方がよいと感じます。
そのような結果が出ていることが根拠です。

いかがでしょうか?
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ありがとうございます (猫柳)
2016-01-21 22:21:21
ご返信をありがとうございました。接骨院では股関節だけでなく、肋骨も浮き上がって開いていたのを閉じていただいていて、そちらは治ってきていて上半身がかなり楽になりました。

しかしながら足のほうは寒さのせいか痛みが増しており、なおかつ可動域も小さくなってきている状態です。

また、以前35分で歩けた距離が、120分かかるようになりました。そして歩行中に左足だけが、つるようになってしまいました。生まれて初めてのことで驚いているのですが、ふくらはぎ、足首、足の裏、太ももがつって、路上で動けなくなるのです。これがかなりの恐怖だったので、この時以来、道路を歩いていません。

以前、ブログで紹介されていた闘病記の方のように、私も大雪の中を長時間、薄着でウォーキングをしていて突然歩けなくなりました。出ていた症状もほぼ同じです。

ですので私自身は筋肉の炎症だと思っていたのですが、接骨院では骨頭壊死の可能性もあるので整形外科に行ってレントゲンやMRIをとってもらうように言われました。

ですので雪がなくなって、痛みが引いて少しでも歩けるようになったら整形外科に行っていろいろと検査していただいて、有効な治療方法を提示していただこうと思っています。

今は神経からくる痛みの緩和ということで鍼を毎日打ってくださっています。足を引っ張る施術を、どうお断りしていいのやら思案中です。

知人の紹介ということで、こちらでいろいろと院長のやり方に口出しするな、紹介くださった知人に迷惑がかかると、両親からうるさく言われます。しかし、私にとっては歩けなくなってしまうような状況は絶対に避けなければいけないと必死です。

長々と失礼いたしました。
返信する
この数日 (猫柳)
2016-01-28 01:09:46
寒さで通院できずにおりましたら、なんと痛みが減って、足の可動域が回復してきました。鍼をうっていた箇所だけがまだ痛いですが。やはり通院をやめて正解だったようです。アドバイスをありがとうございました。
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