股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

天職②

2006-04-27 12:34:01 | Weblog
ここからのつづき。


・・・そんなある日のことです。
お姉さんに車椅子を押され、一人の股関節患者さんが整骨院に来られました。
この方が“伝説の人”になる患者さんでした。

この患者さんの劇的変化は、私に決意の卵を与えてくれました。

そんなある日、この患者さんが「私のことをのぞみ会の会報に載せていい?」と言いました。
私は一度は断りましたが、「どうせ多くの患者さんが押しかけてくるわけでもないから、どうぞ」と言いました。

全国から股関節患者さんが押し寄せました。困りました。
整骨院は保険扱いの為、施術時間を短くして患者数を多くしないと経営が成り立たないからです。
多くの患者さんが押し寄せるのはいいのですが、股関節の施術は股関節だけ施術すればよいと言うものではなく、大阪や鹿児島から来られた患者さんを10分の施術で帰すわけにもいかず・・・・ストレスが溜まりました。

この時に、“伝説の人”からいただいた決意の卵は決意に変わりました。
整骨院を整体院に変え、自由診療で1人1時間の施術を開始しました。平成13年の春でした。
この決意は悩みました。股関節患者さんを専門的に診るには、患者さんを一生診ていかないといけないと考えたからです。
“一生診ていく”と決意した時「この仕事は天職だ」と思いました。
患者さんが良い方向に変化していく姿には快感を覚えるようになりました。

この時は埼玉だったのですが、東京原宿のラフォーレ原宿の常務と友達になり、一緒に原宿で仕事をしないか?と言われ、患者さんの便利の良さも考え原宿に店を構えました。

一年後、ラフォーレ原宿の5階にST.GREGORY SPA というシンガポールのSPAができ、常務の紹介でそのSPAでスタッフの教育を担当させていただくようになりました。

原宿の私の店では、心の治療と体の治療を行っていましたが、SPAの考え方も同様でしたので、徐々にSPAの魅力にも興味を惹かれました。
通常、日本のSPAでは男性はセラピストとして働きませんので、教育に関連してSPAセラピストの学校を行うことになりました。
シンガポールの会社と提携し、シンガポール政府の後押しも頂き、昨年の8月に東京都中央区(東京駅に近い)に学校ができました。
それが現在の学校です。

ただ、学校の先生は私の天職ではありません。
学校で人材を多く育て、いずれは西洋医学とSPAを合体させた統合医療施設を作りたいと言う私個人の目標のために学校長を引き受けました。

現在は、学校長室にベッドを置き股関節治療を行いながら授業も教えています。


つまらない、私の転職物語、いや「天職物語」でした。
私の人生の節目節目に、いろいろな方が現れ、導いてくれました。
「お前は変形性股関節症の方々だけを診るのだ」という方向に導いてくれたように思えてなりません。

この仕事は天職です。後継者を育てながら、一生続けます。

後継者募集中で~す
優しくて、人のお役に立つことが好きな方がいたらどんどん紹介してくださ~い。育てます。学校の授業の一部に参加していただくという、経営的な一面も関係してたりして・・・・・


変形性股関節症を怖がらないでね







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