股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

腰痛の経験から 2

2009-08-31 00:19:59 | 痛みのこと
●8月27日で大原先生の実技指導が終わりました。
今のところ、今年11月頃に東京・吉祥寺での開業を考えています。
最近は、大原先生に“ある筋肉”をしっかりほぐしてもらっているので、腰の状態が絶好調なんです!



私は20歳代の頃、埼玉県新座市の整形外科に勤務していました。

この病院の院長は、触診の名人でした。
そして、整形外科医としての治療を当たり前に行ってくれました。

私は20歳代に2回重度なぎっくり腰を起こし、仕事に支障をきたしました。

その度に院長先生は、レントゲンを片手に私の腰の骨を強く押しました。
筋肉を強く押したのではありません。

そうすると、ある場所で激痛を感じました。

次に院長先生は、私が一番痛がった腰の骨(腰椎棘突起)の奥にステロイドの注射をしました。


するとどうでしょう。
すぐに動けるようになり、次の日から普通に仕事ができました。

一時的だと思うでしょ?

違うんです。


その後、全然痛みが出ないんです。

ステロイドには、劇的に炎症を取り去る効果があるのです。



私は薬が大嫌いです。
ですから、ステロイドの使用をどんどん勧めるわけではありません。

薬には“効果”と“副作用”があると思います。
すべてに副作用があるのかもしれませんが、“効果”の方が勝って、患者さんの心身が楽になるなら、有効に使用するのも良いのではと思います。



目の前にいる、痛みを訴える患者さんに対し、整形外科医が今できる治療法です。


ケースバイケースでしょうが、“炎症”が疑える患者さんには、ステロイド注射も一つの選択肢であるべきだと思います。
また、その注射を患者さんが拒否するのも一つの選択肢です。

希望する患者さんの選択肢としてあってもいいと思います。


私は、腰痛が急に楽になった経験から、そう思うのです。




私は、痛みの原因は筋肉の痛み80%、関節の炎症20%と考えています。

筋肉の施術後に、症状が戻りにくい人は、ほとんどが筋肉の問題だけなのです。
しかし、症状が戻りやすい方には股関節関節包内に炎症がある可能性がありますので、ステロイド治療を勧めることがあります。

しかし、なかなかその治療を行っている病院がないのが現状です。


膝関節には行われるのに、色々な問題があり股関節には行われないのです。




もっと、情報を集めてみます。





変形性股関節症を怖がらないでね