くらげほのぼの日和

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アサーティブセミナー

2008年07月18日 23時43分35秒 |  -セミナーいってみる
今日は:

最近よく聞くんですよね。「アサーティブ」っていう言葉。
意味としては、自分・相手の人権 (アサーティブ権) を尊重した上で、自分の意見や気持ちをその場に適切な言い方で表現出来るようにすることらしい。

そんなんって、今頃流行らなくても普通のことちゃうん?と私なんかは思うのですが、よくみかけるってことはブームなんでしょうね。でもって、そこで悩んでいる人が多いってことなんですかね?
わたしは、「言葉でいわなくてもわかってくれる」っていうのが、ゼロではないと思うけど、「言葉でつたえなわからんねん!」とか「言葉で伝える努力をしようとしないで、なんで相手がわかる努力できるねん」とか「言葉で伝えようとするから、自分の気持ちが整理できるねん」って思ってるほうなので、そのときに言えなくてもどうにかして自分の気持ちを相手に上手につたえようかって日常で考えてるほうなので、正直このブームがよくわかんないのよね

ただちょうど知り合いが講師するってことだったので、行ってみることにしました。潜入取材ですよ。笑
でも、ワークの最中に、「今まで言いたくてもいえなかったこと」をだしていかないといけないことがあって、そこでうーんって悩んでしまいました。
基本的にないのよねぇ・・・・・
スタッフ(これも知り合い)に「今まで会社やめるときとか言いたかったこととかないん?」っていわれました。
でも、ないねんなぁー。辞めるまえには言いたい気持ちとか要望とかあったら言うし、言わずに、言えなかったためにいまだにくすぶっているってことないんよなぁ・・・・
そうしたら「すごいなぁ」って言われたのですが、すごいんやろか・・・・
ん?わたし自己主張しすぎ?とか思っちゃいました。

実際のワークも、3人で言う人、相手役、進行役と観察者がいて、自分が選んだ題材についてフィードバックしながら3回づつロールプレイングしました。
客観的に言い方を聞いて判断してくれる役割の人がいるので、みんな回を重ねるごとに、うまく伝わる表現方法がわかってきたかんじでした。
つまり、特にセンシティブな会話については、普段から自分の心のなかでのロールプレイングが必要ってことですよね。
何回も反復してみて、このほうが自分の言いたかったことは伝わりやすいかな、とか相手はちゃんとこちらの意図で受け止めてくれるかなって確認しながら会話を組み立てるって作業をね。
ていうか、こういうことって、日常的にみんなやるもんとちゃうん????
そこがね、わたしの驚きの点でもありました。

あと思ったのは、コミュニケーションのひとつとしては、アサーションって有効だと思うけど、それで自分の欲求がかなうかといえばそうじゃないと思うんだな。
だって、自分の思いをうまく伝えられたからといって目的って達成されたわけじゃないやん?
相手は理解してくれたとしても、だからって相手の行動がそんな簡単にかわるわけじゃなくって、時には、アサーティブな物いいよりも、強くキレルことも必要だと思うし、やらしいといわれる猫なで声も必要かもしれない。
いろんな人がいていろんな受け取り方があるんだから、この人にはこうやったほうが有効かも。とかそういうのを見分けて実践できるほうがたぶんうまくコミュニケーションはとれると思う。
なので、限界っていうか、ひとつの手法としてあるんやなぁーって感覚で取り入れたほうがいいことかな、と思いました。

ちなみに、知り合いの初講師デビューでしたが、言い方も進行も上手くって、大勢の前ではようしゃべることのできないわたしからしたらすごいなぁ、と思ったのでした。











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