日経ビジネスオンライン(http://nkbp.jp/1cY1ikA)で、元早稲田大学ラグビー部監督・中竹竜二氏の「若手を動かす言葉力」を読んだ。
氏は、『リーダーが口にする「言葉」はとても重要である。言葉によって、人や組織を成長に導くことができる。半面、言葉によって、せっかくの成長の芽を摘んでしまうこともある。
私はラグビーの選手、指導者として、リーダーシップのあり方を考え続けてきた。中でも、言葉の重要性に気づいたのは、早稲田大学に入学し、ラグビー部に入部してしばらく経ったころだった。』と語る。
詳細は上記のURLでお読み頂きたい。
イワン・アサノヴィッチは共鳴して下記のコメントを投稿した。
『私はむかし少年野球の指導者をしたことがあります。同じ学年でおなじような体力を持っていながらチームの足を引っ張る子が少なからず居ました。<o:p></o:p>
しかし、とうてい怒り飛ばす気にはなれませんでした。
筆者のようにプレイヤーとしては一流ではなかった自分は、一律・機械的に怒鳴る指導に理解や納得がいかない時がしばしばあったからです。
『怒鳴ってばかりじゃなく分かるように言ってくれ』と内心は思うことがありました。
足の遅い子が足の速い子の真似をして盗塁をしても失敗ばかりで良い経験にはなりません。
足の遅い子なりにバッテリーの癖やタイミングを覚えさせ、やがて盗塁成功を喜び合ったこともありました。
まさに、レトリック(会話表現力)で子どもに言葉と身体で野球の技術を理解して貰いました。<o:p></o:p>
私の最後の一年は監督に就任しました。
その一年で「出ると負け」と言われていたチームが、市の準決勝まで進出できる様になりました。<o:p></o:p>
運動選手はとかく脳みそも筋肉と揶揄されますが、実は心(精神)が育てられない場合が多いのです。今の日本は最前線で活躍する現場力の評価がなさ過ぎますね。』<o:p></o:p>