ミカエルの函館散策記

美しい夜景と異国情緒溢れる町・函館。
名所・旧跡・食べ処をご紹介していましたが今や万屋。
ご訪問に謝々。

第772号 正月煙がたなびく「どんど焼き」

2013年01月08日 | 町の話題
昨日で正月の松が明け、街は本格的にエンジンがかかり始めた。
それとともに、正月飾りなどを燃やす「どんど焼き」が、市内あちこちの神社境内から煙があがる。

私も近所の「稲荷神社」へと。
石造りの急な階段をのぼり、小さな本殿とご対面。







飾りのほかに古くなった賀状やまゆ玉、不用になった人形なども煙となって空にのぼる。この煙を体に浴びせると無病息災で過ごせるという言い伝えがある。
そこで早速私もそのお力をいただいた。





火の見張り番は、近所の氏子さんたち。「ご苦労様。暖まっていきなさい」と、声をかけてくれるから嬉しい。

奥地では、15日の小正月に行う。
これは、明治2年5月に箱館戦争が終結。新政府は直ちに、蝦夷地開を主目的とする開拓使を設置。全国の藩にその作業を委ねた。したがって、各地域には、文化・風俗を異にすることになったのである。

この日、買い物があって車で五稜郭へ。
排雪が行われていない道路は車線減。それにアイスバーンとが重なって大渋滞。
私どものように時間がフリーな者とは違い、深刻なのが配送業者などであろう。
約束の納入時間が迫って、心理に限りない悪影響。
その心には同情できる。
なんとかして欲しいこの雪。国、道、市の三者作戦を明らかにすべきだ。



ミカエル


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