ミカエルの函館散策記

美しい夜景と異国情緒溢れる町・函館。
名所・旧跡・食べ処をご紹介していましたが今や万屋。
ご訪問に謝々。

第519号 桜を求めての肌寒い旅 ① 

2010年05月10日 | 旅行  

四月上旬、阪急交通社の「旅ネット旅仲間」に掲載してあった「静内二十間道桜並木」の案内に興味をもっていたところ、旅仲間から「行ってみないかい?」の誘いがあって参加することにした。

天気予報は終日雨。
でも、奇跡を信じて家を出た。
二日間の旅。前後するが思い出を掲載したい。

「二十間」という冠言葉で有名なのが、函館西部地区にある「二十間坂」。
函館山に要塞を築くため、大砲運搬道として造られたので知られている。

静内二十間道桜並木」は、太平洋に面する静内町に位置。
その後、平成の大合併によって「新ひだか町」になった。
旅行会社の観光コースに加えられてからは、北海道の新しい桜名所になった。

旅二日目のこの日は、曇り時々雨でしかも肌寒かった。
桜が咲いていればこんなイメージ。
(写真、お借りした。)

この日はまだ蕾が硬くて、咲いていなかった。


 

この道路の歴史を振り返ってみた。
1872
(明治36)年、開拓使長官・黒田清隆の手による。

積雪が少なく、野草の多い日高地区は産馬改良に適していると進言。
この結果、約7万ヘクタール(東京ドームの14,000倍)にもおよぶ広大な新冠御料牧場が開設された。

二十間道路は、1903(明治36)年、皇族が牧場を視察する際の行啓道路として造られた。
ほぼ同時期に建設された皇族らのご宿舎「龍雲閣」は今も残り、往時を伝える。

桜が植栽されたのは、その13年後。
牧場職員が3年かけて、近隣の山から移植。
構成は、エゾヤマザクラが7割、カスミザクラが3割。

並木の幅が20間(36m)であることからこの名で呼ばれるようになった。

五月の開花時に開催される「しずない桜まつり」には、20万人以上の観光客が訪れ賑わう。

このお祭りが開催中。
私は「大豆ハンバーグ・200円」を買い求め,
シルバー食べ歩きを満喫した。

 

それにしても、臨時仮説トイレの長蛇の列には驚いた。
位置もそうだが、数にも配慮がなされるべきと感じた。


         

 



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは。 (土方副長)
2010-05-12 21:26:41
お久しぶりです。
えーと、14日(金)の遅い午後から3日間、通算9回目の函館旅行を実行します。
詳しい事はブログで色々と述べますが、昨年と同じく15日(土)の午後に行なわれるコンテストでミカエルさんもご覧になさるのでしたら、ぜひ、お会いしましょう。
出発日がかなり迫って来ているので、PCメールがしたいのですが、よろしいでしょうか。
返信する
残念ながら (ミカエル)
2010-05-13 19:05:43
副長さん、こんばんは!
折角ののお誘いですが先約が入っておりまして。
申し訳ありません。 ミカエル
返信する
あら、残念です。 (土方副長)
2010-05-14 00:39:08
また、いつかお会いしましょう。
返信する

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