梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

極論 2

2010-06-17 08:28:14 | 日記
SFCGの会長が逮捕された、新聞によると本人がその著書で人生の目的は「成功」であり「金、地位、名誉全てを手にする事」だそうだ、その為には他人を食い物にしてそれが非合法となると更に非合法で隠匿する、金額が凄い、400億円に近い、此れも一部である、しかしどう考えてもオン年62歳では使いきれる額ではない、増やす事だけで使う事はあまり目的では無い様だ、金は使ってこそ金だ、動かさなければただの数字だ、しかし最低限の生活の為に必要な金は命その物を支える、使うと税が掛かると言う事はこの命を支える事にも更に税金が掛かると言うことだ、直間比率の見直しはもう仕方ない事だろう、しかし税金の無駄は徹底的にあぶりだして、更にこの様な眺めて楽しむ様な資産は速やかに社会に戻して貰いたい、相続の原則限度額の設定、そしてこの様な金を死蔵してしまう事を防ぐ為に「動いた金に掛ける」と言う事から「保有資産そのものに毎年課税する」方向にした方が良い、消費に掛かる税金が少なくて済めば消費は進むだろう、持っているだけで高率の税金が掛かるなら消費する方向に向かうだろう。今後暫く外需は不調だろう、世界的に不況なのだ、各国が内需を増やせば結果的に外需も増える、1/3の資産を1%以下の人間が保有し、しかも「保有している事自体が目的」となればこのサイクルは停滞する、再三言うが老後の心配が無いなら我々底層国民は金は使う、少なくとも使い切れない金額が書かれた書類を見て満足するような下劣な精神は持っていない、想像してみてくれ、昔の漫画にあった様な、江戸時代の芝居に出てくる金貸しの強欲老婆が床下の壷に入れた金を行灯の灯りを落として毎晩数え、にたっと笑うと言う図を、今は更に下劣でこれ見よがしにマスコミに出てくる、マスコミの一部はそれを是として居る所さえある、しかし「自由経済」である、ある程度まで行けば合法的に金を集められる、そして「金」と言う経済の血液を異常に膨らんだ瘤に溜め込んでいる、言わば来れは静脈瘤だ、破裂しないとすれば全身の血液は停留しやせ細ってしまう、貧乏だから言う事かもしれないが圧倒的に貧困層の数が多いのだ、世界に誇れる政治システムとしてこの位の荒療治を誰かがして欲しいものだ