梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

マイカー 6

2010-06-16 13:18:47 | 日記
RVRは面白い車だった、栃木の方で峠を南側から超えたら北側がかなりの積雪だったことが有ったがこいつは全く問題にしないで下る事が出来た、仕事の関係で福島に行った事もある、飯坂温泉に一泊し、帰りはフルーツラインから磐梯山を越えた、頂上近くまで行った時凄い数のトンボが現れた、赤とんぼがまるで雲霞のごとくと言った按配だった、青く透き通る空に白い雲が幾つか浮いていて九十九折の道路からはるか地上が見える、道の山側に沿ってトンボは渦巻くように飛んでいる。頂上のお土産やで桜の皮を巻いた茶筒を買った、その後猪苗代湖の方に下りて会津若松にる、国道を鬼怒川方向に向かい途中から紅葉ラインを使って那須に出ると東北縦貫で帰って来た、かなり長時間乗っていたが腰に負担が残らなかった、色々乗っているがあのシートは秀逸だった。RVRとは突然分かれる事になった、仕事で都内から多摩ニュータウンに向かって高速4号線から中央高速に向かっている時だった、もう少しで烏山のトンネルと言う所で左斜線を70~80㎞程度で走っていたら前方に荷を満載した2トントラックが走っていた、こちらの速度と10km程度差があるので右に出て追い越す事にした、私は追越をする時には追い越した後300m位の距離を取ってから前に入る、フェンダーミラーで距離を確認してウィンカーを出そうとしたら後方から恐らく100kmを超える速度で乗用車が左に振り出してきた、更に加速して私を追い抜くといきなり私の車に体当たりに近い形でハンドルを切った、恐らく脅すつもりだったのだろうが後部が本当にRVRの左前輪に衝突した、RVRはアプローチを大きくする為にタイヤは一番前にある、このタイヤに恐らくバンパーだろうが衝突したのだ、あっと言う間も無い、前輪は右を向いてしまった、追越をしていたので速度は恐らく100km前後、次の瞬間は上下線の隔壁になっている壁の下部に左前輪が衝突した、運の悪い事に其処には雨水枡があって滑る事は無く左車輪を軸に車は半回転して第一車線で横向きに止まる、今考えると追い抜かれた2トントラックの運転者が良く避けてくれたと思う、通行量が少なかったのも幸いした、当てた車は既に見えない、助手席の下に落ちた電話を拾い110番に掛けながら車から降りて前方に走り出したら後方から来た車が止まってくれて「のって!」と言ってくれた、お礼もそこそこに成ってしまったが「当て逃げだ、白い奴です」と言ったらすぐ後ろに居たらしい、「大丈夫だこの先は料金所だから必ず追いつく」と走り出した、しかし相手はすぐ先の烏山トンネル入り口手前のゼブラゾーンに止まっていた、車から降りて運転手を引っ張り出している間に乗せてくれた車は居なくなってしまったが本当に感謝している、歩いて現場に向かうとすぐに警察が到着した、PCで調布署に行って事情調書を取る時には相手の会社から事故係りが来た、新宿で有名な不動産会社だった、警察の質問に若い運転手は「なかなか左に寄らないから少し脅かそうと」と言う、「脅かすこと自体間違いだがあんたのは本当にぶっつけたんだよ」と言う「故意という事だと事故扱いも難しいが訴えますか」と言われたがまあ怪我も無かったのでそれはやめにした、一通りの調べが終えて建物の外に出たら丁度RVRが車に積まれて到着した、左フロントフォークが折れてビスカスのオイルが流れていた、まるで血でも出ているかの様で鼻の奥が濡れてきた、事故は100%対0%は無いと言うが此れは全額その会社が負担した、保険会社が来て話を聞いたが会社からの支払いだったので恐らく不足は会社が出したのだろう、