ゆっくり…ゆったり…

今日のお散歩は、先日も行った、コザ総合運動公園でした。
先日のブログにも書いた、出先でお散歩ですの、あの公園です。

最近は、町に用事がある時には、運動用の靴を車に入れて出掛けるのですが、
公園に着くと、靴を履きかえて歩きます。
沖縄では、あちこちにこうした公園がありますので、とても有難いことです。

山梨でのお散歩では、行き交う人に挨拶をしますと、地元の人は挨拶を返してくださいます。
それでも、週末などに都会から来た人は、見知らぬ人に挨拶をする習慣がないので、
目を合わされることなく、行き過ぎていく人もあります。

ここ沖縄でも、なかなか難しいのです。
山梨に来られる都会からの人とは違って、沖縄の人は、シャイなのでしょうね。

今日も運動公園を歩いていますと、地元の人らしい７０才前後のご婦人が二人、
向こうから並んでウォーキングをしてこられました。
すれ違う時、私は会釈をしたのですが、お一人は前を向いたまま…、
もう一人の人もチラッとこちらに目を向けたまま、通り過ぎて行かれました。
私の声が聞こえなかったのかもしれません。

ウォーキングをしておられる他の人にも、「こんにちは」と声をかけるのですが、
反応してくださる人は、極まれです。
所変われば…ですから、仕方がないですね。

その運動公園はとても広く、遊歩道を歩いたり、スロージョギングしたりして、
私達はたいてい、２周を回ります。
２周目に入ってまもなく、あのご婦人たちが話しながら歩いてこられるのが見えました。
１周目のことがありましたが、私はかまわず「こんにちは」と会釈しながら声を掛けました。
すると、今度は、おひとりの人が笑顔で会釈をしてくださいました。
ちょっと嬉しい瞬間でした。

実は昨日、地元のいつものお散歩コースで「この松の木には、松ぼっくりが付かないんですよ。」と
いきなり話しかけてこられたご婦人がありました。
更に「このハーブは、すぐそこで採りました。」と、ミントに似た小さな葉っぱをくださいました。
「お茶にできますよ。」と言われたこのご婦人は、実は、昨年もこの川沿いで、何度かお見かけしました。
昨年は、私が何度も挨拶をしているうちに、会釈を返してくださるようになったご婦人でした。
そのことを覚えておられたのかどうか、わかりませんが、今年はご婦人から話しかけてこられました。

沖縄で３度目の長期滞在になります。
今、この地での暮らしを、無理がない流れの中で楽しむことができることを嬉しく思っています。


　さすが沖縄ですね。
　この時期に、ハイビスカスが町のあちこちに咲いています。