想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

ブルーベリー

2024-06-26 20:39:21 | 日記
「食べて行って…。」

今日のお散歩の時、道沿いの畑の前で声を掛けられました。
食べて行って…のそれは、ブルーベリーです。

10年ほど前に、「ブルーベリーを植えたのよ。」と言っておられました。
「7~8年もすれば食べられるようになるわ。」とも言っておられたのです。
元は、大きな栗の木が3~4本もあった場所ですが、
古木になった栗の木を倒して、20数本のブルーベリーが植えられたのです。

それ以来、その前を通るたびに、若木が大きくなっていく様子を見ていました。
大きくなるまでには、根の部分の下草を小まめに取っておられましたし、
周りに出てくる草も取っておられました。
そうして、花が咲き、実が生り…。

実の収穫は、6月から7月にかけてですから、
私たちが北海道に行っている間…ということになります。
そのブルーベリーは、ご家庭で食べられる分ですが、
ご近所の5~6軒の人にも声を掛けておられるようでした。
せっかくだから、みんなにも食べてもらえると嬉しいから…とのこと。

このお宅では、他にもいろいろな野菜などを作っておられますが、
すべてそんな感じですから、我が家もお相伴にあずかっているのです。

ただ、昨年までのこの時期、北海道に行っていた我が家ですから、
ブルーベリーは今年初めて…となります。

今日、お散歩の時にブルーベリー畑を見ましたら…??!!
「ねえ、色付いてきたわ。」と、少し前を歩いていた主人に言いました。
「そうだね。実が大きいね。」と、主人も引き返してきました。

その時、私たちの声が聞こえたからでしょうか、
奥さんがブルーベリーの畑の中ほどに立ちあがって出てこられました。
いらっしゃるとは思っていませんでしたので、私たちは驚いたのですが、
「熟れている分を持って帰って…。」と言われるのです。

たいへんな思いをしてここまで育てられたことを知っていますので、
「はい、ありがとうございます。」なんて、簡単には言えません。
「あとで、袋を持って来て採って行って。」と続けて言われたのですが、
さすがに、あとで…というほど近くはありません。

遠慮していると思われたのでしょうか、
「じゃあ、ここで採りながら食べて行って…。」と案内され、
主人と私、木から実を採っていただきました。
ブルーベリー狩りです。

それが、何と甘いことでしょう。
毎朝、無糖ヨーグルトを食べる我が家では、
25年ほど前から、目に良いと言われるブルーベリーを数個入れて
食べてきました。
ただ、冷凍のブルーベリーです。

食感が全く違いますが、今日のブルーベリーが食べられるのならば
何と嬉しいことでしょう。
近いうち、お散歩の時に小さな袋を持って行って、
少しいただきたいなと思っています。



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