まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

篤姫② 西郷でごわす

2008-01-17 | 日本のドラマ(連続)
 大河ドラマ「篤姫」第2話を観ました...

☆はしため?下女?
 藩を憂う会話をしている島津忠剛と妻・お幸。こっそり聞いている小娘。可愛い女中かと思ったら、ヒロインの姫君・於一だった。さがりゃ!茶をもて!とか言いたくなるよなあ。
☆ラブコメ
 内緒話(調所さんに会ったこと)を兄にバラしていた尚五郎に、あいつぅ~!とプンプン♪な於一。さっそく尚五郎を呼びつけて、ぷんぷん♪可愛い於一姫に、デレデレヘラヘラな尚ゴローちゃん。うう~ん、ますます月曜ドラマランド色が濃厚に...
 尚ゴロー、びっくり話になると、飲んでいた茶や酒をブーッと吐き出すのがお約束になってる?いつか於一の顔にぶっかけてほしいものです。
☆西郷どん
 目が大きい、相撲取りのような男が!と、いきなり屋敷にやってきた西郷を評して家臣が忠剛に報告。目はともかく、相撲取りには見えんぞ。ガッチリしてるけど、すごいスラっとしてスタイルが良いオザユキ。西郷どんにしては、カッコ良すぎるかな。もうちょっと恰幅よく太ったほうがいいのでは。黒くて丸い顔は、おはぎみたいで美味しそう♪
 ヘタレのくせに、このやろー!と西郷どんに襲いかかる於一兄ですが、ぜんぜん相手にされません。男同士のケンカにも、しゃしゃり出てくる於一がウザい。
    
☆尚五郎の乳首
 これまたヘタレのくせに、稽古中の西郷どんに手合わせを願う尚ゴローちゃん。代わりに相手になった大久保利通(原田タイゾー)に、一発でダウン。
 肩の打ち身を治療してもらう尚ゴロー、ぎゃぼ肩をはだけて乳首が見えてます。可愛いらしい尚ゴローに、西郷どん&仲間たちは何だかウキウキソワソワと嬉しそう幸せそう。可愛い瑛太とワイルドなオザユキ、ボーイズラブの典型的カップルに見えるぞ。YAOI萌え~!が今後も期待できます。
☆美しき母べえたち
 大久保利通の母フク役は、真野響子。貧乏だけどたしなみ深く、教養がありそうで知的な女性って感じで、素敵です。妹あずさも出てほしいなあ。ワタシ的には、化け物な化膿姉妹などより、はるかに麗しい憧れの姉妹な真野響子&あずさ。
 真野響子といい樋口可南子といい、江戸編で出てくる和宮の生母役・若村麻由美といい、若手より母親役の女優たちのほうが、美しく魅力的かも。
☆義経の妖怪ふたり再会
 調所さん、江戸城で老中・阿部の詮議を受ける。あれれ、この二人って、「義経」の後白河法皇と平知康じゃん。今にも膝を突き合わせて、また悪だくみを始めそうな二人でした。夏木マリがいなかったのが残念。
☆さよなら調所さん
 すべての責めを一身に負い、自害する調所さん。切腹じゃなく服毒ってところが、上品知的な調所さんらしい自決方法です。もがき苦しむ姿と死に顔が、リアルで怖い!さすが平ミッキー、インパクトを残して去ることを忘れません。短かかったけど、お疲れ様!でも、若手の出すユルいコントムードを引き締めてくれるベテランがいなくなるのは、ほんと寂しい。
★総括
 軽いですねえ、ほんと。於一と尚五郎の話し方が、すごく現代的なのが気になる。大河ドラマの主なターゲットって熟年層だと思うので、このノリについていけず、リタイアする人も多いのではと危惧。
 ちょっと東南アジア系顔の宮崎あおいが、可愛いけどやっぱ大名の姫に見えないのも、いかがなものかと...
 瑛太も侍には見えないけど、ヘボヘボじゃない時は(めったにないが)結構凛々しく見えたり。意外とこの先、すごい変貌が期待できるかも?涼やかで清潔な青い着物が、爽やかで瑞々しい瑛太です。
 江戸城のバカ様、じゃない、若様こと堺雅人が、今回は出てこなかったのが寂しかったです。
 第2回のMVPは、平幹二郎。次いで小澤征悦、瑛太、真野響子、かな。
     
 映画「銀色のシーズン」の宣伝で、TVに出まくってる瑛太(広島の深夜ローカル番組にまで出てたよ)。トークが苦手そうな彼なので、何だか可哀想。ストレスで、また奇行に走らなきゃいいけど...
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チャンスは泥の中にある

2008-01-16 | 北米映画 20s~50s
 一昨日は成人式でしたね。私も来年に向けて、今から十二単を新調しなくては♪
 冗談はサテオキ。今年は例年よりも、おとなしめだったみたいですね。ほとんど季節の風物詩になってたので、ある意味ちょっと寂しいかも。まあ、暴れられて被害を一度でも蒙れば、そんなノンキなこと言ってられないんだろうけど。若い子も、クールになったってことでしょうか。人に迷惑をかけるのはよくないけど、元気なヤンチャ魂が若者にないのも、何だか寂しいですね。若い頃に、もうちょっとバカやっとけばよかったなあと、つまんない大人になっちまった私は後悔してるので...

 「渇いた太陽」
 スターを夢見てハリウッドへ行った青年チャンスが、落ちぶれた元大女優アレグザンドラを伴って、故郷である南部の田舎町に戻ってくる。町を支配する政治家フィンリーに昔、彼の娘ヘヴンリーとの恋を裂かれたチャンスは、彼女を取り戻すことと、アレグザンドラを利用して成り上がることに躍起になるが...
 テネシー・ウィリアムズ原作らしく、ドロドロで醜悪な人間関係が怖くて面白い。登場人物はみんな、破綻し荒廃しています。心をえぐる残酷でキツい台詞で、愛憎や欲望、虚栄や偽善欺瞞をぶつけ合い暴き合う彼らに、ほんと人間って醜い、救いようがないと暗澹となります。
 夢も希望も愛もブチ壊す、エグい内容なのは相変わらずですが、同じテネシー・ウィリアムズの「欲望という名の電車」とか「熱いトタン屋根の猫」とかみたいに、ヒステリックで狂った病的パラノイアな感じは、あまりない。悲惨だけど、悪夢が醒めたようなラストは、どちらかといえばハッピーエンドだったのも、意外でした。
 スターを夢見る人は、観ないほうがいい映画かも...自分を殺して身も心も汚しきっても、夢がかなうとはかぎらない。アレグザンドラがチャンスに吐く悪罵や侮辱に含まれた、彼の夢や自信どころか人格まで破壊する、毒のような現実!言われたら自殺ものな酷さです。たぶん、チャンスと同じような状況でもがいてる役者の卵って、いっぱいいるんだろうなあ。
 チャンス役のポール・ニューマンが、めっちゃカッコカワイイです!
    
 当時37歳(より、若く見える。なので、たぶん20代後半の役だけど、違和感なし)男盛りの魅力と色気!ほとんど男娼に堕ちながらも、スターになる夢を諦めきれず、ヤク&アル中のアレグザンドラをたぶらかし、彼女の醜態をネタに脅したりと、得られないものを得ようと悪あがきする人間って、ここまで卑劣になれるのかと呆れさせるチャンスを、ニューマンがすっごくセクシーかつ可愛く演じてます。
 逆境で戦うクールに屈折した男の役が多いニューマン。チャンスもかなり屈折してるけど、暗くない。こんなに明るく感情豊かなニューマン見たのは初めて、と思えるほど。すっかり歪んで汚れちまってるとは思えないほど、チャンスの夢見る瞳や笑顔は、キラキラしていてチャーミングです。
 それと、やたら上半身裸になるニューマンの肉体美にもうっとり。筋肉質な鋼のナイスバディで、アレグザンドラじゃなくてもハァハァになっちゃいます。でも、美しい肉体も、女の欲情を満たす道具としてしか役立たない、扱ってもらえないところが、みじめで哀れなチャンスです。
 チャンス役、今やるとしたら?年齢的ヴィジュアル的には、ポール・ウォーカーかジェームズ・フランコがいいかも(10年前なら、マシュー・マコかな)。特にフランコくん、屈折感やモゴモゴした声、肉体美など、ポール・ニューマンのチャンスと少し被るので、ぜひ挑戦してほしいな。日本なら、妻夫木聡がいいかも。エロ可愛さを活かせる絶好な役だ!来年NHK大河ドラマでやる似合わない戦国武将の役より、よっぽど適役だと思うけどなあ。
 アレグザンドラ役は、名女優の故ジェラルディン・ペイジ。その醜態っぷりが、何か滑稽で笑えます。青二才のチャンスなどに脅されても、屁とも思わず彼をいいように扱うしたたかさや、もう私ダメ~!あんたしかいないの~とチャンスにすがってたのに、新作映画が絶賛されてると知ると、ウザ!あんたはただの男娼、もう用はないんだよ!とばかりにチャンスを邪険にし始める変わり身の早さとか(ベッドでウキウキと朗報を電話で聞きながら、僕をプロデュースする話どーなってんだよ!と哀訴するチャンスに、あっちいけ!と蹴りをくらわすシーン、笑!)、まさにザ・女優な因業ぶりです。
 フィンリー役で、アカデミー助演男優賞を獲得したエド・ベグリー。そのアクが強くエゲツないけど豪快な演技が、強烈です。あんな政治家、絶対イヤだー!
 平和な南部の田舎町と、華やかなハリウッド。明るく健康的で強くて栄えている、というイメージの裏に隠された、アメリカの病巣や暗部を暴くテネシー・ウィリアムズの作品、好きです。
 
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たそがれトレイン 終焉経由希望行き

2008-01-14 | フランス、ベルギー映画
 今年に入ってから、仕事でちょっと失敗したり、人間関係でちょっとイヤなことがあったり、悪夢ばかり見てるし、幸先が良くない年始めだなあとプチ欝です。ヤな予感や暗い不安を吹き飛ばすような吉事、起きてほしいなあ。
 と願ってたら、私を通り越して家族の一人に、今すごく良いことが起きようとしています。それが早く幸せな現実になればいいなあ。とりあえず今は、自分自身の幸福は置いといて、そう願わずにいられません。正式に決まれば、ここでも発表したいと思います。

 「列車に乗った男」
 列車から、さびれた田舎町の駅に降り立った男。彼は、ひょんなことで知り合った元国語教師である老人の屋敷に宿泊することになる。互いに孤独と秘密を抱える男同士の心は、静かに通い始めるが...
 パトリス・ルコント監督は、男同士の友情を描くのも上手ですよね。夢や希望や恋愛などで、ピチピチ&テカテカな若者・壮年の男と違って、晩節期の男の疲れや絶望、諦めで枯れた男心が、切なくわびしい。そんな黄昏男ふたりの、運命のような出会いが、ドラマチックでも熱くもなく、淡々と悲哀に満ちてるけど優しく描かれていて、しみじみさせられます。
 なにげないシーンや台詞で、人生って残酷で皮肉、でも歓びがないわけではないものだなあ、と思わせてくれます。特に印象的だったのは、食堂のシーン。大騒ぎして迷惑な若者の客に、昔なら黙っていないが今は勝てないことが分かってるから、とクールに無視しようとする男。あきらめてばかりだった自分を変えるチャンスと、老人は注意しに行く。でも、相手は自分の元教え子だと判明、あっさり謝罪されてしまい、ホッとするやらガッカリするやらの老人。今でも教え子に慕われていたことは、老人の人生が決して得るもののない虚しいものではなかった証拠で、心温まる。けど、どんなに強く決意し勇気を出して行動に出ても、もう何の結果も生まない現実は虚しい。そんな人生の光と影が重なったようなシーンに、いろいろ考えさせられました。
          
 老人は病気。男は銀行強盗の計画。お互いの深刻な事情に気づきながらも、相手の心にズカズカ入りこんだりせず、かといって見て見ぬふりをするわけでもなく、痛い核心に無遠慮に触れないよう、心配したり理解しようとしたりする、二人のやりとりの機微も、細やかで心に沁みます。劇的なシーンや美しすぎる台詞で感動させようとするのはやはり安易だなと、こういう映画を観ると思ってしまいます。
 老人役は、ルコント監督作品の常連、名優ジャン・ロシュフォール。上品でウィットに富み、ユーモアを忘れないけど哀愁があって、それでいて純真な少年っぽさの残る可愛さも感じさせる、おちゃめで味わい深い爺さまです。
 謎の男役は、ジョニー・アリディ。フランスの国民的スターと言われてる彼の演技、初めて見ました。し、シブい!激シブ!チョイ悪おやぢなんて、甘っちょろいもんじゃないです。まさに夜露死苦!なド不良おやぢ。黒い革ジャンを、あれほど違和感なく着ることができるおやぢ、なかなかいません。どっからどー見てもカタギじゃないオーラびんびんですが、カッコいいです。超クールで超寡黙。まさに、男は黙って、なキャラ。雰囲気ですべてを語ってます。演技が巧いだけの俳優では、出せない魅力かもしれません。ちなみに、「石の微笑」や「ゼロ時間の謎」など最近よく見るローラ・スメットは、彼がナタリー・バイとの間にもうけた娘。スメットというのは、ジョニー・アリディの本名だとか。
 男の銀行強盗と老人の手術が交錯し、絶望的な終焉を迎えたと思いきや...やはり静かで淡々としてるけど、二人が生命と人生を交換したような、ちょっとファンタジックな感じのラストで、驚かせ感動させてくれるルコント監督の手腕、さすがです。
 
コメント (2)
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Dark Continent

2008-01-13 | イギリス、アイルランド映画
 M子が無事、インドから生還しました。よかったよかった!
 まだ詳しい土産話は聞いてないのですが、インドはまさに異次元ワールドだったらしいです。気力体力が、やっぱり必要そうです。でも、行ってみたいなあ。
 あっちでM子が12月20日に出した絵葉書が、彼女の帰国より遅れて昨日到着しました。プラハからも2週間近くかかってたし。異次元に近い異国らしい郵便事情ですね。
 インドも捨てがたいけど、アイルランドとイスラエルにも行きたいなあ。幼い頃からの憧れの街ニューヨークにも、目が黒いうちに行っておきたいなあ。先立つものさえあれば、今すぐにでも旅立ちたいです。
 って、おっとと、篤姫もうすぐ始まる!テレビの前でスタンバイせねば♪

 「イン・マイ・カントリー」
 ネルソン・マンデラが大統領に選任された南アフリカ。アパルトヘイト(人種隔離政策)の被害を調査する真実和解委員会が設立され、その公聴会が各地で開かれる。それを取材する南アフリカの白人アナと、アメリカの黒人記者ラングストン。公聴会の意義を信じるアナと懐疑的なラングストンは、意見を衝突させるが...
 悪名高いアパルトヘイト、そんなに遠い昔ではない時代に、あんな残虐で非道な政策が、堂々とまかり通ってたんですね。あたらめて、衝撃と憤りを覚えました。公聴会で次々と明らかにされる事実に、重い溜息がこぼれます。
 国から命令されてたから仕方がなかったんだ!と、公聴会で訴える加害者の白人警察&軍関係者。問答無用に連行、投獄、拷問、レイプ、虐殺といったおぞましい行為が、仕方ないという理由で、公然と行われていたなんて...有色人種を、いかに人間以下に見なしていたかをも告白してるようで、ゾっとしました。白人だけが悪者!ではなく、暴徒と化して治安を乱す有色人種側の問題点も省かれてなかったので、不公平な映画!ではないと言えるでしょう。
 映画は、公聴会を通してアパルトヘイトの恐るべき実態や、その後遺症を抱えて生きている南アフリカ人の痛みや苦しみ、問題をドラマ仕立てで描いているドキュメンタリーっぽい内容です。真相を追ったり、恐ろしい出来事にウっとなったりハっとさせられたりするサスペンス的な展開で退屈させない手腕は、さすが名匠ジョン・ブアマン監督です。
 こんな恐ろしい、悲劇的な傷を負って、果たして癒され赦し合える時は、本当に来るのでしょうか。絶望的なムードの中、小さな救いの光のようなシーンもあって、希望も忘れてはいけないと思わせます。白人のアナと黒人のラングストンが、痛みを分け合うようになる展開が、その希望を象徴しているようです。
 でもホント、心も体もズタズタにされ、死と隣り合わせで生きなければならない人々の苦痛と恐怖、悲しみと憤りを思うと、私も含め、どーでもいいことで騒いでる人が日本には多いよなあ、と恥ずかしくなります。夫が有名人で贈り物が多くてPTSDになっちゃって離婚♪とか言ってる女タレントや、ズル休みがバレてバッシングされたせいで欝になって療養♪な相撲レスラーとかに、この映画を観て!と勧めたいです。
              
 アナ役のジュリエット・ビノシュ、ラングストン役のサミュエル・L・ジャクソン、フランスのアート系女優とハリウッドの娯楽映画スター、面白い顔合わせです。
 骨太で硬派な映画なのに、やっぱ男とEことしちゃうJBさん。いつでもどこでも誰とでも、オ・ン・ナであることを忘れない人です。相手が年下のイケメンじゃないのが、JBさんにしては珍しい。嫌い!という人が多いみたいだけど、彼女の演技力と語学力、精力的で意欲的な姿勢には、いつも敬服している私です。
 サミュジャクが出てくると、どうしてもド派手な銃撃戦、カーアクション、怪生物と死闘を期待しちゃうのですが、もちろん社会派映画なので、そんなエンターターメントシーンは皆無です。でもやっぱ、すごく強そうで頼りがいありそうなところが、サミュジャクらしいです。でも、JBとサミュジャクのラブシーンなんて、ぜんぜん萌えないし、ぶっちゃけ不必要だったような...心だけで解かり合えた仲でよかったのでは。
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魔王⑬~⑱ 贖罪の黒い十字架

2008-01-10 | 韓国のドラマ
 「魔王」第13話から18話まで観ました...

☆少年時代と現在
 オス友4人の少年時代を演じる男子たちは、大人の今と違和感がなく、よく見つけてきたなあと感心。オスはあんまし似てない。ヨンチョルは別人。スンハは、さらに別人!あの子がチュ・ジフンになるわけない!スンハは整形したって設定なら分かるが。
☆スンギ、哀れ
 みんなから害虫扱いされ見下され、逆恨みするあまりますます卑劣になるスンギ。でも、何か可哀想ですよねえ。確かにどーしようもない男だけど、みんなが鼻っから警戒したりバカにしたりせず、親身に真面目にスンギを一人の人間として接していたら、彼もあそこまでヒネクレなかったかも。頼まれもしないのに、スンギのオンマに金を施すオス兄やソクジン、どこまでスンギを侮辱すればいいの。こじき扱いされた!と遂にプッツンしたスンギですが、悲しき小物の末路は悲惨...
☆ヨンチョル、憐れ
 死ぬほどすまないと思ってたんだ!と懺悔するオスですが、ヨンチョルの恨みと怒りは、それで弱まったりはしません。オス、ホントにヨンチョルに申し訳ないと思ってたのでしょうか。事件が起こるまで、まったくヨンチョルのことは眼中になかったとしか思えないんだけど。今さら反省されてもIt's too late...
  
 こーやって見たら、全然キモくないヨンチョル。オスとは恨み恨まれ関係ですが...ホントは仲良しさんな二人♪
☆ソクジン、ピンチ!
 犯人の魔手は、遂にソクジンへ。犯人の策謀で、ソクジンをスンギ殺しの犯人に仕立て上げるオス兄。自分より親父に信寵されてる上、自分の妻を寝取ったソクジンへの、オス兄の嫉妬と憎悪はドロドロ!ネチネチと首を絞めるようにソクジンを窮地に追いやる。
 さらに、取調室での厳しい尋問。オスにもギャーギャーと責め立てられられる。よってたかって、ソクジンをイヂメるなー!!ハジマン、途方に暮れる袋小路なソクジンの様子が哀れで可愛くて、萌え~
 
 もうグチャグチャな関係のオス、ソクジン、スンギですが...ホントは仲良しさんな3人♪なぜか真ん中で威張ってるソクジン。スンギの表情と、オスの座り方が可愛い
☆ツンデレなスンハ
 ヘインといい感じになって、ヘンボクなスンハ。でも、その嬉しそうな笑顔、何か企んでる時の薄ら笑いと同じなので、不気味なんですよねえ。
☆取調室
 オム・テウンの汚肌が、ひときわ目立つ空間。でもテウンの唇が、ひときわセクシーにも見えるんだよなあ。KISSして♪by KOH+
★総括
 ソクジン応援!犯人さん、ソクジンだけは許してあげて~!
 遂に犯人にたどり着いたオス、再び悲劇が起きそう。ラストが怖いです。
             
 過酷な運命に弄ばれ対決するオス&スンハですが...ホントは仲良しさんな二人♪
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篤姫① 薩摩ボーイズ

2008-01-08 | 日本のドラマ(連続)
 いよいよ始まったNHK大河ドラマ「篤姫」を、じっくり&まったり観ていこうと思います...

☆麿赤兒
 亡霊?今後も、どっからわいて出たんじゃー!と皆からツっこまれる、「うる星やつら」の錯乱坊ちっくなキャラとして、頻繁に現れてほしいです。
☆きれいなお母さんは好きですか
 篤姫の生母お幸役は、樋口可南子。ぶっちゃけ、ヒロインの宮崎あおいより、100倍きれいです。ただの良妻賢母な役には、もったいないなあ。不義密通に奔れ!
☆中間管理職な父上
 篤姫の父・島津忠剛には、長塚京三。かつては理想の上司ナンバーワンだった京三おぢさまが、上から下から押されせっつかれで、今にも胃潰瘍で倒れそうな殿様を、ちょっとコミカルに演じてます。
☆家老・調所
 出た!平ミッキー登場♪「義経」では、妖怪フィクサー後白河法皇をオチャッピーに大怪演して、わずかな出番でも他の出演者を食いまくってたミッキーが、今度は冷徹な藩政指導者役を、味わい深く演じていて、また共演者との役者の格の違いを見せつけています。決して悪者ではない、藩のために憎まれ役を甘んじて受ける懐の深い人物である調所のキャラを、重厚かつ上品に創りあげているミッキー、さすがですね。
☆桃太郎侍
 島津斉彬役は、高橋英樹。最近、軽薄なバラエティタレント化してる桃太郎侍ですが、やっぱ時代劇に出ると本領発揮というか、安心して見られる安定感が。でも斉彬の役、もうちょっと若い俳優のほうが良かったのでは?
☆衝撃!バカ若さま
 斉彬とその老父(長門ひろゆき、いい味だしてます!)が、江戸城で上様に謁見。そこに登場したのが、次期将軍の若君。江戸版ルービックキューブ?をしながら、こんなん難しすぎてで~き~な~いぃ~!と、ご機嫌ななめ。唖然となる斉彬父子。呆然となる視聴者。こ、こ、これは!?
 後に篤姫の夫となる徳川家定。幼児的スレスレ系の若様で、今後が最も楽しみなキャラです。かなりヤバそうな(でも、ちょっと可愛いかも)若君役で、いきなり度肝を抜いてくれたのは、堺雅人。やってくれますねえ。彼ってスゴい演技派だといつも思うけど、やりすぎて鼻につくことも多いので、それが心配。そうならないよう、キモかわいい怪演を期待!
☆於一
 後の篤姫。大河史上最年少ヒロインだという宮崎あおい。ううう~ん???可愛いんだけど...何だろう?予想通り、イライラする可愛さです。わたし可愛いでショ?ね、可愛いでショ?可愛いでしょー!!全開で、はぁあおいちゃんのファンには、たまんないんでしょうけど...
 それに、どう見ても大名の姫君に見えないんだよなあ。よくて町娘。貧乏農家の娘なら、ぴったり。CM以外でのあおいちゃんの演技、このドラマで初めてお目にかかったのですが...そんなにスゴい女優だとは、今のところ思えない。まあ、「義経」の上戸と石原サトミみたいに、見るに耐えないド下手ではないけど。
 男装して寺子屋に潜り込んだり、城下をキャピキャピ歩き回る於一姫。あんみつ姫か、おまえは!あおいのアイドルSHOWみたいです...
 まあ、世間の評判通り、あおいちゃんがホントにスゴい女優なら、ただの可愛いこブリっ子で終わらず、今後は気品や重みを備えたヒロインに成長してくれるでしょう!
    
☆薩摩ボーイズ
 ぎゃぼ瑛太登場♪か、かわいい!武士姿が、あんまし似合わないところも、何か返って可愛いですね。ちょんまげなので、デカい耳が目立って相変わらずキュート。モンチッチ顔のあおいちゃんとは、猿の兄妹みたいな瑛太です。
 NHKの時代劇でも、トボけたヘボい男の子なところは、今までの民放ドラマと同じな瑛太as肝付尚五郎(後の小松帯刀)。すごく可愛いんだけど、そのアホっぽくて頼りな~い感じに、こいつがホントに維新で活躍する偉人になるのかよ!?と、にわかに信じがたい気にもなるが...軟弱アホ若侍が、時代を動かす凛々しい志士になる成長を、瑛太が鮮やかに演じてくるはず!頑張れ瑛太
 ぎゃぼ2小澤征悦登場♪「義経」での木曾義仲役が、最高にカッコカワイかったオザユキ、今度は西郷隆盛役に抜擢されました。下膨れな丸顔は、実際の西郷どんに似た感じがして、適役では?ちょっと精悍でスタイルが良すぎるけど。オザユキも頑張れ~
 於一の兄役の岡田義徳も、猿みたいで可愛い!寺子屋の先生・沢村一樹も男前!
★総括
 水戸黄門+月曜ドラマランドみたいなノリですねえ。あおいちゃんと瑛太、岡田義徳3人一緒のシーンなんか、ほとんどコントだし。重厚な時代劇が観たいんだけど...無理そうですね。
 大河ドラマって、大ベテランと若手の演技力のギャップがありすぎて、妙な雰囲気になるところも、一種の隠し味なんでしょうか。
 平ミッキー、桃太郎侍、オザユキ、草刈まさお、後で出てくる松坂慶子、稲盛いずみetc.「義経」とキャスト、かぶり過ぎな感じが...
 初回のMVPは、ぶっちぎりで堺雅人!次いで平ミッキー、佐々木すみ江、長門ひろゆき、かな。
 すごい昔に読んだ宮尾登美子の原作、再読してみよっかな。
   
 頑張れ瑛太!また夜の公園で奇行に走って、今度はヘンなもの所持してて警察に捕まりやしないか、すっごく心配...
コメント (3)
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キツネちゃん⑪~⑭ 恋で万能ノープロブレム

2008-01-06 | 韓国のドラマ
 「キツネちゃん、何しているの?」第11話から14話まで観ました...

☆危険なアネキ
 弟と親友の交際宣言に、逆噴射するチョルス姉。凶器を手にビョンヒを襲撃、バイクで逃げるチョルスとビョンヒを車で追っかけてくる執念深さ。地獄の底までついてゆく~♪by 美川けんいち
 姉ちゃんの嫉妬って、かなり女入ってますよねえ。姉を女にしてしまう可愛すぎる弟ってのも、因果なものだよ。ビョンヒじゃなくても、チョルスの嫁になる女は大変そうです。あんな小姑、怖すぎる。
 ビョンヒのオンマが大反対するのは、まあ分からないでもないけど、チョルス姉があそこまで拒否反応を起こしてるのは、なぜだろう。私なら、ダミアンがろくでもない若い小娘に引っかかるより、気心の知れたしっかり者の親友といい仲になるほうが、まあ複雑な気持ちになるとは思うけど(ダミアンより、親友のほうが傷つかないか心配になりそう)応援したくなりそうですが。
☆ビョンヒ妹&ブルドック社長
 どんどんお水っぽくなってゆくビョンヒ妹。あんなにファッションが悪趣味になっちゃあ、やっぱり悪い中年男の影響!夜の接待でもさせられてるのでは!?と不審感を抱くし、心配になります。
 クラブで若者に説教するブルドック社長。でも、金で若い女を釣るな!援交なんかやめろ!と逆説教されギャフン。バカそうな若者のほうが、正しい!
☆キツネちゃん
 なぜキツネちゃんなのか、やっと判明。チョルス、ほんと可愛い奴ですねえ。
☆ときめきロッテワールド
 韓ドラの定番デートスポット。私が男とデズニーランド行ったのも、今は遠い思い出...
 ロッテワールドのメリーゴーランドといえば、やっぱ「天国の階段」ですよねえ。王子様とお姫様ルックで、ぐるぐる回るサンウとチェジウ。ギャグとしか思えぬ強烈に笑撃的な、韓ドラ史上に残る珍シーンでした。ジョンミョンとコ・ヒョンジョンに、パロディちっくな仮装メリーゴーランド、やってほしかった。
        
 そして夜の観覧車で、キッスするチョルスとビョンヒ。それ以上のはしたないことは、やはりしない二人です。
☆男らしく可愛いチョルス
 ビョンヒをガンガン引っ張る、チョルスの男っぽさが素敵。呼び捨てにしたり、くっついてろ!と命令したり、俺がプレゼントだ!と首にリボンしてたり。男らしく振る舞いつつ、ビョンヒに甘えたり。くゥ~!やっぱチョルスって、こんな年下彼氏が欲しい~!な女の妄想的産物なキャラだよ。
          
☆姦通罪!
 エッチがしたいチョルスの願いが叶って、やっとビョンヒとラブホに入る。ベッドでいざ、という時に、警察官が乱入!ペッパー警部、邪魔をしないで~♪姦通罪で逮捕だって!韓国って、いまだにそんな大時代的な罪があるんですねえ。
 なかなかエッチできないチョルス&ビョンヒですが...しようと思えば、いくらでもできそうなんだけどなあ。ほとんど童貞&処女な二人が、あそこまでストイックに我慢してる、ていうか、あんましセックスそのものには関心がなさそうなのも、ちょっと???ビョンヒなんて、前はセックスのことで頭がいっぱいだったのに。若いチョルスが辛抱できん!な欲情猿にならないのも、返って異様かも。
☆ヒミョンさん、寛大すぎ
 チョルスと楽しむだけ楽しんだら、僕の元へ戻って来てください、とヒミョンさん。聞きようによっては、裏切り女への痛烈な皮肉にもとれる。そこまで女は甘えていいのか。そこまで男は許せるのか。
☆ジェネレーションギャップ・コンパ
 ビョンヒ、チョルスの友達と飲み会。これは疲れるよなあ。平成生まれの子たちと話を合わせるのって、ほんとシンドイもんね。
★総括
 はじめの頃は、セックスがテーマのコメディだったのに、だんだん年齢差カップルの胸キュンものに。30女の性的な悩みをコミカルに描く内容を重視したほうが、ドラマとしては面白いんだけどなあ。可愛い男に萌えるのも悪くないけど、そんなアリキタリなドラマは氾濫してるしね。
    
 ジョンミョン、とうとう入隊しちゃいましたね。体に気をつけて、お国のために頑張ってね!ますます男らしく成長して戻ってきてね!クテカジ、アンニョン!
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赤く燃えた恋、黒く焦げた青春

2008-01-03 | 欧米のドラマ
 フランスのTVドラマ「赤と黒」を観ました。何度か映画・ドラマ化されている、文豪スタンダールの名作。
 前編:王政復古により、再び腐敗した貴族や聖職者によって支配されるフランス。貧しい製材場の息子だが、頭脳明晰で野心家の美青年ジュリアン・ソレルは、町長レノールの息子の家庭教師に採用される。やがて彼は、美しいレノール夫人と恋に落ちるが...
 後編:パリでラモール伯爵の秘書として働き始めるジュリアン。伯爵の娘マチルドに見下されたジュリアンは、彼女を征服しようと決意。マチルドも、周囲とは違うジュリアンに惹かれ、やがて激しい恋に...
 スタンダール原作というので、もっとコムズカシイ文学的な話なのかな、と思いきや、昼メロも真っ青な劇的波乱万丈ナンデモアリな内容で、すごく面白かったです。日本の昼ドラあたりでリメイクしてもイケるのでは?
 TVドラマとはいえ、チープな感じは全然なく、ヘタな映画より制作費がかかってそうなゴージャスさ。貴族の屋敷や衣装も豪華で優美。あんなドレス、いっかい着てみたいなあ。日本の時代劇と違って、スタジオに作ったセットではなく、本物のお城や館が撮影に使われていたのが、臨場感があって良かったです。
 主人公ジュリアン・ソレルが、なかなか複雑なキャラで面白いです。身分が低く貧しい者を虐げ蔑む特権階級を憎悪しつつ、自分も出世したいと強い野望も抱いている。屈折してるかと思えば、めちゃくちゃ純真で一途。冷静沈着かと思えば、怖いくらい激情的になったり。いろんな感情、いろんな顔を万華鏡のように華麗に見せてくれます。
 せっかく賢く美しく生まれたのに、それを巧く活かせずに破滅してしまうジュリアンが、ほんと哀れで惜しい。彼があそこまで高潔でピュアじゃなく、少しは世渡り上手な器用さと狡猾さがあれば、きっとバラ色の人生を送れたはずなのに。
 ジュリアンが愛した女二人が、もうちょっと彼のことを大事に考えてあげてたら、あんな悲劇にはならなかったのでは。レナール夫人もマチルドも、自分の恋に盲目すぎて、結局はジュリアンを苦しめ傷つけるだけ。彼に夢中になりつつ、やはりどこかで身分の低い彼を、自分のいいように扱えると軽く見ているよなあ、と思える言動が端々にあったり。その傲慢さにムカつく女どもです。女二人に振り回され掻き乱され、理不尽な社会に自らの命を賭して非を唱えるジュリアンの、気高すぎる青春が悲痛です。でもジュリアンの最期って、誇りに殉じたというより、どいつもこいつも俺をコケにしやがって!とプッツン&ヤケクソ気味って感じもしたが...
 ジュリアン・ソレル役は、イタリアきってのイケメン俳優キム・ロッシ・スチュワート。
    
 いやあ、ほんま美男子です!ていうか、可愛い!イタリア男なのに、あんまし濃くない(確か、両親のどっちかはイギリス人だっけ?)けど、無味無臭に薄くもない。ガエルとかロドリゴみたいな、ほどよい濃さ?スラ~としたモデル級のスタイルに、ち、ちっちぇ~!な超小顔!時代劇コスチュームも、似合ってて素敵。繊細で内向的、でも内に激しい葛藤と情熱を秘めた青年役に、ぴったりの容貌です。
 それにしても。ジュリアンみたいな美男子はホント、妬まれて憎まれるか、とことん愛されるかのどっちかだろうなあ。ほどほど、みたいな中間は許されない人生。本人が望まないのに、老若男女みんな彼と関わりたがる。それって損なのか得なのか。美男はつらいよ。そんな運命の美青年を演じるキム、笑顔さえどこか悲しく翳りがあり、まさに薄幸顔&オーラ。明るくハッピーな役は似合わないかも。とにかくジュリアン・ソレルは、イマドキなハリウッドの若手スターが演じると、???になってしまう役ではあります。日本語吹き替え版で観たため、キムのフランス語を聞けなかったのが少し残念。
    
 レナール夫人役は、キャロル・ブーケ。彼女ほど、所帯じみた庶民の臭いがしない女優も珍しい。さすが、ソルボンヌ大卒の才媛で、シャネルNo.5のモデルだっただけある。もうだいぶオバハンなはずなのに、やっぱキレイです(たまに、韓ドラファンにはお馴染みのヤンミミに見えたりもするが)。すごく理知的でエレガントなクールビューティ。首筋の美しさを際立たせる上品な衣装も素晴らしい。それにしても。あんなイケメンが息子の家庭教師だなんて、奥様の昼下がりな理想妄想の中でしかありえない!年下の美青年ジュリアンにハマってウキウキドキドキ潤いまくるレナール夫人、彼との情事を続けるために演技したり策を練るなど、女は恋のためならいくらでも大胆に悪賢くなれることを実証してくれます。キムがブーケおばさまに甘えたりスネたりするシーンは、ほんと年下男萌え~です。
 マチルド役のジュディット・ゴドレーシュも、凛として美しいです。キムがジュディットにツンケンされるシーンは、私もあんな風にイケメンにイヂワルしてみたい~とS心が騒ぎます。
 脚本は「ブッシュ・ド・ノエル」などの人気女流監督ダニエル・トンプソン女史。劇中、王妃マルゴのことが何度が話題に出るのですが...そういえばパトリス・シェロー監督の「王妃マルゴ」は、トンプソン女史が脚本を書いたんだっけ。
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2008-01-02 | 格闘技
 皆様、あけましておめでとうございます!
 2008年も、どうぞよろしく!ご一緒に今年も、元気に楽しく&まったり、ウルトラミーハーできたらとI wish!
 お正月、いかがお過ごしでしょうか。私は大晦日に突然発熱、紅白やK1どころじゃない状態となり、座薬を突っ込んで早めに床に就いてしまいましたとさ...こんな年越しは、初めて...くすんでも、翌朝はウソのように回復。おかゆじゃなくて、ちゃんとお雑煮が食べられて良かった♪でも、初夢が最悪でした~!上司と大喧嘩して、クビになるという悪夢。何か幸先が悪いなあ。今年もロクなこと...いや!始めっからそんなネガティブ思考じゃダメ!今年も、自信をもって、でも必要以上に自分を良く見せようとしたりせず、かつ卑屈にならず謙虚に、自分にも他人にも優しくあるよう努めよう...
 31日は上記の通り寝倒れてたので、途中までしか観られなかったK1 ダイナマイト...
 なかなか試合が始まらないので、イライラ!選手紹介VTRの繰り返しや、まったく出演する必然性のない、わけのわからない着飾ったグラビアタレント?とか。井上バカ、じゃないワカとか、カリナとか、格闘技ファンにとってはどーでもいいことこの上ない、むしろ邪魔!要らねぇ!引っ込め!な存在なのでは...彼女たちのキャピキャピした適当なコメントにも、イラッとする!
 新設?されたK1甲子園が良かったです。出場した男の子4人とも、ヘナチョコ男娼みたいなジャニースの若手よりは、はるかにカッコ可愛かった。どこぞの品性下劣なボクシンング兄弟と違って、みんなスレた感じがない少年らしいところに好感。特に、ナニワの火の玉ボーイこと才賀紀佐衛門くん(スゴい名前ですねえ)が、アイドル顔+ヤンチャで明るいキャラでイケてた。数年後が楽しみな男子ぢゃ。
 好みのイケメンが多いから格闘技が好き♪というミーハーな私。こんなの、格闘技ファンとは言えないでしょうか?でも、どんなスポーツも、そんなミーハーが支えてる部分って、大きいのではないかとも。
 相変わらず男前な魔裟斗。彼の俺様コメント、毎回笑えるので好き。彼ってスゴく賢い男だと思うので、たぶんワザと面白おかしく、サービス精神で俺様を演じてるんでしょうね。今回も、強い!韓国の元ボクシングチャンピオンにタオルを投げさせる圧勝。有言実行でカッコいいですね。新婚の嫁が羨ましい!
 熱でウンウン言いながら、死ぬ思いで何とかmy dear所英男の試合まで観る。

 前日の30日、夕食の時TVについてた「お笑いダイナマイト」をナニゲに観てたら...審査員席に、どー見ても一般人な地味な男が座ってた。誰?!かと思ったら、トコロンだった!彼に比べると、隣の山本太郎がめちゃくちゃ華やかに見えた。さすが芸能人。でもトコロン、やっぱボ~っと天然素朴キャラで可愛いかった大事な試合前に大丈夫?と思ったら、大晦日の番宣のためだったのか、すぐに帰ったトコロンでした。
 で、本番のトコロン。まだ“闘うフリーター”と呼ばれてます。いい加減、もっと素敵な呼称、つけてあげて!対戦相手は、トコロンが憧れてたというベテランの田村潔司。
 冷静で落ち着き払ってる無表情の田村に比べ、どこか気負った感じのするトコロン。ファイト開始直前、あ!何とトコロンが、大先輩の田村をビンタ!?挑発!?トコロンらしくない行為にビツクリ!試合を盛り上げるため、上から命令されて仕方なくやったとしか思えない、ちょっと不自然なトコロンの行為でした。
 必死に攻めていくトコロン、普段のボ~っとした彼とは別人のような、その悲壮な表情に萌え~でも...トコロンの攻めも空振りする、田村の受け応え。疲れ果てた?トコロンは、とうとう...ガーン前回のブラックマンバに続いて、無念の黒星。こ、このままでは、またフリーター生活に逆戻りしちゃうぞ!井上ワカに捨てられるぞ(これは大歓迎だが)トコロン!臥薪嘗胆!
 ↓オグリンもトコロンを応援♪

 もう肉体的精神的に限界...このままでは、三途の川が見えてしまう。山本KID徳郁の試合までたどり着けず、私はバタリとベッドに倒れてしまったのだった...初夢には、トコロンもジョニーもガエルもマットも彦もジョンミョンも出てくれなかった...
 年始のTVは、くだらない番組しかやってないので、録り溜めしてるドラマや映画を消化する良い機会。6日から始まるNHK大河ドラマ「篤姫」が楽しみ。瑛太~!オザユキ~!早く愛たい♪
 今年の姫、じゃねえ、映画始めは、何になるかしらん。「ナショナル・トレジャー2」か「ゼロ時間の謎」あたりかな。新春いちばんの期待作は、やはり何つっても「ラスト、コーション」です♪
 皆様も、enjoy happy new year days!
 
コメント (2)
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