「篤姫」第3話と4話を観ました...
まず、第3話...
☆ブリッコでしゃばり姫
藩を憂う両親に、何何何!?と飛びつく於一姫。子供が出しゃばるでない!と父に一喝されて、プー!と頬っぺたをふくらます。
下々の者と仲良しな尚ゴローが羨ましい於一姫。ほとんど自分に言いなり状態な尚ゴローちゃんを従え、島津藩のお家騒動に巻き込まれた大久保利通の家へ、ルンルン♪と乗り込む。
夫は島流し、息子の利通は謹慎中の大久保家を、気丈に守る賢夫人フク。大変な時にノーテンキな姫君がやって来て、迷惑なんだけど無下にもできない。台所からくすねてきた魚を、食べろ食べろ!とKYな姫に強制され、困惑顔。慇懃に恐縮しつつ、いきなり来ていったい何なのこの娘...と言いたげなフクの表情が、なかなか秀逸でした。西郷どん with his friendsは、すっかり於一のペースに乗せられ、上機嫌ですが。
いっそ(姫を)嫁にもらえよ~と西郷どんたちからはやし立てられ、ドギマギデレデレな尚ゴローちゃんが可愛い
☆お由羅
お家騒動の元凶である、島津斉彬の父の側室。自分の子を跡継ぎにと画策している魔性の悪女、という設定のはずなんだけど...長門ひろゆき老公に甘えたりオネダリしたりしたりスネたりする涼風真世は、悪女というより銀座のホステス。
それにしても。涼風真世と山口祐一郎が母子って、無理があるような...山口祐一郎、今のところ毎回、葡萄酒飲んでるか、おまんじゅう食べてるシーンだけ?!
☆実は織田信長な若様?
江戸城で、上様に謁見中の島津斉彬。きゃバカ様、じゃない、若様もいる♪ポリポリ何か食べてます。豆?
相変わらず甲高い声&幼児的なアホづらしつつ、斉彬に『(参勤交代で)いろんな国が見られるのは、大いなる強みじゃのお~』と不意に真顔でつぶやく若様。驚く斉彬。あれれ?若様って実は、聡明な御方なの?うつけのフリしてるだけ?そんなのつまんないなあ。ありきたりすぎて。正真正銘のリアルに天然スレスレキャラのほうが、面白いし怖いし悲しみも深まると思うけど。
斉彬に豆?をアーンするのかと思ったら、豆?を放りあげ、パクっなはずが、口ではなくオデコにコツン。痛いではないか~!!とバカっぽく独りギレする若様が笑えます。あれも偽装だと思うと、面白さ半減だが。
☆こじきじゃない
また大久保家にやってくる於一姫。今度は魚だけでなく、酒までくすねて。
極貧生活を哀れんで、自分のかんざしをフクに差し出す於一。これ売って、生活のたしにせよ!とばかりに。フクは静かに、でも厳しく、私たちは物乞いではない、もうここへは来てくれるな、と姫に言い渡す。ガーン!な姫。
無邪気な独善ほど、たちの悪いものはない。相手には悪気がないので、怒ったり不満を言ったりできないもんね。なので、毅然としたフクさんの拒絶に、胸がすく思い。フクさん、偉い!姫の上から目線な自己満足は、見事に粉砕!
貧乏人をバカにすんなー!な、卑屈な怒りとか依怙地さなど全然感じられないところが、フクさんの偉大さ。あくまで奥ゆかしく、深い思慮と礼節をもって姫に諭すフクさんの誇り高さが、清冽で美しい。まさに、女人の鏡です。尚ゴローちゃんも西郷どんたちも背筋を伸ばし、フクに敬服しています。フクを演じる真野響子の、知的で怜悧な美しさも魅力的。
☆生活費、すまんのぉ~
京都の近衛家に立ち寄る島津斉彬。戯れ話まぎれに斉彬に生活費をたかる当主・近衛忠煕は何だか、貧乏なくせに金持ちだとホラを吹く横山たかし的キャラで笑える。演じるのは、離婚したばかりの春風亭小朝。桃太郎侍とのシーンに、軽いデジャヴ。そーいや二人、むかし一緒に時代劇やってましたよね?
☆のだめかよ!
墨で瞼に目玉を描いて、大はしゃぎな於一。のだめも同じことやってたっけ。のだめは笑えたけど、於一は何かイライラする...のはwhy?
★総括
於一ちゃん、今回は本気で殴りたくなりました。当時の16才って、もう立派な大人の女性なはずなのに。キャピキャピしすぎ。
宮崎あおいの演技は、どうなんでしょうか。無邪気で可愛いくて萌え~か、ブリッコすぎてムカつく!のどっちかなんだろうなあ。私は無論...
第3話のMVPは、何といっても真野響子。次いで堺雅人、瑛太、春風亭小朝、かな。
続いて、第4話...
☆於一&その兄
宮崎あおい&岡田義徳、可愛い猿兄妹って感じですが、姫君&若君には見えません。飢饉にあえぐ貧しい農家の兄妹なら、ほんとドンピシャですが。
☆お近
沢村一樹の妹役、ともさかりえ。ううむ、彼女も良家の子女には見えん。わけあり女中、もしくは吉原の売れない遊女みたい。
☆於一の言葉づかいが...
父との会話中。やった~♪とか、すっごぉ~い♪とか、しかも大口開けてゲラゲラ笑う。ううむ。天衣無縫ってキャラなんだろうけど、いちおう大名の姫君だしねえ。尚ゴローちゃんとか、若い男と二人きりで同席したり、外で会ったりすることじたい、ありえないし...
★総括
あまりこれといって、ツッコミどころも感銘もなかった回でした。MVPもなし。
回を重ねるごとに軽くなる内容とノリ、イライラする於一のキャラに、ちょっと鑑賞がキツくなってきたかも...
2月2日スタートのオムニバスドラマ「ロス:タイム:ライフ」、3月放送のスペシャルドラマ「東京大空襲」も楽しみ♪だが、過労ストレスが心配...あんまし瑛太をコキ使わないで!
まず、第3話...
☆ブリッコでしゃばり姫
藩を憂う両親に、何何何!?と飛びつく於一姫。子供が出しゃばるでない!と父に一喝されて、プー!と頬っぺたをふくらます。
下々の者と仲良しな尚ゴローが羨ましい於一姫。ほとんど自分に言いなり状態な尚ゴローちゃんを従え、島津藩のお家騒動に巻き込まれた大久保利通の家へ、ルンルン♪と乗り込む。
夫は島流し、息子の利通は謹慎中の大久保家を、気丈に守る賢夫人フク。大変な時にノーテンキな姫君がやって来て、迷惑なんだけど無下にもできない。台所からくすねてきた魚を、食べろ食べろ!とKYな姫に強制され、困惑顔。慇懃に恐縮しつつ、いきなり来ていったい何なのこの娘...と言いたげなフクの表情が、なかなか秀逸でした。西郷どん with his friendsは、すっかり於一のペースに乗せられ、上機嫌ですが。
いっそ(姫を)嫁にもらえよ~と西郷どんたちからはやし立てられ、ドギマギデレデレな尚ゴローちゃんが可愛い
☆お由羅
お家騒動の元凶である、島津斉彬の父の側室。自分の子を跡継ぎにと画策している魔性の悪女、という設定のはずなんだけど...長門ひろゆき老公に甘えたりオネダリしたりしたりスネたりする涼風真世は、悪女というより銀座のホステス。
それにしても。涼風真世と山口祐一郎が母子って、無理があるような...山口祐一郎、今のところ毎回、葡萄酒飲んでるか、おまんじゅう食べてるシーンだけ?!
☆実は織田信長な若様?
江戸城で、上様に謁見中の島津斉彬。きゃバカ様、じゃない、若様もいる♪ポリポリ何か食べてます。豆?
相変わらず甲高い声&幼児的なアホづらしつつ、斉彬に『(参勤交代で)いろんな国が見られるのは、大いなる強みじゃのお~』と不意に真顔でつぶやく若様。驚く斉彬。あれれ?若様って実は、聡明な御方なの?うつけのフリしてるだけ?そんなのつまんないなあ。ありきたりすぎて。正真正銘のリアルに天然スレスレキャラのほうが、面白いし怖いし悲しみも深まると思うけど。
斉彬に豆?をアーンするのかと思ったら、豆?を放りあげ、パクっなはずが、口ではなくオデコにコツン。痛いではないか~!!とバカっぽく独りギレする若様が笑えます。あれも偽装だと思うと、面白さ半減だが。
☆こじきじゃない
また大久保家にやってくる於一姫。今度は魚だけでなく、酒までくすねて。
極貧生活を哀れんで、自分のかんざしをフクに差し出す於一。これ売って、生活のたしにせよ!とばかりに。フクは静かに、でも厳しく、私たちは物乞いではない、もうここへは来てくれるな、と姫に言い渡す。ガーン!な姫。
無邪気な独善ほど、たちの悪いものはない。相手には悪気がないので、怒ったり不満を言ったりできないもんね。なので、毅然としたフクさんの拒絶に、胸がすく思い。フクさん、偉い!姫の上から目線な自己満足は、見事に粉砕!
貧乏人をバカにすんなー!な、卑屈な怒りとか依怙地さなど全然感じられないところが、フクさんの偉大さ。あくまで奥ゆかしく、深い思慮と礼節をもって姫に諭すフクさんの誇り高さが、清冽で美しい。まさに、女人の鏡です。尚ゴローちゃんも西郷どんたちも背筋を伸ばし、フクに敬服しています。フクを演じる真野響子の、知的で怜悧な美しさも魅力的。
☆生活費、すまんのぉ~
京都の近衛家に立ち寄る島津斉彬。戯れ話まぎれに斉彬に生活費をたかる当主・近衛忠煕は何だか、貧乏なくせに金持ちだとホラを吹く横山たかし的キャラで笑える。演じるのは、離婚したばかりの春風亭小朝。桃太郎侍とのシーンに、軽いデジャヴ。そーいや二人、むかし一緒に時代劇やってましたよね?
☆のだめかよ!
墨で瞼に目玉を描いて、大はしゃぎな於一。のだめも同じことやってたっけ。のだめは笑えたけど、於一は何かイライラする...のはwhy?
★総括
於一ちゃん、今回は本気で殴りたくなりました。当時の16才って、もう立派な大人の女性なはずなのに。キャピキャピしすぎ。
宮崎あおいの演技は、どうなんでしょうか。無邪気で可愛いくて萌え~か、ブリッコすぎてムカつく!のどっちかなんだろうなあ。私は無論...
第3話のMVPは、何といっても真野響子。次いで堺雅人、瑛太、春風亭小朝、かな。
続いて、第4話...
☆於一&その兄
宮崎あおい&岡田義徳、可愛い猿兄妹って感じですが、姫君&若君には見えません。飢饉にあえぐ貧しい農家の兄妹なら、ほんとドンピシャですが。
☆お近
沢村一樹の妹役、ともさかりえ。ううむ、彼女も良家の子女には見えん。わけあり女中、もしくは吉原の売れない遊女みたい。
☆於一の言葉づかいが...
父との会話中。やった~♪とか、すっごぉ~い♪とか、しかも大口開けてゲラゲラ笑う。ううむ。天衣無縫ってキャラなんだろうけど、いちおう大名の姫君だしねえ。尚ゴローちゃんとか、若い男と二人きりで同席したり、外で会ったりすることじたい、ありえないし...
★総括
あまりこれといって、ツッコミどころも感銘もなかった回でした。MVPもなし。
回を重ねるごとに軽くなる内容とノリ、イライラする於一のキャラに、ちょっと鑑賞がキツくなってきたかも...
2月2日スタートのオムニバスドラマ「ロス:タイム:ライフ」、3月放送のスペシャルドラマ「東京大空襲」も楽しみ♪だが、過労ストレスが心配...あんまし瑛太をコキ使わないで!