まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

覚醒せよ!爆裂アドレナリン

2008-10-31 | 北米映画 08~14
 「ウォンテッド」
 話題のアクション映画を、やっと観ることができました♪
 冴えない青年ウェスリーの前に、突如現れた謎の女フォックス。彼女とその仲間たちはウェスリーに、彼の父が秘密組織の殺し屋であったこと、ウェスリー自身にも特殊な能力が秘められていると告げる。父を殺した組織の裏切り者クロスを倒すため、ウェスリーはフォックスたちの指導で、暗殺者になるため激烈なトレーニングに...
 いやあ、噂にたがわぬハチャメチャ大快作でした。ヴァイオレンスが新感覚だけど荒削りで野蛮で、たいていのハリウッドのアクションやCGには飽いた目にも、とても新鮮でした。度肝を抜くっていうか、あまりのトンデモなさに呆気にとられて笑える、なシーンが盛りだくさんで退屈しません。カーブする弾丸とか、回復風呂とか、ほとんど拷問・リンチな殺し屋養成トレーニングとか、過激でユニークでした。全編、とんでもないアクションのテンコ盛りですが、特にクロスを追い詰める列車での激闘は、やりすぎ感MAX!あの列車に乗り合わせた乗客、可哀想!
 かなり人を食った、ブラックな笑いが充満してるのも楽しかったです。一見シリアスにやってるようで、確実に笑いを狙ってるところが好き。ラスト近く、ウェスリーのネズミ大作戦には大笑いです。あと、アホな雑魚キャラがいい味だしてるんですよね。ウェスリーの意地悪なオバハン上司とか、ウェスリーの会社の同輩とか、ヤな感じにノーテンキなアメリカ人の典型で笑えます。
  
 ウェスリー役で、ジェームズ・マカヴォイがハジけてトンじゃってます!いかにもヒーロー然としたタフガイ俳優ではなく、子供みたいに小柄で軟弱そうな文系優男マカヴォイくんなので、その変貌も驚異的で愉快。といっても、別人のようなスーパーマンになるのではなく、基本的にはヘボい感じが抜けないキャラなのが、面白くて可愛いです。
 みんなから精神的にも肉体的にも散々な目に遭うマカヴォイくん、それが似合ってるんですよね。そーいや「ラストキング・オブ・スコットランド」や「つぐない」でも、哀れな受難男だったよなあ。不運が世界一似合う俳優?肉体改造してマッチョな裸も見せてくれるけど、カッコいいシーンよりヘボヘボな姿のほうに萌えます。典型的なM男なのかもしれませんね。おばはん上司にイビられて、発作を起こす苦悶顔が可愛かった。
 先に観たmy motherが、マカヴォイくんをスパイダーマンに似てる、と言ってたけど。確かに感じは似てるんだけど、同じヘボ男でも蜘蛛男は可愛くないのに、マカヴォイくんは可愛いのは、なぜ?
 フォックス役のアンジェリーナ・ジョリー、妖気的オーラは相変わらずスゴいけど、ずいぶん老けたような...ギスギスした感じがした。地獄の特訓をする鬼女教官ジョリ子さん、まさにSMの女王さまみたいです。
 クロス役が、きゃmy ドイツ愛人、トーマス・クレッチマン
 
 シブくてクールで、カッコいい~またまた主役より男前♪そして、またまた謎の悪人、かと思いきや、ドンデン返しな正体に吃驚。こーいう役も悪くないけど、たまにはトーマス主演の恋愛映画とかも観たいなあ。
 組織の元締め役は、モーガン・フリーマン。ハリウッド屈指の働き者老人モーガン爺さん、ほんと元気ですよね。大物なのに、仕事選ばず何でもやるってスタンスが好き。
 秘密組織のモットー『1を殺して、1000を救う』...私なんか、どー考えても確実に殺されてOKな人間だよなあ
  
 マカヴォイくんが羨ましい!トーマス、わしの肩も抱いてくれ~
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ピエロに涙は禁物さ

2008-10-27 | フランス、ベルギー映画
 「ピエロの赤い鼻」
 「殺意の夏」や「クリクリのいた夏」などの名匠ジャン・ベッケル監督作品。
 教師のジャックは、毎週日曜日にピエロになって人々を笑わせている。その道化ぶりを嫌う彼の息子に、ジャックがピエロになる理由をジャックの旧友アンドレが話して聞かせる。それは、ナチスドイツ占領下で起きた悲しくも美しい出来事だった...
 戦争の悲劇を、ほのぼのしたユーモアで包んで描いた佳作でした。冒頭のセバスチャン・ジャプリゾの『笑いこそ最強の武器である』という言葉が、とても重く深く心に沁みる内容です。
 笑いって、ほんと偉大ですよね。絶体絶命、死の淵に落とされたジャックたち4人にとって、まさに希望の光となって彼らを救う笑いが、とても感動的でした。笑い、といっても、最近の日本のバラエティ番組のお笑いタレントのような、他人をバカにしたり虐めたりして、弱いものを嘲笑する卑劣で下等な類ではなく、他人の悲しみや苦しみを一時でも忘れさせ拭ってあげようとする、優しさと思いやりに満ちた笑い。それは、人一倍痛みと悲しみを知り、人一倍強くないとできないのかもしれない、と映画を観ながら思いました。ピエロが、どこか悲しげに見える理由が、何となく分かった気がします。
 泣け!さあ泣け!的お涙ちょうだいよりも、生きる希望を与える優しくて温かな笑いのほうが、私は好きだし感動できます。人を悲しませて泣かせるのは簡単だけど、幸せに笑ってもらうのは難しい...
 
 ジャックとアンドレが、おっさんなのにイタズラっ子みたいなキャラなのが、愉快で笑えます。駅爆破も、レジスタンスというよりイタズラみたいだし。そのイタズラが、とんでもない悲劇を招くんだけど。捕まって穴倉に落とされて、明日は死刑!の身の上になるジャックたちの姿も、喜劇調なのが出色です。クスっと笑わされつつ、彼らを絶望から救う元ピエロのドイツ兵と、彼らのせいで重症を負いながらも爆破は自分がやったと嘘の自供をする駅員のお爺さんに、涙も誘われます。二人に、命よりも大事なもの、人間が失ってはいけないものを教えられます。
 ジャック役は、「奇人たちの晩餐会」や「クリクリのいた夏」の名優、故ジャック・ヴィルレ。チビ・デブ・ハゲ、フツーなら三重苦なのに、見事にコメディ俳優としての武器にしてしまっていたヴィルレおぢさん。今回は、奇人やクリクリほど大ボケじゃなく、珍しく常識人な役。でも、やっぱ笑えます。
 
 アンドレ役のアンドレ・デュソリエも、おちゃめで心温まる好演。巻き添えでジャックとアンドレと一緒に穴に落とされる男ふたりを、ティエリー・レルミットとブノワ・マジメルが演じてます。レルミット氏とヴィルレおぢさんといえば、「奇人たちの晩餐会」コンビじゃん!二人の掛け合いが、やっぱ笑えます。ブノワは、まだ少年っぽさが残ってた頃?ベテランおっさん男優3人に囲まれた彼は、さすがに若い、ていうか、幼い。でかい子供みたい。レルミット氏にはすぐキレて喧嘩腰だけど、ヴィルレおじさんには優しく従順な、怒りん坊で甘えん坊な男の子ブノワが、可愛くて笑えます。
 あと、駅員のお爺さんの奥さん役、名女優の故シュザンヌ・フロンも印象的です。いちばん可哀想なのは、あの奥さんかも...
 ラストに流れる陽気な歌が、明るい希望と夢に満ちていて感動的です。つまんないことでウジウジせず、生きていれば希望がある!と信じてみよう、と勇気づけられました。
 
 
 
 
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アメリカ帝国崩壊の狼煙!

2008-10-26 | 北米映画 00~07
 「バンテージ・ポイント」
 スペインのサラマンカ広場で開催中の平和サミットで、壇上に立ったアメリカ大統領が狙撃され、爆破テロも発生。巻き込まれた目撃者たちそれぞれの視点で、事件の成り行きと真相は追われることに...
 ひとつの事実への違った視線(バンテージ・ポイント)、という設定と構成がユニークでした。一人の目撃エピソードが、いいところで終わって巻き戻って次の人へ、という展開が、なかなか気をもたせる作りになってます。斬新な時間軸映画?ちょっと人気ドラマ「24」っぽいのかな?複数の視線がラストに向かって結合するのも、なかなか巧妙でした。映画が一時間半弱しかないので、無駄に長くて緩慢な大作と違い、ダラけることなく観られます。
 それにしても。アメリカって怖い国だよなあ、と思わされた。スペイン人は、とんだトバッチリ。大統領の護衛シークレットサービスったら、犯人と思しき男を追っかけながら、逃げ惑う群集の中で平気でバンバン銃を撃つし、カーチェイスも一般ドライバーの生命なんかどーでもいいみたいな大暴走。早く報復しろー!と大統領をせっつく近臣とか、他国を力でねじ伏せるのは当然、逆らう奴らはみんな死ね!と考えてるようなアメリカさまの恐ろしい傲慢さが、ナニゲに炙りだされています。反米的な場面やコメントは意図的に削除するマスコミの報道も、アンフェアで怖い。反米テロや経済恐慌で世界中にパニックや苦難をもたらしてる最近のアメリカって、まさに厄の枢軸国って感じですよねえ。
 これって、ちょっと細かいことで気になる点が、いくつもある映画なんですよねえ。すごい厳重なはずな大統領警護なのに、あっけなくテロリストに隙を与えたり。たった一人のスナイパーに、バタバタ殺されていくシークレットサービス、弱すぎる...
 シークレットサービスとスペイン警察から、クレームこなかったのかしらん?警察内部にテロリスト、なんて実際ありえる話なのでしょうか?
 あと、あんなテロがあったのに、近くのカフェや商店街では、みんなフツーにお茶のんだり買い物してたりしてたのが、何か違和感。あんなカーチェイスしてるのに、スペインの警察が全く出動してこないのも???だった。たかが二段階右折しなかっただけで、鬼のようにやってくる日本のパトカーとは、大違いですね
 あと、大統領の影武者に驚笑。北の将軍さまも、やっぱ替え玉そっくりさんなのかしらん?
 
 キャストが豪華、というよりシブいです。
 ベテランのシークレットサービス役がデニス・クエイド、報道ディレクター役がシガニー・ウィーバー、大統領役がウィリアム・ハート(最近、売れっ子ですね)と、80年代に大活躍した元人気スターが、すっかり年老いてるけど元気な姿を見せてます。それにしても。デニス・クエイドとかハリソン・フォード、ケヴィン・コスナー、大好きだったアメリカンタフガイの老化って、ほんと無残で悲しい。カサカサのお爺さんって感じだもんね。
 その点、まだ30・40代の男盛りの男優は、活きも潤いも違う。一緒の画面に出すのって、残酷です。
 デニス・クエイドの同僚役に、ドラマ「LOST」で人気のマシュー・フォックス。体育会系のワイルドな男前ですね。スペイン人刑事の役に、エドゥアルド・ノリエガ。おおっやっぱノリって美男子!若い頃の特濃さが、いい感じにコクのある濃さになってきてて、男ぶりアゲアゲ!アクションも頑張ってました。ノリちゃんには今後も、じゃんじゃか英語圏映画に出てほしいものです。10年後に第二のハビエル・バルデムになるのは、ガエルかノリのどっちかかな?
 アメリカ人観光客役で、黒い鶴瓶ことフォレスト・ウィッテカーも出演。すんごく良い人なんだけど、スペイン人の幼い少女に当たり前みたいに英語を喋るところは、典型的なアメリカ人だなあと苦笑。
 
 ノリは、アラゴルン主演の「アラトリステ」にも出てます
 
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雪の女王⑥~⑫ 寒すぎる運命

2008-10-23 | 韓国のドラマ
 「雪の女王」第6話から12話まで観ただよ...

☆LOVE IN 図書館
 うたた寝するボラの頬に、そっと触れるテウン。うう~ん、ベタすぎるけど読書好きな乙女なら誰でも憧れるsweet situation!
☆偶然の嵐!
 テウンと科学高校で同級生だったジヘが、ゴヌ先生の病院に。ボラの少女時代が、そのまま大人になったみたいな顔のジヘですが、他にもいっぱい病院あるだろうに、すんごい偶然ですよねえ。ボラがジョンギュの妹だったってのも、すごすぎる偶然だけど。偶然じゃない!運命なの!が韓ドラのお家芸とはいえ...そうそう、テウンの親友チュンシクがボラ父の会社系列のデパートで働いてたのも、物語的には小さいことながら、すごい偶然だったよなあ。街や病院内、大学キャンパス内で偶然ばったり&目撃、なんてのはもう当たり前になってるし。世界が、こんなに狭くていいわけない!
☆ボラ母
 もし彼女が、貧乏でDV亭主にボコボコにされてるような境遇に落ちてたら、ボラの気持ちも違ってたはず...
☆ゴヌ先生&家政婦の娘
 ノッポ男とチビ娘、うわっスゴい身長差!人間がこれほど背が違う例、見たことないかも?!
☆ボラ父の別荘
 立地は抜群ですが、内装は悪趣味。やっぱ韓国の成金風です。
☆テウンって...
 何かイライラする男ですよねえ。何もかもから逃げてばっかだし。罪悪感に酔ってるみたい。しかも、ろくに運転手の仕事もしないし、ボクシングもしないし、フラフラウロウロしてばっかじゃん!働けよ!
  
☆ボクサーヒョンビン
 やっと本格的にボクシグシーンなビニ。きゃモムちゃん披露♪きれいなカラダですが、ボクシングとか格闘技系な肉体じゃないなあ。手足が長すぎ?ケンカしたら、瀬戸朝香とか長澤まさみとかのほうが強そうです。やっぱビニ、水泳選手系ですよね。
☆ハン・ドックの正体がバレる
 まるで松本清張ドラマの主人公みたいに、あちこち探りを入れるゴヌ先生。ハン・ドックがハン・テウンと同一人物と分かり、衝撃!うう~ん。だから何?な真相だけどなあ。必死で隠したり必死に探ったり、みんな大げさすぎるような気がする...
☆密会の場所はちゃんと選ぼう
 大事な話をするため会うテウンとジヘ。おいおい~何で病院で会うかなあ?案の定、ボラが二人を目撃して変な誤解、という思った通りの展開に。
★総括
 テウンの、悩んでます苦しんでますぶりが何かイライラする!中途半端に逃げたり隠したりするのも、見苦しいんだよなあ。心に傷を抱えていても、それを表に出さず毅然と逞しく生きようと努力してる人たちに比べたら、何て愚かで非生産的な生き方でしょうか。テウン、そんなにジョンギュにすまないと思ってるのなら、いっそのこと出家して坊さんになりなさい!
 
 
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あんた俺のタマが打てるのかよ

2008-10-22 | 日本映画
 「バッテリー」
 「DIVE!!」での好演も記憶に新しい、林遣都のデビュー作。
 原田巧は、ピッチャーとして類まれな才能を持つ少年。病弱な弟のため、家族で祖父の住む田舎に引っ越してきた巧は、地元の野球少年・永倉豪と出会い...
 文部省推奨系な、家族みんなで観られる清々しい佳作でした。でも、フツーに佳い映画だったのは、返って残念な感じ。汚れきったオトナな私としては、もうちょっとドキドキ萌え萌えな内容にしてほしかった。だって、そうなる要素たっぷりなキャラ設定なので。
 これって、かぎりなくYAOIに近い映画ですよねえ。明らかに腐女子の妄想を刺激してる。原作者は絶対、精神的な少年愛好き乙女系YAOIだよなあと思った。少年野球にその匂いを嗅ぎつけるなんて、なかなかの妄想力です。
 主役の巧は、真夏の炎天下で野球しても泥にもまみれず汗もかかない日焼けもしない、ちょっとトンがってタカビーだけど、実は寂しい境遇な翳りのある美少年。相手の豪は、明るく大らかで優しく包容力のある、見た目も性格も男らしい健康優良児。うう~ん、カップル設定はBLの基本通り。キスやエッチこそしないものの、二人の交わす会話や目線は、バッテリーを組んだ者同士というより恋人同士のもの。『原田巧に惚れた!』『おまえしかいない』『ぜったい離さないと思った』etc.こんなスウィートな会話、リアル中学生野球少年がするわけないし。やっぱYAOIの妄想から作られた世界だよなあ、と苦笑。
 病弱な弟を溺愛し、巧には冷たい母...という家族問題も、もっと掘り下げて描けば、YAOIテイスト同様に映画を面白くできるはずだったのですが。母と弟のせいで巧は屈折してるはずなんだけど、あんましそんな感じがしなかったので、ちょっと物足りない。
 まあ、爽やかな薄口のBLが好きな人には、とても楽しめる映画ではないでしょうか。
 巧役の林遣都が、すごくカッコカワイいです。
  
 遣都くんって、「DIVE!!」の時も思ったけど、華奢な美少年なのにナヨナヨしたオカマっぽさなど微塵もなくて、すごく凛としてて男らしいんですよね。低い声も素敵です。池松壮亮もだけど、いい年してチャラチャラ軽薄なジャニーズとかオバカ系タレントなんかよりも、子供なのに男の魅力がある。くだらないTVドラマには出ず、作品を選んで良い俳優に育ってほしいものです。
 しかし遣都くん、あの細腕であんな剛速球、ありえねぇ~巧より元気で健康そうな弟よりも、遣都くんのほうが病弱な役が似合いそうな気がしますが。野球、跳び込み、新作の「ラブファイト」ではボクシングと、なぜかド根性スポーツ少年の役ばかりなケントくんなのです。
 豪役の山田健太も、市原隼人+山本太郎、みたいで可愛いです。将来、いい男に成長しそう。
 巧の両親役、岸谷五郎と天海祐希が、ちょっと...特に天海さん、すごい大根女優ですねえ。まさにウドの大木みたいな演技。ミスキャストすぎたのかな。
 菅原文太、萩原聖人、塩見三省、岸部一徳など、必要以上に濃い脇役陣もいい味だしてました。遣都くんより背が低い聖人、ちっこくて可愛かった。
 あと、ライバル校の野球部員たち、大人っぽすぎ。とても遣都くんと同じ中学生には見えなかった。それと、あの田舎はどこ?たぶん中国地方だとは思うけど、イントネーションが???
     
 いま思うに。DIVE!!は、内容は全然YAOIじゃないけど画的にはR指定もので危険な映画だったよなあウエンツの鬼太郎に対抗して、ケントくんには妖怪人間ベロに挑戦してほしいかも♪何かベロにぴったりって感じなんだよなあ
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宦官愛!ひこ、去勢で心中立て

2008-10-19 | 中国・台湾・香港映画
 「ツインズ・エフェクト2 花都大戦」
 冷酷な女帝が治める王国・花都では、男は奴隷として虐げられていた。予言により、ある青年が立ち上がり男女平等の国を造ることになると知った女帝は、該当する若者たちを抹殺しようとする。旅一座の座員チャーとコールは、奴隷商人の娘スプリングと女密使ブルーとともに、女帝を倒せる神剣を探す旅に...
 うう~ん、かなりオコチャマ向け映画です。西遊記なノリで、それなりに楽しいのです。CGもアクションも何だかチープだし、内容も展開もかなりいい加減なのが、いかにも香港映画らしい。女帝の城の内外なんて、客の来ない第三セクターの娯楽施設みたいです。ドタバタ騒々しいギャグも、あんまし笑えません。同じような内容でも、あの大怪作「大英雄」の狂気的なバカバカしさハチャメチャさには、遠く及びません。
 キャストが、なかなか豪華です。
 スプリングとブルーは、アイドルデュオTWINSのジリアン・チョンとシャーリーン・チョイ。ジリアンは美人になった松浦アヤ?シャーリーンはブサ可愛い系?アイドルがアクション頑張ってます!って感じです。この二人より、ブルーの相方だったレッド役のファン・ビンビンのほうが美人です。
 ぶっちゃけ、女優はどーでもヨシ子かも。この映画は、女優より華やかでバラエティに富んでてる男優陣が最大唯一の見所かもしれません。
  
 女帝の側近で元恋人ワイ・リュ役が、彦ことダニエル・ウーヘンな衣装でも、やっぱ色っぽいウルトラ美男男キャラの中では、彼だけ終始シリアス調です。女帝への操の証として、大事なものを取ってる設定の彦。私が女帝なら、そんなの絶対イヤだー!!彦、何か怪しいので悪辣な裏切り者かと思いきや...可哀想な役でした
  
 コール役は、チェン・ボーリンカッコカワイイ~はっきり言って、TWINS二人より顔はキレイです。ヤンチャな少年っぽいけど、厚い唇と低い声がエロい。可愛いけど男のフェロモンがあるところが、チェン坊の魅力ですよね。数年後が楽しみな半熟男前です。
 チャー役は、これがデビューのジェイシー・チェン。ジャッキー・チェンの息子です。うう~ん、ブサイクジャッキーよりも、中田ヒデ子に似てる。ヒデ子を素朴に薄くした感じ。青年時代のパパのほうが、断然イケてます。若かりし頃のジャッキーって、めちゃくちゃ可愛いもんね。この顔この演技で主役デビューだなんて、七光り以外のナニモノでもないよなあ。イケメンで才能があっても、バックもコネもないのでチャンスに恵まれない俳優、たくさんいるんだろうに。芸能界って、不公平な世界です。
 ジリアンがジェイシー、シャーリーンがチェン坊といい感じになるのですが...まだ俳優としてはヒヨっ子なイケメンと、超大物をパパにもつブサイクなサラブレット。どっちがいいかと訊かれたら、貴女なら?私は無論...
 ジャッキー御大も、ちょこっと親ばか特別出演!ドニー・イェンとのバトルシーンで、まだまだ若いモンには負けへん!ぶりを披露してくれます。いま現在のジャッキーのほうが、若い息子より可愛い...
 アホな旅座長役に、最近キワモノ俳優と化してる?レオン・カーフェイ。出てきてすぐ殺される泥棒役で、あのハレンチ写真流出男も顔を見せてます。ジリアン・チョンは、この時すでに痴態を撮られせてたのでしょうか。
 
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仁義なき跡目抗争!

2008-10-17 | 日本映画
 「柳生一族の陰謀」
 こないだのスペシャルドラマが面白かったので、映画版もレンタル♪
 徳川幕府三代将軍の座をめぐり、血みどろの戦いの火蓋が!
 話も、そして細かい台詞まで、こないだのドラマとほぼ同じでした。俳優のメンツが違うだけ?さすがに映画のほうが、パワフルで濃いけど。
 やくざ映画で名を馳せた故・深作欣二監督(DVD特典の予告の監督、めちゃ男前!)の初時代劇だとか。さすが深作監督というか、時代劇なのに全般に漲るやくざテイスト!ほとんど将軍=組長、老中・大目付=組の幹部、家臣=組員、公家=腹黒な政治家・役人、下っ端武士&浪人=鉄砲玉な組の下層部チンピラ、なんですよねえ。上も下も入り乱れての血生臭さくドロ臭い闘争、観ていて「仁義なき戦い」のテーマが聞こえてきそうになります。
 なので、華麗なる鮮やかなチャンバラ、というより、まさに狂騒バトルロワイヤル。本格的時代劇ファンには、何じゃこりゃー!なトンデモぶりなのですが、それが魅力でもあります。とにかくパワフルです。篤姫的ヌルいスウィートなホームドラマ時代劇に飽き足らない人は、楽しめる映画ではないでしょうか。もうこんな時代劇は作れないと思うので、貴重な一作かもしれません。
 冒頭の、掻っ捌かれる前将軍の遺体の腹や、ラストの斬られた首&片手は、どー見てもゴム人形。リアルさを欠いた稚拙さが、いかにも昔の映画って感じで何か微笑ましいです。

 キャストの特濃さも、今の時代劇ドラマや映画では味わえない珍味です。とにかくみんな、イっちゃってるのが怖くて笑えます。
 陰謀を仕切る柳生但馬守役の萬屋錦之介が、強烈、ていうか、異様異質!あの大時代的な大芝居は、意図したものなのでしょうか。めちゃくちゃ浮いてるのですが、それが奇妙で独特な面白さを醸しているのも事実。ラストの狂乱シーン、ほとんど歌舞伎です。
 こないだのドラマでは柳生但馬守を演じてた松方弘樹(当時の記者会件映像での松方さん、どー見てもヤーさん...ワタシ世代にとって松方さんといえば、たけしの元気が出るTVのヘンなオヂさん、なんですが)が、徳川家光を怪演。き○がいな放送禁止的キャラで、ヤバすぎ。ドラマでは、高橋和也に色々アドバイスしたのかな?
 柳生十兵衛役の千葉真一は、豪放ワイルド。サニー千葉の愛弟子、まだ少年っぽい真田広之が可愛い!ほんとに忍者みたいな身のこなしが驚異!志穂美悦子の男前な女戦士ぶりもカッコいい!
 出てやったぞ!的にフンゾリ返った三船敏郎御大の、尊大な貫禄とオーラ。山田五十鈴は、そこにいるだけで怖い。この手の映画やドラマには必ずといっていいほど出てた丹波哲郎先生は、スゴい存在感にしてはあっけなく死ぬ、というお約束出演を、ここでも。
 悲劇の忠長役、西郷輝彦が凛々しくて男前でした。声がきれいだなあ。浪人役の原田芳雄も、激シブ~!
 萬屋錦之介の大芝居同様、強烈なインパクトなのが、おじゃるおじゃるな白塗り公家役の成田三樹夫&梅津栄。特に梅津さん、大ボケかましまくり。ぴぎゃー!ぎゃぼー!と大騒ぎする姿は、まるでオヤヂのだめ。

 出雲の阿国役の大原麗子が、きれい、というより可愛かった。ドラマは内山理名だもんねえ。比較にならない。
 萬屋錦之介の『親に会うては親を殺し、仏に会うては仏を殺す』『我(わし)につくも敵にまわるも、心して決めい!』ちょっと声に出して言ってみたいが言えない名台詞でした。
 ♂どもがギンギン猛りメラメラ燃える破天荒な時代劇、もう製作不可能なんだろうなあ。残念。
 
 
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篤姫(38)~(41) おたあさん...

2008-10-16 | 日本のドラマ(連続)
 「篤姫」第38話から41話まで観ました...

 まず、第38話...
☆新イケメン登場
 長州藩の桂小五郎&久坂玄瑞。演じてるの、誰!?男前じゃん♪
☆みかど折伏指令!
 京へ行って、みかどを説得せよ!と(いうような意味のことを)上様に命令する天璋院。相変わらずナニサマですねえ。慶喜が知ったら不敬!とまた激怒しそう。
☆優しいおたあさん
 悩む和宮を、そっと励まし慰める観行院さまのたおやかな美しさに、私も癒されます。
☆岩倉村
 番組ラストの篤姫紀行で紹介される京都の名所、なじみの場所が多くてノスタルジア。岩倉具視が隠棲してた岩倉は、大学時代住んでた場所に近いので、懐かしさもひとしお...
★総括
 和宮がガーンとなることばかりする(上様にお守りを渡したり。しかも、和宮が神社から取り寄せたものに対し、私は手作り♪なアピール)天璋院が、出しゃばり無神経すぎる。立派な嫁いびりだ!
 MVPは、唯一の大人の女性って感じな観行院こと若村麻由美。滝山も大人だけど、彼女はちょっとドライな中性的キャラで、女の優しさ悲しさがほとんどないしね。久々に登場&たぶんラスト出演の尚ゴローちゃんパパ、榎木孝明もいい味だしてましたね。

 つづいて、第39話...
☆妖怪の巣窟!
 上洛し参内した家茂。みかどの御前には、白塗り公家たちが(中に、かつてのアイドル俳優、江藤潤の姿も)。その魑魅魍魎な面妖さに、若造な家茂が太刀打ちできるわけもなく...
☆尚ゴローちゃんって...
 薩英戦争勃発!戦いの指揮を執る尚ゴローちゃんですが、こんな頼りないヘボそうな子にやらせて大丈夫~!?尚ゴローちゃんって、よく考えてみたらコレといって有能な働き、してないよなあ。何でこんなにみんなから敬われるのか不思議。可愛い見た目と性格で、マスコット的存在なのかな。
 戦が終わった後も、また篤姫さま~(泣)だし...いい加減にしなさい!
★総括
 成長してそうでしてない、いや、成長してないようでしてる。そんな尚ゴローのキャラは、視聴者を翻弄する独特の個性に。半りりしく半ヘボい演技は、確信犯的?な瑛太がMVP!
          
 
 そして、第40話...
☆おかま芸者登場?!
 尚ゴローちゃんが一目ぼれ?する、京の芸者お琴。え?男?と最初思ってしまった。これが都一の芸者か~披露する芸も、ドサ回りの新人演歌歌手みたい。天衣無縫(ていうか、なれなれしく出しゃばり)なキャラは、篤姫そっくりです。尚ゴローちゃん、ほんとこんな女が好きやね...芸者に敬語を使う尚ゴローちゃん、すっかりお琴にナメられまくってます。

☆観行院さままで...
 単身、天璋院の部屋を訪れる観行院さま。すごく優しそうな様子なのに、バックには何か不穏なことが起きそうな時に流れるBGMが。え、何なの?何しにきたの?な天璋院の不安顔も、なかなか秀逸でした。
 御所を薩摩が守ってくれたことに感謝する観行院さま。すっかり天璋院に打ち解けてしまってます。陥落、思ってた以上に早かったですね。みんな天璋院に丸め込まれてゆく...
☆千秋先輩と峰くん、ついに再会!
 ぎゃぼ!坂本竜馬(玉木宏)と初めて対面する尚ゴローちゃん。ぴぎゃー!ワタシも入れてくだサイ♪と、上野樹理が乱入!してほしかった。
☆尚ゴローちゃんって...
 お琴とイイ感じ。ヒューヒュー♪な西郷どんたちに、そんなんじゃっとムキになる尚ゴローちゃん。そんなんじゃって...おまえは中学生か!とても藩の家老の発する言葉とは思えない可愛さですね♪
★総括
 坂本竜馬が、異様に痩せてて黒くて、ちょっと気持ち悪いかも...
 MVPは、出番が多くて嬉しい!と思ったら、ガーン!死の影が!その薄幸さも美しかった若村麻由美。やっぱ尚ゴローはヘボくないとね!な瑛太も可愛かった。
          

 最後に、第41話...
☆さつま、ちょうしゅう、フレンド
 長州と同盟を結ぶことについて話し合う尚ゴローちゃん、西郷どん、大久保、坂本竜馬。うう~ん、ノリと雰囲気は何だか、文化祭の企画会議中の大学生...
 カタコト英語で交渉する尚ゴローちゃんに対して、何言ってんのこいつ?でも可愛いからOK!って感じな英国商人グレバーが笑えた。

☆さよなら、おたあさん
 観行院さま、ご逝去...はかなくも美しい最期でしたね。
☆期待のイケメン
 桂小五郎あらため木戸孝允、またチョコっと登場。可愛いですね、彼。調べてみたら...演じてるのは、スズキジュンペイくん。今後も要チェキな男子♪もっと出番増やせや!
★総括
 観行院さま、安らかにお逝きにならしゃったけど...故郷から遠く離れた異国で、愛する一人娘を置いて死ぬこと、さぞや無念、心残りなことだろうなあ。
 MVPは、お疲れ様~な若村麻由美。もう出てこないなんて、寂しいなあ。潤いが消えた感じ。優しいママぶりが素敵だったので、はじめの頃のモンスターペアレントぶりが、とても中途半端な印象。キャラの弱さは、若村さんの良い演技が救ってくれました。
 次点は、チョコ出が返って気になる存在にしてる木戸孝允ことスズキジュンペイ
くん。
     
     冬がはじまるよ~♪with 瑛太





 

 
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殺しのアヘアヘ開脚2

2008-10-15 | 北米映画 00~07
 「氷の微笑2」
 大ヒットしたセクシーサスペンス映画の続編。
 女流作家キャサリン・トラメルが自動車事故を起こし、同乗していたスポーツ選手が不審死。キャサリンの精神鑑定を担当したマイケルは、彼女の危険な魅力に溺れ...
 ぶっちゃけ、パート1の内容ぜんぜん覚えてないシャロン・ストーンのノーパン開脚と、騎乗位の女がアイスピックで男をメッタ刺し、なシーンぐらいしか記憶にない。
 ラジー賞を受賞という駄作のお墨付きをもらった作品、ということで、どれほどヒドいのか楽しみにしてたのですが、思ってたよりヒドくなかったです。B級サスペンスとしては、結構よく出来てたかも?でも、かなり雑な筋書きではあったなあ。ラストは一応ドンデン返しな真相なんだろうけど、はあ?それで納得しろってか?な感じだし。

 売りであるセクシーシーン。前作もですが、過激だけどエロくないんですよねえ。西洋映画、特にハリウッドのセックスシーンって、何か激しい運動してるみたいで、ちっとも淫靡じゃない。
 サンフランシスコを離れ、今度はロンドンで屍を重ねる魔性の女キャサリン・トラメル。シャロン・ストーン、当たり役?を再演。老けたというより、何か顔が違って見えた。イヂりすぎ?もちろん素っ裸になるのですが、おっぱいがどー見てもシリコン...シャロンおばさんの頑張り、何だかイタいんですよねえ。開脚&エッチの最中ベッドの下から何か取り出す、というお約束シーン?も、もはや笑いを誘うのみ...

 相手役のデイヴィット・モリシーが、ラッセル・クロウを地味に薄くしたみたいで、あんまし男前じゃないのも減点。スタイルは良かったけど。役名が“マイケル・グラス”ってのが笑えます。前作のマイケル・ダグラスをもじってるのでしょうか?それにしてもあの役、売れる前のダニエル・クレイグとかジェラルド・バトラーだったら良かったかもなあ。過去恥部間違いなしな作品になるだろうけど。
 出てきてすぐ殺される記者役に、こんなところにも!なヒュー・ダンシー。全裸死体姿が無残、だけど笑えます。

 ↑警察の検視の間、じっと微動だにせずこの姿...ヘタな演技より大変だろうなあ。
 怪しい刑事役に、デイヴィット・シューリス。「太陽と月に背いて」での、レオナルド・ディカプリオとの仰天男色ラブシーンが強烈だった彼、今のところレオが最も頑張ってる濡れ場の相手なんですよねえきれいな女優じゃなくて、おっさんってのがレオらしいというか...バックからレオにガンガン突かれるシューリスおぢさんのアヘアヘ顔、怖かった...
 女性精神科医役で、シャーロット・ランプリングが登場。英語が流暢ですね~って、当たり前!彼女は英国人だ!でも、やっぱランプリングおばさまには、英語よりフランス語のほうが似合う。まさかシャロンと姥桜な百合族シーンあり?!それはキツすぎ~!とビクビクしてたけど、なかったのでホッと安堵。
 ほとぼりが冷めたら?氷の微笑3とか作りそう。ある意味、楽しみかも。シャロンさん、頑張れ~
コメント (4)
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泥酔恋愛!ひこ、飲みすぎたのは貴方のせいよ

2008-10-14 | 中国・台湾・香港映画
 「ぼくの最後の恋人」
 彦ことダニエル・ウー主演のラブコメ。
 ビールの売り子シウマンは、泥酔したシェフのミシェルを仕方なく部屋で介抱。それが縁で、二人は同居&カフェの共同経営を始めるが...
 香港コメディらしい、コテコテでベタで元気いっぱいな笑い満載で、すごく楽しかったです。他愛もない物語よりも、個性的な登場人物たちの言動が愉快で魅力的です。みんなテンション高くて、オーバーすぎるリアクションが香港人らしいというか。みんなワイワイガヤガヤすごく楽しそうで、仲間に入れてもらいたくなります。
 そして、この映画って...オバカな内容にしては、必要以上に男前度が高くて濃ゆいです。主役の彦を筆頭に、隅々まで&不自然なほど男前やイケメンが配されていてるので、いつしか話そっちのけになってしまいました...
 言うまでもなく、彦が超カッコいい、というより、今回は超かわいい!
  
 今回は、アメリカではなくてフランス出身という設定なので、名前もマイケルではなくミシェル(でも、みんな勝手にマイケルと呼ぶのが笑えた)、英語ではなくフランス語(かなり変で笑える)を口にする、さすらいのイケメン料理人な彦、女にも(ついでにオカマにも)モッテモテ。それも当然のカッコよさなのですが、カッコつけたところは微塵もなく、すごく優しそうで、ちょっとボ~っとした人のよさそうな感じ(コメディの彦って、大抵こんなキャラ?)が、ほんとラヴリーすぎます。こんな恋人ほしいなあ、とマジで思わせるカッコカワイさです。
 コテコテ喜劇なので、彦もアホなこと頑張ってやってます。グデングデンに酔っ払った顔なんか、頬をヘンに赤くされてドリフの加トちゃんみたいです。あと、ホウシンに言い渡される同居のルール事項が、いちいちコント化されてるのですが、その中で下着姿で踊ってたり、女を連れて帰るな、もちろん男もダメ!という条項で、
 
 ↑彦が、ハードゲイなオカマに~!
 などなど、彦の多彩なオバカぶりが楽しめます。
 でもねえ、どんなにオバカしても、彦の美男ぶりを壊すのも崩すのも不可能なんだなあ、と今回も思い知りました。あんなシェフがいたら、料理より食べたいよ。お約束?のセクシー上半身裸も、ちゃんと見せてくれてます。
 そして。ホウシンに惚れてるヤーさん役に、アレックス・フォン!
 
 ↑画像ではシブい方中信ですが、超アホバカ男の役です。表情や喋り方が変!ミシェルが作ったフランス料理を、まるでゲテモノ料理みたいに恐々&嫌々食ってる様子が笑えます。香港の下町庶民には、高級でオシャレなフランス料理も、グロテスクなゲテモノ料理以外のナニモノでもないんですね。
 彦同様、やっぱ方中信もカッコよさは隠せないですねえ。二人とも、顔以前にスタイルが良すぎる!背が高い~!体格がいい~!方中信もかなりの長身だと思うけど、さらに大きい彦って、ほんとデカい男なんですね!
 さらにさらに。ミシェルの放浪フレンド役で、ひょこっと登場するのがテレンス・イン。そして、彦がヘッドハンティングされた先のレストランのシェフの一人が、アンドリュー・リン。チョイ役ですが、彦のイケメン友人たちが出てきたのも驚喜でした。
 シウマン役のミリアム・ヨンも、男前たちに囲まれて奮闘してました。スゴいウワバミなところが豪快。それにしても、彦と方中信に愛されるなんて。羨ましすぎる!これが韓ドラのヒロイン的キャラならムカつくだけですが、ミリアムはオバちゃんキャラ、でもよく見たら美人だったので許す!

 

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