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まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

女神たちの祭典

2025-03-03 | 映画雑記
 アカデミー賞が発表されましたネ!今年はBS NHKで生放送、昼から出勤だったので、まったり鑑賞(^^♪ライヴでオスカー授賞式を観るのは、ほんと久しぶり。今年も面白そうな話題作、好きなスターがノミネートされ、楽しい時間となりました。
 「ウィキッド ふたりの魔女」のシンシア・エリヴォとアリアナ・グランデのパフォーマンスで、セレモニーは開幕。二人とも、圧巻の歌唱力と存在感!特にシンシアさん、紅白のMISIAも真っ青な入魂の歌いっぷり!


 ↑ シンシア・エリヴォ、まさに魔女ないでたちも強烈!
 司会のコナン・オブライアン、まったく存じ上げなかった人だけど、何者?ロビン・ウィリアムズ+ジャック・レモン、みたいな顔?タキシードが似合ってたところはカッコよかったです。やっぱタキシードって、長身で体格のいい外人さん向けの衣装ですね。ちんちくりんな日本人のアイドルなんかが着たら、七五三な滑稽さですし。スター俳優がフォーマルなタキシードをビシっとキメてるところが好きなんだけど、最近の俳優はすごく自由で個性的なファッションを楽しんでますね。ヘタすりゃ演歌歌手のステージ衣装。正装って感じではもうなくなってるのが、ちょっと残念。

 助演男優賞は、下馬評通りの「リアル・ペイン 心の旅」のキーラン・カルキン。あの人は今な兄マコーリーとは、決定的な格差がついてしまいましたね…

 美しきマーガレット・クアリーが、007トリビュートコーナーで魅惑のダンスパフォーマンス!「サブスタンス」の彼女を彷彿とさせるセクシーさ、コケティッシュさでした。小娘に負けてたまるか!とばかりに、熟女軍団も怪気炎!今年はプレゼンターが、例年以上にディープインパクトでした。孫のようなアンドリュー・ガーフィールドにエスコートされて登場したのが、往年の名コメディエンヌ、ゴールディー・ホーン。すっかりおばあちゃんになりましたが、今でも可愛い。グラマラスなままのスタイルがスゴい!


  「スプラッシュ」の人魚姫、ダリル・ハンナのスタイルも驚異的だった!足、長~!そして、作品賞のプレゼンターだったメグ・ライアン!メグの生存確認ができたことが、最大の嬉しいサプライズでした。過去の人から電撃的かつ輝かしく復活したデミ・ムーアといい、私が映画を好きになり始めた頃にキラキラ輝いていたスター女優たちの、お年を召したとはいえ元気で今なおチャーミングな姿に感動。


 助演女優賞は、これまた番狂わせなしのゾーイ・サルダナに。本命だったとはいえ、受賞できてすごいホっとしたでしょうね。壇上で感極まってマミーマミー!と聖子ちゃんのように叫んでたのが胸を打ちました。聖子はウソ泣きだったけど、ゾーイはほんとに泣いてましたよね?「アバター」や「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」などで知られる、どちらかといえばイロモノ系女優だったゾーイが、まさかのオスカー女優に。これも感慨深いものがあります。「エミリア・ペレス」早く観たい!

 ↑ ティモたん、寝てる?!史上最年少受賞ならず、残念!ティモたんがあまりにも童顔で細いので、同伴者の恋人がかなり年上の熟女に見えた
 主演男優賞は、ひょっとしたらハリウッドのプリンス、ティモシー・シャラメが史上最年少で受賞かも?と、ドラマティックな展開を期待してましたが。これまた本命視されていたエイドリアン・ブロディが獲得。「戦場のピアニスト」での初受賞から22年ぶり、2度目の快挙。戦ピアの頃と見た目があまり変わってないところも驚異。でも…前の時のキス事件といい、彼って無邪気というか天然というか、今回も物議を呼ぶ行動を。ステージに上がる途中、振り返って席の奥さん?に何か投げたんですよ。後で知ったのですが、噛んでたガムだった!き、きちゃない!何でそんなことすんの?!スピーチも異様に長い!あれじゃあ感動も薄れて、早く引っ込め!とイライラするだけ。あっさり過ぎるのも味気ないけど、KYすぎる昂ぶりも興ざめです。


 ↑ 大好きなガイ・ピアースも、すっかりイケオジに。セバスチャン・スタンはママ同伴
 今年の主役は、「ANORA アノーラ」のショーン・ベイカー監督でした。脚本賞、編集賞、監督賞、そして作品賞と、完全制覇!何度も壇上に上がって大忙し!アノーラ、確かにいろんな意味でスゴい作品でしたしね~。ベイカー監督、若々しくて可愛いイケメン。

 ↑ まさにこの世の春なベイカー監督
 ハイライトの主演女優賞。デミに獲ってほしかったけど、「アノーラ」のマイキー・マディソンが勝利!デミはまあ、激烈とはいえゴアなホラー、キワモノ演技なので、ノミネートされただけでも祝!かも。マイキーの大胆でリアルな生命力あふれる演技、最高の賛辞を受けて当然かも。
 毎年いる、授賞式で何か目立つ人。今年特に私の目を惹いたのは、「アノーラ」のロシア人俳優、マーク・エイデルシュテイン。アノーラでも可愛かったけど(役は最低最悪なボンクラ男だったけど)素のマークも少年みたいでキュート画面にもよく映ってた彼、性格よさそうな笑顔!作品賞受賞の瞬間、そして壇上に上がった時の嬉しそうな様子ときたら!助演男優賞候補だったユーリ・ボリソフとのロシアンコンビ、今後も活躍が期待されます。


 今年も無事にオスカーの結果を見届けることができましたが、年々もうオスカーの時期?と、時の流れが速く感じられて戸惑うばかり。またあっという間に来年のオスカーを迎え、同じことを思うのでしょうね。それとも、今年こそ最後かも…なんて、これまた毎年同じことを言ってる私です
 受賞結果をおさらい。

 作品賞 「ANORA アノーラ」
 監督賞 ショーン・ベイカー
 主演男優賞 エイドリアン・ブロディ
 主演女優賞 マイキー・マディソン
 助演男優賞 キーラン・カルキン
 助演女優賞 ゾーイ・サルダナ
 国際長編映画賞(外国語映画賞) 「アイム・スティル・ヒア」


 ↑ 主演男優賞の候補者がそろって撮影、和気あいあいで素敵!

 

2024年my cinema lifeを総括する

2024-12-30 | 映画雑記
 明日はもう大晦日。今年もあっという間に終わってしまった感じです。インフルが流行ってるようなので、何卒ご用心くださいませ。
 今年もいろんなことがありましたね。個人的にはヤバいことマズいことは頻発しつつも、どれも大事にはいたらず無事にここまでたどり着いた、みたいな年でした。来年も、もう大それた幸運とか幸福は望まないので、どうか不幸や災厄が降りかかりませんように…と願うばかりです。
 さてさて。今年も傑作、佳作、凡作、駄作、いろんな映画を観ましたね!どんな作品を劇場まで観にいったんだろう。ちょっとプレイバックしてみたいと思います(^^♪

 1月 コンクリート・ユートピア
 2月 哀れなるものたち
 3月 落下の解剖学
 4月 異人たち
    オッペンハイマー
 5月 湖の女たち
    関心領域
 9月 ぼくのお日さま
10月 傲慢と善良
11月 本心
    グラディエーターⅡ 英雄の呼ぶ声
12月 正体

 え!?たったの12本!?ガーンとても映画ファンとは名乗れぬテイタラクですね。今年は猛暑で例年以上に体調不良となり、夏は仕事以外ほとんど外出できなかった。涼しくなってからも依然しんどいままで、観たかった映画もたくさん観逃してしまいました。加齢はどうしようもないので、来年は体力つけて体こわさないようにしたいです。
 大して観てないくせに、僭越ながらmy best movie,best actor and actressを発表したいと思います(^^♪
 ※ 今年日本で公開された映画のDVD鑑賞、配信作も含む。

 my best movie

 1位 異人たち

 切なくて尊い珠玉のBL映画でした。粗製乱造気味なBL映画なので、こういう内容も演出も役者も質の高い作品は、ほんとに希少で貴重!

 2位 哀れなるものたち

 今年最も強烈で面白かった映画かも。ヨルゴス・ランティモス監督の奇才っぷり、それに果敢に応えた俳優たちの役者魂に拍手。

 3位 関心領域

 あまたあるナチス映画ですが、こういう描き方でその恐怖を、そして現代人への痛烈なメッセージを突きつけるなんて、すごく斬新!と畏怖した作品です。なかなかできない映画体験でした。
 
 「破墓 パミョ」「チャイコフスキーの妻」「憐みの3章」「不思議の国のシドニ」を観に行けなかったのが残念無念。

my best actor

 1位 ポール・メスカル 「もっと遠くへ行こう。」「異人たち」「グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声」

 3作も出演作が公開されて、すべてで素晴らしい演技と存在感!文句なしの1位です。まだ20代、未完の大器!これからどんな役者に進化していくのか、いま最も楽しみで期待させてくれる男です。

 2位 アンドリュー・スコット 「異人たち」

 これまでは地味に目立つバイプレイヤーだったアンスコが、その演技力と個性を堂々の主演として遺憾なく発揮!ドラマシリーズの「リプリー」も強烈でした。オープンゲイ俳優として、これからもリアルで真摯な演技で衝撃と感動をくれることでしょう。

 3位 池松壮亮 「ぼくのお日さま」「本心」

 久々のランクイン!やっぱ壮亮くんって、わらわらいる同世代の俳優と十把ひとからげにできないなと、あらためて思いました。壮亮は邦画の至宝、邦画の未来は彼にかかっています!来年は色気を活かした大胆な彼に会いたいものです。

 その他は、「コンクリート・ユートピア」のイ・ビョンホンパク・ソジュン、「哀れなるものたち」のマーク・ラファロ、「オッペンハイマー」のキリアン・マーフィー、「傲慢と善良」の藤ヶ谷太輔、「正体」の横浜流星の好演やカッコよさが印象に残っています。

 
 my best actress

 1位 ザンドラ・ヒュラー 「落下の解剖学」「関心領域」

 カンヌ映画祭のパルムドール作とグランプリ作の両方に主演、アカデミー賞主演女優賞にも初ノミネートされるなど、今年最も輝いた女優といえば彼女。難役でもオーバーな熱演ではなく、リアルかつサラリと演じられる当代きっての名女優です。国際的な活躍にも今後は期待できそう。
 
 2位 エマ・ストーン 「哀れなるものたち」

 2度目のオスカー受賞も納得の大怪演!生半可な女優との格の違いを、あらためて映画ファンに知らしめたエマ石です。オスカー授賞式でのアジア人差別的態度も、なかなかのインパクトでした。

 女優はこの二人ぐらいしか思いつかないです。邦画における女優の人材不足は深刻かも。ザンドラやエマ石とまではいかなくても、せめてその足元ぐらいには及ぶ女優が日本にいたらと思います。

 今年も仲良くしていただき、本当にありがとうございました。2025年もたくさん映画が観られますように!皆さまにとっても健康で幸せな一年となりますように!またすぐにお会いしましょう(^^♪よいお年を~

一日千秋

2024-09-01 | 映画雑記
 今日から9月ですね!
 殺人的な猛暑を、今年も何とかサバイバルできたみたいです。仕事以外はほとんど外に出なかったので、映画も夏は全然観に行きませんでした。観たい映画もなかったし…家で配信映画やドラマ、いっぱい観られるもんね~。でもやっぱ、最新映画は映画館で観たいです。今年の秋は、面白そうな映画がたくさん公開されるみたいで楽しみ。映画ファンとしては実りの多い秋にしたいです。
 今秋日本で公開予定の観たい映画、ピックアップしてみました(^^♪

 チャイコフスキーの妻

 前から観たかった作品が、待望の日本公開!同じくチャイコフスキー夫妻の修羅場を描いたケン・ラッセル監督の怪作「恋人たちの曲 悲愴」越えなるか?衣装とか音楽も楽しみ。
 
 憐れみの3章

 ヨルゴス・ランティモス監督の新作が早くも。またエマ・ストーンかよ、と思わないでもないが、ランティモス監督作品が好きなので楽しみ(^^♪

 本心

 「ある男」に続く芥川賞作家、平野啓一郎の小説の映画化。そうそうたるメンバーを脇に従え、池松壮亮が堂々の主演!

 ぼくのお日さま

 こっちは助演にまわっている池松くん。アイススケートをする姿、そして男の恋人がいる!という設定にそそられます。

 ぼくが生きてる、ふたつの世界

 吉沢亮がコーダ役。手話の勉強をしている人も必見。

 破墓 パミョ

 本国で大ヒットした韓流ホラー。最近ちょっと気になるイ・ドヒョンが、イケメン巫堂役でスクリーンデビュー。

 グラディエーターII

 懐かしのオスカー受賞作の続編。主役に抜擢されたポール・メスカル、ハリウッドに殴り込みなスター誕生、成るか?!

 正体

 横浜流星が逃亡犯役。流星くん、いい仕事を続けてるけど、ちょっと働きすぎ?

 動物界」 

 人間が動物になってしまう奇病がパンデミック、というロマン・デュリス主演の近未来サスペンス。

 傲慢と善良

 直木賞作家、辻村深月の小説を藤ヶ谷太輔主演で映画化。ガヤくんももう30半ばなので、20代のアイドルがやるような役と演技は卒業しよう!

 この秋、皆さまがご覧になりたい映画は何でしょうか?秋もご一緒に、Let's enjoy movies together!🎬

春きぬと人はいへども

2024-03-12 | 映画雑記
 遅ればせながら。アカデミー賞が発表されましたね!これといったハプニングとか大番狂わせ受賞とかもなく、順当に下馬評通りの結果といった感じでしょうか。今年も授賞式は観られなかったので、帰宅して主な部門の受賞シーンだけ、youtubeでチェックしました。
 スターたちの華かやで個性的なファッションも楽しみのひとつですが、何だろう、男優も女優もみんな例年になくカジュアルな感じなってたような。ノータイの男優が多かった。ロバート・ダウニー・ジュニアとかライアン・ゴスリングとか、お水っぽくてベテランホストみたいだった。フォーマルなタキシードでビシっとキメてるスターが好きなので、ちょっと残念でした。女優もお葬式、お通夜っぽい黒ドレスが多かったような。

 ↑ ブラパはもちろんママ同伴。レオナルド・ディカプリオ&レオママも見たかった。
 ブラパは今年もオスカー受賞できなかったけど、間を置かずコンスタントに候補になってスゴいと思う。受賞してもあの人は今になる俳優、いっぱいいるもんね。1回だけ受賞してそれっきりお呼びがかからなくなるよりも、受賞せずとも何度もノミネートを重ねるほうが偉業だと思います。

 話題作「オッペンハイマー」のロバート・ダウニー・ジュニアも順当に受賞。アイアンマンとオスカーでハリウッドの栄華を極めた感があるダウニー・ジュニア氏ですが、まったく重々しさがなくチャラいのもご愛敬。アイアンマンVSハルクの助演男優賞、敗れたマーク・ラファロもまたすぐにノミネートされて、いつか必ず受賞するでしょう。


 衣装賞のプレゼンター、ジョン・シナが日本の某お笑い芸人風の姿で登場。アソコはお盆ではなく封筒で隠して。アメリカでは超セレブスターだというジョン・シナが、よく引き受けたな~。でもああいう悪ノリって笑えんわ~。すごく安っぽく感じた。ライアン・ゴスリングも大物スターなのに、ノリがいい人ですよね~。まるでNHKの紅白のようなステージでした。
 主演女優賞は、若くして2度目の栄冠となったエマ・ストーン。納得の受賞。「ラ・ラ・ランド」で獲れて、あの驚愕驚嘆の怪演「哀れなるものたち」で獲れないとかありえんし。それはそうと。気のせいだと思いたいけど、エマ石はミシェル・ヨーに、ロバート・ダウニー・ジュニアはキー・ホイ・クアンに、二人とも東洋人のプレゼンターは無視するような態度だった…?見て気になった人、多いのでは。まあ、お二人ともアメリカではフツーにいるアジア人嫌いの白人さんなんでしょうね。残念。世界中の人が見てる中、それをおおっぴらにするのが偽善的じゃないというか、自分を貫いていていろんな意味でスゴいとは思います。エマ石よりもジェニファー・ローレンスのほうが何か感じ悪かったけど。感じ悪い女王ローレンスが良い例ですが、いい俳優=いい人、ではないんですよね。



 今いちばん観たい映画「落下の解剖学」は、フランス映画ながら脚本賞を受賞。主演女優賞候補だったザンドラ・ヒュラー、おもしろい形のドレス着てましたね~。客席で隣の人とか大丈夫だったのかな。スワン・アルローもいたのが嬉しかった。ヨーロッパの人気スターをオスカーの授賞式で見るのって、貴重かつ新鮮で好きです。外国語映画賞を受賞した「関心領域」も早く観たい!こっちにもザンドラ・ヒュラーが出てますね。
 クリストファー・ノーラン監督の監督賞受賞も、めでたいかぎり。ご本人もファンも、やっと獲れてホっとしたって感じでしょうか。キリアン・マーフィーも、ポール・ジアマッティとの接戦を制して受賞。知る人ぞ知るアイルランドの若手個性派だったキリアンも、ついにオスカー俳優に。


 セレモニーのクライマックス、作品賞のプレゼンターは…どこの酔っ払い爺さん?またはちょっと認知入ってる高齢者?かと思ったら、アル・パチーノでした。何かやらかしそうな臭いぷんぷん。あの伝説のララランド誤発表事件のようなことが、今年も起きるのでは?アルパチ爺さん、わざとなのかほんとにボケてたのか、作品賞候補の紹介もthe oscar goes to もすっ飛ばして、独りごとのようなおかしな発表をするから、会場は困惑でザワつく。いつものワーっと歓喜の一瞬!がなくて、グダグダなラストになってしまったような。去年のラストのハリソン・フォード爺さんも、ヨボヨボで危なっかしかったし。最近はトリを高齢のベテランにさせるのが慣例になってるようですが。ララランド事件の教訓は活かされてませんね。

 あらためて、今年の主な受賞は…
 
 作品賞 「オッペンハイマー」
 監督賞 クリストファー・ノーラン
 主演男優賞 キリアン・マーフィー
 主演女優賞 エマ・ストーン
 助演男優賞 ロバート・ダウニー・ジュニア
 助演女優賞 ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ
 国際長編映画賞(外国語映画賞) 「関心領域」

 今年も無事にアカデミー賞を見届けることができました。これが最後かも…毎年そう思いつつ、気づいたらオスカーの季節に。一年があっという間に感じられるのは、やはり年を取った証でしょうか。こんな調子で、すぐGWすぐ夏休み、すぐ年末…エンドレスループみたいで怖いです


2023年my cinema lifeを総括する

2023-12-30 | 映画雑記
 皆さまComment allez-vous?いよいよ明日で2023年も終わりですね!新年を迎える準備は整ったことでしょうか。
 わしもやっと昨日から休み!正月は完全引きこもり態勢に入るために、今日は食料などを買い出しに出かけました。ああ、これで今年も無事に終わりそう…ほっと安堵したのが油断につながったのでしょうか。慎重に慎重を重ねて運転していたはずの新車、スーパーの駐車場で壁にちょっと擦ってしまった!!ショックで気絶してしまいそうになりました…いつかは傷はつくもんだけど、ちょっと早すぎじゃね?と、みんなに嗤われました予期せぬ悔しさと自己嫌悪。モヤモヤしたまま新年を迎えそうです皆さまもくれぐれもお気をつけて!すっきり気分でお正月を!
 閑話休題。今年もいろんな映画を観ましたね!いったいどんな映画を今年は映画館まで観に行ったんじゃろ?

  1月 非常宣言
     そして僕は途方に暮れる
     レジェンド&バタフライ
  2月 イニシェリン島の精霊
     エゴイスト
  3月 エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
  4月 逆転のトライアングル
     ヴィレッジ
  5月 わたしの幸せな結婚 
     ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3 
  6月 ワイルド・スピード ファイヤーブースト
     Aftersun アフターサン
  7月 EO
     苦い涙
     セフレの品格 初恋
  8月 セフレの品格 決意   
     バービー
     Gメン
  9月 春に散る
     名探偵ポアロ ベネチアの亡霊
 10月 白鍵と黒鍵の間に
 11月         ー
 12月 首
     ウォンカとチョコレート工場のはじまり

 23本か~。だいたい毎年こんな感じですね~。映画好きを自称するなら、もっと映画館で観なきゃな~。大して観てないくせに、僭越ながら今年のマイベスト作品、男優女優を発表したいと存じます(^^♪
 
 my best movie top 3 in 2023

 1位 イニシェリン島の精霊

 脚本、演出、演技、ロケーション、すべてが私のツボだった秀作。いかに私が普段つまんない、質の低い映画をたくさん観てるかを思い知らせてくれた作品です。ロバや犬など動物も可愛かった。ロケ地となったアイルランドのイニシュモア島に、また行きたくなりました。 

 2位 Aftersun アフターサン

 何の説明もないホームビデオみたいな映画なのに、甘くて苦い切なさに胸を衝かれました。独特さでは今年ダントツ。ポール・メスカルは若き名優!彼みたいな俳優が日本にもいたら、邦画ももっと上質になるでしょうに。
 
 3位 

 大コケしたらしいですね。面白かったのにな~。ベテラン俳優たちが楽しそうにぶっとんでたのが、愉快痛快でした。 

 観たかったけど観に行けなかった映画も多かった。「幻滅」「私がやりました」「ナポレオン」「蟻の王」「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」を観逃したのが特に残念無念。
 
 my best actor top 3 in 2023

 1位 コリン・ファレル 「イニシェリン島の精霊」

 長くコンスタントにいい仕事を続けていたコリンが、ついに真骨頂!オスカーにも初ノミネート!受賞してほしかった!ウザカワイいコリンの困った顔、しょんぼりした顔にキュンキュンしっぱなし。やっぱ彼っていい役者、そしていい男♡と、あらためて気づかされました。

 2位 ポール・メスカル 「Aftersun アフターサン」

 イケメンや男前と違い、いい役者って星の数ほどにはいません。素朴かつ鮮烈な演技と存在感で、とびきりのいい役者であることを世界に知らしめたポール。まだ20代ってのも驚き。TVシリーズ「ノーマル・ピープル」の彼も素晴らしかった。来年も期待作、話題作が待機中。今や映画業界から、映画ファンから最も熱い視線を注がれている俳優なのでは。
 
 3位 横浜流星 「ヴィレッジ」「春に散る」

 去年に続いてのランクイン。今年もgood job!な流星くんでした。観たいと思わせてくれる作品選びが嬉しい。2作品とも興行成績は芳しくなかったそうですが、同世代のイケメン俳優たちが出てる漫画映画よりも、魅力と個性があると思います。主演に抜擢された再来年のNHK大河ドラマに当分は専念するだろうから、映画はお休みになりそう。今度はあっと驚くような大人の作品、演技を期待してます!
 
 今年も男優は豊作。「非常宣言」のイ・ビョンホン、「そして僕は途方に暮れる」の藤ヶ谷太輔、「エゴイスト」の鈴木亮平宮沢氷魚、「逆転のトライアングル」のハリス・ディキンソン、「わたしの幸せな結婚」の目黒蓮

「セフレの品格」の青柳翔、「Gメン」の岸優太、「白鍵と黒鍵の間に」の池松壮亮、「首」の加瀬亮、「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」のティモシー・シャラメ、「マエストロ その音楽と愛と」のブラッドリー・クーパーの好演と魅力が印象的でした。


 my best actress in 2023

 1位 ミシェル・ヨー ジェイミー・リー・カーティス ステファニー・スー 「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」

 まさかのオスカー受賞となった珍作で、はじけた怪演を競った3人。特に昔から大好きだったジェイミーのオスカー受賞には驚喜!

 その他は、「逆転のトライアングル」のチャールビ・ディーン、「EO」のイザベル・ユペール、「Aftersun アフターサン」のフランキー・コリオ、「苦い涙」のイザベル・アジャーニの個性と美しさが印象に残りました。

 今年もつつがなくマイベストを発表できました!いろいろあって心身ともに終わってる感ハンパなかった年でしたが、こうしてブログを続けられているのは幸せな証拠ですよね。来年もいろいろあるだろうけど、自暴自棄に近いほどに楽しいことを見つけて追いかけたいと存じます(^^♪
 今年もこんな激ショボブログに遊びに来てくださり、本当にありがとうございました来年もどうぞよろしくお願いいたします!よいお年を!

もろびとこぞりて

2023-12-25 | 映画雑記
 Merry Christmas!Joyeux Noël!
 皆さま、よきクリスマスをお過ごしのことでしょうか。私は例年通り、クリぼっちです(^^♪独り寂しく気楽な、いつもと変わらぬ夜です。May your wishes come true!
 今年も様々な映画を観ましたね!来年も面白そうな作品が公開されます。その中で、特に観たい陽春日本公開の作品をピックアップしてみました(^^♪

 コンクリート・ユートピア

 イ・ビョンホンVSパク・ソジュン、韓流新旧スター俳優の競演。ベテランの熟練か、若手の勢いか。どちらの演技に軍配が上がるか楽しみ(^^♪

哀れなるものたち

 「女王陛下のお気に入り」のヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンが、またもや傑作を!と絶賛の嵐。大好きなマーク・ラファロも出てます。

落下の解剖学

 今年のカンヌ映画祭パルムドール受賞作。今いちばん観たい作品がこれかも。ドイツの名女優ザンドラ・ヒュラーの演技が、とにかくスゴいとのこと。

12日の殺人

 セザール賞で作品賞や監督賞など今年の最多受賞作。女子大生が生きたまま焼き殺されるという陰惨な事件、その真相を追う刑事たち。日本のお手軽刑事ものとはまったく違う、暗い深淵をのぞくような内容に心惹かれます。

もっと遠くへ行こう。

 シアーシャ・ローナンとポール・メスカル共演。SFテイストのドラマ。少女だったシアーシャも、もう年下の男優を相手役にするようになったんですね~。
 
異人たち

 新春の腐女子必見BL映画はこれだ!山田太一原作の邦画をイギリスでBLに設定を変えてリメイク。主人公が恋に落ちる青年役のポール・メスカルが、とにかくセクシーでチャーミングらしい! 

 皆さまはどんな映画を楽しみにされていることでしょうか。それではJoy to the world!Joy to you!

春の夜の闇はあやなし

2023-03-13 | 映画雑記
 アカデミー賞が発表されましたね!
 コリン・ファレル、受賞ならず!残念!断酒の願掛け、効果なかったのお~。今夜は飲みます(^^♪残念だけど、ノミネートされただけでも本当に嬉しかった。俳優として円熟期を迎えてるコリンなので、これから何度もノミネートされて、いつか受賞するでしょう。それを見届けるまで、頑張って生きます!コリンを破っての主演男優賞受賞、ブレンダン・フレイザーの奇跡の復活劇は映画以上のドラマ。イケメンだった若い頃を知る者としては、いろいろあって別人のような風貌になったフレイザー氏に感慨深いものが。
 今年も授賞式は観られなかったので、帰宅してYouTubeで主な受賞シーンや出席スターを楽しみました。

 コリンは息子さんと出席。コリンのお子さん、初めて見た!可愛いですね!こんな大きい子がいるのが驚きなほど、コリン若く見えますね。コリンみたいなパパ、いいですね~。羨ましい。驚喜の登場だったのが、「イニシェリン島の精霊」のロバ、ジェニー!大好きなイニシェリン島が、まさかの無冠に終わってしまったのが残念。候補になったイニシェリン組よりも、きっとファンのほうが大きな落胆。でも、ジェニーの黄泉がえりにほっこり。

 最多受賞となった「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」の快進撃や、話題のインド映画「RRR」の主題歌パフォーマンスなど、派手!!!by 中山美穂 なシーン満載みたいでしたが、主演男優賞にノミネートされてた新進俳優、ポール・メスカルが私の目を惹く存在でした。まだ26歳!若い、可愛い!美男とかイケメンとはではないけど、確かに何か輝くものを感じます。「aftersun アフターサン」楽しみ!

 プレゼンターのアンドリュー・ガーフィールド、リズ・アーメッドもカッコよかった!二人とも年齢を重ね、どんどんいい男になっていってますね~。でもポール・メスカルとか、新進の台頭は後を絶ちません。油断禁物!美とファッションで妍を競う女優の中では、フローレンス・ピューの衣装が独特で目立ってました。

 国際長編映画賞(外国語映画賞)はドイツ映画「西部戦線異状なし」が受賞。出演者兼プロデューサーのダニエル・ブリュール、すっかり貫禄ある男になりましたね~。相変わらずカワウソみたいで可愛いけど!

 最も嬉しかった受賞は、大好きな名コメディエンヌ、ジェイミー・リー・カーティスの助演女優賞受賞!ミシェル・ヨー姐さんのアジア人初の主演女優賞受賞も快挙でした。

 ハイライトだったのは、作品賞のプレゼンターだったハリソン・フォードと、助演男優賞を受賞したキー・ホイ・クアンのツーショットでしょうか。「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」から約40年。喋るのがしんどそうなほど爺さんになったインディと、おっさんになったショート少年の再会、そして客席で二人を優しく見守ってるスピルバーグ監督に、往年の映画ファンはさぞや胸アツだったことでしょう。

 毎年これが最後かも…と言いつつ、毎年つつがなくオスカーの感想を語ることができてる私。来年も無事にオスカーの日を迎えられますように!
 あらためて、受賞結果。

 作品賞 「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」
 監督賞 ダン・クワン、ダニエル・シャイナート
 主演男優賞 ブレンダン・フレイザー
 主演女優賞 ミシェル・ヨー
 助演男優賞 キー・ホイ・クアン
 助演女優賞 ジェイミー・リー・カーティス
 国際長編映画賞 「西部戦線異状なし」

 ↑「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」もう39年!も前の映画なんですね~… 

 

春に誘われたわけじゃない

2023-03-01 | 映画雑記
 今日から3月ですね!黄昏どきになって突然の暴風雨、夜になってもしとどな雨です。雨音は春の近づく足音でしょうか。春遠からじ。でも、決して春が待ち遠しいわけではないんですよね~。春になると心身が怠くなり、肌も荒れてしまうので鬱…
 春の憂鬱の中、やはり映画が心の慰め。春から初夏にかけて、観たい映画がたくさん公開されるので楽しみ!劇場鑑賞マストな作品をピックアップしてみたけんね!
 
 青春弑恋

 台北で実際に起きた無差別殺人事件をモチーフに、若者たちの心の闇と孤独を描いた衝撃作。リン・ボーホンが怖い!
 
 幻滅

 文豪バルザックの名作の映画化。セザール賞作品賞受賞!主演は期待のフレンチイケメン、バンジャマン・ヴォアザン。脇を固める出演者も豪華。
 
マネーボーイ

 愛し合う男と男。その一人は男娼…中国産のビターテイストなBL映画。

 オオカミ狩り

 人気イケメン俳優、ソ・イングクが初めて悪役に挑戦。強烈なヴァイオレンス描写も話題に。

 ヴィレッジ

 横浜流星が社会底辺者役。きれいなイケメン役よりも、彼の美しさってこういう汚れた腐った感じの役のほうが冴えると思う。 


aftersun アフターサン

 注目のアイルランド俳優ポール・メスカルが、娘とひと夏を過ごす若い父親を演じ、今年のアカデミー賞主演男優賞にノミネート!

 告白、あるいは完璧な弁護

 ソ・ジソブが殺人容疑者となる富豪役を演じたサスペンス映画です。
 
 苦い涙

 ハイペースに作品を発表してるフランソワ・オゾン監督が、ドイツの鬼才ファスビンダー監督の「ペトラ・フォン・カントの苦い涙」を男女逆転させてリメイク。大女優イザベル・アジャーニが大女優役で出演してます。

 皆さまが楽しみにしていらっしゃる作品は何でしょうか。お聞かせいただけたらI'm so happy!

2022年my cinema lifeを総括する

2022-12-29 | 映画雑記
 皆さま、お元気ですか?年の瀬で何かとご多忙のことと存じます。今年も残りあとわずかになりましたね。私は昨日やっと冬休みに入りました。これから某魔法使いに会いに大都会へ向かいます(^^♪素敵なマジック、かけてほしい!また妖精になって迷惑かけるのはイヤ!
 今年もいろんな映画を観ましたね!コロナのせいで観に行けなかった作品も多々ありましたそんな中、どんな映画を劇場まで観に行ったんじゃろ?振り返ってみると…

  1月 ハウス・オブ・グッチ
     ブラックボックス
  2月 ウエスト・サイド・ストーリー
     シラノ
  3月 ナイル殺人事件
     ザ・バットマン
     ベルファスト
  4月        ー
  5月 流浪の月  
     死刑にいたる病
  6月 トップガン マーヴェリック
     シン・ウルトラマン
     エルヴィス
  7月        ー
  8月        ー
  9月 ブレット・トレイン
 10月 スペンサー ダイアナの決意
     手
     線は、僕を描く
 11月 愛する人に伝える言葉
     アフター・ヤン
     ザリガニの鳴くところ
 12月 ミセス・ハリス、パリへ行く

 20本。うう~ん、外出しにくい世情を考えれば、けっこう観に行ってる?来年こそコロナが雲消霧散、映画100本以上観る!な1年になればいいな~。
 僭越ながら、2022年のマイベスト映画、男優女優を発表!(2022年日本公開作のDVD鑑賞、配信も含む)
  
 my best movie top 3 in 2022

 1位 ブレット・トレイン 

 インパクトと面白さでは今年最高!ハチャメチャ!ノリノリなトンデモお笑い映画、そーいうの大好きです。刺激が強いヴァイオレンスも、ヌルいユルい映画に飽き飽きしてる映画ファンには極上のスパイスになってました。
 
 2位 ミセス・ハリス、パリへ行く
 
 夢と希望と浪漫にあふれたおとぎ話みたいな映画でした。私もヒロインのように優しく勇敢に生きたい!
 
3位 ベルファスト

 世の中ってどこも、いつまで経っても物騒で厳しい、けど愛と優しさにもあふれている、そう語り聞かせてくれたような佳作でした。脚本も演技も素晴らしかったです。
 
 my best actor top 3 in 2022

 1位 横浜流星 「流浪の月」「線は、僕を描く」

 ちょっと前まで苦手な俳優だった彼を、ベストアクターに選ぶことになるとは。若者の闇も光も魅力的に演じて、顔がきれいなだけじゃないことを証明。若手俳優の中では期待度が最も高い存在となりました。
 
 2位 ブラッド・ピット 「ブレット・トレイン」

 今や世界最高のイケオジ、大人可愛い男の代名詞といえばブラピ。素晴らしい年齢の重ね方。かつてないおバカ演技も、尊いほどに可愛かったです。
 
 3位 ブノワ・マジメル 「愛する人に伝える言葉」

 かつての美青年も、すっかり枯れた熟年に。入魂の演技で健在ぶり、円熟ぶりを知らしめてくれました。

 そのほかには、「ブラックボックス」のピエール・ニネ、「シラノ」のピーター・ディンクレイジケルヴィン・ハリソン・ジュニア、「ベルファスト」のジェイミー・ドーナン、「ザ・バットマン」「アフター・ヤン」のコリン・ファレル、「トップガン マーヴェリック」のトム・クルーズ、「ザリガニの鳴くところ」のハリス・ディキンソン、「僕の巡査」「ドント・ウォーリー・ダーリン」のハリー・スタイルズ、「手」の金子大地、「ミセス・ハリス、パリへ行く」「チケット・トゥ・パラダイス」のリュカ・ブラヴォー、の好演や男前ぶりも印象的でした。

 
 my best actress top 3 in 2022
 
 1位 クリステン・スチュアート 「スペンサー ダイアナの決意」

 彼女もちょっと前までは苦手な女優さんでしたが、最近は大人のカッコいい女優に成長し、すっかりファンになってしまってます。ダイアナ妃を演じた彼女のヒリヒリザワザワするような演技、そしてスタイリッシュなセンスは、鮮烈かつ魅惑的でした。
 
 2位 レスリー・マンヴィル 「ミセス・ハリス、パリへ行く」

 冷徹で優雅な上流レディ、というイメージをチャーミングに覆す庶民の味方なおばちゃまぶり、まさにザ・女優な仕事ぶりでした。

 3位 イザベル・ユペール 「ミセス・ハリス、パリへ行く」

 脇役でも主役級の存在感。イケズな役を軽やかに楽しそうに演じ、今年も大女優の余裕たっぷりなユペりんでした。
 
 その他には、「ハウス・オブ・グッチ」のレディー・ガガ、「ベルファスト」のカトリーナ・バルフ、「愛する人に伝える言葉」のカトリーヌ・ドヌーヴ、「ミセス・ハリス、パリへ行く」のアルマ・バチスタ、の好演や美しさも忘れがたいです。

 こんなん出ましたけどぉ~。ダントツの作品!ダントツの役者!が特になかった2022年の映画かもしれません。皆さまのベストも拝聴したいです!
 これが最後の年末総括にならぬよう、来年も病気やケガに気をつけて生き永らえたいと存じます(^^♪皆さま、今年もこんな激ショボブログに遊びによってくださり、本当にありがとうございました!来年も元気にハッピーにcinema lifeを送りましょう!See you soon!よいお年を~

そしてわしは痴呆に揺れる

2022-11-16 | 映画雑記
 秋ふかし 煙草ふかして 芋ふかし
 気づけばもう11月の半ば、街ではクリスマスソングも耳に入ってくる季節になりました。寒くなりましたが、cinema life楽しんでおられますでしょうか?来年年明けにも面白そうな作品がたくさん公開されますね!わしが観たい、観に行く予定の2023年早春公開映画、ピックアップしてみたわいや!

 イニシェリン島の精霊
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 コリン・ファレル&マーティン・マクドナー監督コンビの新作は絶賛の嵐で、来たるオスカー候補を確実視されてます。コリンの初ノミネートを熱望!わしがアイルランド旅行中に行ったのはイニシュモア島です。

非常宣言

 ソン・ガンホ、チョン・ドヨン、キム・ナムギル、イム・シワン、そしてイ・ビョンホン!韓流オールスター競演のパニック大作ニダ!

エゴイスト

 鈴木亮平と宮沢氷魚がゲイのカップルを演じたBL映画。新年の腐必見映画ですね(^^♪

ベネデッタ

 変態巨匠ポール・ヴァーホーベン監督の新作!尼さんたちが繰り広げる禁断の痴態がエロそうです。

そして僕は途方に暮れる

 藤ヶ谷太輔が数年前に舞台で演じた役を、映画で再演。大きなスクリーンでガヤくんを見るのは初めてなので、すごく楽しみです(^^♪

レジェンド&バタフライ

 50になっても60になっても、キムタクはキムタクを貫くんです!20代の頃にドラマで演じた織田信長を映画で再演。若い気持ちは永遠に不変、でも見た目は…ナンダカンダ言いつつ今もカッコいいキムタクの雄姿に期待!でも、ゲームの実写化みたいなチャラいタイトルが、過大な期待に待ったをかけてます…