「コードネーム エンジェル」
中東諸国とイスラエルの対立が深刻化していた70年代初頭。エジプトのナセル大統領の娘婿アシュラフは、イスラエルにエジプトの情報を流そうとする。ナセルが急死し、次の大統領となったサダトの信頼を得て政府高官となったアシュラフに、イスラエルの諜報員が接近してくるが…
実写版「アラジン」やNetflixの「オールド・ガード」など、アメリカ映画での活躍が目立つオランダ俳優、マーワン・ケンザリ主演のスパイ映画。マーワンが全編出ずっぱりな主演作は初めて観ました。彼がいい男かついい役者であることを再認識できました。若造でもなくおっさんでもない、脂がのる男の最盛期といっていい年頃の男優が好きです。マーワンはとにかく艶っぽくて色気があるんですよね~。最近の人気俳優はみんな見た目はいいけど、色っぽくはないのが残念。なのでマーワンみたいなフェロモン男は貴重。この映画ではセクシーシーンや脱ぎは全然ありませんでしたが、男の色気は香水のように放っていました。若く見えるけど大人の男性って感じが好きです。彼、山下や亀梨と同じ年頃なんですよね~。いい歳して未成年と飲酒や淫行してるタレントとは大違いな大人の魅力です。
劇中のマーワン、カイロにいる時はスーツ姿なのですが、ロンドン滞在中は70年代のファッションで、それが似合ってて素敵でした。パンチパーマみたいな髪型なので、ちょっと品のある金持ちのヤクザっぽくも見えて、それがまたイケてました。この映画のマーワン、どこかで見たことがあるような、誰かに似てるような、と思って見てたら、あ!ルパン3世だ!もしハリウッドでルパン3世が実写化されるとしたら、マーワンでお願いしたい!少なくとも小栗旬よりは絶対合ってると思う。あと、顔が玉木宏にもたまに似て見えた。玉木を濃ゆく優しそうにした感じ。英語だけでなくアラビア語の台詞も多く、すごく流暢!マーワンの語学力にも感嘆。
ただのダメ男なのか、卑劣な売国奴なのか、それとも?舅である大統領に軽んじられたり生活費をケチられたりした腹いせで、敵国であるイスラエルに情報を売ろうとしてたアシュラフが、いつの間にか国家間の争いを阻止しようと紛争する英雄なヒーローに、と思いきや、不運で?故意に?偽情報を渡してイスラエルを何度も翻弄するなど、アシュラフの行動は不可解で観客も惑わされます。ダメ男に国家が振り回される滑稽な悲劇なのか、驚くべき深謀遠慮が隠されているのか。ラストの展開で判明されるのですが、ミスリーディングさはなかなか巧みでした。イソップ童話の狼少年が重要なキーワードになってたのも面白かったです。
スパイ活動と家族の間でデスパレートに追い詰められまくるマーワン、どう見ても悪だくみや非道なことをしそうにない善人オーラがハンパないです。「アラジン」では悪役でしたが、顔が優しいのでアラジンとジーニーより善い人に見えましたし。この映画でも笑顔がスウィートで、彼が何をしても奥さんやイスラエルの諜報員が冷たくできず、つい気を許してしまうのも理解できました。男の魅力を利用して女にスパイ活動に協力させたりもするのですが、007と違って性的には潔癖で据え膳食わず、奥さんに誠実だったのがちょっと物足りなかったです。映画も不倫や情事には厳しくなってるのが、ほんとつまんないご時世です。
中東の歴史や政情については無知なので、すごく勉強になりました。エジプトやシリアなど中東との険悪な関係や、モサドやヨム・キッパーなど、イスラエルの特殊すぎる存在もあらためて再認識。モサド諜報員役のイギリス人俳優トビー・ケベルもなかなかの男前でした。仲間の中にもクリス・ヘムズワース似のイケメンがいました。物騒だけど、エジプトやイスラエルにもいつか行ってみたいです。でもやっぱ行けるとしたら、この映画の主な舞台となったロンドンかな~。ビッグベンの前や有名な公園で、私もスパイ活動してみたいです
↑優しそうでエロいマーワン、母国オランダの出演作も観てみたいです
中東諸国とイスラエルの対立が深刻化していた70年代初頭。エジプトのナセル大統領の娘婿アシュラフは、イスラエルにエジプトの情報を流そうとする。ナセルが急死し、次の大統領となったサダトの信頼を得て政府高官となったアシュラフに、イスラエルの諜報員が接近してくるが…
実写版「アラジン」やNetflixの「オールド・ガード」など、アメリカ映画での活躍が目立つオランダ俳優、マーワン・ケンザリ主演のスパイ映画。マーワンが全編出ずっぱりな主演作は初めて観ました。彼がいい男かついい役者であることを再認識できました。若造でもなくおっさんでもない、脂がのる男の最盛期といっていい年頃の男優が好きです。マーワンはとにかく艶っぽくて色気があるんですよね~。最近の人気俳優はみんな見た目はいいけど、色っぽくはないのが残念。なのでマーワンみたいなフェロモン男は貴重。この映画ではセクシーシーンや脱ぎは全然ありませんでしたが、男の色気は香水のように放っていました。若く見えるけど大人の男性って感じが好きです。彼、山下や亀梨と同じ年頃なんですよね~。いい歳して未成年と飲酒や淫行してるタレントとは大違いな大人の魅力です。
劇中のマーワン、カイロにいる時はスーツ姿なのですが、ロンドン滞在中は70年代のファッションで、それが似合ってて素敵でした。パンチパーマみたいな髪型なので、ちょっと品のある金持ちのヤクザっぽくも見えて、それがまたイケてました。この映画のマーワン、どこかで見たことがあるような、誰かに似てるような、と思って見てたら、あ!ルパン3世だ!もしハリウッドでルパン3世が実写化されるとしたら、マーワンでお願いしたい!少なくとも小栗旬よりは絶対合ってると思う。あと、顔が玉木宏にもたまに似て見えた。玉木を濃ゆく優しそうにした感じ。英語だけでなくアラビア語の台詞も多く、すごく流暢!マーワンの語学力にも感嘆。
ただのダメ男なのか、卑劣な売国奴なのか、それとも?舅である大統領に軽んじられたり生活費をケチられたりした腹いせで、敵国であるイスラエルに情報を売ろうとしてたアシュラフが、いつの間にか国家間の争いを阻止しようと紛争する英雄なヒーローに、と思いきや、不運で?故意に?偽情報を渡してイスラエルを何度も翻弄するなど、アシュラフの行動は不可解で観客も惑わされます。ダメ男に国家が振り回される滑稽な悲劇なのか、驚くべき深謀遠慮が隠されているのか。ラストの展開で判明されるのですが、ミスリーディングさはなかなか巧みでした。イソップ童話の狼少年が重要なキーワードになってたのも面白かったです。
スパイ活動と家族の間でデスパレートに追い詰められまくるマーワン、どう見ても悪だくみや非道なことをしそうにない善人オーラがハンパないです。「アラジン」では悪役でしたが、顔が優しいのでアラジンとジーニーより善い人に見えましたし。この映画でも笑顔がスウィートで、彼が何をしても奥さんやイスラエルの諜報員が冷たくできず、つい気を許してしまうのも理解できました。男の魅力を利用して女にスパイ活動に協力させたりもするのですが、007と違って性的には潔癖で据え膳食わず、奥さんに誠実だったのがちょっと物足りなかったです。映画も不倫や情事には厳しくなってるのが、ほんとつまんないご時世です。
中東の歴史や政情については無知なので、すごく勉強になりました。エジプトやシリアなど中東との険悪な関係や、モサドやヨム・キッパーなど、イスラエルの特殊すぎる存在もあらためて再認識。モサド諜報員役のイギリス人俳優トビー・ケベルもなかなかの男前でした。仲間の中にもクリス・ヘムズワース似のイケメンがいました。物騒だけど、エジプトやイスラエルにもいつか行ってみたいです。でもやっぱ行けるとしたら、この映画の主な舞台となったロンドンかな~。ビッグベンの前や有名な公園で、私もスパイ活動してみたいです
↑優しそうでエロいマーワン、母国オランダの出演作も観てみたいです