まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

ブライダル・アフェア 結婚は無間道?!

2009-03-29 | フランス、ベルギー映画
 お松の第3回独りフランス映画祭③
 「マリアージュ」
 数年前のフランス映画祭で上映されながら、日本では一般公開されず長い間オクラ入り、やっとDVDリリースされたので観ることができました。
 若いカップル、ジョアナとベンの結婚式。集まってきた彼らの家族や友人たちは、それぞれ問題を抱えていて...
 楽しくビタースウィートな喜劇でした。フランス人のドライで皮肉な結婚観が興味深いです。結婚観以上に、冷めてるけど情熱的でエロいフランス人気質そのものが、可笑しく描かれているというか。登場人物たちの、過去と現在で入り乱れた関係って、すごいドロドロじゃん!なんだけど、みんな平気な顔してるし、別に必死に隠そうともしないところが驚き。そーいうところが、いかにもフランス人って感じ。
 表向きはハッピーウェディング、でも感情のもつれや問題発生で水面下はガタガタ、ついに披露宴で爆発!スキャンダル発覚や暴露合戦、刃傷沙汰にまで発展。こんな面白いトンデモ結婚式、ぜひ出席してみたいものです。
 登場人物たちがさりげなく口にする、結婚に関してのシニカルで含蓄ある台詞が面白いです。『結婚とは包囲された村だ。中にいる者は外に出たがり、外にいる者は中に入りたがる』『妻が盲目で、夫は耳が聞こえない。これが理想の夫婦』『結婚式って赤ちゃんみたい。誰にもけなされないから』『男の後ろめたさが最後の絆』etc.辛辣で悲観的なものばかりですが...なるほどねえ。
 フランスの男女って...スケベで不誠実なフランス男って、ホントどーしようもないなあと呆れつつ、優しくて子どもっぽいので何か憎めない。体はエッチだけど心は理屈っぽい、心身どっちにも正直なフランス女も、可愛げはないけどカッコいい。それにしてもフランス人って、相手を受け入れたり歩み寄るよりも、ホントまず自分が大事!が基本なんですね。
 登場人物たちが、みんな個性的。ジョアナのパパ(ダンディなKYで笑える)と叔父、兄弟そろって女たらし。恋愛至上主義なフランスおやぢたち、元気だなあ。見た目もシブくてカッコいいので、死ぬまで現役なのも仕方ないか。ベンの怖いママ&空気なパパも珍妙。ジョアナのママvsベンのママも笑えます。花嫁の母と花婿の母の衝突ってのも、結婚ではよくある問題。あと、おかまのダンサーがいい味だしてます。彼女?のショーが強烈愉快!
 出演者は、日本ではミュウミュウ以外、あまり知られてない顔ぶれ?
 ベン役のアレクシス・ロレが、か、可愛い!
  
 ロレくん見たのって「溺れゆく女」以来?やっぱ可愛いですねえ。初々しい花婿さん姿も、めちゃイケ!さすが元モデル、何でもない白いシャツさえ爽やかカッコいい。けど、脱いだらフニャっとした体、青白い肌に胸毛ロレくんは、断然服を着てたほうがいい!ベンのキャラが少しアホっぽかったのも、ロレくんのキュートさに拍車を。披露宴で、おかまショーを見てるベンの表情が絶妙。何でこんな顔してるのかな、と思ったら実は...やっぱアホだったベンジョアナとケンカしてションボリ、おかまダンサーに慰められて彼女?と踊るシーンも笑えた。
 
 ジョアナのママ役を、ミュウミュウが好演。見た目は可愛いけど、キャラはクールで颯爽としてる。日本の気持ち悪いブリババ女優と違い、フランスのおばさま女優ってホント素敵です。
 ベンの親友役ジャン・デュジャルダン(フランスでは国民的な人気スターだとか)も、ちょっと濃いけど男前でした。それにしても。老いも若きも男性陣はみんな、髭や胸毛は濃いのに髪の毛が薄いのが気になった。男性ホルモン過多のせい?
 フランスの片田舎での結婚式、憧れます。 
 これ、日本のTVドラマにしても面白いかも。理想のキャストは...
 
 花婿の親友・・・小澤征悦
 その妻・・・夏川結衣
 花嫁の父の弟・・・仲村トオル
 その妻・・・真矢みき
 花嫁・・・本仮屋ユイカ
 花婿・・・向井理
 花嫁の父の愛人・・・安田美沙子
 花婿の母・・・高畑淳子
 花婿の父・・・温水洋一
 おかまダンサー・・・・芋洗坂係長
 花嫁の父・・・小林薫
 花嫁の母・・・大竹しのぶ
 
 こんなん出ましたけどぉ~?見どころは、オザユキのプッツン大暴れ、おさむっちの可愛い花婿姿、女装した芋洗坂係長のダンスパフォーマンス、かな。
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

毒トモ!

2009-03-27 | フランス、ベルギー映画
 今、録画してたmusic loversスペシャルを観ながらブログってるのですが...
 何これ~?嵐showじゃん。嵐、嫌いじゃないからいいけど、これが他のジャニグループだったら、とても観てらんない番組になってたことでしょう。
 嵐の歌、結構好きなんです。山田太郎ものがたりの主題歌とか、yeah yeah yeah~♪カラオケ行くと必ず歌います。新曲のblieveも、良い曲ですね。失くした夢も取り戻すから~♪のとこの足の動きが好き。でも、ほんと開き直った口パク(笑)嵐はもうこれでOKなことになってるの?松じゅんと大野の顔が、異様に不自然な黒さなのが怖かったけど...櫻井くんは、やっぱ可愛い♪
 他の出演者は、ほとんど嵐の前座扱い。だからか、そんなに大物は出てませんでした。それにしてもエグザイル、いったい何人になったの(笑)モーニング娘化してますね。もう誰が誰だかワケワカメ。ダパンプがこっそり入っても分かんないかも?私、マツのファンなんですが、マツは?マツはいづこ?状態だったし。
 意味不明で不必要、しかも私が超苦手なタレントばかりが客席ゲスト。おヅラともあきとか、誰に需要があるのかなあ。彼のアップやコメントなんかに割く時間があれば、櫻井くんやエグザイルを映せよ~仲間ユキエもさあ、司会の仕事ぐらい藤原ノリカに分けてやれよ~
 今夜録画したミュージックステーションスペシャルも、早送りの刑しまくりで15分ぐらいで観終わりそうです♪

 お松の第3回独りフランス映画祭②
 「Les Amitiés maléfiques」
 最近お気にのボーギャルソン、マリク・ジディ主演の青春ドラマ。タイトルは、日本語に訳すと“邪悪な友情”?英題は“Poison Friends”です。
 大学で文学を専攻するエロワとアレクサンドルは、優秀で才気煥発なアンドレに魅せられ彼を崇拝するように。アンドレの歪んだ自信と嫉妬心に翻弄されながらも、二人は友情に忠実であろうとするが...
 いるいる~アンドレみたいな奴。自分より下な人間を見つけ出し、ハッタリや調子のよさ、親切ごかしで感謝させたり信用させたりして、自分の子分にしちゃうのが巧い奴。そして、子分から賞賛や卑屈を引き出して、俺ってスゴいだろ?おまえらより上だろ?と悦に入る奴。明らかに自分より下な奴としか付き合わず、自分より上な者は無視か敵視。大物ぶってるわりには小心狭量で、子分の幸せや成功が絶対に許せず、邪魔したり妨害したりする奴。ちょっと見た目や頭が良いだけで自分を過大評価、周囲を見下し傷つけて平然としてる奴。アンドレは、結局それがアダになって自滅するのですが、実際にはこーいう奴にかぎって図太く生きてるので、あんましアンドレが反面教師にならないところが、理不尽でシビアな世の中です。
 アンドレみたいな奴の餌食というか踏み台というか精神的痰つぼというか、崇められて頼れる自分より上な人間が必要、なエロワやアレクサンドルみたいな奴らに、何だかイヤな共感を覚える。私もそっちの傾向があるし。ある意味、三人は割れ鍋に綴じ蓋みたいな関係?いいように扱われ、見下されても交友をやめないエロワとアレクサンドルに、イライラ!そんなの友情じゃないだろ!目を覚ませ!と怒鳴りたくなる、けど、離れがたい気持ちも理解できる...
 3人みたいな関係って、女より男のほうに成立しやすいのかな。女は自分を見下す相手に依存はしても、それは計算高い妥協からくる付き合いで、内心では嫌悪や反発を抱くもの。その点、男は純真だよな~とエロワとアレクサンドルを見ていて思いました。
 エロワとアレクサンドルが、それほどアンドレに酷い目に遭ってないのが、ちょっと物足りないかも。アンドレのやることが案外セコいので、エロワとアレクサンドルが受けるショックもダメージも大したことないんですよねえ。もっと有毒な影響を及ぼし及ぼされる3人にしてほしかった。ラストの立場の逆転も、あまり爽快なカタルシスを得られなかった。みじめに落ちぶれたアンドレ、ザマー見ろ!というより、ちょっと可哀相かも、だったし。
  
 エロワ役でセザール賞新人賞を獲得したのが、お目当てのマリク・ジディうきゃー!めっちゃ可愛いやんけ~ほんと、知的で優しそうで繊細そうで、フランス男にしては濃くない爽やかなイケメン!若い頃のケヴィン・コスナーを、ほっそり上品に可愛らしく賢そうにした感じ?この映画の時には、すでに30歳?全然そーは見えません!可愛いけど甘えん坊ってタイプではなく、こっちが甘えて癒されたいと思わせる優しい大人っぽさも魅力。とにかく、ホントかっこかわいかった!もっと彼の作品、観たい!
 
 肝心かなめのアンドレが、あまりカリスマや魅惑的な邪悪さを感じさせるルックスじゃないのが、ちょっと残念。ルイ・ガレルとかだとピッタリなのに。アレクサンドル役の俳優は、ちょっと濃いけど猿系な可愛い男子でした。エロワのママを、ドミニク・ブランが好演。
 文学に関する会話が、高尚すぎてチンプンカンプン。勉強に熱心で真摯なエロワたち。日本の大学生は見習わないとね。
 こーいう青春ものを、日本でもドラマ化や映画化すればいいのにな。もしジャポンでリメイクされるとしたら、理想キャストは...
 
 エロワ・・・瑛太
 アンドレ・・・櫻井翔
 アレクサンドル・・・伊藤淳史

 こんなん出ましたけどぉ~?一見いい奴だけど実は最低野郎な優等生、なんて役する櫻井くん見てみたいです♪
  
 ↑30過ぎには見えないマリくん。若きブラームスを演じている「クララ・シューマンの愛」日本公開決定で狂喜!アンドレ・テシネ監督の“Les temps qui changent”では、カトリーヌ・ドヌーヴのゲイ!の息子役、ギャスパー・ウリエル主演の“Jacquou le Croquant”やキアラ・マストロヤンニ主演の“Un chat un chat ”なども、DVDスルーでもいいので観たい~!
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

毒ムスメ!

2009-03-26 | フランス、ベルギー映画
 今年のフランス映画祭は、どうだったのかな?大物来日は、結局JBさんだけ?今年も参加できなかったので、前から観たかった日本未公開のフランス映画のDVDを入手して、独り映画祭をシャレこむことにしました♪

 お松の第3回独りフランス映画祭①
 「Violette Nozière」
 イザベル・ユペールが1978年のカンヌ映画祭で女優賞を受賞した、後にゴールデンコンビとなるクロード・シャブロル監督の作品。
 1930年代のパリ。両親と暮らす18歳のヴィオレット・ノジエールは、真面目な良い子を装いながら、ひそかに売春まがいな放埓を重ねるという二重生活を送っていた。愛する恋人ができた彼女は、男と一緒になるために邪魔な両親を...
 いや~これ、なかなかの傑作ですよ。私が観たシャブロル監督の犯罪系作品の中では、「沈黙の女 ロウフィールド館の惨劇」と並ぶ面白さでした。日本未公開なのが惜しい。

 この映画、実話だとか。ヴィオレット、とんでもない小娘です。両親の前では純真な乙女、街に出ると淫奔アバズレ。見た目といいキャラといい、ヤヌスの鏡も真っ青な変身ぶりもスゴい。梅毒になるわ、両親や引っ掛けた男の金をくすねるわ、しょーもない男に入れあげてアホな貢ぐちゃんと化すわ。挙句の果てが、貯金強奪のために両親殺しだもんね。最低最悪なバカ娘っぷりに唖然となります。こんな娘もった両親に、心から同情!殺されるために育てたようなもんだよ。子どもを産んで育てることが、ほんと怖くなった。

 まさに外道な娘ヴィオレット、まったく悲壮感とか切迫感がないところが、返って怖くて不気味。常にシレっとしてて、かったるげな倦怠感に包まれていて、すごく得体が知れないキャラ。両親が憎い!とか、男への愛でやむにやまれず追い詰められて!とか、そんな凡庸なドラマティックさなど背負ってない。その謎に満ちた灰色さゆえに、よくある“悲劇の女事件簿”的なヒロインになってないヴィオレットです。殺人の動機だけでなく、ヴィオレットとパパの関係(幼い頃に性的虐待を受けた?)も、はっきりしないまま。真相は誰にも、いや、ヴィオレット自身でさえ分からない、みたいな不可解さが面白い。

 シャブロル監督の犯罪ドラマの、劇的サスペンスな展開やシーンはないのに、ミシミシ静かにひび割れていく~じわじわ破局がきてる~な、淡々と漫然としたスリリングさが、私は大好きなんですよね。あと、異常で怖い話なのに、何かヘン、何か笑える、なキャラばかりなのがいつも楽しい。ヴィオレットの両親も、よく考えたらこの娘にしてこの親ありかも?な夫婦だし。特にママ。彼女とヴィオレットのやりとりからは、そこはかとなく女の性悪さや醜さが臭ってきて、滑稽でさえあります。しぶとく命拾いしたママと、被告人ヴィオレットとの法廷対決も、悲惨なはずなのに可笑しくもあって。拘置所前で歌われるシャンソンの歌詞に爆笑。ドロドロ陰惨な重さではなく、冷徹で皮肉な愉快さが、シャルブロル監督の犯罪ものの魅力でしょうか。
 当時24、5歳?イザベル・ユペール、若き日の怪演に喝采!ユペりんってホント、静かに狂ってる、クールに病んでるって演技させたら天下一品、ていうか、そうでない彼女はつまんない。期待通りのヤバい毒娘っぷり、ブラボーでした。暑苦しい大熱演!じゃないところも好き。怖い!非道い!でもニヤッ&クスっとさせてくれる冷たい珍妙さは、もはや彼女の専売特許となってます。
 それと。当たり前ですが、ユペりん若い!しかも、可愛い!童顔で今より顔が丸いので、すごく幼く見えてキュートでした。しかしまあ、20代半ばで、あの役あの演技。長澤まちゃみとか宮崎あおいでは、死んでもできないだろうな。当時の彼女みたいな女優、今はどこにもいないのが残念です。あばずれモードに入ってる時の、真っ黒な帽子&ファーコート姿が、まがまがしく妖しくも、どこか可憐なユペりんでした。
 ヴィオレットについては、こちらを参照に...
 
 ユペりんは、今年のカンヌ映画祭で審査員長を務めます。新作もいっぱいあるので、日本でも公開されてほしい!
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鉄男☆参上

2009-03-22 | 北米映画 08~14
 雨音は春の来る足音でしょうか。
 レンタルDVDの返却日って、なぜかいつも雨なんだよなあ。昨日まで降ってなかったのに。昨日返しに行っとけばよかった...ポストに手紙を投函した後、コッペパンを買おうとパン屋に寄ると、私の目の前で5個しか残ってなかったパンを、おじいさんが全部買っていった。ポストより先にパン屋に行けばよかった...いつものことながら、自分のタイミングの悪さが嫌になります。春雨じゃ濡れてまいろう、なんて風情ある心地からはほど遠い、my rainy afternoonです♪

 「アイアンマン」
 全米で大ヒットしたアメコミ実写版。
 軍事企業の社長で天才的発明家のトニー・スタークスは、アフガニスタンでテロリスト集団に拉致監禁された時に製作した脱出用スーツを、アメリカに戻ると改良。アイアンマンとなって悪と戦う決意を...
 面白かったです。私、バットマンとかスパイダーマンとかパニッシャーとか、原作コミックは読んだことないけど、その実写版は結構好きなんです。最先端CG技術や、金かけてるなあ~と感嘆させるセットやシーンの精緻さド派手さは、まさにハリウッドならでは。日本のショボい特撮映画なんか、観てらんない~!
 アメコミなので、ありえねー!なんてツッコミはなし。そのありえなさが魅力なのだから。この映画で最も楽しいありえなさは、やっぱトニー・スタークスの天才ぶりでしょう。すごい、すごすぎる~!あんな岩窟牢の中で、あんなものサクっと作っちゃうなんて。トニー・スタークスひとりいれば、まさにアメリカは無敵ですね。
 アイアンマンの能力がスゴすぎます。ミサイルや火炎放射もだけど、アメリカからアフガンまであっという間に移動しちゃうマッハ飛行が、特におったまげーしょん!仕事のデキっぷりに圧倒されます。
 内容も、蝙蝠男や蜘蛛男みたいに、ウダウダしい苦悩とか葛藤とかなく、アイアンマンはただもう悪者を問答無用に叩きのめしていくだけなので、ほんと痛快。サブキャラの余計な人物描写もほとんどなし(悪者にも実は悲しい事情が、なんて要素は皆無、悪い奴はとことん悪い!な潔さ)で、ベタベタしいロマンスもない(秘書との恋愛感情もごくライト)、とてもスッキリしてるところが良い。
 アイアンマンの活躍と同じぐらい驚嘆したのが、トニー・スタークスの超リッチな超ハイテク生活ぶり。気品や高貴さなんて微塵もないけど、韓国の成金とはスケールが違うゴージャスさ。でもチーズバーガーやピザが大好きなトニー、味覚は非グルメな超アメリカン庶民で可愛い。それにつけても。何でも機械にやってもらうのは便利ですが、人間なんか必要ないじゃん!な世界が来るのはイヤだなあ。
 
 トニー、兵器販売はやめる!なんて言ってたけど、アイアンマン維持には、とてつもない巨費が必要なのでは。それはどう捻出するのかなあ。
 トニー・スタークス役は、ロバート・ダウニー・ジュニア。若い頃よりカッコよくなってますね。ちょっとジョニーに似て見えたり。この映画が大ヒット、「トロピックサンダー」ではオスカー候補と、ジョニー・デップの次は俺が中年ブレイクだ!なノリのダウニーJr.です。もうヤクとは完全に切れたのかな?
 びっくりしたのが、トニーの会社の重役。ん?どっかで見たことある人だな。じじいなのに、ヌオ~っとした威圧感ある体躯、めちゃくちゃイカつくて矍鑠としてて、ケンカ強そうだなあ。って、この声は?!あ!ジェフ・ブリッジスじゃん!ひゃ~!すぐに分かんなかったよ。セクシータフガイだったブリッジスおぢさんも、こんな極悪役をやるようになったんですねえ。感無量。でも、お年を召しても男らしくてカッコいいですね。
 秘書役は、グウィネス・パルトロー。まだ女優やってたんですね。それにしても。この映画のGPといい、蜘蛛男のKDといい、蝙蝠男のジェイク姉といい、なぜアメコミのヒロインはブ...アメリカ人には、彼女たちって美女に見えるのかな。GPさん、髪型やファッションは相変わらず素敵でした。シックでオシャレ。
 トニーの友人で軍人役のテレンス・ハワードが、カッコカワいかった!ワタシ的には、ウィル・スミスよりイケてる男前黒人俳優です。
 
 
 
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エアシティ①~④ 危険なパッセンジャーズ!

2009-03-20 | 韓国のドラマ
 イ・ジョンジェとチェ・ジウの競演が話題になった「エア・シティ」鑑賞スタート♪

☆ジョンジェ、ブラウン管ではチョウムペッケスムニダ~
 香港で同僚を殺された国家情報員キム・ジソン、を演じるイ・ジョンジェ。何と約10年ぶりのTVドラマ出演とか。韓国では数少ない“映画俳優”である彼、何かオトナの事情がありそうですが...ソレハサテオキ。やっぱカッコいいですねえ。若々しいけど大人っぽくて、強そうだけど優しそうで、男らしいけど可愛い。知的で勇猛。ジョンジェって、ほんと文武両刀男優って感じ。最近は変に濃ゆい、嫌に軽薄、妙に性悪そうな男優が多いので、ジョンジェの涼やかで硬派で誠実そうな風貌は、ほんと目薬効果あり。
 「黒水仙」の刑事を思い出させるジソンも、寡黙で一徹で屈強でカッコいい。ジョンジェの動きって、別に気取ったり特異なことをするわけではないのに、すごく美しいですよね。見入ってしまいます。スラっとした長身も、ほんと素敵だ。スマートに見えるけど、あの服の下には神々しい、東洋のアポロンな肉体が~!早く脱げや~!
☆ヒロイン
 仁川空港を仕切る超エリート女ドギョン。チェ・ジウも、母国では久々のドラマ復帰だったとか。彼女ってルックス的にも、涙ポロポロ流す薄幸女より、こーいったキツい男まさりな女の役のほうがしっくりくるような。相変わらずデカい!けど、スタイルいいですねえ。キャリアウーマンのファッションが似合ってます。カッコいいよ。初めてチェ・ジウが素敵だと思えた。空港職員に抜き打ちチェックする冷徹な意地悪さも、地のような自然さが。顔は、さすがに老けたなあ。もう清純ヒロインなんて無理だよね。
☆おいチェジウ!
 若い空港職員ハジュン。演じるイ・ジヌクは、先ごろチェ・ジウと熱愛が発覚!このドラマを観る前は、ジョンジェが相手じゃなくてよかった!としか思わなかったのですが...
  
 明るく男気があり、ちょっとトボけてるハジュンのキャラ同様、ジヌクくんの見た目も可愛い。長身といい(巨女のチェジウより頭ひとつ高い)顔といい(杉村タイゾー議員をワイルドに、ウォンビンを素朴に、たまに高嶋兄を可愛くした感じ?に見える)、けっこう萌えツボ突いてくれるわ。でっかい、けど子犬系、みたいな可愛さ。チェジウ、羨ましいにもほどがあるぞ!
☆ブツ交換
 空港のカフェで、不審な男女がカバンを入れ替え。ドギョンじゃなくても怪しむベタな交換シーンに笑!
☆おいチェジウ!
 ドギョンとハジュン、小学校の同級生だった...って、え!?同い年ってこと!?ありえねー!どー見ても小1のハジュンが自分の世話してくれた小6のドギョンおねえちゃんに初恋、な二人だよ!そーいう設定にしたほうが自然だったのに。実際は年齢差6才。厚かましいぞチェジウ!
☆おしゃれなジョンジェ
 ノーネクタイのスーツ姿もカッコいいけど、回想シーンでのラフな普段着姿も、すごくナチュラル。「イルマーレ」とかでも思ったけど、ジョンジェって何だかヨーロッパ的な魅力があるんだよなあ。パリに住んでるアジア人、みたいな。ダサいOR悪趣味なファッションが主流?な韓流男優の中では、稀有な存在です。
☆ペンダント
 悪の組織の印?まるで名探偵コナンに出てくる黒の組織が、いつも真っ黒なマントを着てるみたいに、私は悪人です!と自分で証明してるようで笑える。
☆こんな下宿人なら家賃いらない
 俺んちに下宿しろよ~と、酔ってジソンを自宅に連れて帰るカートおじさん。翌朝、そんなことはすっかり忘れてるおじさんに、カンベンしてくださいよ~なジソンの笑顔、めっちゃ可愛かった!もっと笑って!
 
 ジョンジェは今年、再びTVドラマに主演!「トリプル」は、アイススケートを題材にした内容とか?ジョンジェがキャンデロロみたいなカッコして滑る、わけではなさそうです(笑)
★総括
 本国では、視聴率も低く評価も芳しくなかったようで、ジョンジョご自身も出演を後悔してるとかしてないとか...ワタシ的には、すごく面白いけどなあ。ジョンジェもカッコいいし、チェジウも悪くない。お涙ちょうだいな純愛や病気ものじゃないのが、まず良い。一般人では窺い知れない大空港内の様子も、なかなか興味深いです。恋愛要素はほどほどにして、空港内で起こる事件追跡や解決をメインにした内容を期待♪
 東方神起の主題歌もチョア!トンバンシンギ、スッチーにちょっかい出す迷惑乗客役でゲスト出演とかしてないのかしらん?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

回春物語

2009-03-16 | 北米映画 08~14
 某女性誌を買いに、コンビニに行きました。
 目的の雑誌を手にとろうとした私の目に飛び込んできたのは...
 『死刑囚のすべて 確定死刑囚、最期の告白。』
 ...買ってしまいました。怖い、超怖い。真夜中に独り自室で読んでると、とてつもない恐怖感が。突然ベランダから物音なんかしようものなら、まじでチビりそうに。幽霊なんかいないけど、強盗殺人鬼とか強姦殺人魔は間違いなくいるもんね。
 また私の本棚に、禁断の書物が増えてしまいました♪

 「最後の初恋」
 リチャード・ギア&ダイアン・レインの三度目の競演作。
 子供たちが別居中の夫のもとで過ごす間、エイドリアンは親友の経営するコテージを手伝うため、海辺の田舎町ロダンテにやって来る。季節はずれの宿泊客である医者のポールと、エイドリアンはいつしか惹かれ合うように...
 平凡な主婦が、美しい海辺でカッコよくて金もステイタスもある男と甘いロマンス、そして悲しい別れ...うう~ん。ベッタベタにハーレクインな内容&展開でした。こうなる!こう言う!と思った通りになりすぎて、何だか笑えた。
 少女と青年に戻ったみたいなエイドリアンとポールのラブラブぶり、かなりコソバユイというか寒イボというか...いい年して何やってんの~何言ってんの~と、見てて恥ずかしくなりました。ついにハリウッドにも韓流の影響が!?なラストも、何だかな~です。ヤることはちゃんとヤってるところは、韓流のインポな純愛とは違って、さすがアメリカンですが。
 熟年男女の恋愛って、あまり憧れないし素敵にも思えないんですよねえ。ときめきとか情熱とかは、若い心と体でこそ美しく輝くと思うのです。まだ大丈夫!と、秋に夏服を着るような。まだ出る!と、空に近い容器から化粧水を出そうとするような。みっともないとか醜い、とまでは言わないまでも、無茶してる感、強引感が否めないというか。熟年になってまで若者みたいな色恋、なんて考えただけでもしんどい。心も体も、私はキレイに清々しく枯れたいなあ。男と女じゃなくなったら、人間おしまい!なんてこと言う人もいますが、そうかなあ。むしろ、ドロドロしたものから脱却して、もっと静かで深く大きな気持ちを抱きあう愛こそ、成熟したオトナの男女に相応しいような気がします。若者がストイックなのも気持ち悪いけど、熟年がお盛んなのも不気味なんですよねえ。
 エイドリアン役のダイアン・レイン、「ブラックサイト」を観た時は、おばばになったなあと唖然となってしまいましたが(でも考えてみると、嫌な事件に日々追われるFBI捜査官が、若々しい美貌を保ってるほうがヘンだし、役に適した老け具合だったのかも)この作品でも所帯じみた疲労をリアルに出してました。男の前で媚媚なキモいブリっこオバサンではなく、優しさも悲しさもさりげないところがオトナで、なかなか素敵でした。
 ポール役のリチャード・ギアは、がっしりした小泉元首相に見えて...今でもイケてますが、そろそろ現役男な役は卒業したほうがいいのでは。もう脱がないでほしいし。
 この映画を観たのは言うまでもなく、my dear ジェームズ・フランコに逢いたかったからさ♪
 
 ポールの息子役のフランコくん。クレジットなしなカメオ的出演なので、出番が極少!別にフランコくんじゃなくても全然OKなチョイ役です。でもやっぱ、カッコかわいいパパ役のギアおぢさんと同様、ドクターなフランコくん。こんな親子が診察してくれる病院なら、わざと怪我して通いたい~♪フランコくん、「アナポリス 青春の誓い」を観た時、役も見た目も「愛と青春の旅立ち」のリチャード・ギアに似てると思ったので、親子役で共演は嬉しい驚きでした。
 「ダウト あるカトリック学校で」でオスカー候補になったヴィオラ・デイビスが、エイドリアンの親友役を好演してます。
 韓流もどきな悲恋ものよりも、ギアおぢさんとフランコくんが父子でダイアンを争うドロドロ修羅場もの、題して「運命の女2」みたいな映画にしてほしかったです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

聖なる邪推!疑いなく演神降臨

2009-03-10 | 北米映画 08~14
 「ダウト あるカトリック学校で」
 今年のアカデミー賞で、主演女優賞(メリル・ストリープ)、助演男優賞(フィリップ・シーモア・ホフマン)助演女優賞(エイミー・アダムス、ヴィオラ・デイビス)にノミネートされた話題作。
 ケネディ大統領暗殺直後のブロンクス。カトリック学校の校長シスター・アロイシスは、その厳格さで周囲に恐れられている人物。彼女は、人望あるフリン神父が生徒である黒人少年に特別な感情を抱き、不適切なおこないに及んだのではないかと疑い始めて...
 アロイシス校長、こ、怖い~!まさに黒い尼さん!優しい聖女どころか、まがまがしい魔女!地獄のシスター!鬼のような無表情、鞭のように相手の心を痛めつける情け容赦ない叱責、毒を含んだ当てこすりや皮肉など、こんな人がいる教会に通ったら、神様なんか信じられなくなりそう。
 どこにいようと逃れることのできない、人間の業。それが俗世間よりも歪められ病的になってしまう、人間として間違ったことさえ神の名のもとに正当化されてしまう、教会という閉ざされた世界の冷たく深い暗闇。そこに君臨するアロイシス校長の怖さは、ただのガチガチな宗教き○がい女ではなく完全に理性的で、きわめて世俗的な女のドス黒い性質の悪さを、信仰に敬虔という美名で覆っているところ。
 校長の厳しい振る舞いも裏返せば、自分が常に高みに優位に立つための示威だし、常に正しいのは自分!ということを立証するためには、誰を利用しようが傷つけようがお構いなし。相手を罠にかけるような嘘までつく悪辣さ。すべては神様や教会のため!なんて、詭弁もいいところです。すべて自分の思い通りにコントロールしたいだけの、精神的暴君!
 世俗的な女の悦びがないからか、校長の暴虐ぶりはそのはけ口みたいなのが怖くてイヤらしい。抑圧された女の醜さ丸出し。欲求不満解消のターゲットとなるのが、可哀相なフリン神父。
 愉快で思いやり深く革新的なフリン神父は、みんなに尊愛されている人気者。そんな彼を横目に、不満と不快を募らせる校長。調子ぶっこいてやがる。気にくわねえ。目障りだ。あんな男の風下にこの私が立つなんて、納得も我慢もできん。こいつ、絶対変態だ。間違いない!よし、失脚させてやる!させねば!と躍起になる校長。ああ、醜い。陰湿な嫉妬、異様なまでに高い自尊心、独りよがりな自信、偏狭な価値観、都合のいい思い込み、敵を倒すために費やす無限のエネルギーと執念深さ、そして破壊的な攻撃性。まさに女だ~!悪い意味で、すごく女らしいともいえる校長なのです。
 
 決して暗く重い映画ではありません。それは、難しい宗教がテーマではないから?緊迫感ある心理バトルが、スリル・ショック・サスペンスな映画です。ラスト近くの、校長VSフリン神父の対決シーンは、まさに言葉という刃物で心をメッタ刺し合い状態!
 内容もさることながら、やはりオスカーにノミネートされた俳優陣の演技に圧倒され、引き込まれてしまいます。
 聖なる性悪女、アロイシス校長役のメリル・ストリープは、もはや“演神”と呼ぶべき存在。子役やシスター役の女優たち、彼女のこと本気で怖がってたのでは?演技とは思えぬビクビクぶりでした。観てるこっちまでビクっとなる迫力&威圧感です。ほんと怖くてヤな女なんだけど、そこはかとなくブラックな笑いまでまとっているところが、ほんと素晴らしいです。さすが、ハリウッドの崇敬と畏怖を一身に受けている世界一の大女優。彼女の偉業を目の当たりにしてしまうと、しばらく日本の最近の映画やドラマなんか観てらんなくなります。あまりにも演技のレベルが違いすぎて。
 メリルおばさまのこと、やけに嫌う人って多いみたいだけど(特に女性文化人系)何でかな?私はただもう、彼女の神がかり的な演技に感嘆敬服するのみ。メリルおばさまのことを意地悪く批判する声って、何だかフリン神父を糾弾する校長の悪意とカブるような気がして...
 それにメリルおばさまって、素は優しそうで上品なので好き。宮崎あおいとか竹内U子とか日本の大女優(笑)は、道端で一般人にサイン求められたら冷たく無視しそうですが、メリルおばさまは笑顔で応えてくれそう、みたいな。
 演神メリル・ストリープと互角に渡り合える俳優は、なかなかいないと思う。なので、フリン神父役のフィリップ・シーモア・ホフマンはやはり非凡な役者だと再認識。人格者、だけど、ん?やっぱ何か怪しい?なフリン神父。校長を揶揄する演説など、このオッサンも決して高潔じゃないな、中身は解脱とは程遠い人間性でドロドロだな、と感じさせるフリン神父を演じるホフマンの、はっきり見せないぼかした怪しさも秀逸。それにしても彼、ほんと肥満したレオナルド・ディカプリオみたいですね。笑顔が可愛い。見た目は完璧にメタボなオッサンですが、ジョニーやブラピより年下なんですよね。
 校長とフリン神父との間で苦悩するシスター・ジェイムズ役を、エイミー・アダムスが好演。彼女の、純真すぎて何かズレてる、見方によってはトンでもない大ボケ?な演技も、なかなか絶妙です。今にも歌い出しそうな声が可愛い。黒人少年の母役、ヴィオラ・デイビスは短い出番で、峻烈なインパクトを残していきます。
 自分にも他人にも、感情や欲情を抑えるよう厳求する聖職者の姿が怖い映画を観ると、いったい何の誰の救いになってるのかなあ、と宗教というものをついダウトしちゃいます。
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

必勝ボミオミョン!トンバンシンギ

2009-03-08 | 東方神起、SHINee
 祝☆東方神起ミュージックステーション初出演
 いろんな壁を乗り越えて、でも予想外の早さでファンの期待に応えてくれたトンバンシンギでしたね。ナニハトモアレ、めでたい♪
 偶然実家に戻ってきてたmy sister M子と、トンバンシンギの記念すべき晴れ姿をwatched together!今回は、TV観ながら彼女と特別座談会の形で...
 
M子『東方神起って、ジャニーズとは出られんのんじゃなかったん?』
私『講和条約が締結されたんでしょう』
M子『見返りに、ジャニーさんの夜の相手させられたんかのお、けけけ』
私『ヤメテー!!でも、生贄になるとしたら...ジャニーさんが好きそうなのは、やっぱユチョンかしらんって、きゃー出た出た!階段おりてきた♪カッコいい~』 
 トンバンシンギ、黒い衣装がクール&セクシー。髪型もいい感じ。ユチョン、女の子みたいな可愛い髪型!
 
M子『デカっ!身長、隣のボアとどんだけ違うんじゃ?!嵐が子供に見える!みんなガタイがええのお。腕、太っ!』
私『ボア、タモリや嵐とはそんなに身長差なさそうだから、いかにトンバンの体格がいいか分かりますよね。やっぱ嵐とは並ばせない、なるべく同じ画面に出さないという配慮はされてますね(笑)おお、自己紹介させてもらって、珍しくチャンミンが喋ってる。歌、やっぱトップバッターか。アキバ娘より格下扱い(涙)』
 トンバン、新曲“Survivor”でsingin' & dancin'!パフォーマンスを楽しみながら、M子さんにメンバーについてレクチャー。
 
私『これがオチャメなジュンス可愛いでしょ?』
M子『ええ~?ビミョー。どっちかっつーたら、ぶ...』
 
私『(遮る)えーっと!これがリーダーのユンホ』
M子『馬みたいな顔じゃのお。ほいじゃけど、まあまあカッコええ』
 
私『で、これが最愛のユチョン可愛いでしょ?』
M子『ええ~?ビミョー。何か顔がム...』
 
私『(遮る)えーっと!この子が最年少のチャンミン』
M子『蓮舫の息子?』
私『んなわけねーだろ。でも、ちょっと似てるかも(笑)』
M子『この子、Nビル(近所にある怪しい雑居ビル)の前によく立っとったベトナム人の男の子にも似ちょらん?』
私『そうそう!私も前から思ってたんです。ちなみにベトナムじゃなくて、タイ人らしいけど。最近見ないなあ、あの子』
M子『不法滞在がバレて強制送還になったんじゃろ』
 
私『勝手な憶測はやめましょう。で、最後、これがジェジュン』
M子『この子がいちばん、ていうか、唯一美形じゃけん好きじゃわ。ほいじゃけど、前はもっと美少年って感じじゃったよの?老けた?』
私『老けたんじゃなくて、オトナに成長したんですよ!』
 言いたい放題してる間に、無事に歌い終えちゃったトンバンシンギ。みんなカッコよかった~!お疲れさま♪でも、ユチョンの見せ場が全然なくてショック!心なしかユチョン、しんどそうだったような?体調が悪かったの?それとも、ホントにジャニーさんの...
 Mステ出演で、ますますファンが増えそうなトンバンシンギ。今後もジャンジャカ出てね!
  
 ↑ユチョン、ケンチャナヨ~?春の宮島で、ユチョンと鹿にエサやりたいな~♪
 
 ついでに、一緒に出てた嵐についても...
M子『あっ麻王だ!』
私『魔王、ですね(笑)週刊誌に暴露されたあの写真、ほんとヤバすぎて怖かった!』
M子『この子ら、もう20代後半なんよね』
私『見た目はともかく、中身も中学生みたいなのが、いかがなものかと...ニノ、何であんな喋り方するのかな?ワザとならいいけど、地なら相当の...』
M子『松じゅん、怪しい売人みたいなカッコしちょるのお』
私『彼もNビルに住んでそう、みたいな(笑)櫻井くん、人間ドック?いいなあ担当の看護士さん。私も櫻井くんのケツ穴に管つっこんでみたい♪』
 嵐、ヤッターマンの主題歌を歌う。
私『口パクですね(笑)でも嵐は、ジャニの中では頑張って踊ってるほうですよ。3年ぐらい前は、いい感じだなあと思ってたんだけど。最近は、悪い意味でスマップ化してるというか。ちょっとキツいんだよなあ。インテリタレント目指してるっぽい櫻井くんからして、27歳でヤッターマンだもんね』
M子『別にええと思うけど。アイドルじゃけんね、可愛いけりゃええんよ。可愛いもん勝ちじゃわいや』
私『そうですね。若い下っ端ジャニーズの連中より可愛いしね嵐。可愛いから何してもOKなうちに、せいぜいオイシイとこどりしなきゃね。それはそうと櫻井くん、小林マオと付き合ってるってホントかしらん』
M子『え~花より男子で一緒に出とったんは、松じゅんじゃろ?』
私『それは井上マオです!』
M子『ベッドの上では櫻井がトリプルアクセル?』
私『それは浅田マオじゃ!』 
 嵐も頑張れ♪(←適当)
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寝るな!寝たら死ぬ!瑛太と雪山遭難

2009-03-06 | 日本映画
 今夜のMステに、東方神起が出演
 Mステといえば、某事務所の独占禁止法違反的な牙城といえる番組、として知られています。事務所以外の若いイケメン系ボーイズグループには、徹底的に圧力をかけ妨害し潰す恐ろしい黒組織の魔手は、もちろんトンバンシンギにも及んでいました。以前、一度だけコーダくみのオマケとして出演した時など、オープニング登場なし、トークなし、バックダンサー扱いで画面にも極力映さない、という意地悪で屈辱的な仕打ちからして、彼らを愚弄するためにワザと出演を許したのか?!と、怒りよりも戦慄を覚えてしまいました。
 そんな、まるで南北朝鮮みたいに共存は不可能、と思われていた某事務所とトンバンシンギでしたが...去年末の紅白で同じ舞台に立ち、今年に入って何とスマスマにトンが出演、そして今夜のMステ、と排斥どころか急接近な、何だか唐突な某事務所の豹変ぶりが、ちょっと不気味。トンが所属する日本の会社も、アコギなゴリ押しにかけては人後に落ちないらしいので、雪解けのような和平条約?は、辣腕を振るった結果なのでしょうか。
 いろんな醜いオトナの事情が背後にありそうですが、ナニハトモアレ、トンバンシンギの日本のTV番組出演規制が解除されたことは、喜ばしいかぎり。今夜の彼らのパフォーマンス、いつも以上に楽しみですね♪

 「銀色のシーズン」
 こないだTV放送されてたので、録画して鑑賞。
 スキー場で仲間と何でも屋を営んでいる城山銀は、元モーグル選手だが数年前に重傷を負って挫折。町にできた教会で結婚式を挙げることになっている七海に、スキーを教えることになる銀だが...
 うう~ん。何つーか...すごくイラついてムカつくだけの“残念な”映画でした...
 主人公の銀と、その仲間や七海に、ぜんぜん共感も好感も抱けないのが、最大のトホホでしょうか。銀と仲間が、傍若無人にスキー場で好き勝手する姿など、あまりにも子供じみた、それでいて危険きわまりない迷惑行為、いや、犯罪行為なのが、ぜんぜん笑えず見てて不愉快。銀に負い目があって(そんなもの感じる必要ないと思ったけど)何も言えない町の人たちはまだしも、スキー場利用客まで何であんな連中に我慢しなきゃいけないの。
 ヒロインの七海も、何だかなあ~な女。こんな女、ぜったい雪山に来てはいけません。大迷惑!
 銀たちが、まだ高校生、せめて大学生なら、まだイタズラ好きなガキだから、と笑えたかもしれないけど、いい年した大人な彼らなので見苦しいだけ。彼らが大砲(どこにそんなもの買う金が)を雪山に撃つシーンなど、笑えるどころか戦慄!破壊したのが教会だけですんで良かったよ。もしあそこに人がいたら、と思うとゾっとします。何で警察に捕まらないんだよ。いい年こいた大人の男が、自分勝手で非常識なことをする姿って、ほんと最悪で醜いなと銀たちを見ていて不快になりました。
 銀が屈折してる理由も、???だし。怪我の恐怖で滑れなくなってる、のならまだ理解できるけど、あんなにガンガン滑りまくってて、何で選手に戻らないの?町の人々との軋轢もほとんど描かれていないし。まったく銀の苦悩や葛藤が伝わってこない。ラスト、いきなり試合に復帰して、会場をひとり芝居にしてしまう銀。今まで一生懸命まじめに練習してきた他の選手のことを思うと、ノーテンキな盛り上がりがシラケて見えました。とにかく、ただもう中身のない軽薄なだけの映画になってました。韓国映画の「台風太陽」のほうが、はるかに良質な青春映画に仕上がってます。
 銀役の瑛太は、すごくカッコカワイイです。
  
 まさに雪猿って感じ。でっかい耳が可愛い。スカイブルーのスキー服も似合ってて爽やか。最近は、ナヨナヨおかまっぽくなってる瑛太ですが、この映画ではまだ男らしいキャラでカッコよかったです。入浴シーンで、かなりキワどいアングルが。あの撮り方で、よくオ○ンチン隠せたなあと残念&感心!
 銀の仲間役は、玉山鉄二。ほんと美男子なタマテツなので、こんな役は上地雄輔あたりにやらせとけばいいのでは...瑛太といいタマテツといい、すごくMOTTAINAI感が。もう一人の仲間役の男子は、うるさいだけで鬱陶しい!
 七海役は、老けた小学生みたいな田中麗奈。顔がキツくて険があって、可愛い系の女の子役が似合わない。それにしても、篤姫の宮崎あおいといい、色気ゼロで意地悪そうなロリータ女優ばかり相手で、勃つもんも勃たない瑛太です。
 「台風太陽」のジョンミョンは、アクロバットなシーンは吹き替えだけど、その他はなるべく頑張って自分で滑ってるな、と感嘆しましたが。瑛太はほとんどスタント任せだなあと苦笑。
 
 ↑可愛い、けど、売れるにつれナヨナヨ&キャマキャマしくなってゆく瑛太。だんだん地が出はじめてるのかな?前はもっと男っぽかったよね~
 最近読んだ松本清張の「夜光の階段」。今度連ドラ化されるらしいけど、ワタシ的には藤木直人よりも(彼も10年前ならピッタリなんだけど)瑛太、もしくはタマテツがやれば面白いし、彼らにとってもチャレンジングなのにな、と読みながら思いました♪
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

にこ&樂 香港男児本気色!

2009-03-05 | 中国・台湾・香港映画
 「インビジブル・ターゲット」
 ニコラス・ツェー、ショーン・ユー、そしてジャッキー・チェンの息子ジェイシー・チェン主演のアクション映画。ジャッキーの「香港国際警察」でも鮮やかな手腕を見せたベニー・チャン監督の演出が、またまた冴えてます。
 宝石店強盗事件発生。婚約者を殺され復讐に燃えるチャン刑事、屈辱を受け汚名返上に躍起なフォン警部補、そして兄に容疑をかけられたワイ巡査。3人の若き警察官たちは、いつしか力を合わせて凶悪な強盗団を追跡するようになるが...
 いやあ、やっぱ香港アクションはいいですね!ありえねー!とチャチ入れるのは、ほんと野暮で意味がない。頭カラッポにして楽しめない人は、観ないきゃいいだけのことです。香港のアクションって、過激でド派手で荒っぽいけど、大味でCG過多なハリウッドのそれと違って、細かいところで工夫してるし、命知らずなスタントも壮絶で素晴らしい。この映画では、特に高い所から飛んだり落下したりするシーンが多く、大丈夫だったのかなあ~と観てて心配になりました。フツー死ぬだろ~?なシーンばかり。実際にも撮影中2、3人死んでそう。
 3人がカフェでチンピラ軍団と乱闘になるシーン。チンピラども、みんな刀(ナイフじゃない!)もってるし!何でそんな物騒なもんもってるの~!?香港、怖すぎ!
 爆破シーンは、明らかに合成と分かるものもあります。ジャッキーの時代なら、ほんとに爆発させてただろうなあ。おなじみな銃撃戦やカーアクションよりも、野郎どものガチンコファイトシーンが多く趣向を凝らしていたのが、この映画の魅力かも。迫力があって荒々しくて、まさに血湧き肉踊る格闘って感じ。こんな映画、日本では作れません。だって、自らの体を駆使したアクションや肉弾戦ができる若い男優がいないから。
 主演の若手男優3人が、なかなか頑張ってます。
 
 チャン役のニコラス・ツェー、フォン役のショーン・ユー。香港最上級イケメン二人が、「かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲイト」に続いて萌え競演
 ニコはワイルドな髭、ショーンは坊主頭、と男くさい野郎っぽい外貌ですが、やっぱ可愛いさは隠せません。可愛さを保持しつつ、いい感じに男っぽく成長してる二人です。おやぢ中学生みたいな日本の同世代芸能人とは雲泥の差です。
 それと。ニコもショーンも身体能力がスゴいですよねえ。体の動きが驚異的。これも日本の若い男優にはない武器。特にニコ、キックする時の足の上がりようときたら。スゴすぎ。「香港国際警察」以上に無茶なことやりまくってます。香港の若い男優って、演技力よりもまず俊敏な運動神経と強靭な体力がないとダメっぽい?
 さらに。荒ぶってもボロボロになっても、崩れないニコ&ショーンの顔の美しさ。地味で野暮ったい韓流男優と違って、やっぱ華流男優って華があります。
 ジェイシー・チェンは、うう~ん。私、少々ブサイクでも全然OKなんですけど、彼はちょっと...超苦手な中田ヒデ子に似てるからかなあ。でも、ヒデ子みたいな怪しさイカガワシさはなく、優しそうで純真な感じでイヤ味はない、が、ニコ&ショーンと同格で主演というのは、かなり無理があるような...ジャッキー御大の威光は、あまりにも強い?ニコ&ショーンも他の出演者も監督もスタッフも、ジェイシーに気を使って仕事してそう?
 比較的シリアスな内容なので、コミカルなシーンはほとんどありませんが...ショーンが強盗団に飲み込まされた銃弾をトイレで出すシーン、超真剣な顔でウンコするショーン(音付き!)が笑えた。あと、ジェイシーの部屋で上半身裸になって薬を塗り合うシーンも微笑ましいです。ニコは筋肉質、ショーンはムッチリ、二人ともナイスバディジェイシーはガリガリで萎え~
 敵キャラも魅力的。ヴィジュアル的には、もちろん「香港国際警察」のダニエル・ウーには匹敵してませんが(彦以上の男前なんて、ちょっと難しいよなあ)、強さに関しては軍配が上がってるかも。とにかく、めちゃくちゃ強い!演じるウー・ジンもアンディ・オンも、俳優とは思えぬ武闘ぶり。ウー・ジンなど、主役3人がかりでやっと太刀打ちできるケンカ大魔王だし。アンディ・オンは、ひょっとして「香港国際警察」で彦率いる悪のイケメン軍団の中にいた一人?今回は準主役級に出世していて、カッコよかったです。極悪になりきれない悲哀が切なかった。
 怒涛のアクションや格闘を少しだけ削って、もうちょっと若者3人の友情や、敵の悲しみを掘り下げて描いてもよかったのでは、とも思いました。ドラマ部分が薄いのが惜しい。
 
 ↑アンディ・オン、芸術的な肉体美!(※注 劇中では脱いでません♪)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする