まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

ヒュ~っと服脱ぐ男子

2009-08-13 | 北米映画 00~07
 お盆ですね。ご先祖さまに、皆様も挨拶に行かれることでしょうか。私の場合は挨拶に行くより、迎えに来られそうで怖い♪
 来月に長期間休めそうなので、またフラリと放浪の旅に出かけようかな~と思ってます。今いちばん行きたいのは、やっぱアイルランドかな。イギリスから船で渡ってみたいです。
 海外に独りで旅行する時は、もう二度と日本の土は踏めない覚悟で臨んでいる私です...

 「ラブ&クライム」
 my 英国愛人ヒュー・ダンシー主演のラブ・サスペンス。
 パリで犯罪組織の運び屋をしているサラは、年下の青年ジャックと同棲中。サラが仕事で留守中、ジャックは宝石店に勤めるジニーと恋に落ちる。一方、仕事をしくじったサラは、大金を用意せねば命を失うハメに陥って...
 うう~ん。ぶっちゃけ、チープなB級映画です。火サスか土ワイ、というより、ウィークエンダーでやってた“アホな男女が痴情や金銭トラブルの果てに起こしたバカな事件の再現ドラマ”みたいな感じでした。だって、サスペンスなのに話に何のヒネリも謎もないもん。
 ストーリーよりも、キャラ設定が支離滅裂でいい加減すぎる。上質のサスペンスなら、サラは魔性のファムファタール、ジャックは悪女に溺れて破滅する犠牲者、ジニーは可憐なヒロイン、になるはずなんだけど...この映画では、サラはただの迷惑なノータリン女、ジャックは節操のないヤリチン、ジニーはノーテンキなアホ娘、にしか見えなかった。
 サラみたいなオツムの弱い女が、何で運び屋できるの。あんなドヂ、おつかい中の小学生でもしねーよ。ジャック、ほんと下半身のコントロールができない男。さっきまでサラとイチャイチャしてたかと思うと、会ったばかりのジニーとすぐエッチ。浮気とウソがバレた後も、大真面目に二人の女と同衾しまくり。おいおい~ホントに悪い男なら理解できるし魅力的でもあるんだけど、ジャックはただの優柔不断で行き当たりばったりで精力ありすぎな若造、みたいなのでトホホです。ジニーのアホっぷりも相当なもの。会ったばかりのよく知りもしない若い男にホイホイついていったり、夜中に勤務先の宝石店に彼と侵入してエッチしたり金庫開けてみせたり。だいたい、あんなフランス語も話せないアメリカンギャルが、何でパリの宝石店で働けるの?!
 とまあ、アホらしさに最後まで観る気力も失せそうになること必至ですが...ヒュー・ダンシーのファンなら、とってもジューシーでジョイフルな作品です♪

 うきゃ~ヒュ~男子、ぶち可愛いのおわしとそんなに年かわらんのが信じられんで。熟女&ギャルとのラブシーン満載!無駄脱ぎサービスも嬉しい。マッチョでもエロくもないけど、適度に引き締まったキレイなカラダしてます。シャワーシーンでキュートなケツも披露とにかく脱ぎまくってます。彼の裸体を堪能したい人は、ぜひ♪ああ~あんな彼氏、いや、ヒモでもいいので欲しいよ~

 ヒュ~男子って、イケメンには違いないけど、時々チョイブサになることも。そこが親しみやすくて好感を抱かせるんですよね。クチャっと笑うと、ちょっと池松壮亮に似て見えて、ますます萌え~ラブサスペンスなのに、可愛いすぎてちっとも緊張感がないヒュ~男子ですが
 サラ役のメラニー・グリフィスが、ちょっとキモい...整形のしすぎなのか、表情がほとんどない。甘ったるいキャンディヴォイスも、何だか不気味です。彼女とヒューのラブシーン、何か違和感あるんだよなあ。かたせ梨乃と向井理?みたいな。あ、でもこのカップリング、ちょっと見たいかも。怖いもの見たさで。梨乃姐さんにリードされて、ハアハア彼女の爆乳を揉みしだく理...いいですねえ。おさむっちもananで脱いだことだし、bee TVでやったラブシーン程度で満足してちゃダメ!
 ジニー役のレイチェル・リー・クックは、美人になった矢口真里、みたいだった。
 あと、悪人役でマルコム・マクダウエルとか出てました。彼の東洋人の奥さんが、サチコとかミチコとかいう名前の日本人なのに、チャイナドレス着てたりして笑えました。
 
 全米で好評を博した“Adam”の彼、チェキラー!(こちら)ちょっとフォレストガンプみたいな感じ?めっちゃ可愛いです♪早く日本でも公開されないかな~
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逆噴射テロ!機長、とめてください!

2009-08-12 | 欧米のドラマ
 ドイツのTV映画「ハイジャック181」を観ました。
 1977年、西ドイツの旅客機がパレスチナのテロリストによって乗っとられる。犯人は刑務所に収監されている仲間の釈放を要求するが、西ドイツ政府は応じない。焦る犯人グループによって、乗員乗客の命は危険にさらされてしまうが...
 ドイツ版よど号事件?実際に起こったハイジャック事件の実録再現ドラマ。TV映画だけど、なかなかスリリングでサスペンスフルで、すごく面白かったです。かなりハラハラさせられました。ハイジャック犯のリーダーが、悪人というより狂人っぽいので、何しでかすか分かんない怖さが。自爆覚悟の狂信者って、ほんと恐ろしい。
 飛行機って、ほんと恐怖ゾーンだよなあ。テロのハイジャックなんて、考えただけでも肌に粟がたつ。同時多発テロ事件があってからは、ますます飛行機を利用することに対して不安が。この映画の乗員乗客が味わった恐怖と苦痛、他人事ではないかも。
 いつ殺されるか分からない恐怖、トイレにも行かせてもらえない、水もない、空調がダメになって蒸し風呂状態etc.まさに生き地獄。しかも、飛行機は各国で拒絶されて、転々とするばかり。政府よ、早く何とかしてあげてよー!と、歯がゆくなりました。ほとんどの乗員乗客は、パニックのあまり醜態を見せる、ということがなくて立派だった。大人よりも冷静に我慢してる幼い子供たちが、けなげで可哀想だった。私だったら、ヒステリーか呆然自失状態かも。それにしても。拳銃や爆弾を機内に持ち込んでた犯人。今ではありえないですよねえ。
 
 犯人グループのリーダーのヤバ男ぶりが、話をエキサイティングにしています。まさに歩く時限爆弾状態。女子供にも容赦なく、ユダヤ人は処刑にしたる~!と目を血走らせたり。狂いっぷりがギラギラしてます。反面、ちょっと人がよいところもあったり。あのユダヤ女は殺たるー!と興奮状態になりつつ、君は偉大な男!寛大になったほうがいい!と機長におだてられたりなだめられたりすると、処刑はしないことにしたり。今日は乗員の誕生日なんだ、ケーキが欲しい!と機長にねだられると、差し入れさせることを承諾したり。もう終わりや!みんな一緒に死ぬでー!と、乗客にアルコールをぶっかけ、縛って爆弾をセットする発狂ぶりを見せた後、西ドイツ政府に騙されて要求がのまれたと信じ込み、やったー♪みんな良かったなあ、死なずにすんだでえ~♪と、笑顔で優しく乗客の縛めを解いてやったり。とんだ狂犬なんだけど、何だかすごく素直で憎めないんですよねえ。根は悪くない、いや、騙されやすいところとか、すごく純真な奴って感じ。宗教や政治思想の若い狂信者って、ピュアすぎるから暴走しちゃうんだろうなあ。
 機長が~乗員乗客のため、あんなに頑張ったのに。彼の冷静沈着さと勇敢さを尊敬。中東の国々の冷たさに憤り!複雑な政治的事情があるにせよ、罪もない一般人を見殺しだなんて!あれって、世界的な非難とか浴びなかったのかなあ。
 最終決戦地は、ソマリアのモガディッシュ(この映画のオリジナルタイトルにもなってます)。ここでようやく、ドイツの特殊部隊GSG-9が出動して事件を解決するのですが、もっと早く動いてほしかったなあ。テロの脅しにも、断固として屈しない西ドイツ政府でしたが。私たちの祖国にとっては、国民の命より国の威信のほうが大事なのでしょう、というスチュワーデスの台詞が痛烈でした。赤軍に屈してテロリストたちを国外へ逃がした日本政府との違いを考えさせられました。
 機長役は、きゃmy ドイツ愛人トーマス・クレッチマン
 
 トーマス、めっちゃカッチョよかったです♪クールだけど優しそうで。あんな機長に密室のコックピットで操縦されるスッチーになりたい~!パイロットの制服も、軍服と同じぐらい超似合ってて素敵!清爽で頼もしい感じ。キムタコとかだと、コスプレにしか見えないのにね。トーマスって、ドイツ人にしては小柄なほうだと思うけど、堂々と逞しいせいか大きく見えるんですよね。軍隊出身の機長が、ぷっつん中の犯人のリーダーに、屈辱の兵隊ごっこ!を強いられるシーン。トーマス機長の、悲しそうな我慢顔に萌え~母国語であるドイツ語を喋るトーマス、久々に見ることができました。でも台詞の大半は、犯人と中東各国との交渉で使う英語なんだけど
 
 副機長も頑張ってました。演じてたサイモン・バーホーベンも、なかなかの男前でした♪犯人グループのリーダーも、結構イケメンだった。犯人グループがおそろいで着てた、チェ・ゲバラの赤いTシャツが可愛かったです。それにしても、狂信者じゃないアラブ系の俳優は、ああいう役ばかりやらされて嫌だろうなあ。
   
 ガエル・ガルシア・ベルナルの新作“Gardel”に、トーマスの名前も!国際派同士の競演、楽しみですね~♪
 
 早く観たいトーマスの新作、ちょっと集めてみました♪(オフィシャルサイトをリンク、予告編でトーマスをチェキラー☆)
 “Die Grenze” ドイツのTV映画。カリスマ極右党党首役のトーマス、真っ白なスーツ姿がカッコよすぎ&怪しい!競演は「悪霊喰い」や「戦場のアリア」などのベンノ・フユルマン。ドイツ男前競演にもソソられます。
 “Separation City” ニュージーランド映画。複数のカップルのラブコメ?トーマスは浮気な夫役みたいです。子供と一緒のトーマスが可愛い!
 “The Young Victoria” イギリス映画。若き日のヴィクトリア女王を描いた時代劇。トーマスは女王の叔父にあたるベルギーの王さま役。
 “Der Seewolf” ドイツのTV映画。勇ましい海の男トーマスがカッチョいい!
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遣都☆出陣

2009-08-11 | 日本のドラマ(単発)
 ドキュメンタリードラマ「最後の赤紙配達人~悲劇の召集令状64年目の真実~」を観ました...
 戦時下の滋賀県大郷村。役場に勤める西邑仁平は兵事係に任命され、召集令状や戦死報告を村に配達することになるが...
 召集令状、いわゆる赤紙がいかにして作られ配られたが、ドラマとドキュメントで描かれていました。赤紙を配る側も受け取る側も、辛くて悲しいなあと暗澹となりました。兵隊にとられる若者も可哀相ですが、その家族、特に母親にとっては生木を裂かれるような痛みだったんだろうなあ。私だったら、頭が変になるでしょう。ダミアンが戦地に送られるなんて、考えただけでも戦慄。
 ところで私...初めて付き合った男が、実家に昭和天皇の写真を飾ってるようなバリバリの右翼だったんですよねえ。心も頭も真っ白だった私は、素直に深く感化されてしまって...いまだに彼からのマインドコントロールが解けてないのが怖い。そのせいか、戦死した若者のお墓の前で、お国のためによくやった!名誉の死!なんて言えないのと同時に、おまえは無駄死!犬死!なんてことも言いたくない...
 ドキュメンタリー部分は、胸に迫るリアルさと悲しさがあったけど、肝心のドラマの部分が、ちょっと弱かったような。すごくありきたりな、どっかで観たことあるよなユルい反戦ドラマだったのが残念。もっと徴収を徹底させろ!と命令する軍人に、仁平が反発してメンチ切るシーンは、何かウソくさいなあと思った。あの時代に、一般人が堂々と軍人に逆らえるはずがないと思うし。軍国主義にドップリ染められて、従順になるしかない仁平、のほうが戦争の怖さが伝わったのでは?
 仁平役の吉岡秀隆が、ちょっと...顔は、ドリカムの中村正人、ダチョウ倶楽部のリーダー似?優しいというより弱々しい声や雰囲気とかも、どことなくオカマっぽくて...♂の魅力が微塵もない、というのが苦手な理由かも。演技も???関西弁が何か変だったし。脇役の山本太郎のほうが、ルックスも演技もイケてました。
 息子たちを次々に兵隊にとられる家の末っ子役が、何と何と、林遣都!って、このドラマ、彼が出てると知ったから観たんだけど♪
 映画専門だと思ってたので、初めて見るTVドラマの中の遣都くんは、新鮮な感じでした。ケントくん、やっぱキレイな顔ですねえ。美少年だけど女っぽいところはなく、うじゃうじゃいるイケメンタレントや某事務所の連中とかと違って、安っぽさやチャラさや薄汚さがなく、清らかで凛としてるところが好き。ちょっと痩せすぎなのが気になるが。海軍に志願して兄ちゃんたちの仇とるんやー!と息巻くケントくんですが、そんなガリガリな体じゃ徴兵検査、確実に不合格だよ、と思った。でも、あの時代の少年が栄養満点っぽいのも変だし、ガリガリもあの役に合ってたのではないでしょうか。さすが滋賀県出身だけあって、関西弁も自然で可愛かったです。
 終戦の玉音放送のシーン。両親と聞いてるケントくんの姿を見て、ほっと安心!良かった!戦争に行かずにすんだのね!と。
 ラストに登場した、本物の西邑仁平さんに吃驚!ご健在だったとは!104歳!ボケてなくてちゃんとコミュニケーションできるのも驚嘆。うちの婆さまは、年下なのに恍惚の人だもんね。
 戦争の生き証人は、年々減り続けてるけど...戦争?何それ?な世界になることを、願わずにはいられません。
 
↑林遣都くん、10月スタートの「小公女セイラ」で、連ドラ初出演映画も、男娼役!に挑んだ吉田修一原作の「パレード」が来春公開。パレードは私も大好きな小説なので、ほんと楽しみです♪(ケントくん以外のキャストは、ちょっとビミョーだが...)
 
 
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米VS仏 巴里恋愛論争

2009-08-10 | フランス、ベルギー映画
 暑中お見舞い申し上げます♪皆様どのような盛夏をお過ごしでしょうか。
 芸能界、とんだ騒ぎになってますね。押尾学と酒井法子両容疑者、あんなパパとママだけは絶対イヤですよね。子供たちが可哀相。暑さで頭がヤられそうだけど、クスリで頭をヤられたりしてはいけません...
 大原麗子の孤独死も衝撃的でした。華やかで可愛い素敵な女優だったのに。大輪の花って、散る時は無残なんだなあ。ご冥福をお祈りします...
 
 お松の気分だけ世界旅行映画祭③
 次なるは、おフランスのパリ。カフェで日がな一日、ボーギャルソンが声をかけてくるのを待ちたいです♪
 ツアーガイドは、ソフト面もハード面も遺漏なく世話してくれそうなギャスパー・ウリエル
 
 「パリ、恋人たちの2日間」
 ジュリー・デルピーが主演と監督を兼ねたラブコメディ。
 フランス人のマリオンとアメリカ人のジャックは、ニューヨーク在住のカップル。二人はヴェニスへの旅行を終え、パリにあるマリオンの実家に寄る。フランス人との言葉や感性の違いに困惑するジャックの前に、マリオンの元カレが次々と現れ...
 いや~これ、評判通り面白かったです!笑えた!いちおうラブコメなんだろうけど、ハリウッド映画的な砂糖の効き過ぎたロマンチック&スウィート系ではなく、かなりシニカル&下ネタ系のユーモア(ウディ・アレン風味?)。カルチャー、恋愛、人生、セックス。フランス人とアメリカ人の噛み合わない融け合わない価値観が、愉快に描かれてます。
 それにしてもフランス人って。何かイヤな連中だよなあ。すごく意地悪で傲慢。アメリカ人をバカにしきってる、いや、アメリカ人だけでなくフランス人以外はみんな下等だと思い込んでるみたい。マリオンの両親(いい味だしてるんですが)とか、ジャックをバカ扱いしまくってて、笑える半面ムカつきました。怒らないジャック、ほんと偉いと思った。怒らないからバカにされるんだろうけど。フランス人たち、アメ公アメ公とアメリカ人をバカにしてるけど、頑張って英語で話しかけてくる姿などは、何となく媚びてるようにも見える。強いけど根はお人よしなジャイアンにへつらいながらも内心では軽蔑してるスネオ、みたいな感じ?フランス人、ズルい国民性なのかなとも。
 
 マリオンの恋愛観、あれってフランス女性では一般的なの?奔放というか、無神経というか。スゴいと感嘆するけど、私には無理だなあ。恥とか慎み、という日本人らしい感覚は大事にしたい...それと、フランス女ってホント議論好きですよねえ。上祐さんも真っ青な、アーイエバコーイウぶり。一緒にいて疲れそうだ。
 ジャックを見てて、アメリカ人ってアホだけど善良で健全なんだなあ、と好感を抱きました。アメリカ人ってイメージ的には、ノーテンキで細かいことに拘らない人種、だけど、実際はとても神経過敏で道徳的で真面目で優しい?フランス人は一見クールで繊細そうだけど、実はアメリカ人よりノーテンキで調子がよくて何事にも無頓着でスケベ、という実態が暴かれた内容も笑えました。
 皮肉たっぷりな台詞の数々が、とにかく笑えます。ちゃんと両親にパソコン操作の仕方を教えなさいよ!あんた教師でしょ!と文句を言うマリオンに、私が教えるのは痴呆老人じゃないのよ!と答える妹、とか。舗道に無断駐車してる車に傷をつけながら歩くマリオンのパパに驚いたジャックが、やめさせろ~!とマリオンに。パパ、やめなさいよ!やるなら夜にしなさい!なマリオン、とか傑作だったなあ。あと、マリオンとジャックが乗るタクシーの運ちゃんたちも、みんな珍妙です。特に、差別主義者の運ちゃんとマリオンの口論。ブラックな笑いが炸裂してます。
 
 ↑マリオンのママン(&パパも)、いい味だしてます。演じてるのは、実際にもジュリー・デルピーの両親だとか。デブにされてしまった猫も可愛い
 監督もこなしたジュリー・デルピー、知的で皮肉屋な才女なんですね。フランス人とアメリカ人の中間点、みたいなキャラをコミカルかつエキセントリックに演じてて、秀逸なコメディエンヌぶりでした。フランス語と英語を自由自在に操るところもカッコいい。メガネかけてるとアラレちゃんみたいだった。さすがにオバサンになったけど、今でも可愛い。フランス女優って年齢を重ねると、若さと美貌を超越した味わい深さを備えるので素敵。
 それにしてもデルPさん、母国であるフランスが嫌いなのでしょうか?この映画からは、フランスへの愛など微塵も感じられなかったもん。差別主義者でナチでファシストでクソバカ、それがフランス人よ!なんてマリオンの台詞が、デルPさんのフランス嫌いを象徴してたような。実際にも彼女、若くしてフランスを飛び出しアメリカへ移住した、超親米家なんですよね。
 ジャック役のアダム・ゴールドバーグ、濃い!けど、なかなか可愛いイケメン。ちょっとジェイク・ギレンホール似?
 ラスト近くに、ひょっこり登場するのが...きゃmy ドイツ愛人のダニエル・ブリュール

 僕は妖精だよ♪とジャックに名乗り、彼の手を握る謎の男の子。ナンパしてるゲイ?それとも危ない不思議くん?ちょこっとしか出ませんが、相変わらず犬みたいで可愛いダニブリュでした。
 パリの街並みを、観光気分味わい系にもオシャレ系にも撮ってないところにも、パリなんて花の都じゃないよ~という、ジュリー・デルピーの皮肉な本音が表れているようでした。
 
 デルPさん、再び監督&主演した時代劇ホラー「伯爵夫人」(今年のフランス映画祭で上映。正式に日本公開して!)でも、ダニブリュを起用。まさか彼、デルPさんのお手つき男子?!イヤー!!
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シネマみたいな恋がしたい

2009-08-06 | イタリア映画
 夏!お松の気分だけ世界旅行映画祭②
 二番目の旅先は、イタリアのトリノです。美味しいスパゲティと伊達男を食べるぞ~♪
 ツアーガイドは、イタリア映画界きっての美男子キム・ロッシ・スチュワート

「トリノ、24時からの恋人たち」
 イタリア・トリノにある映画博物館で夜警をしているマルティーノは、寡黙で夢想家な青年。彼が密かに想いを寄せていたハンバーガーショップの店員アマンダが店長とトラブルを起こし、博物館に逃げ込んでくる。アマンダの恋人で車泥棒のアンジェロも加わった奇妙な三角関係の行方は...
 ちょっと風変わりだけど、小粋で可愛い映画でした。キャラ設定とかナレーション多用とかが、ちょっとウォン・ガーワイ監督作品っぽいなと思った。ガーワイ監督映画みたいにムードや映像に凝るあまり、スタイリッシュ気取りすぎ!と鼻につかないのも良かったです。
 バスター・キートンの無声映画や、ゴダールやトリュフォーなどヌーベルバーグ映画へのオマージュ的なシーンで、登場人物の性格やラブストーリーを愉快に綴ってゆく手法も洒落てます。映画に造詣が深い方は、すごく楽しめる作品なのでは。私は勉強不足すぎ。キートン映画とゴダール映画は一本も観たことないし、トリュフォー映画も初期のものはほとんど未観
 真夜中の映画博物館は、まるで迷宮ワンダーランド。博物館のテラス?から一望できる、夜と早朝の街の趣深さも目を楽しませてくれます(高所恐怖症でなければ...)。マルティーノ、ただの夜警のくせに、自分の城みたいに博物館に住みついてるのが笑えた。勝手に快適に改造改築してるし?!許可なんかもらってないだろ~?!彼の孤独だけど自由な仕事ぶりが、何だか羨ましかったです。博物館をフル利用したマルティーノの、アマンダへのロマンチックな演出が素敵でした。
 主役3人のキャラも、なかなか珍妙かつ魅力的。
 
 ↑マルティーノアンジェロのタイマンシーン、何か微笑ましいです
 超寡黙でピュアな映画オタク、ちょっとヘタレでトボけてるマルティーノが、すごく可愛いです。動き方がヘンで笑える(キートン風なのかな?)。アマンダに会うため食べたくもないファーストフードを毎日買いに来たり、こっそり彼女を撮影してたり(昔の映画とドッキング編集した短編フィルムが、素人とは思えないほどの出来の良さ)軽くストーカーしてるマルティーノですが、ぜんぜんキモくないです。それにしても。マルティーノみたいなイケメンだから可愛い男♪で済むけど、あれがもしブサキモ男だったらドン引きものなんだろうな
 フランス映画のヒロインよろしく、どっちか無理して選ぶより二人とも愛せばいいじゃん、なアマンダ。前向きなのか身勝手なのか。いい男二人(変人と泥棒ですが)に愛されて、羨ましいシチュエーション!
 アンジェロもカッコカワイかったなあ。チンケな犯罪者、しかも女たらしだけど(彼とエッチしちゃうアマンダの親友も、いい味だしてました)、アマンダのことを心配してる姿とか優しくて可愛かった。恋敵であるマルティーノにさえもいい奴だったし。
 マルティーノ役のジョルジョ・パゾッティ、イタリア映画では久々に新発見のイケメン!♂っぽく素朴にして爬虫類っぽさとチャラさを抜いた水嶋ヒロ、みたいな顔?チラっとだけ脱ぐシーンあり。ヘタレ男にしては筋肉質すぎ。
 アマンダ役のフランチェスカ・イナウディは、サバサバ系モデル風美人で小気味良い。脱ぎっぷりも良い!
 アンジェロ役のファビオ・トロイアーノは、ワイルド+スウィートな魅力が。無精ヒゲ、ラフなジャケットや皮ジャン、オートバイといったチョイワルなアイテムが世界一似合うのって、やっぱイタリア男かもと思った。
 
 ↑ジョルジョ・パゾッティ(1973年生まれの現在36歳)は、北京の体育大学卒、香港のカンフー映画にも出たことがあるという異色の経歴の持ち主。オフィシャルサイトあり(こちら)カッコカワイイ彼をチェキラー☆
 
 
 
 
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ゴールデンボーイ80’s

2009-08-05 | 北米映画 80s~90s
 押尾学逮捕!酒井法子失踪!
 芸能界が激震中ですね。お塩、わりと好きだったので残念。ニュースを聞いた時は、まさか!といより、とうとう、な感想でしたが...30すぎて妻子もいるのに、ほんと愚かだなあ。矢田アキコはともかく、もろヤンキー感覚で名づけられた息子りあむちゃんが可哀相!
 のりぴー、大丈夫なのかなあ。でも...バックレたいのは理解できるけど、彼女も30すぎた大人の女なのに、人騒がせだなあ。子供が可哀相...
 夏の総選挙、薬物取締りに厳しい日本にしてくれる政党に、一票を投じたいです。

 夏!お松の気分だけ世界旅行映画祭①
 今年の夏は、どこにも行く予定がないので、観光気分を味わえそうな映画をピックアップ鑑賞♪
 最初の旅先は、メキシコのユカタン半島にあるコスメル島。脳内リゾラバと妄想アヴァンチュール♪
 ツアーガイドはもちろん、メキシコが誇るラテンの貴公子ガエル・ガルシア・ベルナル

 「カリブの熱い夜」
 テイラー・ハックフォード監督が、「愛と青春の旅立ち」の次に撮った作品。
 チームを解雇されたプロのアメフト選手テリーは、旧友のジェイクから人探しの仕事を頼まれる。金を盗んで逃走したジェイクの恋人ジェシーを見つけ出すため、テリーはメキシコのリゾート地、ユカタン半島へ飛ぶ。出会った瞬間、テリーとジェシーは恋に落ちてしまい...
 この映画は...子供の時にTVの日曜洋画劇場でやってたのを観て、強烈なインパクト、ていうか、それまで経験したことがなかった感情、そう、外人の男に恋をしてしまった、という忘れがたい作品なのです。久々に観直してみましたが、やっぱ超カッチョええわあ~わしの洋画初恋男ジェフ・ブリッジス!
 近作「アイアンマン」の悪い爺さんなジェフブリを観て、ちょっとショックだった私。爺にはなったけどカクシャクとしてて、まだまだ現役男って感じで素敵でしたが。今のジェフブリ爺と水鳥ヒロどっちか選べと言われたら、間髪いれず前者な私です。
 んで。男ざかり、最盛期である80年代のジェフブリは、まさにアメリカンセクシータフガイの見本!明るくて爽やかで健康的で精力フルスロットル、スポーツと喧嘩とセックスが強そうな、でもあまり物事を深く考えずアホみたいに単純で扱い易そうで優しい善人キャラ。俺を見て濡れろよ女ども!な肉体美。まさにアメリカ女性が理想とするゴールデンボーイって感じなのです。
 この映画も、とにかくジェフブリのそーいった魅力を余すことなく活かす!ことに全力をあげたって感じ。なので、彼のファンには満足満足、そうでない人にとっては何だかなあ、な作品かも。私も散々ジェフブリにジュンときた後、冷静になって考えてみたら...話もムードも、かなりB級な映画だと認めざるを得ません。が、ジェフブリが最高にカッチョEので、そんなことは大目に見てしまい、ひとつおまけ...ワタシ的には、いい男ナッシングな名作<<<<<いい男イケイケな駄作、なので♪
 B級なハードボイルド+ハーレクインだけど、アダルティなテイストは高く評価したい。今は洋画も邦画も、オコチャマ&スウィーツばかりが氾濫してるからねえ。大人恋愛の濃密さと熱さあふれる映画は、返って新鮮でもあります。

 ↑ハンモックで全裸でベッタリまったりしてるシーンで、ジェシーがテリーの話を聞きながら彼の乳首をずっと弄ってるのが、何かリアルでエロかったわ。ジェフブリの体が、これまた抱かれ心地良さそうなんだよ~
 会った瞬間に欲情の火花が散り、速攻でエッチするテリー&ジェシー。まどろっこしい駆け引きや躊躇など一切なし!まさに性獣アメリカンなノリですいつでもどこでもハアハアな二人は、観光地であるマヤ遺跡で青カンまでヤっちゃう!テリーの『汗をかこう』という誘い文句にシビレます♪暗がりの中で絡まり合う、汗だくの裸体がエロいです。そんなとこでヤるか~とは思うが。ラブシーン以外でも何度か見せるジェフブリの上半身裸、ほんとセクシイです。最近の軟弱で貧相な草食系男子が湿気た野菜だとすると、さしずめジェフブリは肉汁ジュージューな分厚いステーキ?
 ロスからカリブ海、マヤ遺跡、と観光地でのストーリー展開も、ちょっと取ってつけた感じがしないでもないけど。同じ海外ロケが売りな観光サスペンスものでも、中学生でも解かる&観てOKな織田ゆうぢと天海ゆうきの映画には、まったく食指が動きません。
 女に翻弄されるだけのアホ男、男を振り回すだけのバカ女。テリーもジェシーも見た目とセクシーさだけが魅力、みたいです。悪人だけどジェシーにベタ惚れ、なジェイクのほうがキャラ的には好感。
 ジェシー役のレイチェル・ウォード、エキゾチックな美人。ジェイク役のジェームズ・ウッズも、まだ若くて割と男前です。事件の黒幕役、故リチャード・ウィドマークが、ほんと水戸黄門の悪代官や悪奉行をやらせてもピッタリって感じでした。あと、ジェシーの飼い犬が可愛かった。
 フィル・コリンズが歌うエンディング曲は、当時大ヒットしたとか。

 
 
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豚鼻の小公女!

2009-08-04 | イギリス、アイルランド映画
 最近、美容院と整体に行くのが億劫、というか、怖い...
 担当の美容師さん&整体師さん、どっちも若い男性、しかも結構なイケメンさんなんだけど、彼らの話に話を合わせるのがしんどい...
 二人とも、愛想良く一生懸命に話しかけてくるんだけど、性格が冷血で歪んでる私は...すげー適当だな!そんなこと訊いてどうすんの?興味なんかねーくせに!なんて内心で鼻白みつつ、負けずに一生懸命かつ適当に答える。それって、すごく疲れる。後で必要もない自己嫌悪に陥るし...
 ああ~にこやかに黙って髪を切ってくれる美容師さん、体をほぐしてくれる整体師さん、おらんかのお~
 髪型と腰肩よりも、ココロの状態を何とかしたほうがいいのでは?と言われそうなsummer sigh...

 「ペネロピ」
 my 英国王子、マカぼんことジェームズ・マカヴォイ出演の、おとぎ話風味なラブコメディ。
 名門ウィルハーン家の令嬢ペネロピは、魔女の呪いによって生まれつき鼻がブタ。呪いが解ける方法は、同じ名門出身の者が心から彼女を愛することだけ。ペネロピの母は、必死になって娘と名門の子息をお見合いさせるが、醜いブタの鼻のせいでことごとく失敗。ペネロピの正体を暴きたい記者レモンは、名家の出だが没落してギャンブルに明け暮れている青年マックスに、お見合い相手を装ってペネロピに近づくよう指示。金に困っているマックスは、その企みに乗るが...
 いや~とっても愉快で可愛いコメディでした。乙女心も童心も喪失してる私は、ラブコメもファンタジーも苦手。なので、ちょっとどうかなあと観る前は心配だったのですが、杞憂に終わって安堵。おとぎ話なんだけど、CGガンガンなファンタジーシーンなどはほとんどない。男女のベタ甘なラブストーリーというよりも、障害を抱えながらも挫けず勇気をもって未来を切り開こうとする女の子の物語、みたいな内容だったのも好感。頑張れペネロピ!と応援してしまうこと請け合い。
 
 豚鼻のペネロピ...お見合い相手の子息たちはみんな、ギャー!豚人間だー!食い殺されるー!!と絶叫しながら逃げるのですが(窓が破られまくりで笑)、う~ん?そこまで化け物に見えないけどなあ。いや、むしろ可愛いほうだと思うよ。日本の女芸人より、いや、大して美人でもない女優より、豚鼻のペネロピのほうがイケてるような?
 ペネロピ役の元祖ゴスロリ娘クリスティーナ・リッチ、美人になりましたね。いい年してクニャクニャしたカワイコブリっ子な日本の女優と違って、クールで毅然とした演技も素敵だった。
 この映画を観たのは言うまでもなく、マカぼん目当てさ♪

 マックス役のマカぼん、うきゃ~か、可愛い~今まで観た作品中、いちばんキュートだったかも。すんごく優しそうで繊細そうで、でもオチャメで品があって。生活破綻者な役なんだけど、そんな胡散臭さや薄汚れ感はゼロ。だらしないはずの髪や服装さえ、オシャレに見える。ちょっと上目づかいなところや、ハニカミ顔やションボリ顔に、胸キュウウ~ンンちびっ娘のクリスティーナ・リッチと並んでも、そんなに身長差がないマカぼん、ほんと小柄なんですね。そこも愛しい。マカぼんも、いわゆる草食男子なんだろうけど。何の栄養もないそのへんの雑草食ってるせいで中身がない日本の芸能界のそれとは違い、マカぼんは良質で高価な薬草食ってる草食男子って感じです。

 「ウォンテッド」を観たmy motherが、主役の子ってスパイダーマンに似てる、と言ってたけど...断言します。似てねーよ!と。蜘蛛男は暗くてダサくて頭も育ちも悪そうだけど、マカぼんは明るくて小粋で頭も育ちも良さそうだもん。マカぼんと堺雅人が何かカブるのは私だけかしらん?
 脇役陣も、みんないい味だしてました。
 ペネロピのママ役は、「ホームアローン」シリーズでおなじみのキャサリン・オハラ。テンパリすぎなママを、ハイテンションに演じてます。レモン役のドワーフ俳優ピーター・ディンクレイジも好演。ペネロピ追跡を止めた彼が、何か切なかった。同じハンディキャップを背負う者同士、彼女と自分が重なったのかな。
 
 ペネロピのせいで妄想男のレッテルを貼られ、レモンと組んで仕返ししようとする名門バカ子息役、サイモン・ウッズが珍妙で笑えた。ほんと驚嘆するほどのアホっぷり。でも、いいとこの坊っちゃんって感じもよく出してた。結構イケメンだったし。
 中盤になって登場するのが、キューティブロンドことリース・ウィザースプーン。家出中のペネロピに親身になってくれる、義理と人情に厚い江戸っ子みたいなキャラで小気味良いです。彼女みたいな大物が何でこんな脇役?と思ったら、この映画のプロデューサーだったんですね。ラスト近く、ハロウィンのパーティでのミツバチハッチみたいな彼女の仮装がオチャッピーでした。
 
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Summer Bad Dream!トンバンシンギ

2009-08-03 | 東方神起、SHINee
 東方神起、解散!?
 スマップみたいに、ガセの解散説を定期的に流して話題づくり、ではなく、どうやらかなり深刻な状況みたい?さまざまな憶測が囁かれているようですが...どうやら、金銭的なトラブルが背後にあるみたいですね。
 ちょっと前までキャピキャピとTVに出まくってて、順風満帆そのものに見えたのに...そんなドロドロしたブラックな問題を抱えてたなんて、あの笑顔から微塵も感知できなかった。すごいぞトンバンシンギ!すごいけど、笑顔が怖く思えてきた...
 それにしても...あ~あ金がらみか~トンバンシンギも、やっぱ韓国の芸能人だったんだな~という残念な気持ちでいっぱいです。韓流スターって、事務所とモメることが多いですよねえ。日本のスターよりも、お金にシビアで貪欲なのかな?スターよりも、事務所側のほうがアコギな感じもするけど。自殺する芸能人も多いし、理不尽で非人道的な強制労働や搾取とか壮絶なんだろうなあ。日本以上にヤクザな世界っぽくて怖い。日本的な義理人情とか、韓国のヤクザ世界ではなさそうだし。それに韓国では、芸能人は社会的地位が低く卑賤な職業、という意識が根強いとも聞くし、ハリウッドや日本のスターが舐めないような辛酸も多いんだろうなあ。
 稼いだぶんはキッチリ貰いたい、もっと欲しい、よこせ、もっと美味しく稼ぎたい、というのは働く者としては当然の欲だとは思うけれども...ファンは美しい夢だけ買っていたいのです。醜い現実なんか見たくないのです。
 グループ全員ではなく、3人(ジェジュン、ユチョン、ジュンス)が訴訟騒ぎっていうのも、事の複雑さや胡乱さを臭わせているような...5人がケンカ別れ!のほうが、まだ温かい心で心配できる、というか。私だけかもしれませんが、人気スターのスキャンダルって恋愛系や薬物系よりも、金銭系のほうに強い拒否反応が起きちゃうんですよねえ。金!金!金!なんて、俗悪すぎてドン引き...
 エイベックスによると、日本での活動は今まで通りらしいけど...もしそれさえ今のトンちゃんたちにとって不本意で、それゆえにイヤイヤ日本で仕事なんかしようものなら、またアンチな人たちの反感や侮蔑を買いそうで心配...
 早く解決して、また5人で頑張って!と心から願いつつ...こーいう事態を目の当たりにしてしまうと、どんなキレイゴトを聞かされても、もう5人をキラキラした夢のアイドルとして見ることが難しくなってしまう...東方神起が、爽やかさと清潔感を失ってしまったようで、とても悲しいです。

 醜悪な大人の事情でアイドルが汚されたり潰されたりするのは、ほんと残念。でも...大人の事情、そう、トンちゃんたちが汚れなき子供、ではないということもファンにとっては辛い、突きつけられた現実...彼らは悪くない!可哀相!と盲目的なファンであり続けることは簡単だけど...私はトンちゃんたちが、この問題をウヤムヤにせず責任をもって乗り越え、喪失した爽やかさや清潔感に代わる魅力を備えた大人の男としてエンターテイナーとして、さらなる成長を遂げてくれると信じたいです。
 取り乱すあまり、支離滅裂な文章になってしまいましたが、正直な気持ちを吐露してみました。それにしても。日本中大騒ぎと思ってるのは、ほんとファンだけなんですねえ。私の周囲では、誰ひとり関心をもってる人がいない私が話をふっても、ふ~ん、とか、だから何?、とか、誰?とか
 
 俊秀『ギャラは2倍2倍♪』
 有天『あんまし欲かくとマズいよ...』
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