久々に庭いじりを楽しみました(^^♪
春の花はほとんど姿を消してしまい、ちょっと寂しくなっているマイリトルガーデンです。
シネラリア、また種まきに失敗して、たったこれだけしか咲きませんでした。でも大好きなので、懲りずにまた秋に蒔きます。
数年前の引っ越し祝いに老母が買ってくれた食虫植物も、枯れずに元気いっぱいです。
アーティチョークも元気いっぱい。今年も存在感抜群です。
このナスタチウム、花色が独特で好きなんです。
ブータンルリマツリが咲くと、近づく夏に揺れる想い~♬by ZARD
「湖の女たち」
琵琶湖の近くにある高齢者施設で、入居者の不審死事件が発生する。事件を捜査する刑事の圭介は、施設の介護職員である加代との歪んだ愛欲に溺れていくが…
吉田修一の小説って、たくさん映像化されてますが。残念ながら、特にすぐれた作品はないように思われます。「悪人」と「怒り」は悪くなかったけど、傑作とは言い難い。妻夫木聡が出てた、ブッキーがいっぱい脱いでた、ぐらいしか印象にない修一センセイおん自ら監督した短編「Water」がいちばんの秀作かも。この映画も、観に行く前に原作小説を読みました。正直あんまし面白くなかったけど、主人公の若い刑事役が福士蒼汰だったのでスルーできませんでした。福士くん、昔すごく好きだったんですよ。爽やかでカッコカワいかったわ~。でも、実力の伴わないゴリ押しが祟って映画もドラマも大コケ連発。同世代の若手俳優との競争は熾烈で、いつしか山崎賢人や菅田将暉、竹内涼真らの後塵に。そんな中、だらしない女性関係をスッパ抜かれたこともイタかった。私の中ではいつの間にか自然消滅してた福士くんが、脱カッコカワイイだけのイケメンを目論みアダルティな役に挑んだ!福士くんももう(まだ、とも言えるが)30歳。よい役者になれるかどうかの瀬戸際。本気モードの演技で魅せてくれるはず!そう信じて観に行きました。
どうだったかというと…ビツクリしました!予想通り過ぎて!期待はしつつも、どうせ大したことはしてないんだろうな、という予想通りでガッカリよ確かに人気があった頃の福士くんが好きだった人が見たら、あの福士くんが…と驚かされる役ではあったんです。性関係でも尋問でも女をサディスティックに扱う刑事の役…なんだけど、何だろう、ぜんぜん怖くなかったというか…どんなに凄んでも異様なことをしても、ヤバい人感が希薄、どころか、まったくないんですよ目つきと表情も、狂気的というより眠そうなだけ、みたいな。劇中、容疑者役の財前直見が、あんな若い刑事にスゴまれても全然怖くないと言ってましたが、ほんとその通りだと思ったし。もうイケメンとは言い難い顔になってる福士くんですが、でもやっぱ可愛いく見えることもあるので、それも敗因のひとつになってしまったようです。公開2日目、週末の夕方なのに、観客は私だけ!というガラガラっぷりにもビツクリでした。
加代との歪んだ性関係の描写も、ビツクリするほど大したことなし。『濡れてんのか』とか『性器を触れ』『ケツの穴もっと広げろや』などなど卑猥な台詞を口にしたり、車内で自慰行為をしたりする福士くんはかつてない彼でしたが、大胆な濡れ場などには挑戦してませんでした。セックスシーンなんて、一回もなかったし。原作ではあったはずだけど。全裸の濡れ場どころか、風呂上りシーンが唯一の脱ぎってバスタオルが落ちて一瞬ケツ見せ、というファンサービスはありましたが。若い頃に比べるとゴツくなってガッチリムッチリした、程よく脂ののった裸にはなかなか色気があったので、濡れ場で活かさないなんてもったいないなと思いました。
圭介と加代の関係が、そんなに異常に見えなかったのも致命的。あれぐらいの変態行為、許容範囲ですよ殴ったり蹴ったりするわけじゃないし、若いカップルのソフトなSMプレイみたいで、むしろ楽しそうだったような私も福士くんみたいなイケメン刑事になら、あれぐらいOKだわあれがもし千原ジュニアとか日村みたいな刑事だったら超怖いし、即訴えますが。観客に衝撃を与え動揺させるほど病的で破滅的な堕落の悦び、死と隣り合わせのような性愛の深淵をのぞいてみたかった、けど、まあ今の邦画でそれは期待しずぎというもの。
加代役の松本まりか、苦手かも…声がちょっと…全体的に軽いので、病的マゾの深刻さが感じられませんでした。あの役で脱いでなかったのもビツクリ。エマ・ストーンとかチョン・ドヨンみたいな大物女優でも、必要とあらばスパっと脱いでるのに。
高齢者施設の事件と戦時中の731部隊がつながるミステリー部分も、ちょっと強引だし浅い薄い。だいたい、あんな女子高生みたいな記者に、関係者があっさりと秘密を打ち明け情報を提供するなんて、ありえないでしょ。それはそうと原作ではあの記者、若い男だったはずだけど。パワハラ先輩刑事役の浅野忠信も、もっと陰湿で卑劣だったらよかったんだけど。ことあるごとに福士くんの頭をはたく浅野氏、何だかドツキ漫才のツッコミ役みたいで笑えたし。学生時代に何度も行った琵琶湖が懐かしかったです。
修一センセイ原作の最新映画「国宝」は、吉沢亮と横浜流星の美男競演。これは楽しみ。同性愛的な心理や関係性も、ちゃんと描いてほしいけど…
春の花はほとんど姿を消してしまい、ちょっと寂しくなっているマイリトルガーデンです。
シネラリア、また種まきに失敗して、たったこれだけしか咲きませんでした。でも大好きなので、懲りずにまた秋に蒔きます。
数年前の引っ越し祝いに老母が買ってくれた食虫植物も、枯れずに元気いっぱいです。
アーティチョークも元気いっぱい。今年も存在感抜群です。
このナスタチウム、花色が独特で好きなんです。
ブータンルリマツリが咲くと、近づく夏に揺れる想い~♬by ZARD
「湖の女たち」
琵琶湖の近くにある高齢者施設で、入居者の不審死事件が発生する。事件を捜査する刑事の圭介は、施設の介護職員である加代との歪んだ愛欲に溺れていくが…
吉田修一の小説って、たくさん映像化されてますが。残念ながら、特にすぐれた作品はないように思われます。「悪人」と「怒り」は悪くなかったけど、傑作とは言い難い。妻夫木聡が出てた、ブッキーがいっぱい脱いでた、ぐらいしか印象にない修一センセイおん自ら監督した短編「Water」がいちばんの秀作かも。この映画も、観に行く前に原作小説を読みました。正直あんまし面白くなかったけど、主人公の若い刑事役が福士蒼汰だったのでスルーできませんでした。福士くん、昔すごく好きだったんですよ。爽やかでカッコカワいかったわ~。でも、実力の伴わないゴリ押しが祟って映画もドラマも大コケ連発。同世代の若手俳優との競争は熾烈で、いつしか山崎賢人や菅田将暉、竹内涼真らの後塵に。そんな中、だらしない女性関係をスッパ抜かれたこともイタかった。私の中ではいつの間にか自然消滅してた福士くんが、脱カッコカワイイだけのイケメンを目論みアダルティな役に挑んだ!福士くんももう(まだ、とも言えるが)30歳。よい役者になれるかどうかの瀬戸際。本気モードの演技で魅せてくれるはず!そう信じて観に行きました。
どうだったかというと…ビツクリしました!予想通り過ぎて!期待はしつつも、どうせ大したことはしてないんだろうな、という予想通りでガッカリよ確かに人気があった頃の福士くんが好きだった人が見たら、あの福士くんが…と驚かされる役ではあったんです。性関係でも尋問でも女をサディスティックに扱う刑事の役…なんだけど、何だろう、ぜんぜん怖くなかったというか…どんなに凄んでも異様なことをしても、ヤバい人感が希薄、どころか、まったくないんですよ目つきと表情も、狂気的というより眠そうなだけ、みたいな。劇中、容疑者役の財前直見が、あんな若い刑事にスゴまれても全然怖くないと言ってましたが、ほんとその通りだと思ったし。もうイケメンとは言い難い顔になってる福士くんですが、でもやっぱ可愛いく見えることもあるので、それも敗因のひとつになってしまったようです。公開2日目、週末の夕方なのに、観客は私だけ!というガラガラっぷりにもビツクリでした。
加代との歪んだ性関係の描写も、ビツクリするほど大したことなし。『濡れてんのか』とか『性器を触れ』『ケツの穴もっと広げろや』などなど卑猥な台詞を口にしたり、車内で自慰行為をしたりする福士くんはかつてない彼でしたが、大胆な濡れ場などには挑戦してませんでした。セックスシーンなんて、一回もなかったし。原作ではあったはずだけど。全裸の濡れ場どころか、風呂上りシーンが唯一の脱ぎってバスタオルが落ちて一瞬ケツ見せ、というファンサービスはありましたが。若い頃に比べるとゴツくなってガッチリムッチリした、程よく脂ののった裸にはなかなか色気があったので、濡れ場で活かさないなんてもったいないなと思いました。
圭介と加代の関係が、そんなに異常に見えなかったのも致命的。あれぐらいの変態行為、許容範囲ですよ殴ったり蹴ったりするわけじゃないし、若いカップルのソフトなSMプレイみたいで、むしろ楽しそうだったような私も福士くんみたいなイケメン刑事になら、あれぐらいOKだわあれがもし千原ジュニアとか日村みたいな刑事だったら超怖いし、即訴えますが。観客に衝撃を与え動揺させるほど病的で破滅的な堕落の悦び、死と隣り合わせのような性愛の深淵をのぞいてみたかった、けど、まあ今の邦画でそれは期待しずぎというもの。
加代役の松本まりか、苦手かも…声がちょっと…全体的に軽いので、病的マゾの深刻さが感じられませんでした。あの役で脱いでなかったのもビツクリ。エマ・ストーンとかチョン・ドヨンみたいな大物女優でも、必要とあらばスパっと脱いでるのに。
高齢者施設の事件と戦時中の731部隊がつながるミステリー部分も、ちょっと強引だし浅い薄い。だいたい、あんな女子高生みたいな記者に、関係者があっさりと秘密を打ち明け情報を提供するなんて、ありえないでしょ。それはそうと原作ではあの記者、若い男だったはずだけど。パワハラ先輩刑事役の浅野忠信も、もっと陰湿で卑劣だったらよかったんだけど。ことあるごとに福士くんの頭をはたく浅野氏、何だかドツキ漫才のツッコミ役みたいで笑えたし。学生時代に何度も行った琵琶湖が懐かしかったです。
修一センセイ原作の最新映画「国宝」は、吉沢亮と横浜流星の美男競演。これは楽しみ。同性愛的な心理や関係性も、ちゃんと描いてほしいけど…