お松の独りコリン・ファレル映画祭②
「ニューヨーク冬物語」
20世紀初頭のニューヨーク。孤児のピーターは、育ての親であるマフィアの首領パーリーに背き、追われる身となっていた。逃走資金を稼ぐため盗みに入った屋敷で、彼はベバリーという余命いくばくもない令嬢と出会い、恋に落ちる。やがてベバリーは死に、パーリーに追いつめられ川に転落したピーターは、記憶を失い現代のニューヨークで目覚めるが…
昔なつかしの田村正和主演のドラマ「ニューヨーク恋物語」みたいな恋愛映画なのかな?と思いきや。大空を翔る翼のある馬とか、魔王さんや悪魔さんや天使さんとかが出てくるファンタジー映画で、目がテンになってしまいました~。私、ファンタジー映画が苦手なので、かなり面くらってしまいました。ファンタジーだけでなく、不治の病なヒロインとか、記憶喪失とか、タイムスリップとか、何だか韓流ドラマみたいだった。みんな大真面目なんだけどツッコミどころが満載で、苦笑いなしでは観られない作品でした。まあ、ファンタジーにツッこんでも意味ないですよね。ありえないからこそファンタジーなんだし…
時空を超えたファンタジーにしては、何かスケールが小さいというか…マフィアの首領パーリーの正体は悪魔なのですが、ニューヨークの一部を仕切ってるだけなんですよ。セコい!ピーターも、何か神さまの壮大な意図があって現代に甦ったのか思ったら、女の子ひとりを助けるだけ。あの女の子が後に世界の救世主にでもなるって設定だったのかしらん?何であのベッドに寝かせたら生き返ったの?何であの女の子だけ助かるの?ベバリーの妹と現代で再会するピーターですが、妹さんいったい何歳?!100歳超えてるはずなんだけど、そこまで老婆に見えなかった。駅の屋根部屋?の私物が、100年後にもちゃんとあったり。100年間誰もあそこを点検してなかったってこと?テロがあったりしたし、ニューヨークでそれはありえないと思うけど…ピーターとパーリーとの最終決戦が、ヤンキー漫画みたいにサシでのタイマン勝負でトホホ。あと、ラスト。馬に乗ったピーター、いったいどこへ飛んでいったのかしらん…
とまあ、細かいことを気にしたらきりがないので、やめときます。ファンタジー好き、韓流ドラマファンなら、かなり楽しめる映画なのではないでしょうか。コリン・ファレルのファンも、もちろん必見です。
エテ公系男子萌えな私にとっては、まさにドストライクなコリン。ガッチリムチムチした感じがいいですね~。モサっとした田舎者っぽさも素敵。髪形が変で笑えます。何あれ?当時のニューヨークではよくあった髪形なの?髪が気になって仕方なかったです。珍しくベッドシーンなんかやってましたが、大したことないです。エッチの直後コトきれたベバリー、まるで逆復上死みたいだった。川にドボンして、気が付くと100年後のニューヨークにタイムスリップ?してるピーターですが、まるで懐かしの漫画「王家の紋章」のキャロル(古っ年齢がバレる)みたいで笑えた。
カラダつきもいいけど、コリンの瞳も私は好きなんです。きれいですよね~。特に涙でウルウルしてる時は、まるで黒曜石みたいで美しい。いつも悲しそうな不幸そうな表情も、見ていて愛しさを覚えます。馬を乗りこなすコリンは、颯爽としててカッコよかったです。ああ~コリンと馬に二人乗りしたいな~。うしろからギュっとコリンにしがみついてみたい!馬がダメなら自転車でもいい!
マフィアの首領、悪魔のパーリー役は、ラッセル・クロウ。
かつてはハリウッドを席巻したオーストラリアの野獣ラッシーも最近は、すっかりイロモノ的な脇役専門になってますね。女優ほどではないけど、男優だって加齢の現実は厳しい。食っていくためには、役の選り好みなんかできないというのがラッシーの現状なのでしょうか。よくこんな役を引き受けたな~と嘆息しましたが…ラッシー、確かに年はとったけど、老い枯れてはないし、まだまだイケてますよ。上半身裸になるシーンがあるのですが、すごいマッチョなのは不変。10年前だったら、ラッシーとコリンの野獣競演ってスゴいことだったはず。熊みたいなラッシーと猿なコリ吉のアニマルバトルが、何だか切なかったです。
パーリーのご主人様である魔王役で、超大物スターがクレジットなしのカメオ出演してます。彼も何でこんな役を?魔王というより、音楽プロデューサー?業界人?って感じでした。彼とラッシーが一緒のシーンも、これがやっぱ10年前だったら豪華共演だったんだろうけど、そんな特別感ゼロだったのがスターの悲しい栄枯盛衰、業者必衰…ピーターが現代で出会う女性役のジェニファー・コネリーは、オスカー受賞作「ビューティフル・マインド」でもラッシーと共演してましたね。この映画の監督は、「ビューティフル・マインド」の脚本家なんだとか。その縁で二人は出演したのかな?
ピーターの父親役で、TVドラマ「ホワイトカラー」で人気のマット・ボマーも出演してます。ピーターの両親、息子だけでもアメリカに入国させたいからって、模型の船に赤ちゃんを乗せて海に流すって非道い!マットはイケメン!でもチョイ役「マジック・マイク」など、最近チョコチョコ映画にも出てますが、まだ端役ばかり。早く主演作が観たい!
↑カッコいいですね~野郎っぽさがたまりません♪
↑新作のひとつ、ストリンドベリ原作の“Miss Julie”では、ヒロインのジェシカ・チャステインの相手役を演じてるコリンです。
「ニューヨーク冬物語」
20世紀初頭のニューヨーク。孤児のピーターは、育ての親であるマフィアの首領パーリーに背き、追われる身となっていた。逃走資金を稼ぐため盗みに入った屋敷で、彼はベバリーという余命いくばくもない令嬢と出会い、恋に落ちる。やがてベバリーは死に、パーリーに追いつめられ川に転落したピーターは、記憶を失い現代のニューヨークで目覚めるが…
昔なつかしの田村正和主演のドラマ「ニューヨーク恋物語」みたいな恋愛映画なのかな?と思いきや。大空を翔る翼のある馬とか、魔王さんや悪魔さんや天使さんとかが出てくるファンタジー映画で、目がテンになってしまいました~。私、ファンタジー映画が苦手なので、かなり面くらってしまいました。ファンタジーだけでなく、不治の病なヒロインとか、記憶喪失とか、タイムスリップとか、何だか韓流ドラマみたいだった。みんな大真面目なんだけどツッコミどころが満載で、苦笑いなしでは観られない作品でした。まあ、ファンタジーにツッこんでも意味ないですよね。ありえないからこそファンタジーなんだし…
時空を超えたファンタジーにしては、何かスケールが小さいというか…マフィアの首領パーリーの正体は悪魔なのですが、ニューヨークの一部を仕切ってるだけなんですよ。セコい!ピーターも、何か神さまの壮大な意図があって現代に甦ったのか思ったら、女の子ひとりを助けるだけ。あの女の子が後に世界の救世主にでもなるって設定だったのかしらん?何であのベッドに寝かせたら生き返ったの?何であの女の子だけ助かるの?ベバリーの妹と現代で再会するピーターですが、妹さんいったい何歳?!100歳超えてるはずなんだけど、そこまで老婆に見えなかった。駅の屋根部屋?の私物が、100年後にもちゃんとあったり。100年間誰もあそこを点検してなかったってこと?テロがあったりしたし、ニューヨークでそれはありえないと思うけど…ピーターとパーリーとの最終決戦が、ヤンキー漫画みたいにサシでのタイマン勝負でトホホ。あと、ラスト。馬に乗ったピーター、いったいどこへ飛んでいったのかしらん…
とまあ、細かいことを気にしたらきりがないので、やめときます。ファンタジー好き、韓流ドラマファンなら、かなり楽しめる映画なのではないでしょうか。コリン・ファレルのファンも、もちろん必見です。
エテ公系男子萌えな私にとっては、まさにドストライクなコリン。ガッチリムチムチした感じがいいですね~。モサっとした田舎者っぽさも素敵。髪形が変で笑えます。何あれ?当時のニューヨークではよくあった髪形なの?髪が気になって仕方なかったです。珍しくベッドシーンなんかやってましたが、大したことないです。エッチの直後コトきれたベバリー、まるで逆復上死みたいだった。川にドボンして、気が付くと100年後のニューヨークにタイムスリップ?してるピーターですが、まるで懐かしの漫画「王家の紋章」のキャロル(古っ年齢がバレる)みたいで笑えた。
カラダつきもいいけど、コリンの瞳も私は好きなんです。きれいですよね~。特に涙でウルウルしてる時は、まるで黒曜石みたいで美しい。いつも悲しそうな不幸そうな表情も、見ていて愛しさを覚えます。馬を乗りこなすコリンは、颯爽としててカッコよかったです。ああ~コリンと馬に二人乗りしたいな~。うしろからギュっとコリンにしがみついてみたい!馬がダメなら自転車でもいい!
マフィアの首領、悪魔のパーリー役は、ラッセル・クロウ。
かつてはハリウッドを席巻したオーストラリアの野獣ラッシーも最近は、すっかりイロモノ的な脇役専門になってますね。女優ほどではないけど、男優だって加齢の現実は厳しい。食っていくためには、役の選り好みなんかできないというのがラッシーの現状なのでしょうか。よくこんな役を引き受けたな~と嘆息しましたが…ラッシー、確かに年はとったけど、老い枯れてはないし、まだまだイケてますよ。上半身裸になるシーンがあるのですが、すごいマッチョなのは不変。10年前だったら、ラッシーとコリンの野獣競演ってスゴいことだったはず。熊みたいなラッシーと猿なコリ吉のアニマルバトルが、何だか切なかったです。
パーリーのご主人様である魔王役で、超大物スターがクレジットなしのカメオ出演してます。彼も何でこんな役を?魔王というより、音楽プロデューサー?業界人?って感じでした。彼とラッシーが一緒のシーンも、これがやっぱ10年前だったら豪華共演だったんだろうけど、そんな特別感ゼロだったのがスターの悲しい栄枯盛衰、業者必衰…ピーターが現代で出会う女性役のジェニファー・コネリーは、オスカー受賞作「ビューティフル・マインド」でもラッシーと共演してましたね。この映画の監督は、「ビューティフル・マインド」の脚本家なんだとか。その縁で二人は出演したのかな?
ピーターの父親役で、TVドラマ「ホワイトカラー」で人気のマット・ボマーも出演してます。ピーターの両親、息子だけでもアメリカに入国させたいからって、模型の船に赤ちゃんを乗せて海に流すって非道い!マットはイケメン!でもチョイ役「マジック・マイク」など、最近チョコチョコ映画にも出てますが、まだ端役ばかり。早く主演作が観たい!
↑カッコいいですね~野郎っぽさがたまりません♪
↑新作のひとつ、ストリンドベリ原作の“Miss Julie”では、ヒロインのジェシカ・チャステインの相手役を演じてるコリンです。