お松の第6回独り韓国映画祭③
「背徳の王宮」
狂気の暴君、燕山君が支配する朝鮮王朝。野望に燃える廷臣イム・スンジェは、王に取り入るため1万人の美女を王宮に強制的連行し、王の色欲を満足させるための性の秘技を習得させようとするが…
「霜花店」や「後宮の秘密」など、韓国で定期的?に製作されるエログロ時代劇、私けっこう好きなんですよね~韓流のエログロって、ほんとハンパないですからね~。おこちゃまスウィーツ向け、ジジババ向けな毒にも薬にもならん映画ばかりの今の邦画では、絶対にありえないトンデモシーンのてんこ盛り。頻繁には無理だけど、たまに食べると美味しいゲテモノ料理みたいです。
この映画も、史実に基づいてるらしいけど、99.9%は創作でしょう。とにかくあんな王さま、あんな宮廷、いや、あんな国イヤすぎます。王さまも貴族も誰ひとり、国を良くしたいとか国民の暮らしのことなど一顧だにせず、ただもう権力と色欲を求めて酒池肉林と殺戮。ほんと、国民はいい迷惑!最高の名器とヤりたい!という王さまの思し召しをかなえるため、国中の見目麗しい女を集めて大々的に性戯レッスン&トレーニング。その華やかに卑猥な内容が笑えます。く、くっだらねー!しょーもなさずぎる!なことを、大真面目に命がけでやってる女たちが、悲壮かつ滑稽。特に笑えたのは、股ぐらにスイカやカボチャを挟んで割る特訓。あんなんやったら、ほんとに締まりが良くなるのかな若いギャルたちがおっぱいもお尻も丸だしで、ハレンチに目指せ名器。先にイかされたほうが負け!なレズプレイ対決とか、そーいうのが好きな人にはたまんないかもしれませんが、苦手な人にはグロテスクなだけかも。
エロに関してはおバカコメディのノリですが、ヴァイオレンスはホラー。目を覆いたくなるほど残虐でエグいです。処刑や拷問シーンは、ほんと容赦なしの残忍さ、激しさと汚さ。心臓の弱い人は絶対に観ないで!韓国って、ほんと野蛮だよな~。とにかく、このエログロは今や韓流でしか味わえません。
好色な王の慰め者になる女たち。生娘だけでなく、人妻まで。無残に拉致されたり夫と引き離されたりする女がいる反面、自ら志願する女もいる。ちょっと従軍慰安婦問題について考えさせられました。
主演は、日本でもTVドラマ「宮」や「魔王」などで人気のチュ・ジフンと、「台風太陽」や「蜜の味」などでの好演も忘れがたいキム・ガンウ。
イム・スンジェ役のチュ・ジフン。野村萬斎+長谷川博己、みたいな爬虫類系顔の彼、正直ちょっと苦手な俳優なのですが、この映画の彼は今まで観た出演作の中では一番いい男に見えた。冷たいお公家顔が、時代劇に合いますね。貴族の衣装が似合うスラっとした長身、美声もカッコよかった。冷酷で狡猾な役もハマってましたが、だんだんいい人になっていって、せっかくの悪の魅力が!と惜しかった。徹底的に悪い役のほうが良かったのに。韓流男優には通過点?である、すっぽんぽん濡れ場もあり。頑張って脱いで激しく濡れてましたが、ひょっとしたらジフン本人じゃなくて替え玉?と疑ってしまう撮り方だった。あっという間に終わるし、ジフンのファンにはちょっと物足りないかもしれません。
燕山君役のキム・ガンウ、よくこんな役を引き受けたな~。制作者側に、何か弱みでも握られてたのかしらん。人気俳優にとっては、かなりリスキーな汚れ役です。もうずっとイカレポンチで、ズコバコか人殺ししかしてません。でも、突き抜けたき○がい演技は、何だか楽しそうでもあって、ゲロゲロな鬼畜なのに可愛く見えたり。ヴァラエティに富んだ変態ご乱行シーンが笑えます。特に、女たちといろんな体位を試す閨房シーンが傑作。ありえねー!な体位にも挑戦してますまぐわい中の顔芸も強烈!ラストに受けるお仕置き、豚の刑がトンデモすぎる!おいっハングマン(懐かし!)かよ!完全にお笑いに走ってました。
あられもない姿になって、アンなことコンなこと。ヒロインから端役に至るまで、女優たちが何か可哀そうだった。女優魂を燃やすような内容じゃないもん。AVもどきな猥褻で変態的なことをやらされて、演技とはいえ辛かっただろうな~。親が見たら泣くよ。あと、ナレーションが北朝鮮の女性アナウンサー調で怖笑!
「背徳の王宮」
狂気の暴君、燕山君が支配する朝鮮王朝。野望に燃える廷臣イム・スンジェは、王に取り入るため1万人の美女を王宮に強制的連行し、王の色欲を満足させるための性の秘技を習得させようとするが…
「霜花店」や「後宮の秘密」など、韓国で定期的?に製作されるエログロ時代劇、私けっこう好きなんですよね~韓流のエログロって、ほんとハンパないですからね~。おこちゃまスウィーツ向け、ジジババ向けな毒にも薬にもならん映画ばかりの今の邦画では、絶対にありえないトンデモシーンのてんこ盛り。頻繁には無理だけど、たまに食べると美味しいゲテモノ料理みたいです。
この映画も、史実に基づいてるらしいけど、99.9%は創作でしょう。とにかくあんな王さま、あんな宮廷、いや、あんな国イヤすぎます。王さまも貴族も誰ひとり、国を良くしたいとか国民の暮らしのことなど一顧だにせず、ただもう権力と色欲を求めて酒池肉林と殺戮。ほんと、国民はいい迷惑!最高の名器とヤりたい!という王さまの思し召しをかなえるため、国中の見目麗しい女を集めて大々的に性戯レッスン&トレーニング。その華やかに卑猥な内容が笑えます。く、くっだらねー!しょーもなさずぎる!なことを、大真面目に命がけでやってる女たちが、悲壮かつ滑稽。特に笑えたのは、股ぐらにスイカやカボチャを挟んで割る特訓。あんなんやったら、ほんとに締まりが良くなるのかな若いギャルたちがおっぱいもお尻も丸だしで、ハレンチに目指せ名器。先にイかされたほうが負け!なレズプレイ対決とか、そーいうのが好きな人にはたまんないかもしれませんが、苦手な人にはグロテスクなだけかも。
エロに関してはおバカコメディのノリですが、ヴァイオレンスはホラー。目を覆いたくなるほど残虐でエグいです。処刑や拷問シーンは、ほんと容赦なしの残忍さ、激しさと汚さ。心臓の弱い人は絶対に観ないで!韓国って、ほんと野蛮だよな~。とにかく、このエログロは今や韓流でしか味わえません。
好色な王の慰め者になる女たち。生娘だけでなく、人妻まで。無残に拉致されたり夫と引き離されたりする女がいる反面、自ら志願する女もいる。ちょっと従軍慰安婦問題について考えさせられました。
主演は、日本でもTVドラマ「宮」や「魔王」などで人気のチュ・ジフンと、「台風太陽」や「蜜の味」などでの好演も忘れがたいキム・ガンウ。
イム・スンジェ役のチュ・ジフン。野村萬斎+長谷川博己、みたいな爬虫類系顔の彼、正直ちょっと苦手な俳優なのですが、この映画の彼は今まで観た出演作の中では一番いい男に見えた。冷たいお公家顔が、時代劇に合いますね。貴族の衣装が似合うスラっとした長身、美声もカッコよかった。冷酷で狡猾な役もハマってましたが、だんだんいい人になっていって、せっかくの悪の魅力が!と惜しかった。徹底的に悪い役のほうが良かったのに。韓流男優には通過点?である、すっぽんぽん濡れ場もあり。頑張って脱いで激しく濡れてましたが、ひょっとしたらジフン本人じゃなくて替え玉?と疑ってしまう撮り方だった。あっという間に終わるし、ジフンのファンにはちょっと物足りないかもしれません。
燕山君役のキム・ガンウ、よくこんな役を引き受けたな~。制作者側に、何か弱みでも握られてたのかしらん。人気俳優にとっては、かなりリスキーな汚れ役です。もうずっとイカレポンチで、ズコバコか人殺ししかしてません。でも、突き抜けたき○がい演技は、何だか楽しそうでもあって、ゲロゲロな鬼畜なのに可愛く見えたり。ヴァラエティに富んだ変態ご乱行シーンが笑えます。特に、女たちといろんな体位を試す閨房シーンが傑作。ありえねー!な体位にも挑戦してますまぐわい中の顔芸も強烈!ラストに受けるお仕置き、豚の刑がトンデモすぎる!おいっハングマン(懐かし!)かよ!完全にお笑いに走ってました。
あられもない姿になって、アンなことコンなこと。ヒロインから端役に至るまで、女優たちが何か可哀そうだった。女優魂を燃やすような内容じゃないもん。AVもどきな猥褻で変態的なことをやらされて、演技とはいえ辛かっただろうな~。親が見たら泣くよ。あと、ナレーションが北朝鮮の女性アナウンサー調で怖笑!