まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

流れ星①~⑧ He's my shooting star!

2023-05-28 | 韓国のドラマ
 期待の若手イケメン韓流俳優、キム・ヨンデ主演の「流れ星」、第1話から8話まで観たニダ!
 
☆新星
 人気絶頂のイケメン俳優テソンは、芸能活動を休止してアフリカでボランティア中。テソン役のキム・ヨンデくんが、か、カッコカワイい!美男子だけど愛嬌もあって、顔が日本人っぽいところも好き。吉沢亮とカン・ドンウォンを足して二で割った感じ?長身でスタイルも抜群!久々にビビビとmyイケメンレーダーが反応!

☆芸能界
 芸能プロダクションが舞台。エージェントと所属俳優とのやりとりとか、ドラマやCMの製作現場とかの描写も興味深いです。みんな大変そうですが、芸能界といえばの闇や薄汚さは全然なくて、健全な環境なのは一般人から見てもウソ臭いです。韓国の芸能界なんて、想像を絶する地獄でしょ。自殺者、怪死者が多いのがその証拠。日本だって今、某事務所の性加害問題がおぞましすぎ。魑魅魍魎、百鬼夜行、それが芸能界の真実!

☆テソンって何歳なの?
 ヒロイン、ハンビョルはテソンの大学時代の同級生?で、事務所の広報部チーフ。演じるイ・ハンギョンは初めて見たけど、みんな同じ顔に見える人気韓流女優と違い、キレイカワイイ系じゃない個性派系なので好きかも。でもテソンと同い年?設定には無理があるぞ。どう見てもヨンデくんのほうが年下で、弟にしか見えない。年上女優+年下男優の役と合わない、年齢が不自然な強引キャスティング、これもまた韓流ドラマのお約束。ハンビョルの同僚ユソンは、「リターン」で凶悪御曹司グループの一人を演じてた人ですね。

☆全裸写真集を!
 グラビア撮影中のテソン。乳首チラ見せセクシーショットが眼福。着替えシーンでちょっとだけ脱いだヨンデくん、ほっそりしてるけどヒョロヒョロではなく、筋肉質な肉体美!細くても胸とか腕に厚みがあって骨太な感じがするところが、日本の俳優との違いですね。ヨンデくん、仕事中のバッチリメイク顔や衣装の時よりも、オフのシーンのほうが自然で可愛いです。
☆韓国人の労働意識
 仕事よりもおしゃべりや休憩が多い広報部の女性社員たち。働けよ!でもこれも韓流ドラマではお約束ですよね。
☆バッキバキやね!
 ジムで筋トレに励むテソン。おおっヨンデくん、すごいカラダじゃん!美しい肉体の維持って大変そう!
☆冬ソナからもう何年?
 引退した伝説の女優ウン・シウ役で、チェ・ジウが登場。テソンとは何か因縁がありそう。チェ・ジウも老けたな~。でもまだきれいだし、さすがに一世を風靡しただけあって華と風格があります。

☆韓流版ガーシー
 ネット動画でスターのスキャンダルが暴露されるのは、日本も韓国も同じ。そのたびにハンビョルたちはドタバタ騒ぐのですが、醜聞の内容がいつも大したことないので失笑。
☆わしはアテニア使ってます
 頭皮が臭いとのネットでの中傷を気にして、シャワールームで鬼のように頭を洗うテソン。ヨンデくん、ちょっとだけまた脱いでくれました♡太くて堅そうな腕がセクシー♡ 

☆韓国の金持ちって
 高級宝石店で買い物中のウン・シウの目の前で、金持ちのおばさんが店員に暴言だけでなく蹴りを!こんな人、ほんとにいるんですよね韓国って。懐かしのナッツ姫とか、逮捕された女大統領を操ってたおばさんとその娘とか。ドラマにこんな人が当たり前のように出てくる韓国、その民度の低さに戦慄。

☆しんごー!!
 事務所の期待の新人シドクが、酔っぱらって深夜の公園でパンイチに!彼もまたすごい肉体美。このシーンを見て、草〇ぎ事件を思い出さない人はいないはず。同じようなやらかしでも、シドクは微笑ましいけど草〇ぎは気持ち悪くて怖かった。すっかりなかったことにされてるけど、草な〇のどんな仕事よりもあの公園事件のほうが記憶に残る強烈さです。
☆怪しい家政婦
 テソンの家政婦さん、何と!宝石店での横暴な金持ちおばさんだった!それに気づいて、待ちなババア!と髪の毛を掴むウン・シウ。韓国女性って、すぐに女同士で髪の掴み合いしますよね。怖い。

★総括
 キム・ヨンデくんがカッコいい~♡かわいい~♡それだけ!なドラマですBTS系韓流男子主演だったら、1話でリタイアですよ。ヨンデくん目当て、愛でることだけで最終回まで観られます!
 韓国の芸能人、人気スターって社会的にはそんなに地位が高くないのかなと、このドラマを見ていても思ってしまいました。威張り腐ってる金持ち成金と違って、テソンも俳優たちも全然タカビーでもなく勘違いもしてなくて、すごい腰が低い、礼儀正しい、ちょっと卑屈な感じさえするのが気になります。韓国ではやはり、芸能は奴隷労働?

 ↑ ヨンデくんって、むかし大好きだった柏原崇も思い出させるんですよね~。わしだけ?
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美・サイレント

2023-05-25 | 北米映画 80s~90s
 「愛は静けさの中に」
 小さな港町にあるろう学校に赴任したジェームズは、若く美しいろう者の掃除婦サラに興味を抱く。サラの閉ざされた心を開こうとするうちに、ジェームズは彼女と恋に落ちるが…
 最近また手話講座に通い始めたので(意識高めな目標があるわけではなく、認知症防止のため)ろう者、手話といえば真っ先に思い浮かぶこの作品を久々に観ました。懐かしい!この映画を初めて観たのは、ちょうど私が映画を好きになり始めた頃。それまで聾啞や手話についてほとんど無知だったので、ちょっとカルチャーショックを受けたのをよく覚えてます。ヒロインを演じたマーリー・マトリンが実際にもろう者で、映画初出演でいきなりアカデミー賞の主演女優賞受賞というドラマティックさが、映画以上にインパクト大で感動的でした。マーリーはろう者初、さらに史上最年少での主演女優賞受賞という快挙。共演者のウィリアム・ハートとは実生活でも恋人となり、授賞式では前年に「蜘蛛女のキス」で主演男優賞を獲得した彼が、ステージでマーリーの名前を発表するという、これまた出来すぎな展開とシーンも話題になりました。その時は幸せそうに見えた二人ですが、後年マーリーが告白した衝撃的で悲惨な関係には戦慄。

 とにかく当時20歳そこそこだったマーリーの、若さと美しさが鮮烈。情熱的な演技も圧倒的かつ瑞々しい。すごい勝ち気で激情的、かつ屈折してるサラのキャラも強烈です。障害があるけどけなげに生きてる娘、なんて生易しいヒロインじゃないんです。チェッカーズも真っ青なギザギザハートっぷり。でもその反抗的で攻撃的な態度には悲しみと絶望が見え隠れしていて、それが美しい翳りになっています。サラの壮絶な悲惨すぎる過去と家族関係は衝撃的。私なら精神を病むわ。「silent」の想くんなんて、サラに比べたら甘えてるな~と思います。深く傷ついても壊れたりしないサラの強さも、痛ましいけど魅力的でした。ちょっと蓮っ葉なビッチ言動とか、機嫌がいい時の皮肉なユーモアとかも、サラを悲痛なだけなヒロインにしてませんでした。

 今は亡き名優ウィリアム・ハートも若い!頭髪はもうかなりヤバくなってましたが。すごく優しそう、だけどかなり神経質でもある、といった複雑で深みのある役と演技も、やはり「silent」とは違います。愛する人を大事に思うあまり、相手の気持ちや立場を疎かにし無意識にコントロールや矯正をしようとする健常者の独善、驕り、上から目線の善意など、障害者との関りやインクルーシブ教育について考えさせられました。マーリーとハート氏のラブシーンも、ロマンティックかつ情感があって印象的。特にプールでのラブシーンが美しかった。大人のロマンスとラブシーン、これがなかったゆえに「silent」は、残念な少女漫画ドラマになってしまいました。

 ろう学校の授業の様子も興味深かったです。あんな風に発声練習とかやるんですね。ろうの生徒たちが明るくて、学園生活も楽しそうだったのが映画を救いのある内容にしていました。そして手話。日本手話とは違うアメリカ手話なので、もちろん全然チンプンカンプン。サラの手話はすごい高速でアグレッシブ。使う人の性格が出る手話、私は優しい手話を習得したいです。マーリーが母親役で出演している、2年前にオスカーの作品賞を受賞した「コーダ」も、近々観ようと思ってます。
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めめ婚!異能の初夜

2023-05-21 | 日本映画
 「わたしの幸せな結婚」
 鬼や妖など人に害なすものと対峙するため、古来より異能をもつ者たちに守られている国。異能の家系のひとつである斉森家の長女美世は、幼い時に母を亡くし、継母と異母妹から虐待を受けながら使用人同然の日々を送っていた。そんな中、美世は異能の名家久堂家の当主清霞の婚約者として、久堂家で暮らすことになる。はじめは冷淡だった清霞と、しだいに心を通い合わせるようになる美世だったが…
 ドラマ「Silent サイレント」で好きになったアイドル、目黒蓮の初主演映画。年をとったせいか、若い頃なら絶対に観に行くことはなかったであろう映画も、嬉々として観に行ってる今日この頃の私です言うまでもなくイケメン目当てなのですが、そういう映画のほとんどは〇〇くんカッコいい~♡可愛い~♡でもそれだけ、なんですよね~。内容だけだと、やっぱわしのようなおっさんには無謀な選択じゃったわ~と失笑&苦笑する映画ばかりです。この目黒くん主演作も、そのご多分に漏れることはありませんでしたぶっちゃけ、他愛もないアイドル映画。でも、それは想定内。感動とか衝撃なんか期待するほうが間違ってます。お目当てのイケメン、目黒くんがカッコよかった、それがすべて。それ以上でも以下でもない、それ以外の意味などない映画なのですから。

 目黒くん、やっぱいいですね~。優しそうで清潔感があるところ、長身でスタイルがいいところが、他の某事務所タレントとは違います。イケメンなんだけど、冷たい美貌の青年って感じではないので、冷厳な人柄の眉目秀麗な軍人役には正直、無理があったような気も。はじめっから全然冷たそうに見えないし冷たくもない、とっても善い人なので、何か思ってたような話じゃない?と戸惑いました。コスプレにしか見えない軍服と和服も、カッコいいというより滑稽なのが何だか気の毒で。ちゃんとした日本の青年将校の軍服と和装だったら、と思わずにいられませんでした。

 長い銀髪?もコスプレ感ありすぎ。目黒くんにはやっぱ黒髪が似合います。何であんな髪色なの?長すぎて闘いにくそう!切れよ!と思ってしまった激闘してもあまり髪は乱れず、きれいなままなのも笑えた。いちばんツッコミを入れたくなったのは、お風呂のシーン。お!アイドル、イケメン俳優といえばのサービス無駄脱ぎキター!と思いきや、異能を使ってお湯をわかすだけで入浴せず!おい!あと目黒くん、顔だけじゃなく声もキムタクに似てる?ボソボソ声、怒鳴り声がキム氏とカブったのは私だけ?アイドルのステージのようなコスプレも演技も悪くないのですが、俳優として資質もあり、もう20代後半でもある目黒くんなので、次はもっと高いステージの挑戦を期待したいです。


 美世役の今田美桜ちゃん、可愛いんだけど中学生ぐらいにしか見えなくて、こんな小娘と結婚、そして子作りとかマズいやろと思わずにはいられなかった。美世のウジウジしつつも、私けなげでしょアピールや、さりげなく男の“俺が守ってやらねば”本能をくすぐるカワイコブリッコ言動が、あざとすぎてイラっとしました。継母と義妹のいじめが大時代的なベタさで笑えた。ほとんどコント。

 目黒くん以外の男子が、ワタシ的にはかなりビミョーだったのが残念。清霞の恋敵的役の男子は、武田真治似?目黒くんのバーターで、某事務所の若い下っ端タレントも何人か出てたはずですが、目を惹く子は特にいませんでした。清霞率いる青年軍人部隊が、チャラチャラ軟弱そうな大学のサークルみたいで、こんな連中に国が守れるの?と失笑。美世を拉致監禁拷問した連中に清霞が激高し、異能で屋敷を燃やしちゃったりするのですが、あんな風に異能を恣意的に使っていいの?そのへんの法整備とかできてるのか気になった。パラレルファンタジーワールド+乙女ちっく少女漫画なストーリーと設定は、わしにようなおっさんには甘すぎるチョコレートみたいなキツさでした。明治・大正時代がモデル?ゾンビな展開も笑えた。ゾンビ、みんな好きですよね~。CGも戦いもショボくて、そんなので解決すんのかよ?!なラストにも失笑。
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イケメンロボットの誘惑!

2023-05-19 | 北米映画 15~21
 「Life Like」
 亡父の財産と会社を継いだジェームズは、妻のソフィーと広大な屋敷で暮らし始める。特権階級のライフスタイルを嫌がるソフィーのために、ジェームズはAI開発者の知人から外貌は人間そのものであるロボットのヘンリーを引き取る。有能で忠実、そして魅力的なヘンリーは、家事や雑用を完璧にこなすだけでなく、しだいに若い夫婦の秘められた欲望を刺激し始め…
 最近の映画で定番のネタとなっているAIもの。AIものって秀作も駄作も凡作も、内容や設定は大同小異なのですが、この作品はちょっぴり毛色が違ってました。人間とロボットがセクシュアルな関係になる映画って、あんまり観たことがないような。なので、若い夫婦とロボットが繰り広げる痴話とか性的シーンは、何だか新鮮でもありました。

 静かな忠実さと優しさ、そして美しい肉体で若い夫婦を惑わし欲情させるヘンリーが、フェロモンだだ洩れなセクシーすぎるロボットだったのが笑えました。あんな見た目に作るとか、明らかに性的使用も目的にしてるだろ。掃除洗濯料理に力仕事、車の修理も話し相手も何でもできて、しかも性感マッサージだけでなくセックスまでしてくれるイケメンロボット、まさに理想、ていうか妄想の産物ですね私も大谷翔平ロボットがほしいものですアフター・ヤン」を観た時も思ったけど、いつかはほぼ人間なロボットが売り買いされる世界になるのでしょうか。この映画のように、イケメンor美女のロボットも選べるとなると、モラル的に何だか気持ち悪い不健全な未来になっちゃいそうですね。

 この映画、かなり腐向けでもありました。ソフィーとはキスどまりなんだけど、ジェームズとはエロい行為をするヘンリー。バスルームでの全裸ラブシーンは、なかなか大胆でドキドキ。セックスシーンそのものはない(ヤッたという想定の、いわゆる朝チュン)のですが、若い男ふたりの美しい肉体がもどかしくじりじりと近づき、ついに唇も秘部も…なプロセスが、なかなかソソる演出でした。
 若い夫婦とロボットの性的な三角関係とか、なかなか斬新な設定。でも、期待したようなドロドロした不道徳で禁断な展開には全然ならず、物足りなさもハンパなかったです。ラストに明かされるヘンリーの秘密は、これまたAIものにはかつてなかったような驚き…というより、え?は?そんなんありえんやろ、な失笑もの。大真面目な悲劇の結末が、返って滑稽でした。いくら何でも無理がありすぎる。最後まで気づかなかったジェームズ夫妻、信じられないほどのお人よしなバカです。

 ジェームズ役のドリュー・ヴァン・アッカーが、すごくカッコカワイいイケメン。爽やかで優しそうなアメリカン青年だけど、どこか悲しそうな瞳と風情が母性本能をくすぐる系。ヘンリー役のスティーヴン・ストレートも、なかなかセクシーな男前でした。二人とも驚くほど脱ぎっぷりがよく、必要以上に素っ裸になってました。どちらもすごい肉体美で眼福。二人とも美尻!主な舞台となるジェームズ夫妻の屋敷が、よくあるアメリカの成金のゴージャスで俗悪な豪邸ではなく、どこかイギリスの美しい田舎にある貴族の館みたいで素敵でした。
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silent ①~⑤ 恋しさと静けさと未練がましさと

2023-05-15 | 日本のドラマ(連続)
 今さら感ハンパないけど、去年話題になった連ドラ「silent サイレント」観始めました(^^♪最近再開した手話の勉強も兼ねて
 ※注 ドラマに感動したファンの方々は読まないで~💦

☆めめ
 ヒロイン紬の恋人、想役の目黒蓮がカッコいい!顔が若い頃のキムタクに似てる?キム氏は今も昔もチビで貧相で性格も育ちも悪そうだけど、目黒くんは長身でスタイルがよくて優しそうで品がある!某事務所のタレントには珍しいタイプ?目黒くんが所属してるグループ、雪男か石なのかいまだにどっちだったけ?な私ですがそのグループのデビュー曲“DD”は好き♬彼の演技、初めて見るのですが、いい感じじゃないですか。繊細な優しさや苦しさが、喋っても黙ってても魅力的に伝わってきます。これも某事務所タレントらしからぬところ。

☆紬が…
 ヒロインの紬役は、最近ドラマの主演女優にのし上がってきた川口春奈。美人だけど、顔が濃ゆいですね~東南アジア系の美人?薄い目黒くんと対照的。フリーターなのに何だかいつも可愛いおしゃれな服を着てて、待ち合わせはいつもおしゃれで高そうなカフェを使ってるのが気になる。

☆最凶キャラかも
 紬の今カレで、想の親友だった湊くんが、き、キモい!ダメだ~!私の超苦手なタイプ!見た目も人柄も言動も!湊くんの紬への細かすぎる優しさ、怖いんですけど!戦慄度は「流浪の月」のDV男以上の高さかも。湊くん、きっとサイコパスなんだよね?後で紬にも想にも異常なことをしてくるんだよね?と期待してたんだけど、どうやらそうではなさそう。ひょろひょろの体といい幼い顔といい、子どもみたいで恋愛ドラマのキャラとして違和感も。川口春奈と同級生設定、無理がありすぎるやろ~。どっから見ても姉弟。

☆恋しさとせつなさと心強さと~♪
 想の母役が篠原涼子なのが驚き。篠原さん、もうそんな役やるようになったんですね。お母さん役。主役を張れなくなった女優の典型的路線を、彼女もついに選んだようですね。
☆手話の先生もキモい
 湊くんが居酒屋で知り合った男性が手話の先生、とか失笑ものなありえなさ。この先生が何か気どったエラソーな感じ、しかも意味深にワケアリ感も出してくるので不快。

☆おまえ、うるさい
 想が聴覚障害になったことを知らない紬は、想を待ち伏せて一方的に詰問。聞こえない想はプッツンして、手話で紬を罵倒。その時の手話、いつか使ってみたいです。
☆弟も苦手
 紬の弟、いったい何者?独特のファッションといいメイクばっちり顔といい、姉との会話の内容といい、ゲイなの?LGBTネタもぶっこんでくるのかな。弟、湊くんのことが好きっぽい?でも萌えないカップリングだわ。湊くんも実は想のことが好きなのかな、と思わるものがあるのですが、湊くんがあの風貌なのでこっちも妄想を楽しめないカップリング。

★総括
 私の周囲の観た人はみんな、感動したとか泣いたとか言ってたんだけど…私、やっぱ骨の髄まで冷血人間泣けるどころか、登場人物たちの言動にすごい違和感と疑問ばかり覚えてしまって誰一人共感も好感も抱けなくて、そんな自分にも嫌悪。
 想、確かに突然の失聴は辛いでしょうけど、周囲は優しい人ばかり、愛してくれる人ばかり、しかもルックスにも恵まれて、すごく幸せですよ。話せるのに話したくないから話さない、というのが何だか引っかかります。誰も彼も想に気を使いすぎ。あれも一種の障害者差別なのでは。ビシっと厳しく叱咤してくれる人が想には必要なのでは。
 想に紬を返そうとする湊くん、あれって本当に愛なの?優しさなの?まったく人間的じゃなくて、ほんと気色悪いです。湊くんの異常さを筆頭に、みんないい人すぎて返って気持ち悪いんですよね~。ハマれないので辛いです…

 ↑ 目黒くん主演の7月スタートの連ドラ「トリリオンゲーム」あんまり面白くなさそうだけどとりあえず第一話はチェック(^^♪新境地か、某事務所仕事のまんまなのか。それにしても働きすぎ?倒れないか心配
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ソーホーで娼年

2023-05-11 | イギリス、アイルランド映画
 「Postcards from London」
 田舎からロンドンのソーホーにやって来たジムは、路上で所持金を奪われ無一文になる。そんな中スカウトされ生活のため男娼になったジムは、その美しさでインテリや芸術家たちを刺激し魅了する。ジムには素晴らしい芸術作品を見ると気を失うという持病があった…
 「キングスマン ファースト・エージェント」や「ザリガニの鳴くところ」そして「逆転のトライアングル」など、最近売れっ子のイギリス俳優ハリス・ディキンソン主演作です。ちょっと、いや、かなりユニークな作品でした。ハリディキは田舎からロンドンに出てきた青年役で、スカウトされてソーホーで男娼になるのですが、男娼といっても男相手にセックスするというより、芸術家やアート好きのおじさん相手にコスプレやモデルをするのが仕事、みたいな感じでした。なので、「娼年」や「エゴイスト」みたいな男同士のラブシーンやラブストーリーを期待するとガクっとなります。


 BLちゃうやん!でも、ハリディキはすごくカッコカワいかったです。顔だけだと高校生みたいです。撮影当時は21、2歳ぐらいなので、26歳の現在よりさらに幼く見えるのも当然か。イケメンなんだけど、何だかすごくトボけた顔で、どんな時もだいたいキョトンとしてるのが可愛い。そしてハリディキといえば裸。この映画でもガンガン脱がされてました。ほぼ半裸といっていいほどに。男性キャラの美しい裸体が必要な監督にとっては重宝する俳優なのでは。最近は女優だけでなく男優まで、おいそれとは脱いでくれなくなってますからね~。そんな味気ないポリコレ風潮などどこ吹く風、キョトンと脱ぎまくるハリディキが好きです。服着てるとスラ~とした細身なのですが、脱ぐと胸は厚く腕は太いマッチョな肉体美はまさに眼福で、劇中でアートなおじさんたちを虜にするのも納得の芸術的な完璧さ。

 どの出演作でもだけど、ハリディキの裸体ってセクシーだけどエロさは全然なく、地味で色白なためかすごく清潔感があります。見た目は地味で薄いけどクセが強い役が多いハリディキですが、どんな役でも汚らしくならないのはその透明感ある風貌のおかげでしょうか。あと、彼のファッションがおしゃれでした。色白&スマートな長身長足だからこそ似合う個性的な型や色のシャツやパンツ、あれキムタクとかが着たら大事故になりますよ。

 ハリディキのアートコスプレも楽しかったです。カラヴァッジョの「聖セバスティアヌス」と「奏楽者たち」の再現シーンが特に好き。ソーホーでの現実と、スタンダールシンドロームを起こして気絶したジムの夢?の中のシーンが交錯する構成になってるのですが、夢の中でカラヴァッジョがジムたちイケメンをモデルにして絵を描くシーンと、カラヴァッジョの怒りっぽいキャラが面白かったです。カラヴァッジョについて無知な私、あの有名なメデューサの絵も彼の作品なんですね!

 ソーホーでの現実さえ何だかファンタジー?思えるほど、男娼たちがたむろするクラブや屋上、路地も異空間のような構造と色彩のセット。ロケ撮影は全然なく、演技も演出もまるで舞台劇みたいでした。せっかくロンドン、ソーホーが舞台ということになってたので、イギリス好きとしては残念。ほとんど男しか出てこないボーイズ映画で、ハリディキを囲む男娼仲間や(帽子の子が可愛かった。誰?とチェキってみたら、ジョナ・ハウアー・キングくん、近日公開のハリウッド実写版「リトル・マーメイド」の王子さま役に抜擢されてた!)美術ディーラーの黒人など、ブサメン厳禁なイケメン映画でもありました。なのでやっぱBLじゃなかったのが惜しまれます。男娼たちも妖精?実在しない妄想?みたいな不思議さでした。あと、芸術を語る台詞が私には高尚すぎてワケワカメでした

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奥様に捧ぐ肉体

2023-05-07 | 韓国映画
 「愛に奉仕せよ」
 田舎に残した妻子のために出世を願う模範兵のムグァンは、師団長宅の炊事係に任命される。師団長の妻スリョンは、夫の出張中にムグァンを誘惑し…
 韓流時代劇ドラマ「七日の王妃」を観てチョアチョア~になったヨン・ウジンが、上官の妻と道ならぬ恋に落ちる軍人を演じた不倫ドラマ。ウジンくん、やっぱええわ~イケメンとか美男ではなく、ちょっとイモっぽくて素朴なところが親近感を抱かせるけど、長身で小顔でスタイル抜群なところは非一般人男子で、可愛い童顔だけどすごく男らしいところが私にはドストライクなんですよ。チョン・ジョンミョンとちょっとカブるのですが、カッコカワイいだけで終わってしまいそうなジョンミョンと違い、ウジンはやってくれましたよ。大胆でエロい全裸濡れ場を!

 全裸ズコバコ演技。それはかつて、人気韓流男優が一回はやっておかねばならない?儀式でした。それは韓流映画の魅力のひとつだったのに、悪しきポリコレの風潮のせいか、すっかりエロスは廃れてしまい、韓流俳優といえばのサービス無駄脱ぎさえほとんど目にすることもなくなっているという、何とも味気ない残念な状況に嘆いていましたが、久々にキター!!まだ無名のイケメンとか見た目も年齢もビミョーな演技派とかではなく、人気も知名度もルックス偏差値も高い人気スターが全裸ズコバコ、というところが邦画にはない驚喜なのです。今回は好きになったばかりのウジンだったので、ジョイフルさもひとしお。

 上官の妻に命令され、軍服を脱ぎ全裸になるウジン。いかにも見せるために鍛えた、不自然なまでにバキバキな筋肉ボディとか、お手入ればっちりなツルツル美肌ではなく、スレンダーだけどほどよくムッチリガッチリしてる裸、浅黒くてちょっと粗い肌は、私には理想的な男の肉体。足が長い~!軍服も農民服も似合う!左右の大きさがちょっと違う目も個性的。奥様を悦ばせる性の忠犬となって、アンなことコンなことに励むウジンくん、なかなかの捨て身っぷりでした。観る前は、どうせ大したことないんだろうなとタカをくくってたのですが、どうしてどうして。いい仕事しましたねウジンくん!

 これでセックスしてる、したと?!なラブシーンには失笑、うんざりするばかりですが、ウジンくんの脱ぎっぷり、濡れっぷりはリアルでエロい!ケツもばっちり出して、腰をグアングアンと動かしてました。若い男ならではの激しさ、猥雑さ。テレビドラマの彼が好きな乙女淑女韓流ファンには、かなりショッキングな姿かも。ボカシありの濡れ場は、何だか昭和のロマンポルノ風で懐かしくもありました。

 はじめは保身と野心のために奥様の性奴隷を務めていたけど、だんだん奥様との間に情愛も生まれ、関係が恋人同士に進展すると、セックスの主導権を握るウジンがこれまたエロカワイい!激しく奥様を貫きながらの♂な言葉攻めが最高!人の善い素朴な年下の男が、セックスの時にはケダモノになるとか妄想のようなシチュエーション。

 全裸ズコバコ演技も瞠目ものでしたが、ウジンのアタフタドタバタしたコミカルな演技も可愛かった。シリアスな映画かと思いきや、想定外のほとんどコメディな内容&演技でした。ジャンル的には艶笑喜劇といっていいかも。スリョンのパワハラ誘惑とか、ムグァンと妻の初夜とか、まさにそんな感じ。原作では舞台は中国らしいけど、この映画では架空の国、つってもほぼ北朝鮮。私たちからしたら大時代的で謎すぎる価値観や風習も、皮肉に滑稽に描かれていました。

 ↑ こう見えてもう40歳なウジン、チョン・ジョンミョン主演の懐かしのドラマ「シンデレラのお姉さん」に出てたらしいけど、ぜんぜん覚えてない💦キャラちょっとカブるけど、ジョンミョンとまた共演してほしいものですていうかジョンミョン最近ぜんぜん見ないけど、仕事してんの?
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ながれぼしが堕ちた村

2023-05-04 | 日本映画
 「Village ヴィレッジ」
 霞門村のゴミ処理場で働く優は、過去に父親が起こした事件のせいで村八分にされ、母親の借金も抱えて絶望的な日々を送っていた。そんな中、東京から幼馴染の美咲が村に戻ってくる。優は美咲と愛し合うようになり、彼女と幸せな未来を築こうとするが…
 再来年のNHK大河ドラマの主演に抜擢されるなど、このところ勢いが破竹な横浜流星。彼も出世しましたね~。つい数年前は、無名の俳優やタレントに交じって芸能界筋肉番付みたいなバラエティで、裸になって腹筋とか跳び箱とかさせられてたのに。その頃からすごい美男子だなと思ってましたが、私が苦手なタイプの美形でもあったので、そんなに気になる存在ではなかったのですが、DVストーカー男を怪演した「流浪の月」を観て、いい役者じゃん!と感心して以来、すっかりお気に入りの俳優になってしまってます。この新作も、内容といい流星くんのヴィジュアルといい、面白そう!と公開を楽しみにしていました。で、どうだったかというと…

 流星くん、すごくよかったです!やっぱ彼、いい役者!今や若手イケメン俳優って、誰が誰だかわかんなくなるほどウジャウジャわらわらいて、まさに群雄割拠な激しい競争状態にありますが、流星くんはそこから頭ひとつ抜けた感じがします。美しさと演技力の両方を具えてる若手イケメン俳優って少ない、ていうか、才能や気概はあってもそれを活かす機会が日本の映画やドラマにはない、というほうが正しいのかな。そんな中、流星くんは安易で無難な作品ではなく、なかなかユニークな仕事を選んでると思います。役も演技も、他の同世代の人気イケメン俳優はやらないような挑戦的志向。この映画でも彼のそんな方向性を見てとれました。

 絶望に若さも人生も蝕まれ、心が朽ちた感じを目つき、ボソボソ声や雰囲気でよく表してました。まさに陰陰滅滅。暗い狭いゴミ部屋で、汚い布団の中で煙草吸いながらスマホでゲームしてる姿とか、フツーの男だったら見るに耐えぬ醜さですが、不思議と流星くんってそういう姿が似合ってて、かつ色っぽく見えるんですよね~。甘い退廃の匂いがするんです。こぎれいなイケメン役、いい子な役より、ちょっと崩れた饐えたような役のほうが断然イケてます。中盤、人生をやり直す希望とチャンスを与えられ、見た目もキャラも別人のような爽やか美青年に変貌する流星くんなのですが、ボサボサ髪と無精ひげのどよよ~んな流星くんのほうが、私には魅力的に見えました。あと、スネ毛が濃ゆいのも何かエロい流星くんです。

 それにしても。流星くんってやっぱ、類まれな美男子。どんなシーンでも、死角なしの美しさです。さすがに若いので、肌に艶があって時々あどけなく見えることも。ブサイクに見えるシーンは一瞬もないけど、私が苦手な美しさだなとはやはり思った。いい演技だなと思ったのは、違法埋め立て発覚後、レポーターに絡まれて始めは感情を抑えてたけど、親のことを持ち出された途端にブチギレるところ。顔も声も怖かった。あと、車を運転しながら美咲の弟に偽証を必死に下出になって懇願、断られるとブチギレるところも。「流浪の月」もそうでしたが、流星くんの不穏で激烈なブチギレ演技がホラーで好きです。

 この映画の優もですが、優しすぎる美男美女って不幸になりやすいんですね。もし優が性悪で非情で狡猾な青年だったら、あんなどん底生活は送ってなかったでしょうし。優ぐらいの美貌に恵まれてたら、ゴミ廃棄所で奴隷労働なんかしなくても、都会でいい暮らしできるはずだもんね。
 タイトルにもなってる村が、思ってたほど怖くなかったのが肩透かし。閉鎖的でおどろおどろしい人間関係や因習とか特になくて、あれぐらいの田舎ならK市の郊外と大して変わらないと思いました。せっかくの能も、うまく物語に活かせてなかったような。

 美咲役の黒木華、風貌も森少女なファッションも苦手。流星くんのほうが美人で肌がきれいだった。古田新太、杉本哲平、中村獅童、木野花など個性的なベテランよりも好助演だったのは、村長の息子役の一ノ瀬ワタル。イカつくてゴツい悪役レスラーみたいな風貌での卑劣下劣な言動、悪虐っぷりは笑えるほどの非道さでした。映画の冒頭、家に火をつける優の父役が、淵上泰史だったのが驚きでした。久々に見たフッチー、やっぱ可愛いイケメン!チョイ役で残念。

 ↑ ボクサー役の新作映画「春に散る」も楽しみな流星くん。安易なヒット狙いの映画やドラマは他のイケメンに任せて、美しき独自路線を突き進んでほしいものです
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